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[遠い場所で起きている異変のことなど知らず、
某宇宙艦隊提督は、平和な惰眠を貪っていた。
大目に見てやってほしい。
昨日までは頑張ってたから。
副官に丸投げする分の書類を一生懸命つくってた、とか。]
― 某提督執務室 ―
[どことも知らぬ場所で激しい戦いが繰り広げられている最中、ゲルト・マサリク閣下は惰眠を貪っていたわけではあるが、]
ん…… ん、ん…
あれ? えーと
[夢の中、気付けばどこか見知らぬ場所に立っていた。
向こうにぼんやりと見えるのは、<<国家元首 シロウ>>の姿か。]
え?
なんであのひとが夢に出てきて…
……えええ?なにやってるんだ?
うわぁ。なんだろう、あの、典型的な蛮族さんたち。
[見えたのは、シロウがひゃっはーな族に囲まれている場面。
礼拝堂?とか、棘付き棍棒?とか
族の真ん中にいる軍服っぽい人だれ?とか
疑問は尽きない。]
/*
ゲルト提督の口調どうだったかな、と思って、
6を開いたら、うっかり読みふけっちゃったね。
6もよかった。楽しかった。
きっと、もっと楽しくできたと思う、というのは終わってからの感想なんだろうなぁ。
― 礼拝堂 ―
[教会っぽい場所の隅の椅子に腰掛けて
とてもトラディショナルな野党たちを相手にして
大立ち回りのシロウを眺めている。
夢なのか何なのか、いまいちよくわからないけれど、
わからないなりに、映画みたいでなんだか楽しい。]
わー、アマツキ提督…じゃなかった、元首って
あんなに強かったんだなぁ。
直接やり合わなくてよかった。
[士官学校時代から、射撃も格闘も残念な成績だった
宇宙艦隊提督は、心底良かったの声を出す。]
[見とれているまに部下たちはあらかた片づけられ
シロウと盗賊首領らしき人との一騎打ちが始まる。
と、そこで不意に周囲の光景がぼやけ始めた。]
ええー、ちょっと、いいところだったのに…
[文句を言うも止める術はなく、
流されるままにやってきたのは、
真っ直ぐな道がどこまでも続く場所。
古い時代の滑走路だと気付くには、
だいぶ、時間がかかった。]
へえー。こんな場所、まだあるんだ。
[興味津々で見回していたら、
遠くに見覚えのある銀の髪が見えて
鼓動がひとつ、飛んだ。]
ユーリエ、ハーゼノア中尉…?
[なぜここに、とか、
一体何をしているのだろう、とか、
いろいろな思考が入り交じる中、
暫し呆然として、見知らぬ女性と共に立つ彼女を見つめていた*]
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