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連射できるわけじゃねーようだな。それに、一つの音で倒れるのは多くて一名……弓隊はあの射手を狙撃。こっちも矢玉をくれてやれ。狙撃それと、死体を盾にして進め。
[散発的に放たれる轟音から一発一発の間。そして鉄を貫き兵を殺せても、貫通力はそこまでとあれば、死体を越すことはできない。そう判断したがゆえの指示を飛ばし、老将の気質より生まれた歴戦の兵ともいうべき兵は果敢に進む。こうして前に切迫させるほど、火付けをする工兵は紛れやすくなるという理由もある。]
[遠望していたのは何も塔だけにあらず、二手に分かれる軍もまた認識していた。
単に判断をつける時間が必要だったのだ。外より出た
本陣ともいうべきこちらを目指しているのか。攻城部隊への一撃離脱を繰り返すのかまではしらないが]
戦場のは報告として単一のようにみえながら、玉と石は明確にわかれているもんだ…なぁ。
[そして判断をつける時間も終わった]
……まずはこちらの顔を見ておくか。馬を引け!
[兵の動き、はたまた活気や鋭い気配。
その玉と石の匂い嗅ぎつけて、二手に分かれた部隊のうち正確に外周を回る部隊の頭のほうを見抜くと、馬を呼び寄せて騎乗して、本陣に残るすべて兵を見下ろし]
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やな爺だな。まったく・・・いや、最初はシロウのところいこうとおもったのだが、昼間の、護ってやるといってるシロウをみて、急遽フィーを狙うことにかえたやつであった。がんばって突破してきてね(何
[側面の土嚢部隊は足止めがなくなれば、すぐさま土嚢を作り道を作り出していくが、そこに兵には入城が近づくことへの気の緩みがない。
それは、いくら弓で撃たれてもぎりぎりまで戦い抜く忠勇無比なる気質>>372を感じ取っていたのか。
激戦区たるは正面の門の前。散発的であった轟音の感覚が緩まり集中された火線、さらには外部に出た部隊の奇をもった横撃>>378が加えられ切り裂かれる
だが、その程度で止まることはない。ましてや退くなどありえない。古き時代を生きるものはそれを許さない。
相応の出血を強いるとばかりに陣を割くことで割れた残兵が周辺の兵は伍(五人一組)を組んで切り抜けんと突破する外部襲撃部隊の後衛を剣を振るっていた
被害者たる死者をもちあげ、それを盾として破壊槌を門前に進めて]
[どぉぉん!!
塔を揺らすほどの激震をたて、槌が門を叩き壊さんとしていた部隊。
その側面へと動いているのが自軍本陣でありクレメンス本人で]
おら!!顔さげんじゃねーぞ!!奇襲なんざ混乱しなけりゃただの悪手でしかねーんだよ!落ち着いて対応しな!いつも通り、堂々と整然とな!
[喝を上げ秩序を取り戻させる、視線を転じる]
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落ち着けれないわけだがね・・・んむ、明日予定外にあまりこれそうにない(まあ大丈夫になるのかもしれないが)ってためか、焦る焦る
常識外な、ま、確かに。未知な武器ってのはこぇえもんだぜまったく。
[言外にこちらは戦いの真っただ中であり、未知と遭遇していると伝え]
って…あの嬢ちゃんかい。あの坊主も嬢ちゃんもわざわざこっちくるぐらいならいかなきゃいいのになっと・・・言ってる場合じゃねーか。
動けるか?
[槌が門に手をかけた正面の部隊。激しい鉄砲の雨に負けじと先ほど外襲撃部隊によりかき乱された弓兵も戻り、火縄銃部隊に矢玉を叩きこむ。
そして再度の門の攻撃…破壊。―――そのタイミングを見計らって異国の鎧甲冑に身を包んだ兵が決死といわんばかりに斬りかかりにくる。
槌を率いていたものたちが瞬間的にばさりと切り捨てられ、難を逃れた僅か数名が下がると、入れ替わるように重歩兵部隊が、盾と剣をもちて、かかれかかれと突き進み、盾で作り出した壁で切り込むバッシュするよう叩き付け異国の兵の突破力を削り反抗にではじめるがやはり指揮官が傍にいるかいないかの違いが、忠勇なる兵を率いるものよりも、二手も三手も動きを遅らせる
転じて、土嚢による侵入部隊は士気こそあがったものの、待ち構えていた足軽に難航していた。侵入こそすれあそこは狭い空間であり、立地をいかした戦いによりその空間に置いては数の利はあちらにあったからだが、強行突破―――とはならなかった。兵を繰り出しながら押されれば退き、退かば押す。緩急をつけた攻めは進行としては拙速に非ず、その様は見ようによっては奇妙に映ったかもしれない]
[そして、外襲撃部隊を追う本陣。
徐々に徐々に距離>>411を詰めていく。隊伍より崩れたものがいれば、容赦なく狩っていただろう。それでも纏めながら逃げていく兵の中、目立つ気をみとめる]
ほう、あれが…な。
[感心したようにつぶやく。見た目賊であるものたちが、錐行の陣をつくって効果的に突撃をしてくるとは思っていなかった。ましては突破を許すとも思っていなかった。
そしてそれを可能にしたのは、あの賊とは似ても似つかぬ服を纏う女子>>414
わざわざ餌となってくれるようだ。その勇を称して追うのを止めるのはよろしくないと思うは武人として
わざわざ知をもって相対してくれているのだ、それを食い破らなくては面白みにかけるは思考は戦人として
こちらも相応にさせてもらおうと、この駆け抜ける最中、一部の兵が密やかに隊を抜け、周回するもの更に横撃できるように抜けさせた。それは知の戦
そして将たるものは兵の上へと君臨し、号を下すべく拳を前に突き出した
それは先の>>351に一つ付け加えたもの。]
全速前進!!
[今までの速度になれた外周部隊にとって、進軍速度をあげるのはどう映えたか。
更にその本陣の兵より一騎駆け抜けるは大将たる老将は殿に単独で食らいつき]
ほれ、もっとはやく逃げねーと…
[馬の速度、男の力を加わった六角棒の一振りにて、最後尾にいた敵兵の三名を破砕する]
相手さんがいいとこ狙ってきたというべきか。
退くには便利な空間とはいえこっちの居場所しられてるってのはちと厄介だが…ま、武運は祈っとくぜ。
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ところで、ソマリが緑なのに、シロウがいるところにいっちゃうって辺り、中身はろこあさんいじめをしてしまっている気がしてきた。ごめんにょ
[その状況を変えるべく出てきた指揮官>>457が何を成すのかとみれば]
は?っと…
[さすがに上着を脱ぐという行動の咄嗟に理解が及ばなかった。女子に見惚れるような精神を戦場でもなければ、どこかの温泉で異性がいただけで慌てていたガキでもなく、その疑問符がでる。風にのせて、自分の前方へと舞ってきたのをみて理解とともに、馬にかぶさろうとしていた布を払うべく、六角棒を突き出し布を絡め取る。]
ちっ!
[重みを増した六角棒。振るえなくもないが、それに伴う消耗は後々に響く。突き出した六角棒をそのまま下方に旋回させ疾駆中に地面に突けるようにして強引に剥そうとするそのタイミングで散発的に飛んできた釘バットを払うことはできず]
ぉぅ・・・いてーじゃねぇか。
[脳天に中るのを防ぐように左手で庇うが、その速度と釘がついた形状により、爪で引き裂かれるような傷を負い、左腕から血が流しながら、六角棒についた布を払う動作と、負った怪我による衝撃とで、距離が開いた敵が逃げる前方をみながら、工兵の様子をうかがうように一瞬塔のほうを横目で見やった]
[その塔のほうでは被害が増え、戦闘できる人数をかなり減らしながらも、盾を主としたカウンターをもって、抑え込む正面部隊。
波のように寄せては引いていく側面の侵入部隊。着々と消耗して兵が減っていく
そして塔の守将が不審なことに気づいてさほど時が経ってないことかに―――塔への工作が完了し紅い焔が揺らめく
狙いは燃やし尽くすではなく、煙で燻し殺すことだ。塔の端から燃えた熱は伝道し、塔の底より煙が掃き出されはじめ、そして交戦中の二部隊は、攻勢から転じて塔の外をゆく道を阻み迎撃する態勢へと切り替わりはするが、予想以上の被害と、本陣が外襲撃部隊を叩きに動いていることにより、陣は重厚とはいえない**]
― 塔の正面 ―
[敵を漏らさぬようにと動く手筈の攻略部隊。だがその隊も守備兵と外より襲撃する兵に予想以上に出血を強いられた。
ならばこのまま燻されて終わるという未来を想像するのはいささか楽観的といわざるを得ない。
そしてその予測通りに、迎撃するように構えた正面の部隊は守将の指示>>475による点攻撃ではなく面攻撃による至近距離からの発砲。それに加えて鎧武者の斬りこみに大きく削り取られる
だがそれだけならばまだしばし持ち堪えられた。鎧武者の機動力、死体を扱うことにより足場の悪さ地を敵に与える配置。迎撃態勢ということによる一時的な数の利などの理由があったが、ただそれを手をこまねいてみているものが外にはいなかった]
[それは奇襲>>482でありながらも、正攻法ですらある攻撃
もしこの場に意志あるものがあれば、気圧されるほどの気迫すら感じたか。
正面と側面からの攻撃に堪えられるだけの陣の厚みもない。いや、あったとしても、指揮官の気迫>>479の乗った用兵を防げたかはわからない。
だが今ある現実として、押し込まれ飛ばされ潰されて、包囲迎撃するために広げていた右の翼が折れ、勢いがやや収まったところで中央の重歩兵がようやく奇襲部隊をいなし、生き残った弓隊が奇襲部隊の指揮官めがけて弓を斉射をしかけるが、それは最後の抵抗という態でしかなく。
更に道を斬り開かんとする決定的なタイミングでの突撃>>548を受け、隊形は崩れ数もない正面部隊はもうひと押しで完全に崩壊にまで陥りちりぢりとなり隊ではなくすでに個別の抵抗になるまで弱まっていった。
そうまでして一時でも長く抵抗を続ける正面の部隊が作り出そうとしていたものといえば時間を得るため、先ほどまで追っていた別働隊とすれ違うようにしてこちらに現れた奇襲部隊を自分たちの将が叩き潰す時間を作るため。]
― 塔の裏手 ―
ここに屍を晒せぇい!!
[大上段より振り下ろす六角棒は容赦なく敵と冠するものを殴殺していき、将につられた直衛隊は阻む敵を蹴散らしていく。
逃げるは追わず、だが阻むは容赦なく殺しつくし死の行軍は土嚢より侵入した部隊を合流させ、塔の正面をめざし進撃をする
未だ闘気を保っているとはいえ、その数は当初の半数をすでに割っていた。
左腕の傷には血止めは施されておらず、左わき腹の傷は開き、ぬるりと血が服を汚す
そして己の意識という形で作られた兵が削られたことで、同じく意識の力で身にまとわせていた鎧が半透明にぼやけていることに...は気づいていない。囚われているものの目には気づくことができなかった//]
[即座に起き上がる。敵は先ほどまで乗っていた自分の馬の向こう側。
もう少しすれば、危機を感じて馬が走り去るだろう。
その瞬間は、たかだか数秒。しかし数分にも感じ取れるほどの長さの間に幾多ものシュミレートが行われ、はじめて...は小さく汗をかきながら、神経を研ぎ澄まし、針の穴をうがつほどの集中が必要とされる。
それが勝負の分かれ目となるだろうとは長年の勘が訴えている…にも関わらず、そこにもまた、"たたかえ"という口やかましい声が響く。それがわずかながらの集中を乱す。
そして―――馬が駆け抜けたところで、ちらつく死線を臆することなく踏み込む]
おおぉぉぉぉら!!!!
[右上段よりけさぎりに斬りおろすように、六角棒を振るった//]
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