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4人目、帝国扶翼官 ルートヴィヒ が参加しました。
帝国扶翼官 ルートヴィヒは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 第二艦隊旗艦・ザイヴァル ―
[外洋の小競り合いを制し、帝国艦隊は海峡へと進む。
皇帝自ら指揮する第一艦隊と速度を合わせ、並走する第二艦隊の先頭艦が第二艦隊旗艦の
艦隊を率いるのは皇帝の腹心たる扶翼官のルートヴィヒ・アルトハーフェン。
先の戦闘では皇帝と同じように艦橋にて指揮を執っていた彼だったが、今は自室でくつろいでいた。]
『扶翼官閣下、もうすぐシコン領に近づきます。
敵艦と接触する可能性もありますので、どうか艦橋へお戻りを。』
[自室へ呼びに来た兵へ、涼し気な一瞥をくれた。]
戦闘になるようなことはありませんよ。
せいぜい、先ほどの小競り合い程度でしょう。
それより、占領部隊の準備を再確認させた方が建設的ですね。
[兵を追い払って再び部屋に閉じこもる。
今は、ほぼ占領が確定している軍港シコンのことよりも考えておきたいことがいくつもあった。]
/*
諦めてサブ垢で入った副官です。
よく考えたら、村建てIDとNPCIDが同じ方がいろいろ間違えなくて便利な気がしてきました。
[海図と資料、書簡の束を広げているところへ、慣れた感覚が降ってきた。
指先を挙げて、風を絡め取るようにくるりと回す。
必要ない動作だが、なんとなくの習慣となっていた。]
"聞いていますよ。
偽の投降と心配する必要は、今回は無いでしょう。
シコンの港は、もはや我らのものです。"
[心くすぐる声に同じように返す。
皇帝とこうして言葉を交わすことができるのは唯一自分だけだと知っている。
出会ったその時、この絆に気づいたその時から、自分はこの人と共に走る運命なのだと悟っていた。
言い換えれば、自分だけが彼を支えうるのだという自負がある。]
"承りましょう。"
[首筋を撫でていった風に笑いながら、こちらもごく短く返す。
使者や交渉事を任されるのは、慣れたものだった。
敵中にひとりで向かう不安は無い。
自分に何かあれば、あらゆる手段を講じてくれるだろうという信頼もある。
自分が逃げ出すのと助け出されるのとどちらが先かは競争みたいなものだ。
先日の、カルボナード行きも、そんな調子だった。]
― 数日前 ―
[セルウィンが駆る翼に身を委ね、複座の複葉機の後部座席に収まって、つかの間の空中遊覧を楽しむ。
複葉機の後ろには、使者の印として白い布が長くたなびいていた。]
今回は、宣戦布告の文書を届けに行くだけです。
お使いが終わったら、さっさと帰りましょう。
[風に負けぬよう声を張り上げて話しかける。]
もっとも、素直に帰してもらえなかったら、その時はよろしくお願いしますよ、セルウィン。
[階級ではなく名で呼ぶのは、彼が小鴉の一員であるとの認識から。
自分自身は小鴉の一員ではないが、彼らとの関わりは深い。一時期は資金も提供していたし、共に活動することも多かった。
例えば今のように。]
[カルボナードの街並みを遠くに見ながら、さて誰に文書を渡せるかと思案していた。
なるべくならばやりやすい相手でありますようにと願いつつ。**]
/*
あ。シュテルン男だった。
ミリアムは女だね。うんうん。
あとはウルズか。
(性別不明の筆頭三人)
ファミルはゲオルグとの結婚話が無かったら性別不明組に入ってたね。
― シコン港近く ―
[シコン港が見えてきたと連絡を受けて、艦橋へ上がる。
艦長から手渡された双眼鏡を覗けば、港を囲んで階段状にせり上がる港町が見えた。
港の入り口近くでは黒煙が立ち昇っている。]
つつがなく、ですね。
では、我々は先行しましょうか。
[号令一下、第二艦隊が速度を上げた。
総旗艦シュヴァルツアインの入港前に軍港内を掌握するために。]
[ぐんぐんと速力を上げる巡洋艦隊は他の艦隊を引き離していく。
先頭を走るザイヴァルの艦橋の上で総旗艦に向けて敬礼を送っていると、後続の一艦が目に入った。]
あの艦、そういえばユルド社の類縁の方が乗っていましたね。
名前は確か… ミリアム?
さて。少し違う名だったような気もしますが。
[側にいた兵から名を聞いて首をかしげる。
いずれ会ったら思い出すだろうかと心の隅に留めておいた。]
[本隊に先行して進む第二艦隊は、やがて前方に出迎えの船を見る。
速度を緩め艦隊を停止させ、甲板に下りて船の主へ会いに行った。]
御足労痛み入ります、ファミル・アンディーヴ卿。
[女領主への敬称を添えて呼びかける。
口調は丁寧だったが、幾分気安い親しさを醸し出していた。]
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