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[先に席を確保してカウンターに向かおうとする。
何気に中庭へと目を向ければアデルとテオドールが何か話しているのが見えた]
珍しい組み合わせだな。
[ぼそっと呟きカウンターに向かえば見知らぬ少女がカレーと言っているのが聞こえる。
他の部署の人物まで把握していないのは今に始まったことではない。隣のレジに並び、コーヒーとクラブサンドを注文して一息つくことにした]
オン・オフ・ゆるおん切り替わるたびにメモ貼ってたら俺のメモだらけになっちまう。
そして移動組がいるならすれ違いも悲しいんでしばらく待機。誰とも関われなかったらどうすんべ←
[席の向こうからマリエッタの友人を案じるように「安請け合いしちゃダメ」などと言うのが聞こえる。その声に心の中で字も汚い上にタイプライターもまともに使えなくてサーセンと謝ってみた。
本の修理は得意なんだが……。っつーか修理に手を貸してくれる奴少なくね?煙草増えてる原因はコレだコレ。
心の中でぼやきながら今日でどれくらい処理できるかなどと考え、中庭の光景を眺めやる]
うちの部署の年配さん方はクセもんだらけだよなぁ。
[ウェルシュも何を考えてるのか分からないが、テオドールも何を考えてるのか分からない。気は良さそうだがどうも感情が伝わってこなくて苦手である。自分も無愛想な自覚はあるので人のことは言えないが]
−第二閲覧室−
[食事を終えて戻ってみれば、一所に固まっている同僚を見かける]
アンタら、まだ仕事してんのか?熱心なのはいいけど、手ぇ動かしてないんならとっとと食事済ませたほうがいいんじゃね?
[嫌味でもなんでもなく思ったことを口にしただけだが、どう受け取られたのかは分からない。
見れば逆さまに置かれている本を直している様子だ。しかも翻訳者であるソマリまで手伝っているときたら司書である自分が手伝わないわけにはいかない]
……ったく、やっとくから、食事済ませてこいよ。
[眉を顰め、反応を待たずに本を元に戻し始めた]
司書
セル・オズ・テオ・サラス・ゾフィヤ
書記
エレ・マリエッタ・オクト
翻訳
ドロシー・ソマリ・ウェル・カーク・アデル
番外編
アイリ
珍しく名前と顔が一致しねーな…。
お前らとっとと休憩入れよwww
/*
そーいや今日は中の人誕生日で職場の人に焼肉連れてってもらう予定だったんだが、風邪っぴきが多くて延期になっちまった。二日酔い状態で初日迎えずに済んだと喜ぶべきか…。
*/
[セルウィンがどう思っているのかは露知らず、向けてくる微笑みに向かって]
じゃ、これ終わって休憩戻ったら本の修理手伝えな。こっちも溜まってんだよ……。最近やたらシミがついてるのとかあったりするし。
[その場に居る司書がセルウィンだけでないならそのメンバーにも視線を投げながら言う。
はぁっと溜息をつきながら、高い位置の本も手際よく戻していった]
[一通り戻し終えたならば、休憩に入るであろうメンバーを見送って本の修理にかかる為、席に戻る。
翻訳者達の机と少し離れているが見える位置。
その近くを通れば居眠りしている者から精力的に仕事に取り組んでる者と様々だ。
よくあんなチンプンカンプンなの解読できるよな……。
本を読むのは嫌いでは無いが、他言語はさっぱりだ。
感想を抱きながら通り過ぎようとすると危うげに揺れる資料の山が目についた。あ、これは……と思った瞬間、反射的に手が伸びた。崩れそうな資料を抑え、積み直す]
あっぶな……!積み方考えねーと仕事増えるぞ。って、なんだ、アンタか。
[と、そこでその席に座っているのがウェルシュだと気がついた。そして]
その袖で近くの資料落としたりしてね?アームバンド借りるか?
[既に広がっている袖を指して言った]
んあ?
[唐突に袖を引っ張られて振り返れば先ほどまで熱心に机に向かっていたカークが傍に立っている]
買い置きしてねーのかよ……何度も人からたかりやがって。
[ジト目で睨みながらもポケットから取り出し、6(6x1)本手渡した]
そういえば、休憩時間見当たらなかったがまだなんか?そっちも忙しそうだな。落ち着いたら飲みにでも行くか。
[カークは屈託のない性格と喫煙気にせず付き合える相手でもあり、話しやすいのでたまに誘うことがあった。しかし最近は忙しい所為か、近頃は自室と閲覧室の往復しかしていない]
とりあえず山積みになってるもん片づけなきゃいけねーけどな。
[そういって苦笑した]
ー回想ー
[ウェルシュから礼を言われれば口癖のように「別に」と言う。普段館内で関わることは少ないので、司書官と呼ばれるのはむず痒い気分だ。
アームバンドのことを言えば借りると言いながら腕を出される。何かと思えば支度を手伝ってもらえると思っていた物言いに「アンタはどこのお嬢様だ」と言いかけて堪えた]
ほらよ。ああ、袖捲るんならアンタは細かく曲げるよりはこうすんのがいいかもな。
[片方の腕にアームバンドを通した後、もう片方の袖をミラノまくりして見せる。曲げる回数少ないのでやりやすかろうと思うが念のためもう一つのアームバンドを渡しておいた**]
[寄ってきたソマリから忠告を受ける。煙草の害については自分でも知っているが、中毒性も身を持って知っている。無碍には出来ないと思いつつもどうしたものかと頭を搔いた]
……んーっと…そうだな、控えめに出来るもんならしておく。
[やや空々しい返答にはなったが、これ以上の対応は自分には無理だ。
それよりも、傍で聞いているウィルシュの反応が気になってチラッと見た。自分よりも体の良い対応をしているのだろう、矛先が向かないあたりは流石だと思った]
ま、そのうち飲みにでも付き合ってくれ。
[何か言われる前にぽんぽんとソマリの肩を叩いて誤魔化すことにした]
ん?呼んだか?
[テオドールの声に振り返るが、彼はそのまま歩いていく]
……なんなんだよ。
[意図が理解できずに呟くが、ゾフィアに話しかけるのを見て敢えて声はかけずに成り行きを見守る。
遺伝子操作を受けていることは知っていても、やはり異質に見えて仕方ない。ちゃんと会話すれば理解できるのかと思いつつも中々自分から話しかける気になれなかった]
[一連のやり取りを終え席に着いたなら途中で止まっていた修理を再開する。ページの破け方によってテープと糊を使い分けたり、ページがごっそりと外れている物は他のページに影響しないよう丁寧にボンドで背表紙にくっ付けてしばらくクリップで固定しておく。
例え丁寧に扱ったとしても、やはり何度も人の手に触れれば劣化は避けられない。合った処置をしながらまた読める状態へと戻していった]
[元気のいい声がして顔を上げれば先ほどカフェで見かけた少女が挨拶をしている]
あ、カレーの女。
[ぼそっと呟き行動を見守ると此の方に歩いてくる……と見せかけて方向転換していった。
軽く首を捻るが、また本の修理に没頭する]
−回想−
奮発っつーか勢いあまり過ぎた。
[渡した煙草を5本返され箱に戻す。やる気さんがどこかに行くという言葉に半目になりつつ苦笑した]
じゃあそれ吸ってまたやる気出せ。飲みには俺の方が落ち着いてからな。ついでにその机の上の資料がせめて半分になってから声かけろ。
[引っ張らる袖はそのままに、釘を刺した。他の翻訳者達に迷惑がかかってはこちらとしても片身が狭くなる。
しかし憎めない奴である]
−回想:本棚−
[アプサラスが見上げているのを見て、視線の先を追えば女性の背丈では届かない場所も本が逆さに置かれている。
随分と手の込んだ愉快犯だと思いながらなんともなしに手を伸ばせば礼を言われた]
……別に。業務のうちだしな。
[高い位置から順に直していると煙草のことを指摘される]
最近修理するもんが多くて飲みにも行けねーからな、煙草でも吸わなきゃやってらんねーって。
[小さく苦笑。そして]
いつもと違う香り?……ああ。
[少し考えて、思い当たったものの訂正するのも面倒だったのでそのままにしておいた]
…………は?
[突如鳴り響いたサイレンに顔を上げる。
バグ?どういうことだ?
これまでに無い事例にすぐに飲み込めずにいる。
何が起きた?発見・処置?]
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