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という、ちょっとブラックな独り言を経てこんにちわ。
初めまして、あるいはお久しぶりです。彩でございます。
今回はかりょ様にお誘い頂きまして、参加させて頂く運びとなりました。
これが見えるのはエピ以降ですね。
それでは、皆様ありがとうございました、ということで。
―図書館―
あら……もう、こんな時間。
[時計を見て、独り、呟く。
学校帰りに寄った、村にひとつの図書館で、開いた本に長く引き留められてしまいました。窓から差し込む日差しは、もう燃えるようなオレンジ色。]
明日も、また、来ます……。
[読みかけの本にはスピンを挟んで、カウンターの司書さんに頭を下げます。「借りていかないの?」の声には、もう一度小さく頭を下げるのでした。]
[人に物を借りることは、あまり、好きにはなれません。]
[私はそうして、教会への帰路を、ゆっくり歩むのです。]
―広場―
[歩きながら、今日読んだ本の内容について思いを馳せる。精神に関わる本を何冊も書いた著者の、中でも特に厚い一冊。
ひとつの殺人事件……子殺しの真相を巡る話でございました。まだ最後まで読んではいないが、真実がどうであれ、そこには悲劇的な結末だけが待っているのだろう……そう思うと、やるせない。]
[今日も、広場は賑やかです。
顔を上げると、軍服の青年が目に入りました。……軍人。軍人は苦手です。この村に来た時のことを、思い出す。私を最初に保護したのも、こんな軍服のおじさまでした。]
……お仕事、ですか。
[……いくら苦手でも見てしまって素通りしてしまうのはどうだろうと思い、小さく、声を掛けて頭を下げてみました。]
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ちなみにコンスタンツェが読んでいたご本は、ダニエル・キイスの「眠り姫」。
実は私も最後まで読めていないので、読了する前にこの村が雪に沈みますように……。
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あ、そういえば、アンカー付けるの忘れてしまった……。
どうしましょう。まぁいいか。
軍人さんは超有能だから、多分気付いてくださる筈。
そして更にそこから超うるとらスペシャル素晴らしい縁故とかも無茶振ってくださる筈。
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……さて、軍人さんはいらっしゃらないようです。
初手からミスったかなぁ……。
なにはともあれ、小太りのおばちゃんが妙に気になるコンスタンツェでございます。
良いキャラしてるよおばちゃん……!
そういえば、髪色的に、マレンマとコンスタンツェが兄妹に見えて仕方ないのですよ……。
独り言でだけ、マレンマのことはマー兄ぃと呼ばせて頂くことにしましょう。
―広場―
[目の前の軍人さんの言葉>>26に、私の方が、少し驚いてしまいました。
それでも、確かに、話しかけたのは私の方であったのですし、ちょっと見かけただけで、目が合った訳でもないのに話しかけるのはあまりにも失礼だったのでは……。
そんな風にぐるぐるとし出した頭で、次の言葉を探します。]
あの、いえ、用ということは特に、決して、その……。
[そして、おろおろと泳ぐ目の端が捉えた相手の顔に、ふと、思い出して告げました。]
……あの……例のロザリオなんですけれども、落とし主さんが、無事に、見つかりました。
届けてくださって、ありがとうございます……。
[見覚えがあると思ったら、以前、道で拾ったロザリオを、牧師様の教会まで届けて下さった、親切な方でした。
あの後、無事、落とし主さんが現れたことを伝え、私は再び頭を下げます。]
軍人さん……だったのですね。
[少し、意外でした。]
―広場―
いえ、迷惑などとそんな……。
ただ、そうですね……。
主のお導きと、貴方様の清い御心に、感謝致します。
それでは、お仕事、大変でしょうけれど……頑張って下さいませ。
主はいつでも見ておられますし、教会の門も、いつ何時でも、開かれておりますので……。
[お仕事の邪魔をしてはいけません。
私は目の前の方……牧師様は何とお呼びになられていらっしゃったでしょうか。クロイツさん……?
とにかく、軍人の方に軽い祈りを捧げ、その場を辞そうと致しました。]
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ちなみに、コンスタンツェの養父が神父でなく牧師なのは、そっちの方が単語の響き的に萌えるから。
とかいう、不純な動機な私をお許しくださいませ、マリア様……。
……女の人が信仰するのはマリア信仰のがメジャーくね?という偏見。
というか、マー兄ぃもコンスタンツェも無口だ! 会話が弾みません! 兄妹なのに!()
……ある意味似た者同士と、言えなくもない。
―広場―
いえ、ただ、お優しそうな方だったので……。
例えば、学校の先生ですとか、お医者様ですとか、勝手にそういうイメージをしていただけで……。
[呼ぶ名前を探すような声>>32には、少し、悩みました。
私は時々、私が誰だか、分からなくなることがあるのです。]
[でも、そんな時、大抵の場合はすぐに思い出して……]
……コンスタンツェ、と呼ばれております。
[そう、何でもないように名乗れるのです。]
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本当なら、「コンスたんとお呼び下さい」と付け加えたいところ。
そんなふざけたことほざいてるうちに、あれよあれよと残りの独り言はもう半分ちょい。
―広場―
[後ろから聞こえた大きな声>>47に、ビクッと肩が跳ねました。]
こっ、こんにちは……。
[振り返るともう後ろ姿だけが見える嵐のような青年に、私は少し、感心しながらいつも思うのです。]
……いつも、本当に元気な方……。
[私にもあれだけ元気があれば、牧師様を安心させて差し上げられるのでしょうか……?
そう思う反面、私の冷静な部分は言うのです。うん、あそこまでは、普通に無理。と。]
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キャラが崩れ始める瞬間。
だってほら、やっぱりほら、キャラクターはフットワーク軽い方が動かしやすいってゆーか何てゆーか……ねぇ?
と言い訳を始める悪い大人。
―広場―
[教会へ帰る道すがら、色々な方が、私に声を掛けて下さりました。
この村には、気さくな方が多いのです。生来口下手な私には、とてもとても、嬉しいこと。]
[そして、コンスタンツェ、『教会の子』。良い意味でも悪い意味でも、私はちょっとした有名人です。
年端の行かぬ子供が、決して近くない町からブリザードを抜けて、1人でこの町にやって来たのですから、当時はそれはもう人の話題に上ったものです。]
[でも、その事件の隠された真実を知る者は、殆ど居ません。
その事件の当事者……私と、私の養父でもある牧師様。そして、私を保護して下さった一部の軍の方のみが、あの事件の裏側を知っているのです。]
[だから私は、それを知らない方々とお話しする時、少しだけ不思議な気持ちになります。彼らは私にこう思われていることを、知らないのでしょうから。]
[ああ、とても、とても……美味しそう、って。]
―広場―
[パパはとても美味しかった。ママはもっと美味しかった。人はきっと、愛おしさと美味しさが比例するのでしょう。]
[この村には、本当に、良い人が多い。余所者の私にとても良くしてくれるし、いつも笑顔で、気さくに接してくれる。
牧師様はいつも穏やかで優しく、あのことを知っている軍の方々が、気を遣って時々私の様子を遠目に見に来てくれていることも知っている。]
[牧師様が強く仰っているから、食べることは、しない。いつも本の世界に浸ることで、この空腹を紛らわせている。
けれど……。]
[きっと、みなさん、美味しいのでしょうね。]
―教会―
[あるいているうちに、教会に着きました。腕には道中いただいた沢山の「おすそ分け」。]
牧師様、只今戻りました。
……牧師様?
[いらっしゃらないのでしょうか……。
こういったことは時折あります。ご自分がいらっしゃらない時でも、教会の門は常に開かれているべきだから、と、牧師様は戸締りをして下さいません。]
[まぁ、牧師様が居ても居なくても、私のすることに変わりはありません。
学生服からシスター服に着替え、教会のお掃除をし、その後懺悔室に入ります。懺悔室で迷える方々のお話をお聞きするのも、私の務め。]
[……まぁ、狭い町ですし、いくら懺悔室内の話は他言無用とはいえ、誰が何の話をして行ったかなんて、声で分かってしまいますから、来る人は少ないですし、来ても日常のちょっとした愚痴をお聞きする程度ですが。]
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ちなみにコンスたんの事件ですが、まぁ、ブリザードの中で立ち往生して、パパとママをもぐもぐして生き延びたという、それだけのお話です。
軍人がコンスたんを保護した後、コンスたんの来た方向を捜索すると、男女の服と骨が1組ずつ、女の長い髪がまるごと1人分残されていただけだという……(怪談風に)
ちなみに死体を食べてたから、食べる擬音はもぐもぐというよりしゃりしゃり。半解凍くらいの食感。
当時は軍内でも裁判にかけるべきか否かで揉めたのですが、やったのが幼い少女だったこと(少年だったらアウトだった……)、極限下の状況だったこと、被害者が少女の両親で、少女に死後の肉を食べてでも生き残るよう指示していたらしいことが加味され、握りつぶされました。
美味しく感じたのはかなりの空腹が手伝ったのと、もう味覚もおかしくなってたからなので、今食べてもそんなに美味しくは感じません。ここ大事。
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【悲報】避難所から締め出されました。
これ、本格的にどうなるんだろう……w
流れによっては潔く1dで死ぬ所存。
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そしてコンスタンツェの愛称ってどんなんだろうと思い調べていたら、コンスタンツェって世界3大悪女の1人であることを知り愕然……。
あ、悪妻の代名詞なのか、コンスタンツェ……!
でも、愛称もばっちり入手にございます。
スタンツェルか。牧師様にはこう呼ばせよう。うむ。
―教会―
……ゆき……。
[教会の小さな庭で、玄関マットをはたいていたら、空から冷たいものが降って参りました。
雪……つめたく、白く、美しい、冬の悪魔。]
[雪を見ていると、いつもより一層おなかが減るのです。
私は玄関マットの汚れ落としもそこそこに、教会の中へと戻りました。]
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そういえば、今日の夜までに避難所に居なきゃいけないのでしょうか。あるいは明日いっぱいで避難すれば良いのでしょうか。
……まぁ、空気を読みつつ、皆さん避難するようなら夜明け後に緊急避難する方向で……。
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そしてマー兄ぃはどうしてこう序盤からクライマックス……Kill or Deadな状況に……。
このままでは1d開始前にマー兄ぃかカークさん、どちらかが死ぬ……! gkbr
あるいはマー兄ぃがカークさんを取り込んで殺人鬼×2になる。
もしくはカークさんがマー兄ぃを説得して2人で酒盛りが始まる。
それか全部夢オチで終わる。
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