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ちなみにクレステッドがふかさんと予想している。
蕎麦さんは同村久々だからどうかなー、分かるかなー。
えんじゅさん達が読めたら消去法でいけるかもしれない。
― キサン・工房 ―
[受注品を確かめるために手に取るサシャ>>21をじっと見遣る。
体格に比べればやや大きく、重そうにも見えるロングソード。
けれどそれを扱う姿は、剣に振り回される素振りなどまるで無い]
それは何よりだ。
しばらくはその剣で良いだろうが、成長につれてグリップが合わなくなってくるはずだ。
握りに違和感が出始めたらまた持って来い。
[良い感じだと笑顔で応じるサシャ>>22に、チャールズもまた笑みを返す。
作ったロングソードは今のサシャの手に合わせて作ってあるため、成長して手が大きくなれば、握りにくさが出てくるはずだ。
持ってくれば直してやる、と告げながら、カウンターに置かれた料金を受け取った]
[初対面の時は精一杯に背伸びをしてカウンターを叩いていたサシャも、今ではカウンターに代金を置くのも容易いほど成長した。
周囲に比べればまだまだ小柄ではあるが、彼も着実に成長している。
今渡した剣も直ぐに使いこなすことだろう]
弓の調子はどうだ?
もう少し張りを強くすることも出来るが。
[彼らの一族が狩りに使用する弓。
彼らも普段の手入れは欠かしていないだろうが、職業柄その状態がどうなっているかは気になるところ。
サシャが背負う弓に視線を向けながら、弓の調子を問うた*]
― キサン・工房 ―
[嬉しそうな返事>>27には、うむ、と諾を返し。
弓は問題無い>>28という言葉にも、そうか、と相槌を打った。
次いで潜められる声に、聞き漏らさぬよう耳を欹てる]
……変な奴、か。
スミ湖まで出る用事は今のところ無いが…いつこっちまで出てくるかも分からんしな。
用心しよう。
[まだ自分の下へは届いていなかった噂を耳にし、僅かな思案。
忠告には是を返し、万が一はと言われて小さく笑みを返した]
そうだな、その時は頼むとしよう。
[逞しくなったものだと思いながら言葉を返す。
頼るかどうかは別として、その心遣いは嬉しいもの。
尤も、当の昔に一線を退いた身とは言え、そこらのゴロツキに遅れを取るほどではない。
武器を鍛えるのも相まって、筋肉の衰えは最小限に留まっており、武器を振るうにも差し支えなく。
万一があれど対処は可能だ。
唯一の不安は軍属時に負傷した左足。
歩く時もややぎこちないことは、親しい者であれば周知の事実だった]
サシャも気をつけるんだぞ。
[手を振り工房を後にするサシャにそう声をかけながら見送る]
[立ち去り行くサシャと入れ替わるようにして徒弟が買出しから戻って来た]
よし、休憩にするか。
[買出しの品を受け取り食品以外を所定の場所へと片付け。
作業場の更に奥にある休憩所へと向かい休息に入る。
今日のメニューはスミ湖で獲れた魚を使った、焼き魚と野菜のサンドイッチ**]
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そーいえばふかさん前にクレステッド使ってたなー。
となるとどっちかってーとフランツかなー。
ところでフランツのとこの食堂、東側ってことはキサンから遠いなwww
気軽に行けねぇぜ…。
週一くらいで礼拝には行ってるから、その時に寄ってることにするかなぁ。
― キサン ―
[休息後しばらくして、町中が俄かに騒がしくなった。
研磨を続けていたチャールズの視線を受けて、徒弟が店の外へと走っていく。
徒弟が戻るより早く、研磨を一段落させたチャールズもまた、ゆっくりとした足取りで店の外へと足を向けた]
……化け物?
[戻って来た徒弟と外で合流し、大工から知らされたと言う話を聞く。
先にサシャから聞いた話に似たそれに、チャールズは小さく唸った]
聖殿には?
[伝わっているのかと問うと、別の大工が向かったらしいことを徒弟から聞く。
現れた化け物の数や、徘徊範囲がスミ湖に止まらないとなれば神殿への避難も必要となってくるだろう]
避難指示が出たら他の者達を誘導しながらセーファへ行け。
俺はスミ湖に行って来る。
ゲオルグのことだ、大立ち回りをしてんだろう。
[数が多いとなれば腕っ節の強いゲオルグ達だとしても一苦労だろうと。
徒弟に避難時の指示を出して、チャールズはゲオルグに加勢すべく湖へと向かう準備を始める]
[荷を運ぶ時に使う馬に出来の良いロングソードを2振り括り付け、短弓2張りと矢筒2本を左肩に掛ける。
そして背には柄の長い大きな戦槌を負った。
殴打面の反対側は鉤爪状になっており、戦槌の先端には棘状の突起が付いている]
化け物か……何かの前兆か?
[それとも既に何か起きているのか。
そんな思考もそこそこにチャールズは馬上の人となり、馬の腹を蹴り町から駆け出した。
キサンからスミ湖まではそれなりの距離がある。
ゲオルグ達が川を挟んだ反対側に居るとなれば、更に移動距離が伸びる。
それまで彼らが耐え切るのか、それとも果敢に化け物を駆逐してしまうのかは到着してから目の当たりにすることになる*]
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天寿を全うした箒…www
明日の朝で開始だから、今日のうちにセーファに移動しなきゃか。
最低限寝る前には移動ロールだな。
― キサン→スミ湖の途上 ―
[スミ湖に向け速度を上げる馬上から、遠くに上がる土煙>>51を見つける。
ガラゴロと響く音はこちらへ向けてその存在を主張するよう。
どうやら目的の人物達はチャールズと同じく最短距離を辿ってきたようだ]
ゲオルグ、無事か。
[手を振る姿>>52を見止め、立ち止まったゲオルグ達へと近付き声をかける。
横を通過していった荷馬車を一度見遣った後、視線を再び彼らへ]
伝達を聞いて来てみたが……大層な化け物が居たみたいだな。
良く逃れてきたもんだ。
[抉られ先端が折れたらしき丸太にも視線を向けて、感嘆めいた息を漏らした]
最近湖の周辺に変なやつがうろついてるってぇ話を聞いたが、お前が遭遇したやつがそれみてぇだな。
化け物って言うからには人じゃあねぇんだろうが…。
どんななりだった?
[この辺りで何かが起きているのではと感じ、それを確かめようと問いかける]
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サシャの持ち上げこの>>49
だが歴戦の猛者になるほど軍属経験はないぞ多分ww
10代後半から属したとしても23歳くらいには退役してるはず…。
職人修行は最低でも5年予定。
軍属もそれこそ5年程度じゃないかね。
― キサン→スミ湖の途上 ―
[ゲオルグの怪我>>66は深刻なものではないよう。
それに安堵を覚えつつ、問いの答えを濁すような様子>>67にチャールズは訝しげな表情をした。
見た方が早い、と示される方へと顔を向けると、チャールズの瞳は見定めるように細まる]
……なるほどな、戦略的撤退は理に叶ってもよさそうなもんだが。
[それらはそう考えるのも道理な姿>>68をしていた。
これが人為的なものであるならば、明らかに人の所業ではない]
あぁ、わざわざ町に招く必要は無ぇ。
ゲオルグ、お前の弟子の中に剣を使える奴は居たか?
[頼まれてくれるかと問う声に是と視線を返し、馬に括り付けた2振りの剣を外す。
扱いに慣れていなくても振り回す膂力があるならば剣を貸し与える心算だ。
ゲオルグが使うと言うなら勿論貸す心算]
[短弓は乱戦になることを考え、使わずに馬に括り付けた。
馬はセーファの方へと進路を向けさせ、駆けるよう追い立てる。
セーファに避難した徒弟が馬を見つけたなら確保してくれるはずだ]
このなりで水から離れても動けるってぇのは厄介だが……。
えら呼吸だってぇなら、長くは持たねぇだろ。
[その予測が当たっているかは知らないが、軽口のように言って背負う戦槌に手をかける]
セーファへの避難が始まってる。
とっとと片付けるぜ。
[ぶん、と重々しい風切り音を響かせながら、魚を模した姿の化け物へと戦槌を振り下ろした]
― キサン→スミ湖の途上 ―
人には得手不得手がある。
お前なら俺と同じ戦槌の方が合ってるかもしれねぇな。
[剣をゲオルグの弟子へと貸し与える傍ら、手に合わないと言うようなゲオルグ>>89に笑って言う]
万一を考えたんだろう。
賢明な判断だと思うぜ。
[避難についてはそう返して、弟子へと気合を入れるゲオルグの声を聞きながらチャールズは戦槌を振るった。
その音を聞いて愉快と笑うのが聞こえ、思わず喉奥で、くっ、と笑う。
酒場でのことでもそうだ。
ゲオルグはいつも明るく楽しげにしている。
それに釣られ、普段ならば喧嘩等は仲裁に回る側であるにも関わらず、大立ち回りに付き合ったこともあった]
そうだな、このでかぶつが一番の問題だ。
いっちょやってやるか。
[ゲオルグの言葉と目配せ>>90に口端を持ち上げる。
初撃で殴り飛ばした小型の化け物の追撃はゲオルグの弟子に任せ、大型の化け物へと迫るゲオルグの後に続いた。
彼が丸太で脛を違わず打ちつけ、よろめかせた化け物の正面で頭上に掲げた戦槌を振り回し]
せぇいや!
[化け物の右側から戦槌の殴打面を勢い良く振り抜く。
酔っ払い相手の時は片手で酒瓶を振り抜いたが、今回は重量もあり勢いの乗った戦槌。
足元を覚束無くさせられた化け物はその衝撃に耐えられずに地面へとその身を投げ出した]
まだまだぁ!
[右へと振り抜いた戦槌を、弧を描くように頭上へと持ち上げ、地面に転がる化け物へと振り下ろす。
戦槌の重量も加わった一撃が化け物へと襲い掛かった]
[しかし]
───ぬぅ!
[化け物は転がりながらも骨剣を掲げ戦槌の一撃を受け止める。
更にはこちらが戦槌を引くよりも早く骨剣を跳ね上げ、今度はチャールズが鑪を踏んだ。
踏ん張りの利かぬ左足が浮き、後方へとずり下がる]
― キサン→スミ湖の途上 ―
[弾かれたチャールズと入れ替わるように、ゲオルグが丸太を振り回し化け物へと叩き付ける>>110。
大工故に木の扱いは慣れている、と括ってしまうには無駄の無い動き。
天性の戦いの才でもあるのかもしれない]
ありがたい。
[ゲオルグが化け物へと躍りかかる隙に戦槌を持ち直し、呼吸を整える。
それと前後して、セーファからの援軍>>103が辿り着き、ゲオルグの弟子達が相手をしていた小型の化け物共を矢で射抜いていった。
感謝を瞳に込め視線を一度向けた後、大型の化け物へと向き直る]
ゲオルグ、裏から下を。
[度重なる打撃でふらつきながら立ち上がる化け物を前に、チャールズは短い言葉でゲオルグに狙いを告げる。
巨漢の酔っ払いを相手にした時のもう一つの連携。
後方から足を払うと同時に、正面から胸元を狙い打ち倒す、止めの一撃。
チャールズは戦槌を中段に構え、化け物のやや左に立った]
そおぉれぃ!!
[ゲオルグと呼吸を合わせ、戦槌を後方へと振りかぶる。
滑り込むように一歩、左足を踏み出し、腰を捻った後、捻った腰を戻しながら化け物の胸元目掛け戦槌を振り抜いた。
踏み出した左足で必死に地面を踏み締める]
[上下で逆方向の力をかけられた化け物は、胸と足に衝撃を受けると共に空中で半回転。
頭から地面へと落ち、身動ぎするようにピクリと身を震わせた後、動かなくなった。
やがて、その巨体は大きめの魚へと身を縮めていく]
───これが正体か。
[自然発生とは思えない化け物の正体は、見た目の通り魚だった。
誰が、一体何のために、と一度思考が疑問へと囚われかけたが、周囲の化け物の片も付いたことに気付き意識を戻した]
一先ずは片付いたか。
ゲオルグ、問題ねぇか? お前らもな。
[ゲオルグに怪我等の状態を確認する。
弟子達にも声をかけながら、貸し与えた剣を回収した]
聖殿の騎士殿らか。
助力感謝だ。
……今回のこと、何かしら原因らしきものは掴めているかね。
[加勢してくれたカスパルに礼を言い、何か情報が得られていないかを訊ねる。
問いや会話は移動しながらになるか。
やがてチャールズはゲオルグ達と共にセーファへと辿り着き、跳ね上がる橋の中へと収まることとなる**]
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