情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
― ヴァルハラ? のもふもふ中庭 ―
[美味しいチーズケーキを堪能し終えれば、またもふもふに埋もれて幸せに浸る。
隠密わんこ隊のみならず、ラヴィやスノウまで居る。まさに天国]
今頃、あいつら仲直りして、ちゅーでもしてやがんのかねー。
[もっふもっふもふもふもふもふ。
カレルか誰かが近くに居れば、世間話にそんな事を言ってみたり]
死んだ後まで、公国だの帝国だのシガラミだのにとらわれる必要もねーんだし、好きなようにすりゃーいいんだ。
なー、柴九郎。
………ま、オレが言うべき事でもねーかな。
[リエヴルとカレルが一生懸命洗ってブラッシングしてくれた直後のような、隠密わんこ隊のもふもふの毛並みを撫でながら。
そんなことを呟き、辺りに居る面々を見回した。
ノトカーやカサンドラたちは増えているだろうか。
それとも、まだやってきていないだろうか。
いずれにせよ、その場にいる面々たちに聞こえるように、『話がある』と前置きをしてから。
地面につきそうな程に、頭を下げた]
――わるかった。
お前らが死ぬことになった……戦争の原因の一端を担ったのは、オレだ。
[詰られようと罵られようと、殴られようと切り刻まれようと、こちらの世界で再び死に目を見ようと、構わない。
事実を彼らに告げないまま、彼らといつまでも一緒に居る事はできない。
だから。己が王太子と大公を、公国の国務大臣の指示で暗殺した事実を、*自ら白状した*]
― 5時間後・中庭 ―
[ケーキを味わったりお茶を味わったりした後。
焼き鳥再開&厨房でくすねてきた酒を楽しんでいれば、そのうちにトールとリエヴルが戻ってきた]
お た の し み で し た ね 。
[昨夜は、とつけるのが正式だが。昼夜の感覚がない空間なので、そこは入れないでおいた。
ちなみに、わんこたちも一緒になって深皿に入れられたお酒をぺろぺろ舐めて飲んでいるもよう**]
体力ない奴に、あんま無理させんなよー?
……まあ、繰り返してる内に体力つくかもだが。
[最初は厨房からくすねてきた酒を飲んでいたが、物足りないなーと思って東寮で昔よく酒を隠していた辺りを漁ったら、ビールや東方伝来のお米のお酒、スピリタスなどまで出てきた。
今は焼き鳥をつまみにビールタイムのようだ]
ま。天寿を全うしてからコッチに来ても、こっちに来た時には若返ってるかもしれねーけどな。
オレも、死んだ時よりか若くなってるみてーだし?
[よぼよぼになってから来ればいい、という声>>+110>>+114にはそんなコメントを入れておく。
牢に繋がれている状態で、筋トレで多少鍛えていたとはいえ、与えられる食料はさほど多くなかった。
鏡を見たわけではないが、処刑される頃には、かなりやつれていた筈だ。
それが、逮捕されたばかりの頃の筋力や髪の長さに戻っているのだから。
天寿を迎えた者がここに来る時には、やはりあの頃の外見に戻っていても不思議ではなかろう]
でも、たしかに。
ディークもジェフロイも、天寿迎える頃には髪がどうなってるか気になるよなー。
[自分はふっさふさで毛の薄さは心配いらないので、気楽である]
いやー。リエヴルの方はいくつになっても初々しいな。
おもしれーおもしれー。
[赤い顔で睨んでくるリエヴル>>+130と、まったく動じないトール>>+132に、悪戯っぽい笑みを浮かべて言った後。
ふっと表情を和ませる]
………こんな風に、またオマエさんたちと話せるようになるとは思わんかったな。
お前らが死んだのは惜しいが。
[などと、思わず零していたが。
腰を悪くする話には、くくっと小さく笑って]
さあなー。
オレもこっちで試した事はないから知らんが。
……………死んだ後でも疲れてる奴[と言いながらリエヴルを示し]が居るんだから、腰痛めたりしてもおかしくねーだろ。
軽いの、っつーと…
超定番なとこで、紅茶にブランデーとかか?
[焼き鳥にはあわなかったが。
ミルクティーになら、上質のアップルブランデーは合うだろう、と。
先ほど飲んでいたカルヴァドスのボトルをリエヴルへ差し出した]
はは、わりぃわりぃ。
[からかわないで、と。
拗ねたように言うリエヴル>>+137と牽制してくるトール>>+143とに、からからと笑う]
何しろ、何ヶ月だか何年だかわかんなくなるくらいに、独房で鎖に繋がれてたからなー。
人とまともに会話すんのも、すっげー久しぶりだし、愉しくてついなー。
………公爵様になった後のリエヴルんトコいた頃は、軽口叩けるような雰囲気じゃなかった、つーのもあるけどー。
[張り詰めた弓のようなピリピリした空気も嫌いじゃなかったし、そんな雰囲気じゃなくても当然のように軽口を叩いてはいたが。それはともかく]
ん?
紅茶にブランデーを香りつけ程度に垂らすのも、旨いと思うんだが。
[別に紅茶入りブランデーにしろといってるわけでもないんだし、と。
困ってる様子のリエヴル>>+148には、きょとりと瞬いた]
…………紅茶に垂らす程度で酔いつぶれるほど弱かったっけか?
[たしか、どっかの夜会(で護衛した)時には、ワインを飲んだりもしていたような…と首をかしげた]
………カサンドラ、せんせ?
[懐かしい校舎の中から、当時のカサンドラがそのまま現れたかのような。
白衣姿の元教え子で元同僚の姿を見れば、驚いて瞬いた。
幻でも見ているのだろうか、とも思ったが。
「シチューが食べたい」という、昔も今も変わらぬカサンドラの台詞と、あわてて逃げ出す仔ウサギの姿に、思わず吹き出した]
よぅ。久しぶり、か?
[自分にとっては久しぶりだが、カサンドラにとってはもしかしたらほんの数時間前にわかれたままかもしれない。
自分にはその辺りはわからないので、あいまいに声を掛けてみた]
そうか、カサンドラ先生には、『数日振り』程度だったか。
[自分と目の前の女性との死んだタイミングの差を確認する。
これほどにココに来る前の時差が大きいのは、自分だけなのだろうか]
オレは、投獄されて処刑されるまで、大分掛かったからな。
つーことで、ひさしぶり。
………アレを美味しく食べれるあたり、つくづく……
[マムシとイモリの干物をおすそ分けした事を思い出した。
薬の材料にする予定だったが、処方する前に自分が投獄されたから、あれはそのまま廃棄されただろうか]
そんなだから、保護したくなるんだよなー。
ほら、もっと焼くから食えー。
[焼き鳥とショットグラスを手にするカサンドラに、追加で焼き鳥を焼いていく。
最初に準備した串はそう多くなかった筈だが、なんだか焼き始める前より、生肉の刺さった串が増えてる気がした。
つくづく不思議空間だ]
戦争の前線に居たんだ。
死の間際まで、色々と忙しかったろうからな。
仕事的にも、精神的にも。
[妙な気分、というカサンドラ>>+196の頭を撫でる手を止めて、また焼き鳥を焼き、お米のお酒をちびちびと飲む。
自分も、死の間際まで――栄養失調などで処刑前に死なない程度には与えられていたが――あまり食事に恵まれていなかったので、カサンドラほどではないが食欲は旺盛だった。
だが、続く言葉に手が止まる]
…………ノトカーと、ミヒャエル?
あいつらも、死んだのか……
いや、少なくともオレはまだ見てない。
まあずっと投獄された末に処刑されたオレが、皆より先にこっちに来てたくらいだし、死んだ順番とここに着く順番には、多少の差はあるみたいだが。
[厳密にはまだ死んでいないカサンドラが、この世界にやってきたとは思っていない。
トールやリエヴルたちと違って、自分が死ぬより遥か以前の戦場での生者たちの声は、その耳に届かないから、知る術もない]
まあ、長生きっつーても。
誰と話すでもなく、ただ窓もない牢ん中で繋がれて、ぼーっとしてただけだけどな。
[カサンドラがまだ食べるようなら、追加の焼き鳥をさらに焼きつつ、『もっとちょーだい』とねだってくる隠密わんこ隊やスノウなどに、ネギなしで肉だけを焼いたものを献上したりしていれば。
さらに、その場の顔ぶれに変動がでたりするのだろうか**]
しっかし、トールの奴。
6年分溜めっぱなしだったのかねー。
若い奴らは元気だ。いや、オレもまだまだ若いけど。
[他にも人が居る中庭で二人の世界を作っていちゃこらしてる2人を酒のつまみにしているオッサン。
一緒に飲んでくれる人募集中]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新