565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内/サロン ―
…5日目か。
[見上げる視線の先には、宙に浮かぶホログラム・モニターがある。
『狼月村』もいよいよ5日目を迎えた。
テスト開始直後は、予期せぬ編成や、ゲーム内のロム・レム王国の紋章の存在が発覚した事などで一時期騒ぎにもなったが、それ以降は大きな問題もなく、至って順調に進行しているように見えた]
皆さん、お疲れ様です。
モニターはオートに切り替えて、各自しばらく休憩を取りましょう。
客室に戻って寝てもいいし。
何かあった時だけ、全員がAlertを受信して共有できる設定にしとけばいいんで。
[先刻、開発スタッフルームに戻った際に、部下には以上の事を伝え、全員で休憩を取る事にした。他チームとの連携もあるし、全員がフル稼働で張り付かないといけない緊急事態も無いし]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[で、俺はといえば、一旦は客室へ戻ろうとしたものの（考えてみれば銀羊号に乗り込んで、客室に私物だけ置いて、即開発スタッフ室に向かったため、部屋の内装すら覚えていないが）その前に何となく気が向いたというか、テストプレイヤーたちが眠る
……、静かだなぁ。
[ずらりと並んだ冷凍睡眠装置。この光景を目の当たりにするは初めてかもしれない。
一部スタッフや関係者が使用したもの以外、まだほとんどが稼働中だ。繭の外部からの音は伝わらないと知りつつも、中で眠る人の姿が見えてしまえば、何となく必要最小限外の会話は控えてしまうものなのだろう。
そして、その中で蓋が開くものがあれば、そこに寄り添うようにして佇む男女を見ただろうか>>+6]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[俺はその場からそっと離れると、腕を組み顎に手を当てて考え込む]
……、『人狼研究所』だっけ？
[門外漢なのであまり詳しくはないが。
今回もてっきり、社名通りの『誰もが熱中できる』ようなゲームを作っているのだと思った。
実際、本物とまごうような
ゲームを通じて、研究や治療への啓蒙活動？
をするって事？
[だから今回は、色々な事が特殊に感じるのかな。ロム・レム王国の紋章についても、特殊と感じる側の位置づけなのかもしれない、……？]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
研究所の人が関わって、目的設定をするのは自由だけど……
俺としては、ゲームがヒットするかどうかの方が気になるなぁ
[テストプレイ当選者は既に100万クレジットを獲得しているけど、俺たち社員はゲームがヒットしてからでないとボーナスが出ないらしい（※ウィキ参照）]
大ヒットして、たくさん売れて、たくさん儲かって、
たくさんボーナス出して欲しいのになぁ…
[部下に聞かれたらまた、下衆な言動は慎めとか言われちゃいそうだけど]**
【見】 【独】 開発部主任 ジル
/*
つか、上手い人ばかりよね？（そしてログが今まで見た事のない長さなのも驚いている）
4年くらいブランクがあるので、今回は皆さんに胸を借りるつもりで参加してます。
うみねこさんにお声がけいただかなかったら、きっとブランク期間を継続していたでしょうね…
この度は、機会を与えてくださってありがとうございます
おかげ様で、楽しんでおります
*/
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内/サロン ―
[俺は大学生の頃に、父親を病気で亡くしている。
残された家族は母親と俺、そして妹。
当初は大学中退を検討したものの、周囲の反対にあったため、そのまま無事に卒業。
ゼラト・ゲームズ社に就職して、現在に至る。
毎月の仕送りと奨学金の返済のために、少々無理をしても働く必要があった。
幸いにも仕事量は多く、最近では少しずつだが貯蓄も出来るようになった。
そして、主任に昇格して一年目の現在、俺は今関わってるプロジェクトの行く末を案じている]
俺としては、ゲームがヒットするかどうかの方が気になるなぁ
[仕事でなければ乗れない豪華客船の一角で、そっと手を合わせる]
大ヒットして、たくさん売れて、たくさん儲かって、
たくさんボーナス出して欲しいのになぁ…
[せめて、大学生の妹が来年卒業するまでは何とか！神様、仏様、ゼラト様！]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[俺の密やかなる呟きが聞かれているとは露知らず>>++80
背後から声がかかり、はっと目を開いて振り返る]
あ、ドモ。シルキーさん。
貴族のデザートですか？…おかげさまで、バッチリです。
[ビュッフェでデザートをてんこ盛りしたプレートを記念撮影したのでした。頼まれてもいないのに、
コンポートやコンフィの他に、タルト、ムース、アイスクリーム、和菓子もあるのが見えるだろうか。もちろん、一人で全部食べたわけだが]
特にこれが良かったです。
アズキのペースト（あんこともいう）でイチゴを丸ごと一個包んで、更にギュウヒで丸く包んだやつ。
[頑張って検索した結果 ICHIGO DAIFUKU の名に辿り着いた]
これ、ル・ウルタールに行けばありますかね？
お土産に買いたくて。正にロード・オブ・ノーブルっていうか
[地球発祥の和菓子だという事をこの男は知らない]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[いちご大福はさておき]
研究所…はい、人狼研究所です。
ご存知ですか？
[と切り出し、俺たちより少し離れた処に居る男女を、そっと目配せで示す。
カーク医師とロゼータ博士の事だ]
このゲームを、人狼やガルー種の研究や治療に役立てようとしてるみたいです。
[ちょっとピンと来なかったから、正しく伝わるか分からないけど]
元々、そんな目的があったんでしたっけ？
[プランナーさんなら詳しいのかな。俺は軽く首を傾げると、シルキーさんを見た]**
【見】開発部主任 ジルは、栞を挟んだ。
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内/サロン ―
[これ一人で食べたんですか！？
と驚かれて>>+188ハッとする。しまった。この時>>1:+194はまだ気を付けていたのに、あれから色々あって気が回らなくなっちゃったな。なので、開き直る事にする]
ええ、まぁ。
甘いの好きというか、こういうの滅多に口にする機会が無いんで…。ははは
[平日は深夜帰宅。休日は終日睡眠。そんな日々の繰り返しだから、スイーツバイキングに行きたくても行けない事情があった]
ま、今回食えて良かったです
[船を降りる前にもう一度食べてやろう、なんて思った矢先に。イチゴダイフクが地球産と聞くと、俺はこれまでにない衝撃を受けた]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
…───はっ…え、……何ですって？！
[今まで見た事がなかったから、てっきりル・ウルタールの食べ物なのかと思った。
まさか、俺と同じ地球上に存在していたなんて…！]
……ショックだ。めまいが、する……。
[ふらりと視界が揺らいで額に手を押し当てる。一時的な高血糖のせいですね。
地球に戻ったら俺、イチゴダイフクを買いに行くんだ、と決意を新たにして]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[さて、話は人狼研究所の二名に及ぶ。
彼らの目的については、シルキーさんも知らないようだった>>+189]
俺も実在の方はほとんど知らないッスね。
そもそも人狼騒動自体も詳しくなくて、今回のプロジェクトで色々見聞きした程度で。
[父親を病で亡くしたが、当然、ガルー種による寄生などではなかった]
身近に出ないと実感が沸かないっつか、……。
研究者側からしてみれば、今回のタイトルを通してもっと『人狼』の存在を伝えたいって事ですかね。
[先程聞こえた、啓蒙活動、という単語が当てはまりそうで。
無論、俺たちは本タイトルの開発に携わった死者・行方不明者三名が人狼だったという事は、知る術もなく]
もっと人狼の存在を知ってもらって、……どうすんだろ。
警戒するため？
それとも、────人との共存を目指している、とか？
[そう、今まさに議論が行われている狼月村のように]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
……。
[視線をテスターたちが眠るコクーンの方へと見やる]
……テスターの皆さん、まだ起きてきませんね。
[彼らは村の世界で既に亡くなったのに、どのような思いで仮想世界に存在し続けているのだろう。
彼らは人間と人狼の共存を望んでいた、……か？
次に宙に浮かぶホログラムモニターを見上げる。
狼月村の人狼騒動は、まもなく決着を迎えようとしている…───。]**
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内/サロン ―
[>>+232の続き。
まだ傍らにシルキーさんは居るだろうか。俺は続く想像を語り始める]
人狼研究所の狙いが警告か、または共存かはともかく、啓蒙活動にあるとして、それにゼラト氏が協賛したのであれば、今回の背景については何となく予想がつきそうですね。
……ゼラト氏が人狼に、何らかの関わり合いがあったかは知らないけど、社運をかけた（つまり全社員を巻き込んだ！）一大プロジェクトなのだから、思い入れが相当強くないと実現しないわけで…。
[豪華な航宙船、内部のレセプション会場、テスターへの報酬、一つ一つが高そうな設備品、今ここで見える範囲だけでも莫大な費用が掛かっているのが分かる]
そもそも、狼村月村のゲームに参加するためには、ここまでの設備が必要なんですよね。 それって、一般家庭には手が出せない娯楽になりませんかね…。β版って事は、ほぼ製品版っスよね。
……金持ちターゲットにして売るってことかな？
[またヤバイ方向に思考が走り出しそうになる。これが売上で回収されないと、ウチの会社つぶれるんじゃないか？って不安が過る。信じていいですよねっ？！ゼラト様]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[社運はともかく]
……、なので、やっぱり、ゼラト氏からのメッセージは予め仕込まれたのかな、と今更ながら思うんですよ。
予定になかった予言の事とか、瘴狼とか、想定と違うって騒ぎになって。
[人呼んでバグだが俺は認めない。しかしここでは敢えてバグと呼ぶ]
今回のバグがどういった経緯で発生したかは分かりませんが、それでもテストは続行したい狙いがあるから、予め用意したゼラト氏のメッセージを発信した。
ただ、シルバー・メリーが亜空間に入った後だったから、ミステリーぽくなって俺ら余計に混乱した、……って事じゃないッスかね。
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
で、バグとか、ロム・レム王国の紋章の事だとか、研究所の狙いとは別の意図を感じるっていうか、むしろ、傾向的には目的を阻止する側の工作のような気もしますね。
バグを仕込んで、あるいは騒ぎを起こして、テストを中止しよう。
ゲーム販売を中止しよう、的な。
[それだけは勘弁していただきたいが]
……ま、全部想像ですけど。
[つまり、妄想で語れるのはここまで。**]
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フィルタ
生存者 (4)
犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
★
★★★突然死者 (0)
見物人 (0)
退去者 (11)
★★★★★★★