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― 第四エリア 通路 ―
「あぁ、見えている」
[その返答に私は安堵で胸を撫で下ろした。]
よかったあ…!
私、本当に不安で、怖くて。
誰にも私の声は届かないみたいですし、見えないみたいで、
もしかして私達だけ変になったのかと不安になっていたんです。
[セルウィンも同じ存在になったのは知っていたけど、
それ以外に誰も同じ存在を見かけていなかった不安を
そう吐露していると青年が続けた言葉に私はまた驚く]
へ? 生きている時にってどういう……。
アンタも?って、え、じゃあ貴方は幽霊?
や、やっぱり私はあの時殺されて……?
[背筋をざらりと撫でられたかのような衝撃に思わず声が上擦る。
死者であることを仄めかす感情の乏しい口調と、
自分が何処に居たのかが曖昧な様子は
たしかに幽霊と言われても納得が出来る気がした。]
いや、違います!
たしかにドロイドに襲われて撃たれましたけど、
私は私が入ったコクーンが遺体安置モードではなくて
医療モードだったのを確認しています!
[両手を前に突き出して、違うと必死に否定する。
けど……本当に医療モードだったのかと不安になってきた。
パンチカードに記録出来ていれば……
って今の私では出来ないのだっけ。]
襲われる直前に一緒に居た人も、
私と同じような存在になっているので、
たぶん貴方も生きていると思いますよ。
どうしてこうなったのかは全く分からないですけど……。
[徐々に声が小さくなっていく。
改めて自分が何も分かっていないことを再認識して、
不安になってきたから。
けど、目の前の青年が幽霊だとは思いたくないし、
幽霊は実在してほしくもない。
だから生きて――なんて願うのはあまりに身勝手だろうか]
えっと……私は今さっき運ばれていった知人が心配で此処に来ました。
貴方はどうしてこちらに…?
[たまたま漂っていただけなのかな、
なんて失礼なことを思いながら聞いてみる。
そこで私は忘れていることがあったのを思い出す]
あ、名前を名乗っていなかったですね。
私はフレデリカ。アースガルド軍 情報部所属 フレデリカ伍長です。
[そう言って右手を差し出して握手を求める。
もっとも今の私達だと握手は成立しないことは
これっぽっちも気が付いていない。]
/*
平日どれぐらい時間を取れるか、
がたぶん今後地上を検討する上での最大のネックなのです。
この時間は地上も緩やかですし、日中は覗くことは出来ても発言を書く時間まで取るのは難しそうなのですよ……。
ロル書くのに掛かる時間を短縮すればいいのです?
*/
/*
うぅ、鳩から発言は追えているけど、
返事を書く時間が絶望的なまでに足りないのです……。
どんな返事にするか、描写をどうするのかを
頭の中で組み上げるので精一杯なのです(´-ω-`)
*/
[彼はどこか生を諦めているように見えたから、
生きているという希望を持てばその顔に少しは生気が戻るかも、
そしたら共に死んでいなかった喜びを分かち合おう
――そう考えていた私の目論見は
彼の変わらぬ口調>>+6の前に瓦解した。
それどころか、そう口にした彼の表情は一瞬ひどく悲しそうで。>>+7
誰だって死ぬのは怖いし、生きていられることは嬉しいこと
――そんな自分の尺度を絶対だと信じていた私には、
彼の反応の乏しさは衝撃的だった。]
(なんで、残念がっているのです……?)
[そう口にしようとしたけど、唇が震えるだけで声が出なかった。
今までずっと誰かの顔色を窺って生きてきた。
だから彼の表情の変化は見逃さなかったし、
喜びを照れ隠すのならまだしも、
生きていることの悲しみを隠す彼が分からなくて。]
だから受け入れるの早すぎですよ……。
[顔から火を噴く勢いで頬が真っ赤になっていくのが
自分でも分かった。
鼓動が早すぎて息が苦しい。
そんな私に出来ることは、
彼の順応力の高さへの抗議という的外れなことと、
去りゆく彼の背中を見つめることだけだった。]
/*
うぅ、書きたいことは山ほどあるのに、
全く言語化出来ないのです。
そして時間もそうだけど体力的限界。
今夜は今回よりも早めに着席出来るはずなので、
どうにか時間軸を現代に追いつきたいのです……。
*/
/*
とてもキリングが大変そうなのです……。
周りに人狼だと言われている状況だと、
キルしても明日の投票先になりそうで、ロールの方向性を定めるのが難しそう。
ハーランさん頑張ってなのです。
*/
― 第四エリア 通路 ―
[ヴェルナーが去って暫くしてから、
私は顔の火照りが完全に落ち着いたのを確認して動き出した。
目指すのは第一エリアのコールドスリープルーム。
本当に医療モードだったのかという不安>>+3もあったし、
運ばれていったキアラちゃんや、
暫く呆然としていたセルウィンさんに会えるかもと思ったから。]
ドロイドの暴走と海賊の侵入がほぼ同タイミング
なんて確かに出来過ぎている…よね。
けど……いくら海賊といっても、
対海賊も想定しているドロイド達を
一斉に暴走させるなんて、そんなこと出来るの……?
[もしかしたら海賊が用意周到だったのかもしれない、
或いはドロイドなど機械に強い文明の者がいたのかも、
それか電子機器に干渉できる種族が……
考えだしたらキリがない。
そんなことを考えながら通路を進んでどれぐらいが経っただろう。
第四エリアの通路が終わり、
中央のメインサロン付近に差し掛かったところで、
若い男の怒号が聞こえてきた>>1:567]
― メイン・サロン ―
ガルー?
海賊じゃなくて?
[そんな疑問を口にした途端、
鳴り響いた数発の銃声に思わず頭を抱えてその場に屈む。
銃弾が今の自分を貫くことはないと頭では理解している。
それでも、ほんの少し前に撃たれて死にかけた私には
数発の銃声は恐怖を蘇らせるには十分過ぎた。]
も、もう、いい加減に、して……。
[震えが止まらない体を抱きしめるようにしながら、
勇気を出してそっとメイン・サロンを覗き込もうとする。
本当は怖くて今すぐこの場を離れたい。
だけど、このままだと怒号と銃声が発生した理由が分からない。
分からないこと、私はそれ自体が怖い。
だって何が起きるのか予測出来ないし、
身構えることすら出来ないから。
意を決してのぞき込むと視界がホワイトアウトした>>8]
[たぶんさっきまでの私だったら悲鳴をあげていたと思う。
けど震えていた私は何が起こったのか分からず、
きょとんとしているだけだった。
次第に聞こえてくる喧噪から、
どうやら相手をガルーだと断じて襲い掛かっているらしいことを知る。]
ガル―…ガル―…ガル―
[聞こえてきた言葉を反芻する。
何処かで聞いたことがある単語。
そういえば昔パンチカードを借りて読んだ。
たしか、寄生生物とそれに感染した女の子の話だ。
二人の友情と最期のギムレーに向かう決断が印象的だったっけ。]
あの話に出てくる寄生生物の種族名がガル―だったよね。
けどなんで今、小説の話をしているのです……?
[過激な行動を繰り返していると目される男の声には、
ふざけている様子は一切感じられない。
それが不思議で私は首を傾げていた。]
[煙が晴れてからは別の男性が仲裁に入ったので、
暫く様子を見守る]
うーん……、今度はガル―ではなくて泥棒>>21?
さっき大声で叫んでいたのは咄嗟に口に出ただけで、
深い意味はないのかな。
[うん、きっとそうだと心の中で一人相槌を打つ。
だってガルーは小説上の架空生物。
だから――]
ガルーなんているわけないじゃん。おおげさだなあ。
[なんて口にした直後、
まるでタイミングを計ったかのようにスノウが現れて、
人狼によってカシム少佐が殉職したことを告げた>>52]
(おかしいのは私の方なのなの……?それともみんな?
もう何がおかしいのかさえわからないよ……)
[分からないことが立て続けに増えていく一方で、
解決することは何もない。
私の脳はとっくにキャパオーバーだった。]
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