人狼物語−薔薇の下国


65 ルー・ガルー OROCHI

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帝国武官 ギィ

― 礼拝堂 ―

[ともに傾く体。
ゆっくりと角度を増す床のライン。

いつもの流れは、ほんの少しその形を変えた。
まるで、なにかの意思が通じ合ったかのように。

床につく寸前、ジークが体をずらす。
十分な形で押さえこめないと悟った瞬間、
受け身をとって、すかさず立ち上がるよう動こうとした。


剣なくば殺せない。
―――剣を手放さなかった理由は、それだけではない。
そう、気づくことはなく。]

(282) 2013/09/23(Mon) 01:27:42

帝国武官 ギィ

余計な、あがきを―――っ…

[距離をとり、立ち上がろうとした動きは、
不幸な偶然をひとつ生み出した。

振り下ろされたジークムントの剣は
十分な勢いを切っ先に乗せる
とっさに打ち払おうと掲げた左腕を
刃は深く切り裂いた。

焼けるような痛みと、広がる血の匂いが、
これが訓練などではないと思い知らせる。
…もとより、そのつもりだったはずだ。]

(283) 2013/09/23(Mon) 01:28:04

帝国武官 ギィ

 
私の、理想の、礎となれ!

    ジーク―――っ…!


[痛みをこらえて、半ば立ち上がった位置よりサーベルを振り下ろす。
銀の頭を胴から切り離すべく、まっすぐな軌跡で。]

(284) 2013/09/23(Mon) 01:29:14

帝国武官 ギィ、メモを貼った。

2013/09/23(Mon) 01:31:33

帝国武官 ギィ、メモを貼った。

2013/09/23(Mon) 02:10:47

帝国武官 ギィ

― 礼拝堂 ―

[かつての、懐かしく眩い日々の思い出は
浮かぶ端から淡く霞んで遠のいていく。
そのことに違和感は覚えず、
疑問を持たぬ自分をさえ、怪しむことはなく。]


私の過ちを……

 ―――お前を、この手で、 斬る。


[刃が肉を貫く感触が手に伝わった。

苦鳴があがり、赤が咲く。
雫が一滴、頬に飛んだ。
不快な、生温かさ。]

(372) 2013/09/23(Mon) 15:00:27

帝国武官 ギィ

[盾に弾かれたサーベルは狙いを逸らされ
一刀で命裂くことはならなかった。

深く食い込んだ刃を抜いて再び振るうのでは
相手に立てなおす隙を与えてしまう。
ならばいっそ、肉を噛んだ刃をさらに引き倒そうと
サーベルの柄に力を込める。

そこに、下からの衝撃が突き上げた。]

 …っ く 、  は …

[殺意衰えぬゆえのあがきが、
蹴り上げられた膝が、鳩尾に深く入る。
一瞬息が止まり、視界が暗くなった。]

(373) 2013/09/23(Mon) 15:01:07

帝国武官 ギィ

無駄な …、ことを  …

[数度の咳き込みは、相手にどれほどの時を与えたか。
低く呻き、執念で握っていたサーベルに、意識を注ぎ込む。

だからそのとき、現れた異質な気配に気づくことができなかった。]

(374) 2013/09/23(Mon) 15:01:25

帝国武官 ギィ

[強い衝撃と共に視界が横へ流れる。>>338
なにが起こったのか、認識できぬ数瞬。

横になった視界の中央に、
ジークムントを守るように黒い獣が立っている。
その獣に突き飛ばされたのだと理解が追いつくまで
しばしの時間が必要だった。]

……いつの間に犬を飼い始めたんだ、ジーク。

[口の中を切ったか、血の味が舌に広がる。
よろめきつつも片膝をついて体を起こした。
サーベルは、握りしめていたおかげで
突き飛ばされた拍子に抜けている。

半身を赤く染めた白い姿に、心のどこかが軋んだ。*]

(375) 2013/09/23(Mon) 15:02:17

帝国武官 ギィ、メモを貼った。

2013/09/23(Mon) 15:04:10

【鳴】 帝国武官 ギィ

[温泉の方からごたついている声が聞こえてきたが、
正直、こっちはそれどころじゃない。

どころじゃないのだが、]


   …… なにをしているんだ、お前たちは。

[思わず声が零れた。]

(=95) 2013/09/23(Mon) 17:17:23

【鳴】 帝国武官 ギィ

[しばし流れる声に意識を向けて。]

……楽しそうでなによりだ。

[感心とも皮肉ともつかない感想を零した。]

(=106) 2013/09/23(Mon) 17:50:14

【鳴】 帝国武官 ギィ

確かに、偶然の女神とやらは手におえないものらしい。

[タイガの言葉>>=104を拾って、今度は明らかに不機嫌に呟く。]

私とジークムント・フォン・アーヘンバッハとの戦いに
妙な犬が紛れ込んでくるとは、な。

(=109) 2013/09/23(Mon) 17:55:47

【鳴】 帝国武官 ギィ

なんだ? 楽しんでいなかったのか?

[タイガ>>113へはしれっと言い返すが、
ソマリの反問>>114が耳に届けば、忌々しさが滲む。]

今少しで留めを刺せたものを。
誰の差し金かはしらぬが、ただでは済まさぬ。

(=117) 2013/09/23(Mon) 18:12:45

【鳴】 帝国武官 ギィ

いや、構わない。

[ソマリの申し出>>=119には、拒否の意思を伝えた。]

この程度の障害を越えられなければ、大業は成せぬだろう。

(=121) 2013/09/23(Mon) 18:29:32

【鳴】 帝国武官 ギィ

[目の前の緊迫があるため、飛び交う声への反応は少ないが]

……塔に捕らわれの姫か。
鳥かごに吊るしておいたのは、あれはまずかったな。

[なにか反省の弁がふと漏れた。]

(=142) 2013/09/24(Tue) 00:13:38

帝国武官 ギィ

― 礼拝堂 ―

[起き上がる白の姿と、唸る黒い獣。
等分に視線を注ぎながら、剣を杖に立ち上がる。]

しつけの悪い犬は首輪にでも繋いでおくんだな。

[凄惨な姿となりながら軽口めいた言葉を叩くジークムントへ、こちらも本気ではなく返す。
巨躯の獣を犬と見間違うわけでもないが、
いずれ誰かの使役獣だろうと思っていた。

それが、姿を変えるまでは。]

(554) 2013/09/24(Tue) 00:32:28

帝国武官 ギィ

…………最近の犬は人間になったりするのか。
どうかしてるな、この世界は。

[唖然として獣より変じた長身の男を見る。
黒狼ヴォルフ、の名乗りはあまりにも似合いすぎていて、
なにやらの冗談かと思うほどだった。]

死神の使いならば、暫しおとなしくしているがいい。
すぐに決着はつく。

[黒狼が示したサインには、目を細める以上の反応はない。
生憎と、人外の眷属などおとぎ話でしか知らない。]

(557) 2013/09/24(Tue) 00:40:48

帝国武官 ギィ

ああ。―――次で決めよう。


[獣が、少なくとも言葉の通じる存在だと分かった今、
警戒は残しつつもジークムントとの対峙に意識を戻す。

先の一撃を受けた左腕の傷は浅くない。
すぐにも処置せねば危険な失血量だろう。

そんな危機の意識も、刃を構えて友に向き合えば
高揚にとって代わられる。]

(563) 2013/09/24(Tue) 00:51:44

帝国武官 ギィ

[引き結ばれる視線のラインから、黒狼が引く。
投げかけられた問いに、ちらりと氷雪の蒼を向けた。]

私の生涯最大の強敵ともだ。

[考えることなく口に出された答えは、魂の底からのもの。]

ゆえに斬らねばならぬ相手だ。
あれは、私の弱さゆえに。

[続く言葉は、歪みを伴っていた。]

(566) 2013/09/24(Tue) 00:58:56

帝国武官 ギィ

― 礼拝堂 ―

[傍らで見つめる黒の深淵。
死の使いは、はたしてどちらを飲み込む気だろうか。

  おまえと二人ならば、なにものも恐れはしないが。

浮かぶ思考に、自らは気づかず。]


 ―――始めようか。さいごの時を。


[改めてサーベルを構え、友を誘った。]

(579) 2013/09/24(Tue) 01:30:01

帝国武官 ギィ

[視線がぶつかる。結ばれる。
自分の理想の先に、いつも若草があった。
形は違えども、結局は同じものを追求したふたり。

 だから殺すのか?

             ―――だから、殺さねばならない。

手を取って共に歩めるなど、幻想を抱かぬよう。]


  ジーークっ!


[氷雪の蒼が、瞬間、殺意に輝く。
相手が踏み出すと同時、こちらも駆け出しながら
サーベルを胸の前に構えた。]

(588) 2013/09/24(Tue) 01:53:25

帝国武官 ギィ

[傍から見ていれば滑稽だろうか。
勢いも、鋭さも足りない二つの刃が互いを目指す。

ぶつかる手前で自らは一歩足を止め、
力を溜めてサーベルを横に振りぬく。
相手の右脇腹から上へ、斬りあげようと。
自らの防御など考えもしない、ただ、殺意だけの太刀筋。]

(590) 2013/09/24(Tue) 01:57:53

帝国武官 ギィ

 

[ ―――その刃の先が、黒い風の中に吸い込まれた。]
 

(591) 2013/09/24(Tue) 01:59:22

帝国武官 ギィ

[刃は意図した相手を切り裂かず、
相手の切っ先がこの身を貫くこともなく。
忽然と間に現れた男を見上げ、
伸ばされた手に触れられるのを感じて、


 ―――不意に気づいた。
             (呪縛から逃れえぬならば)
 自分が、刺し違えるつもりであったのだと。
         (自分を止めるには、それしかなかった)

余計なことを。とっさによぎる感情は、ただそれだけ。]

(598) 2013/09/24(Tue) 02:33:22

帝国武官 ギィ

……邪魔が入ったな。

    お前を殺し損ねたのが悔やまれてならない。


[瞳に浮かぶ殺意の隙間に、安堵が浮かんで消える。]


 近いうちに、決着をつけてくれよう。

[一方的に告げ、
転移しようとする黒狼の手を逃れて下がる。

傷ついた体は、空間に飲まれて消えた**]

(599) 2013/09/24(Tue) 02:40:47

帝国武官 ギィ、メモを貼った。

2013/09/24(Tue) 02:50:37

帝国武官 ギィ

― 礼拝堂 ―

[黒狼ヴォルフの体に剣突き立てたまま、崩れ落ちるジークムント。
その顔の白さに、胸に痛みが差す。
去りゆく間際、彼の唇に浮かんだ笑みにも、同様に。]


  ――― また。


[空間を跳ぶまえに唇に乗せた言葉は、彼の耳に届いたか。
ほんのりと浮かんだ笑みは無意識の産物。
なぜ、こんな―――
浮かんだ疑問は、なにかの力によって押し込められた。]

(668) 2013/09/24(Tue) 18:23:57

帝国武官 ギィ

― 砂漠の町 ―

[安全な場所へ。
怪我の治療をできるところへ。

そう望んで飛んだのは、人のいない乾いた町だった。

最初に現れた宮殿にたどり着かなかったのは、
そこが"安全な場所"ではないと無意識に判断したためか。]

―――家や店があるなら、なにか手に入るか…。

[左腕からはいまだ血が滴り続けている。
腹に受けた打撲も、思ったよりも重い。
気を抜けば崩れそうになる体を支えて、町をさまよう。]

(672) 2013/09/24(Tue) 18:36:27

帝国武官 ギィ

[町の中央には噴水があった。
―――立地を考えれば、この町はよほど豊かだったのだろう。
それとも、かつては周囲も緑深かったのかもしれない。

深いところから水をくみ上げているのか、
いまだ、少量ではあったが流れる水を得て傷を洗い、冷やし、
民家らしきところで布を手に入れ、左腕をきつく縛る。
布はすぐに血の色に染まった。]

 ……――― 。

[簡易ながらもできることをして、噴水の陰に腰を下ろす。
そのまましばらく動けなかった*]

(673) 2013/09/24(Tue) 18:36:41

【鳴】 帝国武官 ギィ

[霞んだ意識の中、声が聞こえてくる。
犬に会った。 ―――ヴォルフ 。

断片的な単語が届けば、ゆっくりとした思念を飛ばした。]


……あの、しつけの悪い犬に会ったのか?

ジークは、 …銀髪の男は、一緒ではなかったか?
 

(=154) 2013/09/24(Tue) 22:37:36

【鳴】 帝国武官 ギィ

そうか。生きていたか―――

[口惜しさと安堵が入り混じる声。]


 あれは必ず私の手で殺す。

   殺さねばならないのだ…
 

(=156) 2013/09/24(Tue) 22:51:34

帝国武官 ギィ

― 砂漠の町 ―

[照り付ける太陽をかろうじて逃れ、
噴水だった泉の陰で、男はまどろむ。

白い男ジークは無事である、と
知らせを受け取れば、表情は幾分か穏やかになり、]

(811) 2013/09/24(Tue) 23:38:55

帝国武官 ギィ

[夢の中、愛しいひとの面影に出会って、唇が綻ぶ]

 君がここにいれば、

 ここも、地獄ではなくなる、か ───


[それでも、いなくてよかった。
青く霞む思考の彼方に面影を浮かべ、微笑む。
君にこんな姿を見せなくてよかった、と。]

(815) 2013/09/24(Tue) 23:42:13

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