情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[親友の方に目をやると。
既に引き絞られ尖っていた弦が、細い矢を放つ瞬間が見えた。
その向こう側の木の枝から、飛び立とうとする鳥の姿。
いつかの競争が脳裏を過ぎる。
素早く腕が空に伸び――――…]
― 回想/士官学校・狩勝負終戦 ―
――…兎狩り勝負……でしたっけね……。
[仕留めた獲物を並べ、曖昧に笑って見せる。
兎を追っていた筈なのだが。
横たわる獣たちに数羽、鳥が混ざっている。
チーム戦。兎の数は負けていて。鳥の数を入れると同数]
ええっと、兎と鳥って、同じ数え方する地方ありましたよね。
それにこの鳥は旨いですし。
[言い訳になってない事を口にしつつ、へへへと笑う。
くたくたになってはいたが、程よい疲労感が心地よかった]
飯食ってから、もう少し見て回って。それから帰りましょう。
食堂のおばちゃんに、夕飯持ってくって伝えてあるんです。
[とにかく、夕飯の材料は揃った。それが一番大事なことだ。
……そう思いながら、持ってきた昼食を拡げはじめた**]
― 回想/士官学校・夏のある日のこと ―
[生徒会の会計報告の相談をするために、
ステファンとシェットラントと共に、リエヴルの部屋に行った時の事。
資料は殆ど纏まっており、
明日の予算提出には間に合うはずだったのだが。
直前で予算をねじ込むこととなったので、その相談のためである。
……猛暑で元気のないラヴィとスノウのために、
永久水晶のかけらを発注したいとの懇願があったのだ。
永久水晶とは、常に一定の温度を保つ不思議な魔石を利用したもので、基本的には、加工した瞬間の温度が保持される。
あまりにも高熱にしたり、あまりにも低温にすると割れてしまうため、
武器等への利用は難しいとされていた。主に、食堂や医務室等で用いられている]
……ということで、これも追加したいな、と。
安くはないけど、ラヴィもスノウも毛皮脱げないしね。
[リエヴルに説明をしつつ、だらっとテーブルに突っ伏した。
眠い上に暑いし怠いし。ラヴィとスノウの事じゃなかったら、一歩も動きたくなんてない。
あまりのだらけっぷりに皆に突っ込まれ、億劫そうに答えを返す]
弛んでますけど……ますけど……。
心頭滅却しても暑いものは暑いです。涼しいところに行きたい。
どこも涼しくないなら海行きたい……。
[うわ言のように呟いてのびていると、いつのまにか
――…そうだ海へ行こう!という事になっていた]
― 回想/士官学校・海! ―
[西も東も、その辺に居た人や海行きたい人に声をかけまくって。
寮を離れる許可を取った。
カークに声をかけて、簡単な昼食を用意することにした。
たまごとハムのサンドイッチ、夏野菜のサラダ、骨付き肉を炙ったもの。大きめのパウンドケーキとメイプルシロップなどを、バスケットにがしがしと詰める]
……飲み物は、ステファンとシェットにお任せしていいよな?
温くなっちゃうかもだけど。泳いでたら寒くなるだろうし。
[そう声をかけると、二人は顔を見合わせて、くすりと笑った]
/*
びっくりまーくまでwwwww<海!
リエヴル大好きwwwwwwwwww
混ざりたい人は混ざって混ざって!
楽しく遊ぼう!
― 回想/士官学校・海! ―
[というわけで、海へとやってきたのだ]
うー、海海〜〜。
[お約束の言葉を発しつつ、岩陰に持ってきた荷を置いた。
澄み切った青空と、穏やかな海。……申請日が晴れて、本当によかった。
少しくらいは雲があってもいいのだけれども。
……名目上、これも訓練、という事にはなっているが。
岩陰でのんびりする派と、ばしゃばしゃ遊ぶ派と、
砂浜で追いかけっこをする派などに分かれてゆく]
俺は波打ち際で波に洗われている派……。
[じりじりと熱く照る陽の下で、冷たい波に洗われていると、
大変心地よい眠りに誘われ――……]
――……はっ。
[わしりと頭を掴まれて顔をあげる。親友の顔が間近にあった。
人は膝くらいの高さの水位でも溺れることができるという……。
ちょっとおこられて、ばしゃばしゃ遊ぶ派に混ざる]
[一通り遊び、くたくたになって。
喉の渇きを覚えて岩陰に走る。……砂はとても熱い。
ステファンに入れてもらったアイスティー。
ぬるいかな、と思いながら口を付けると……]
―――……なっ!!
[なんとそれは、とても冷えていたのであった。
確かにリエヴルは、「冷たい紅茶」とか指示していた。
温くなく、けして冷えすぎず。絶妙な温度のアイスティー。
でも、この、氷も溶けそうな炎天下。氷だって安くはない。
どうやって――……]
[驚いた顔をした事に気付いたのか、
ステファンとシェットラントはくすくすと笑い。
その秘密を教えてくれた。
永久水晶は、特売キャンペーン中だったらしく。
大量に買うと、おまけでいくつかついてきたのだそうだ。
食堂と医務室の発注に併せてスノウとラヴィ用の発注をして、
増えたおまけ分を生徒会室用にしたとのこと]
[夏でも冷たい飲み物が飲めるし、生徒会の予算も減らないし。
いい考えでしょう、と言いたげに、ステファンとシェットラントが笑う]
……やだ、この子たちあったまいい………。
なんてかしこいの……。
[思わずおばちゃん口調になりつつ、再びアイスティーに口をつける。
程よく冷えたそれは、乾いた喉を心地よく潤してゆく]
― 帝国前進拠点 ―
[仮眠から覚めて。がしがしと薬を煽る。
水袋の水を一気に飲み干して、ぐらりと回る視界に眉を顰める。
身体の芯の所に、気だるい疲労が溜まりゆくのが分かった。
水袋の水を補給しようと、天幕を出ると。
ばったりとヴィンセントと行き当たる]
………おはよう。
どうした、顔色が悪い。
[もぞりと呟きつつ、目をごしごしと擦った。
>>471 リエヴルからの依頼と、彼のお忍び散策を聞き]
――……変わらんな。
旗が不用心に出歩いてどうすんだ。
[突っ込み役がいねぇからか、と口の中で呟くと。
要請があった事をソマリに伝え、自らも准将の元へと向かう*]
TODO
・ジェフロイにご挨拶
・カサンドラにご挨拶
・リエヴルに戦況説明とお返事、魔法弾(多分色々あるけど、きっとノトカーの説明してたやつだな)について拾う
・魔法弾とぽっけの石についてヴィンセントに訊ねたい
・ソマリと進軍
・実は俺の夏はまだ終わっていない(下書きは家にある)
・魔石の正体がわかったらめるに通信(通信できるの?できなくね?できる?できなくてもいいか)
【半ソロール】
・シロウともふもふの回想をどっかに→もふもふ調教とその失敗談(過去回想)
・愛する人との生活
・別れについて(ロリってなんぞ)
【ソロール】
・灰色の部屋での独り言
あかん……あかん……全然足りん………
・カークお誕生日回想
・回想への反応への反応(シェットーー!!
・わかめ
あかん、これあかんパターンだわ……
やりたいこと多すぎて自爆するタイプだわ……
でも囁きないもんね。白わかめを増やすしかない!
― 帝国前進拠点 ―
……そこまで悪いか、顔色。
[>>549そちらほどではない、というヴィンセントの言葉に顔を顰め。
頬を撫でてから、あ、と声を上げる。
ポケットを探り、コインのような遺品を取り出し、灯りに翳してから
ヴィンセントに差し出した]
偵察中に手に入れたものだ。
ヴィンセントはこういったものに造詣が深いだろう。
――…俺には通信機に見えるんだが、こいつをどう思う?
[准将のお忍び騒動の詳細を聞きつつ、雑談めいた口調で訊ねた*]
―帝国前進拠点・准将への報告―
――…お呼びと伺い、参りました。
[>>526ダーフィト、と呼ぶリエヴルの声には、気安いものが混ざっていた。
それに少しばかりの笑みで応えると、求めに応じて状況を淡々と説明する。
わかっていること、わかっていないこと。
予見できること、できないこと。
可能な限り主観を排除し、見たままを率直に語った。
魔法弾を融通するとの話に、頭を下げる]
……魔法弾。
お気遣い感謝いたします。
では、後ほど手配をさせていただきたく。
[隠密偵察を主としているため、あまり必要ないと判断されているのか、弾の入手は容易ではなかった。
ちびちびと使っては来たが、もうそういった局面は越えているだろう]
[>>567 ふと、聞き覚えのある声が聞こえた。
ジェフロイ・フォン・ザクセン・ラウエンブルク大佐。
おそらく准将を呼びに来たのだろう。話を区切り、声の相手へと向き直る。
護衛ひとりでの行動を咎められたリエヴルは、肩を竦めてみせた。
苦労人ほど苦労するな、と思いつつ、苦笑を返す]
――…偵察が必要であれば、私が参ります。
偵察兵の職務をお奪いになりませんよう、お願いいたします。
[しれっと口にしてから、執務室へと向かう二人を見送った**]
―帝国前進拠点・作戦指示時―
ご無沙汰しております。
[>>581 こちらを見るカサンドラの目が、僅かに気遣わしげに細められる。
そんなに顔色が悪いだろうかと考えつつ、カサンドラとソマリの会話に耳を傾ける]
……橋。
[目を見開いて、話に聞き入る。
兵器の開発は進められているとは聞いていたが、こういうものがあったとは。
斥候部隊についての自負がちらりと覗く。
実態がたとえどうであれ、そこはそう言うべき所ではあったが、練度が高いのは事実だった。
自分は、色々と難はあるが――…。
目前の地図と、脳内の地図。
それから、作戦の実行の段階ごとの布陣を考えながら。
思考を巡らせつつ、問われる質問などに答えていった**]
― 帝国前進拠点 ―
[>>710――…おまえさんもじゅんびしとけ。
やわらかな、普段通りの言葉はまるで、
最後の吐息みたいに聞こえた]
……なんのために生きるのか、もっかい考えてみるのおすすめ。
俺に言えるのはそれだけ。
[意味のとりづらい言葉を、自分でもよく意図がわからないままに呟いて。
ソマリの意思を正しく察知して、その場を後にする]
……まあそんなの、俺わかんないけどね。
お前ならわかるかもしれないし。
[誰も聞いていないのを知っていて、空に向かって呟いた。
準備など終わっているし、薬が切れるまでは眠れない。
……それでも多分、少しは横になった方がいいのだろう。次はいつ身体を休められるかわからない。
天幕に戻ると、無言でもぞりとシュラフに潜り込む*]
― 氷乙女の口づけ・決行前 ―
[全員、敬礼!
――……ソマリの凛々しい声がする。
場に漲る緊張感と興奮。
投石器が紙を放る、という光景。>>616
異様な光景は、計算されたもので。
紙に描かれた魔方陣はしなやかにほどけ、魔法のように氷の柱が生成されてゆく。
――…静かに、合図を待った。
凍える冷気が尖った心身と思考を冷やし、不純物が消えていく。
研ぎ澄まされ、鍛えられた部隊の。その切っ先に居続けたいと願う。
合図と共に、氷の橋を蹴って。
――…血風吹き荒ぶ嵐の中へと身を投じる**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新