情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
派手にやろう。
[自分とドロシーを含めてたった五人。
率いる規模は小さくても、やることは変わらない。
しばらくの後。森には鮮やかな血の華が咲き乱れた。*]
/*
多分2年後にはこんなことしてるんじゃないかなと。
そして、派手な戦闘で死神を呼んでみる。
(しにがみをさそうおどりをおどった!)
― 2年後・森の中 ―
[初仕事は、あっさりと片が付いた。
立っているのは5人だけ。もちろんすべて仲間たちだ。
森の狼たちは、しばらく大宴会だろう。
敵の沈黙を確認して一息ついた時、尋常ならざる気配を感じて振り向いた。
仲間たちが一斉に武器を構える。
だが、掛けられた声には心当たりがあった。]
……死神か?
なにをしに来た。
私を刈りにきたか。
[視線が相手の肩の上に行ってから、左脇に降りる。
淡々とした物言いだが、本気で思っているわけではなくて、当人的には冗談のつもりだ。]
おまえが死ぬとは思わなかったが、
本物の死神になるとも思わなかったな。
死に好かれすぎたのか。
[周囲にいくつもの煌めきが浮かび、彼の腕の一振りで消えるのを眺めながら感想を口にし、世間話のような問いには唇の端を上げた。]
魔法を叩き潰すには、力が必要だ。
魔法も、ウルも越える力が。
それを探すのにも金が必要だというから、
一番売りやすいものを売っている。
[結局頼れるのは己の力だと、手にした斧をくるり回してみせた。*]
/*
ふふ。赤にお返しすべきか、このまま堪能するべきか。
またおんぶで逃避行だなんて、楽しすぎる。
最初は自分でやろうかと思ったけれど、それだとおまえに怒られそうだからお願いしたんだよ。>傷
― 逃避行 ―
[衣服が自由に手に入らない状況になっても、ドロシーは着飾ることをやめなかった。
絹が綿になっても、宝石がガラス玉になっても、楽しそうに身を装っている。
洋服のことはよくわからないけれど、彼が楽しそうなのが嬉しい。
どうしても欲しいものがあれば"調達"すれば良い。
それは多分、共通認識だ。]
[この体を傷つけるよう頼んだ時の彼は、さすがに嬉しそうでは無かったが、やはり彼に頼んで良かったと思う。
魔法の力で付けられた傷跡は、自分の失態を思い知らされるばかりだった。
けれども今、彼の手でつけられた傷は、彼との血のつながりをまたひとつ深くしたものだ。
ウルを飲んでいてさえひどく消耗する施術だったけれど、動けない間はまた彼の背に身を預けるのも悪くない。*]
― 2年後・森の中 ―
惜しいな。
刈ると言うなら、死神相手の力試しができたのに。
[冗談への返答>>191 に、残念そうな口ぶりになる。
魔物などほとんどおとぎ話と思っていたが、目の前にいる彼を見れば認識も改まる。
そこで腕試しをしてみたい、という発想が出るあたりが、根っからの戦闘狂だ。]
おまえが死神になれたのなら、
私も魔物になれるかな?
[彼が人を斬りすぎて死神になった>>192 というのなら、自分は何になれるだろう。
自分は未だウル無しでは生きていけない体で、ウルを必要としない手段の獲得は目標のひとつだった。
あるいは、魔物になれば、とそんな妄想が一瞬浮かぶ。]
/*
勝負服……
タキシード とか、 いぬみみ、もふもふしっぽ とか、
駄目押しで ハイネックニット とか?
― いつか・どこか ―
今度の依頼はあの砦だって?
[長い筒を目に当てて遠くの丘を見る。
頂には、小さな砦があった。
詰めているのは百人かそこらだろう。]
しかしこれ使いにくいな。
『うわこら何するんだ!
作るのどんだけ苦労したと思ってる!』
[放り投げた筒を、後ろにいた奴が慌てて受け止める。
まだ若いが、奇妙な道具を体中に付けている、人が見れば十中八九は変人と言うような男だ。]
苦労って、水晶を磨いたのは私たちじゃないか。
『磨くだけで完成するなら苦労は無い!』
[言いつのる男の言葉を聞き流し、背後の連中に合図を送る。]
わざわざ出てきたってことは、あれも見たいんでしょ?
『当然。実働を見なければ改良も無理だからな。』
[出てきた連中は、背中から腕に掛けて、鳥の翼を模したような大きな板を体にくくりつけている。
誰も彼も血なまぐさいことに慣れた顔をしていたが、板きれには慣れてなさそうだ。]
じゃあ、始めようか。
[『いつでもいいぜ、大将』だの『待ってたよ団長』だの『陛下に言われちゃしゃーねえなぁ』だの、好き放題に言う連中を、ふたりがかりで両腕を取って、次々空に放り投げていく。
もちろん、遠見の筒を弄ってる男は見ているだけだ。
投げ飛ばされた連中は空で腕を一杯に広げ、板に風を受けて飛んでいた。]
『我が発明ながら壮観だな。あの砦まで飛べるんだろ?』
どうかな。半分くらい落ちるかも。
だいたい、この高さからあそこめがけてなんて、ほとんど落ちてるようなものって気がするけど。
『馬鹿をいうな。あれは滑空と言って、立派な鳥の飛行術だ』
へえ。
[気のない声を返し、自分もまた板きれの翼を広げる。]
今はまだ、ウルの力で飛べてるんだから。
早く、ウル無しで使えるようにしてよ。
[誰もが作れて、誰もが使えるもので、すべてを可能にする。
それが叶えば、魔法など過去の遺物となるだろう。
魔法の無い世界を思い描きながら、地を蹴り、自分の体を跳ね上げる。
跳躍の頂点で腕を広げれば、翼が風を掴んで体が浮いた。
頭上に広がる空。
遙か下に小さく見える大地。
私は今、私の力で飛んでいる。
結局自分は、この景色を見たかっただけなのだろうか。
難しい事を考えかけて、やめた。
今はただ、この景色を楽しんでおこう。
地に降りれば、また血の道が待っているのだし。*]
/*
何年か後にこうなっていれば良いなあという、if寄りの後日談。
私の野望は、今は多分このあたりにあるかな。
翼つけて羽ばたいたらウルの超人ぱぅわーで飛べないかなぁ、とかは進行中も思ってた。
人間は筋力何十倍にしたら飛べるんだろう。筋肉による重量増加がないから、けっこういけると思うんだよね。
/*
@5分でこれを投げる私も、大概外道だな。
ともあれ、皆様お疲れ様でした。
またどこか楽しい村でお会いしましょう。
/*
私は、村のwikiに「火薬無いよ」「蒸気機関無いよ」が無ければ、機械帝国を探しに旅立っていたと思うのだよね。
いずれは火薬を発見したい。(野望
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新