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―回想/6日目・Nルーム―
……うるさいな。俺は疲れ果ててるから仕方ないんだよ。
[ばかソマリ、の軽口が嬉しかった>>6:192。
それでもへなりと座り込んだ様子を見れば、血に怯えることも無く手を差し出す。
ガルーはつい先程まで暴れていた故、直に次の衝動が来ることは無いだろう。
お互い殺す言葉を守れそうに無かったのが面白い。
こんな所まで似ていたとは。]
心配しない筈がないだろうっ……!
イカみたいに真っ白い顔しやがって……!
……そのイカにしたのが、俺だから……
余計に不安でな……。
[コクーンに運び込み、横たわらせ治療をしていると>>6:193
手を握り締めながら不安を隠しきれなかった己に対し、一方カサンドラは余裕の笑顔。
コクーンの効果と彼女の体内に宿るガルー細胞のお陰か、見た目より傷は深くなかったようだ。
この血に塗れた手に人の温もりを感じられると思っているなど、
口に出されても信じることは出来なかっただろう。
現につい先程まで、彼女の首を絞め殺そうとしていたのだから。
たとえ意識を失っていようが、彼女が夥しい血を流し、鉄錆に似た
真紅の残滓が存在していれば、己が何をしたか容易に理解できる。
だからこそ手を握り続け、彼女の身から熱が失われなかったことが本心から嬉しくて。]
頑張りは十分見せてもらったって。
……カサンドラは強いな、本当に。
俺なんかの比にならない。
[それは物理的な強さではなく、心の強さ。
最初から彼女を殺せる気のしなかった己との違い。
このような時程女性は肝の強さを見せると言うが。]
言っただろう? 自分のことなんて形振り構わず
本気で俺に向かってきてくれたことが嬉しかった。
カサンドラらしくない無謀さだった。
……それに、俺が優しいカサンドラをそこまでさせてしまったのかって。
[人狼としての闘争本能で、彼女の殺意が嬉しく感じられたのだろう>>6:194。
それだけでなく――申し訳なさと嬉しさが同時に存在していた。]
はっ、死ぬのが嬉しい――か。
いつもの俺なら『犬死にするな!』って言っていたんだろうな。
でも、何せ今の俺がこの状態だから、そんなこと言えないよな。
[ふっ、と笑みが漏れる。
何せ本人が宇宙の塵になりたいと言っていたのだから。
本来なら一人で散るべきなのだろう。
増して多くの人々に愛されている彼女を道連れにしたいとか。
当時は冗談半分で語っていた筈――
否。あのような大事な話、冗談半分で語れる筈がない。
――死ぬのが分かっていて嬉しい。頭がおかしい。
そう言わしめたのは、彼女の中に存在するガルー遺伝子からの解放の希望を示しているのだろうか。
その言葉には、ただ口数少なく聞いていたのみ。]
はっ、俺も頭がおかしいから大丈夫。
俺もカサンドラも、色々経験しすぎたせいだな、きっと。
[この話題には軽く冗談を交え、先程彼女がしてくれたように
笑顔で引き戻そうと。]
[花屋の友人の話を聞けば>>6:196、ここで初めて店の名前の真実を知る。
ここで同時に、己も自らの過去を話しただろう。
先程感情が出た際>>5:273のことを掻い摘み。
故郷が消えたこと、連邦から除名されなければ星の消滅はまだしも、
住民達は救われたのでは無かったのだろうという事実。
この話を人にしたことはほぼ無い。
現に進行形で平静さを保つのが辛かった。
その揺らぎを感じ取ってくれたのだろうか。
先程に比べると随分と温かくなった手が握り返される。
やはり、この手は人を救う手だ。
その手を血塗れにさせるわけにはいかない。
だが半獣の姿が現れ、しかも本物の人狼相手に刃を交えたとあらば
近い未来彼女は「こちら」寄りになっていくのかもしれない。
だからこそ『約束』を。
これ以上同じ思いをする人を増やさない為。
それは己とて同じ。
生きているだけで命を脅かされる者を、存在価値を見出せない者を
これ以上増やさない為。]
[話は弾んだ。久し振りにじっくりと話が出来て嬉しかった。
傷の治療もある程度済み、Nルームを出る前。
彼女の手を掴み、ふと顔を覗き込む。]
なあ、カサンドラ。
ついさっき、「どうして俺らが生き残ってしまったのか」って言ったよな?
それさ……俺らの様に境遇は違えども、同じ思いをした者が導かれ
こうして巡り合う為じゃないのかって思ったんだ。
人は歴史に学ぶ。
同じ悲劇を繰り返させない為。
悲しみを共有し、それを半分にする為。
[悲しみを消せるなんて理想論は持ち合わせていない。
それに人は感情の生物だから。
そう言いながらも、実際はこれから宇宙への旅路に出るのだが。
別々の環境で育った似たような境遇の二人が偶然出会い、
同じ道を選ぶ。
隣に居る彼女の幸せそうな顔を見れば、これから取る行動、
選択肢を選んだのは間違いでないだろう、と信じたい。**]
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カサンドラありがとう…ありがとう…
サブタイ入れてくれたところももうほんと……
地上はもうここまで進んだのか。
そういえばベルのときも大事なことは大体日中に進んでたな()
これはもう日付変わった辺りにコミットかな?
今日くらいゆっくり寝ようとしたら!w
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恋人達がいっぱい話してくれていて良かった…
全然顔出してくれていなかったらどうしよう、と少し心配してたのです。
私自身も急に吊り回避からのとばっちり吊り決定(RPで)を喰らい、準備もできずに墓落ちした経験があるので、今回の恋人達の心境は多少なりとも理解できるつもりではあります。
今回は狼を探している人が少なかった結果吊り先が決まらなかったこと、襲撃担当予定狼が急遽吊られた等により襲撃先(ヴィクトリアを襲撃したら多数が居た場所、狼バレするので回避したい)が突如変更となりました。
赤を見ていただければわかるように、今回アリーセ襲撃が決まったのは「一人で歩いていた」それだけの理由でした。
多忙な頃に村建て見解を下さった、その後メモでお返事を下さった村建て様、急遽襲撃担当して下さったローさん、本当に有難う御座いました。
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そういえば当初(1dくらい)の散り際想定は
Nルームで感情出したときよりももっとぶち切れて、そのまま脱出口からあいきゃんふらーいする予定でした。
砕け散る、がテーマの1つだから宇宙の塵になるのは当初から変わらず。
これが実行できたのは良かった(しかも1人じゃなかったよ!)
あ、でも。
一番砕け散ったのはチャラ男設定ですよね
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予想以上に早かった、というか0時前後なら別に早くなかったのか!
(ただ単にこっちが遅かっただけだという)
地上3名お疲れ様。
狼吊られエンドだしこいつエピで寝てるだけだし、そこで色々落せるかな…
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あと今回ほど灰見るのが怖い回ない…よ…
今の間に本日の▼ぬるこんしておこう
(今までで一番自吊多い村)
今回の感想
・プロで桃る人すごい
・私が壁族と名乗るにはまだまだ未熟すぎた
・魂白過ぎて狼でも自然に村側やってた
・真に砕け散ったのはチャラ男設定
―???―
[ 今は滅びた星の光が
どうか 見えますように ]
願わくば 僕の手に届きますように ]
[ 誰かが届くと僕に告げた
僕はその日を夢見続けた ]
[ 僕の体は砕け散り
宇宙の片隅 ふわり ふわり ]
[ 今の俺は、砕け散った星の欠片。
皆を見守り、人の世の運命を告げる存在。
星の歴史を、古代の智慧を宿すもの。
全ての生が過去と同じ罪を犯さぬよう。
これからも、この先も、ずっと煌き続ける。
かつて滅びた煌きの星・トゥランタのように。*]
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最後なので予想置いておこう
うみねこさん:カレル
りべさん:ロー・ウェン
ツナさん:ツェーザル
星音さん:アリーセ
杉さん:オズワルド
モコさん:アデル
阿部さん:クレメンス
ソルトさん:マーティン
イブマサさん:セルウィン
翡翠さん:カサンドラ
ゆずぽんさん:マリエッタ
星海さん:ヴィクトリア
飛び入りさん:アレクシス
雪音さん:アリスバック
割とプロ透けしてた方が多く…て…
私は誤認されるとしたらカサンドラだと思う
というかコア透けしてる!!!!
ヴィクトリアは前回同村者さんになかったスタイルなので、はじめましての方かなと。
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せっかくなので幻の元船員時代の入村文を貼りつけようと思ったけど、もし3があったとしたら使えるかもと止めておいた
いやもう船員は(フラグ)
そして星の欠片となって砕け散ってしまったので船に戻れなかった()
/*
あとは日中発言できなかったらRP村入らない方が良いのかな、と思ってた訳ですが。
でもこうして皆で素敵な物語を創り上げるという楽しさ、やっぱりそれだけで諦めるのも…
ベルのときもだったけど、この村自体がコア早い目な気がする(金曜夜ほぼいなかったように)
―???―
[カサンドラと共に身を投げ、亜空間を漂った後。
気付けば周囲は燦然と輝く星々に覆われていた。
星だけでない。数々の塵や瓦礫も存在する。
綺麗なものではないと嫌悪するのが一般的な感情なのだろうが、
これらにも全て存在してきた歴史があるのだろう。
ふと、見覚えのあるものが目に止まる。
――小さい、欠けた貝殻。
子供の頃に見つけて、友人であり弟分のイェンスにプレゼントしたものだったか>>3:386。
子供時代は大きいと思っていたのだが、欠けてしまったのもあるだろうが、今見ると決して大きくは無い。
プレゼントしてからも結局欲しくなって、自分用にと似たような貝殻を探していたのだったな。
結局、イェンスに渡したほど大きいのは無かったが、
お兄ちゃんだから、と小さいので妥協したのだったか。]
[貝殻の欠片にと触れると、彼の声が聞こえてきたような気がした。]
「 …… 兄ちゃん! ソマリ兄ちゃん! 」
[俺の良く知る声>>4:+9。
今思えば貴重な子供として、俺達は周囲から大事に育てられていた。
俺自身も一人っ子で、歳の近いイェンスを弟のように可愛がっていた。
俺はガルーの凶暴化が発症する前に、いち早く星を脱出させられた。
しかし一旦星を出ると、独自の進化を遂げたトゥランタ古代種である智慧のガルーですら、正常を保つことが出来ず、時に脳の意識を奪われる結果となった。
今思えば、先に脱出させられて良かったのだろうと。
もし、俺の手でイェンスを殺すようなことがあれば――。
そういえばアデルはどうしているのだろう。
かつてアデルの遺体に振れた際、聞こえた聲>>3:202が蘇る。*]
/*
3人ともお疲れ様。
ローに負担をかけた最終日だったが、良い結末だったと思う。
襲撃先当初の予定と連日変わったが、結果良くなったと思う。
ありがとう、お疲れ様。
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