情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
さて、君の恋の行方は────
[目の前のテーブルにタロットカードが規則正しく並ぶ。
期待の眼差しを向けてくる女性に一度視線を向けてから、メレディスはゆっくりとカードを捲っていった**]
/*
ねむねむしながら肩書きに悩んでおりました。
どうも、龍猫です。
また妙な設定でやっております(
ちょっとね、今回の戦い方には元ネタあるんだけど、まるっと被らないようにはしたいな。
元ネタ知ってる人いるか知らんけど!w
/*
種族は一応決めてて、精霊の眷属なんだけども。
種族名をまだ決めてないのだよねぇ。
いっそ、無い、でも良いんだけど(
それから記憶喪失の原因は、絆石取得時の属性バランスが悪かったせい、ってことに。
この村では明確に属性の対立とかやらなくて良いのかもだけど、うっかり『対ならざる対』の組み合わせで取っちゃったんだよね。
要は未熟が故の暴発だぁね。
互いを抑えられるはずが出来なくて、パンッ、と。
そんな感じ。
と、つらつら書いてそろそろ寝よう。
3時になるで…(滅
─ かつて訪れた街 ─
[占いを求める女性達が立ち去った後、メレディスはカードの手入れをしながら得られた情報の整理をしていた]
3年前、ここに来た時には絆石は持っていなかった。
ここに来る前は北の方に居たらしい、と。
次はそっちに行ってみるかぁ。
[いつしか旅はこれまで通ってきた場所を遡るものとなっていた。
このまま戻っていけば、いつかは故郷となる場所に辿り着いたりするのだろうか。
そんな推測を頭に巡らせた時、風が声>>5を運んできた]
───── ありゃあ、
[ぽつりと声を零してメレディスは後頭部を掻いた]
大きな遠回りになりそうだ。
[仕方が無い、と小さく息を吐く。
『世界軸』の場所は、いずれ行くのだからと親切なおばさんが懇切丁寧に教えてくれた。
迷わず辿り着くことは出来るだろう]
何で僕なのかは分からないけど、行くしかないよね。
[失われた記憶の中にその理由はあるだろうか。
そう思うこともあるが、記憶が無い今、考えても詮無いこと。
召集に応じるため、メレディスは荷を纏め早々に街を出た]
[目指すは世界の中心に立つ巨大な柱*]
─ 回想/5年前 ─
[その当時は目的の無い、当て所ない旅路だった。
気の赴くままに渡り歩き、占いやトランプで路銀を稼ぐ生活。
時には怖いお兄さん達に追われる時もあったが、それはそれで楽しんでいた。
雪原地帯を訪れたのもそんな旅の最中のこと]
うひー、さっむいねぇ。
この先に集落があるって言ってたけど、ホントかな。
[その場所を目指したのは一つ前の町で聞いた話に興味を持ったからだ。
曰く、雪原地帯には氷人族と言う一族が住まう郷がある、と。
旅をするからには色々な人と出会うべし、と定めているメレディスがそこに向かわない道理が無かった]
どこまでも白すぎて方角に自信がなくなってきたぞ…。
一旦戻るのも手 ─── ぶわっ、
[足跡が残る後方を振り向きかけた時、メレディスを雪混じりの突風が襲う。
時間にして数秒続いたそれが止んだ時、メレディスは見事に雪まみれとなっていた]
……なんか、ついてない予感。
[後方を振り返ると、それまでついていた足跡が綺麗さっぱりと消えている。
身体についた雪を払い落としながら、メレディスは小さく溜息をついた]
ひとまず言われた方向に進むとするか。
[そうしてひたすら進んだ結果、若干遭難しかけながらも目的地には辿り着けたのだった]
[辿り着いた郷に住まう人々は、透き通るような色味をしている者達が多かった。
メレディスも色素は薄い方だが、それ以上に透明感がある。
どこか神秘的な雰囲気さえ漂う者達が集うその郷で、メレディスは先ず泊まることが出来る場所を探した]
しばらく滞在したいんだけど…。
[自己紹介と訪れた目的を説明した後、郷の者達にそう声をかけていく*]
/*
ちょwwwwwwwwwww
麓の話聞いてない予定で書いてたら、メモwww
予測されてたwwwww
いや、知っててこっちの郷に来たパターンもあったのよ!
─ 回想/5年前 ─
[滞在するなら先ず長に、と。
話を聞けばそんな言葉がよく返る。
この郷に宿屋のようなものは無いらしい。
そうしていくらか話を聞いていると、1人の少年>>78がメレディスへと駆け寄ってきた]
……麓の方?
[あれ?とメレディスは首を傾ぐ。
氷人族の郷がある、と聞いただけで、それが複数あるとは思っていなかったのだ。
町で教えてくれた人も、もしかしたら麓の方のことを言っていたのかもしれない]
もう一つ郷があるとは知らなかったよ。
実は来る時に少し迷っちゃってね。
麓の方から逸れてしまったみたいだ。
[少しどころの迷い方ではないことは、住まう彼らには気付かれるかもしれない。
方向音痴と言うわけではないのだが、慣れぬ白銀の景色に惑わされていたのだった]
いやぁ、無事にここに辿り着けて良かった。
滅多に来る人が居ないなら、僕はその稀少な一人になれるわけだね。
君達に出逢うことも出来たし、これほど光栄なことはないよ。
[そう言って、にっと口端を持ち上げる]
君の父君のところに……と言うことは、父君が長殿かな?
他の人達にもそうしろと言われてるし、案内してもらえるならありがたい。
世話になるよ。
雪の中を歩いたというか遭難したと言うか…。
あぁ、お風呂に入れるのか、早く温まりたいよ。
何から何まですまないね。
……君の家にしかお風呂は無いのかい?
[うちに来れば良い>>79と言ってくれた少年にメレディスは感謝を告げ、差し出された手にそっと自分の手を重ねる。
風呂の話に疑問を返したりしながら、小さな手が自分の手を引いて行く中、向けられた自己紹介に改めて彼を見た]
僕はメレディス・ガダーニエ。
メレディスで良いよ。
よろしく、ユウ。
[ユウに案内され長の下へと向かい、事の経緯と自己紹介をした後、滞在の許可を貰った。
この郷の生活を体験したいからと、滞在したのは約1ヶ月ほど。
それなりの長さであるため、滞在中世話になる見返りとして旅先で手に入れた物をいくつか譲ったり、郷の人達の手伝いなどをした]
[子供達にはメレディスが体験して来たことを聞かせたこともある。
彼らは郷から出ることが無いらしく、男女問わず外の話に興味があるようだった。
ユウはその中で一番目を輝かせていたように思う。
郷の子供達とは別に、滞在する彼の家で更に旅の話をすることもあった]
『世界軸』は流石に知ってるかな。
僕はあの近くから旅を始めてね。
ようやく、いや、もう5年になるかなぁ。
あちこち旅した心算だったけど、地図上だとまだ1/10も回れてないみたいなんだ。
ま、1つの街に滞在する期間が長いせいなんだけどね。
世界ってホント広いよねぇ。
[しみじみと言う様子は望郷の姿にも似ていた]
[ユウは氷人族の話>>80もしてくれた。
彼ら一族が得る天命石は基本的に色を持たないらしい。
その中で力在る者はいずれかの色を持つらしいのだが]
へぇ、赤色の天命石ってそんなに珍しいんだ。
[親子二代で赤色の天命石を持つことも稀らしく、それが長である証明であるようにも見えた]
そうか、それで。
[長の家に専用の風呂がある理由も、ユウの説明でようやく理解する。
何度か一緒に風呂に入るかと誘ったこともあったのだが、悉く断られたのはこの延長なのだろう]
─── 良い夢だね。
[打ち明けられたユウの夢>>81は、長の子だからと言うだけではない決意が秘められているように思えた。
メレディスが語る旅の話を楽しげに聞く様子から、いつかは旅に出たいのではと思っていたのだがそうではないらしい。
誰にも言ったことのない夢をメレディスに語ったのは、恐らく ───]
なれるよ、ユウなら。
じゃあその頃になったらまたここに来ようかな。
夢を叶えたユウを祝福しに。
[夢を叶えると信じているから、と。
気が早いと言われそうなことを言って笑う]
うん、誰にも言わないよ。
僕とユウだけの秘密だ。
[人差し指を口へと当てて、悪戯めいた笑みを浮かべた]
……でもさー。
強い男になるならもうちょっと鍛えなきゃじゃないかー?
[直後、おどけるような口調で言いながら、ユウの腕を取ってふにふにと触ろうとする。
必ずしも身体を鍛える必要はないのだが、男児にしてはユウは細くも見えたのだ]
─ 『世界軸』前 ─
[かつての旅路を遡る道筋。
本来なら時間をかけて辿るはずだったそれを時間をかけずに進んで行く。
数日の時を経て辿り着いたその場所には、巨大な柱が立っていた]
これが噂に聞く『世界軸』……。
[見上げる先に果ては見えない。
その先を見るのは諦めて、メレディスは守衛の立つ入口へと足を進めた。
近付くにつれて見えてくるのは、守衛と宙に浮く二つの影]
おや、可愛らしい。
[視線は先ず二匹の仔竜へと向いた。
手を伸ばし、逃げぬならそれぞれをひと撫でしてから守衛へと向き直る]
声を ─── 『世界軸』へ集えと言う声を聞いたのだけど。
[そう告げると守衛は中を示し、広間へ進むよう告げた。
案内を受け、『世界軸』の中へと入り、あちらこちらへと視線を投げながら進んで行く]
─ 『世界軸』中層・広間 ─
[案内された広間の奥には、1人の少年が立っていた>>55。
噂に聞く『世界軸の神子』。
自分よりも若く見える少年に、メレディスは一度瞳を瞬いた。
想像以上に若かったが故のこと]
資質を正しく受け入れ、か……。
[話>>56を聞き、胸元に下がる絆石を掌へと乗せる。
それに意識を少し集中させると、身体の内で何かがぐるりと巡った。
拙いと思い、直ぐに手を離し意識を散らす。
記憶を失くしてから、絆石に意識を集中させると具合が悪くなることが多かった。
その原因は未だ知れず、メレディスはあまり絆石に意識を向けないようにしている。
自分がこの石を恐れていると言うのは分かるのだが、その理由が全く分からなかった。
故に『柱』として立つことにも不安が残るのだが]
…
[自嘲めいた神子の言葉>>57に小さく肩を竦めて是とする。
役目であると強制するのではなく、援けを求める姿に、否と言えるはずも無かった]
僕には見つけたいものがあるのだけど、それを探すためには『世界』が存在していてくれないとね。
[務めの間に失われるものもあるかもしれないが、その時はその時だろう。
刻は移ろい続けるものなのだから]
諸々了解。
それなら今日はゆっくりさせてもらうよ。
[示された試練と討伐>>58についてや、専用の部屋>>59の存在についてまとめて是を返し、年相応たる笑みを見せる神子へと頷く。
説明のあった討伐内容に対し、触れられることのなかった試練については、これも追っての報せとなるのだろうと判断し、問うことはない*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新