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― ユーリエの部屋前 ―
ユーリエ、いる?
[彼女が広間を出てから、さほど時間は経っていない。
目の悪い彼女が部屋に着く前に追いつけるかと思ったが、その姿を見つけることなく部屋の前に来てしまった。
部屋に戻った訳ではないのだろうか、と思いながら。
念のため、扉をノックして声を掛けるが、当然反応はなく]
……………どこいったんだろう。
[集会場の建物内をくまなく探そうか、と歩き出そうとしたところで。
先日、酔っ払った自分を追いかけて中庭にユーリエがきてくれた事を思い出した]
……あそこに、いるかな。
[他にユーリエと一緒に時間をすごしたのは、脱衣所前と露天風呂だが。
あの様子で、お風呂に向かうとも思いにくいので、まず中庭を見に行った。
そこにユーリエの姿を見つけたら、彼女の名前を呼んで、抱きしめようと。
もし逃げようとしても、追いかけるつもりだ**]
よかった、まだいた……
[ボーっとしている様子の彼女を、捕まえるように抱きしめれば。
こちらに気付いていなかったらしく驚いた声>>10がきこえた。
まだ病院に向かう前でよかった、と。安堵の吐息を零す]
え、ボク?
………元気でいられる自信は、あまりないな。
[手を握られ、自分を案じる言葉を聞いて。
苦笑交じりに応えて、彼女の肩に顔を埋めるように顔を伏せた]
好きな子の心配、しない筈ないじゃないか。
[ちょっとふて腐れ気味な口調になってた]
ユーリエの心配するのは、『余計』なんかじゃないよ。
ユーリエが大切だから、心配するんだから。
[心配させたくないと思う気持ちはわからなくもないけど、そこだけは訂正をいれた。
ユーリエが身動ぐ様子に、腕の力を緩めれば、彼女がからだごとこちらを向き。
愛しい女性の顔を至近距離に見て、ドキドキしてしまう]
……そっか。きっと専門のお医者さんに診てもらったら、よくなるよ。
病院にいくのが不安なら、ボクもついていくから。
[目の悪いことがコンプレックスだったという彼女の髪を撫でる。
自分の顔を見れると嬉しい、という言葉に。
照れて赤くなりながら、目を細めてうなずいた]
ボクも、ユーリエと一緒にいるのが幸せだよ。
……ユーリエの目が治ったら、一緒にいろいろな景色を見に行きたい。
[首に腕をまわしてくる彼女の背を片手で抱き。
もう片手で、ユーリエの頬を撫でて、そっと触れるだけのキスをしかけた]
軍医見習い マリエッタは、イタコ ユーリエ を投票先に選びました。
ううん、ダメじゃないよ。
ボクもユーリエと一緒にいたいから、そう言ってくれるなら、ちいていく。
[不安じゃなくても、というユーリエに微笑みかけて。
ユーリエの話に、うんうんと頷く]
ボクも、ユーリエの家族のこととか、どんなところで育ったかとか、色々と知りたい。
[そうささやいて。愛しい女性に触れたくて、軽いキスをすれば。ポロポロとこぼれる涙にうろたえた]
……ご、ごめん。
急にしちゃったから、驚いたよね。
[ユーリエの頬をつたう涙を指でぬぐい、涙を浮かべる目元に唇をおとす]
ユーリエ……ボクも、離れたくない。
一緒にいたいよ。ずっと、一緒に。
[本格的に泣いてしまったユーリエを抱き締めて、髪を撫でる。
愛しい人を手放したくなくて。
奴がいる場所になどやりたくなくて。
きつく、きつく抱き締める]
……一緒に、行けたらいいのに。
[フレデリカがしたように。
けれど、ロヴィンが同じようにしたいと言ったときは断られたとも聞いていた]
………ダメだって言われるかもしれないけど、ボクも一緒にいけないか訊いてみる。
どうしてもダメだって言われたら……それでも、できるだけ早く会いに行くから。
[まぶたに、頬に、額に。
ユーリエの顔のあちらこちらに、幾度もキスを落として囁く]
……大好き、だよ。ユーリエ。
[そうささやいて、もう一度唇にキスを]
/*
>>21
自警団じゃなくユーリエに頼むという選択肢は……
と一瞬思ったが、いまここに割り込めないね、ごめんw
― 夜の中庭 ―
『あのー、すいません』
[そんな感じでユーリエと二人の世界を展開してたら、空気の読めない自警団員に声をかけられた]
『これ、アラカワタクマさんに、マリエッタさん経由で渡してほしいって言われたんですがー……』
…………………………。
[ユーリエはどんな反応をしていたか。
大きくため息を吐いて、それを受け取り]
ユーリエ。
ここにいつまでもいたら、からだ冷えちゃうよ。
中にもどろう?
[と声をかけて。
建物内に入ったら、ついでにタクマの姿を探してみることに]
ヴィアさーん。
プレゼント預かったけど、なにか伝言とかある?
[オクタヴィアの気持ちもわかるから、彼女に対しては怒ってはいない。
ただ、あの自警団員は、ユーリエを見送ったあとで殴るか斬るかしよう、と心に決めているだけである]
― 中庭 → 廊下 ―
空気の読めないゴキもどきの部下って、上司に似ちゃうものなのかなー。
[先ほどの自警団員のことでそんな呟きをこぼしてから、ユーリエと一緒に屋内に戻り、個室の並んでいるあたりに向かいながら]
え、ヴィアさんに?
………あ、そっか。違うよ、これはヴィアさん『から』タクマさん『に』渡す物だよ。
[ユーリエ>>26の疑問に、一瞬こちらも首をかしげ。
そういえばさっきの自警団員は、誰からかを言わなかったから、勘違いされたんだな――と苦笑した。
預かったその紐は、袋に入っているなどの包装はされていただろうか]
ボクも一応、軍学校出身の准尉待遇だからね。
軍から通信機支給されてるんだけど、あの病院で使ってる業務用の通信機とも、この距離ならつながるんだ。
[そう言って示したのは、両耳についている碧玉に似た通信石。
軍幹部の親戚ということもあって、最先端技術を使った試作品を支給されているが、機密維持のため軍の施設でしか取り外しができない構造になっており、ほかの人に貸し出しなどができない代物だ。
なぜかオクタヴィアも同じ周波数の通信機を持っていたが、多分病院か軍かの手違いで彼女の元に渡ったのだろう]
それで、ヴィアさんから伝言頼まれたの。
………ユーリエがローレルさんに相談に乗ってもらったみたいに、ボクもちょっと相談に乗ってもらったりしてたから。
[そんな話をしている間に、タクマの姿は見つけられるだろうか]
待ってます、だね。
それに、抱きしめて……か。ふーん。
[オクタヴィア>>+50の声に、頷いたり首をかしげたりしている]
ところで、これ包装とかいらないの?
[手の中にある藤色の紐を見て、それも尋ねてみる。
必要なら、適当に千羽鶴にも使った和紙で包んでみようか、と]
りょうかーい。
千羽鶴作った時の和紙なら、この紐とも雰囲気合うよね。
……うまく包めなかったらごめんね?
[ごそごそと和紙で紐を包んでみる。できばえは46点くらいか]
……………………。
[あまり綺麗に包めなかったけど、だいじょうぶかな?
と思ったが、あえて口にはしなかった]
あ、タクマさーん。
[部屋の並んでいる方角へ歩いていれば、廊下を歩いているタクマを見つける事ができただろうか。
それとも、部屋を訪れて空振りしてから、適当に広間などを探して歩いていたところで遭遇しただろうか。
いずれにせよ、タクマの姿を見つければ、声を掛けて歩み寄る]
[オクタヴィアの無言の圧力>>+57を感じた。
包むのがうまくいかなかったのがバレているかもしれない]
………え、えっと。
もう一回挑戦して、みる。
[■gray色の和紙で再挑戦。できばえは88点くらいか]
オクタヴィアさんからの伝言持って来たよー。
[立ち止まり振り返ったタクマ>>30に歩み寄れば、まず真っ先にしたのは{5}(1〜5…藤色の紐が入った灰色の和紙の包みを差し出す 6…『あったら抱きしめて』と『伝えて』の後半を聞き間違えて、とりあえずタクマを抱きしめてみる)ことだったろう]
[間違えて自分がタクマを抱きしめる、という事態には陥らなかったようだ。
灰色の和紙で包まれたそれは、オクタヴィアが作った、日本紫で染めた羽織紐である]
これ、オクタヴィアさんからのプレゼントらしいよ。
『待ってます』と、『あったらぎゅって抱きしめて下さい』って伝言。
確かに伝えたよー?
― 少し前 ―
ん。触ってみる?
[タクマを見つける少し前。
ユーリエの手>>31が自分の耳に伸びてくれば、小さく笑って顔を近づけた]
え、いやそれは……だって、ユーリエの事で、相談に乗ってもらってたんだし。
[私ものりましたのにぃ…と言う声>>32には、赤くなって頬を掻いただろう]
タクマさんも、ヴィアさんに早く会いたいよねー……
病院に行ったらあのゴキもどき、バルサンか何かで撃退してやらなきゃね。
[包みをわたし、頼まれた伝言も伝えて。
深々と頭を下げるタクマ>>36に、そんなことを零した]
それじゃあ、また後で?
[包みの中身を確認しているらしいタクマ>>37はオクタヴィアに想いを馳せているのだろうし、邪魔しちゃ悪いかなー…と、特に引き止められる事がなければその場を離れて広間にでも向かおうと]
[その場を離れようと思って、ユーリエを振り返れば。
いつの間にやら、赤い花束>>39を手にしていた]
あれ、ユーリエ。
それどうしたの?
[きょとりと瞬きながら、声を掛ける]
軍医見習い マリエッタが「時間を進める」を選択しました。
彼岸花……ああ、リコリスか。
それって、球根は薬にもなるけど毒草だよね………。
[とまで言った所で、誰宛かは想像がついた。
面白くなさそうに、むすーっとした表情になる]
あ、うん。そろそろ時間だもんね。
………ボクも一緒に行けるといいけど。
[その場にいた自警団員に尋ねるが、即座に却下された]
………むー。
[食い下がっても却下され続け、しょんぼりしつつ。
ユーリエに向き直り、じーっとその顔と手の花束を見比べる]
……ね、ユーリエ。
そのリコリス、ボクにくれない、かな?
[そう頼んでみたのは、荷物をまとめに行くだろうユーリエを部屋に送りながらだったろうか]
毒でもなんでも、ユーリエが他の男に花束持って行くとか、やだな………
[離れるのも寂しいが、そこも引っかかってる男心]
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