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─ ゾネス要塞・総督居室 ─
ブライアン総督代理。
王国軍の使いで参りました。
士官候補生のチェンバレンです。
[ 居室に通されれば、
“軍の使いの顔”をして、部屋へと入り。
軍からの何の変哲もない書簡を
彼女に渡すことはできただろうか。 ]
この度は、大変な騒ぎとなり
白狼騎士団側もさぞ混乱しているだろうと
上官は申しておりました。
……その。ブライアン総督代理のご無事、
何よりと存じます。
[ 彼女が書類に目を通す間かもしれない
あたしは、形式張った言葉を彼女に掛けて
── だけど、どこか、歯切れが悪い。 ]
……あの、ブライアン総督代理、
………。
…………いえ。ドロシー先輩。
もしできるなら、すこしだけ、
お話をすることはできないでしょうか。
此処、でも良いですし、その、
[ 見張りがいるならちらりと、目を向けて。
総督代理にではなく、先輩に、話があった。
本当に心の裡、いまは、彼女に対する
警戒心や復讐心などは無かったから。
表情も「不安を抱えた後輩」のように
映ったのではないか、とは思うのだけれど。*]
/*
は、しまった
わたしはまだ王宮なのですが…
(やりたいことがあって)
ちょっとお待たせするかもしれません、すみません…!(汗)
/*
全然待ちます!!!!!!!!
王子に対面ですよね!ゆっくりで大丈夫ですよ!(あたし多軸苦手なのでわかります……)
こちらの時間軸もふわっとさせてるので、いつでも構いません!
/*
ゾネス要塞での対面はクライマックスに取っておこうと思うので、先に思い残しがないように動きたいと思ってます
リーゼロッテさんも、回想という名で時間軸や場所移動して、他の方とも絡んで良いのですよ〜
─回想:フェリクス王子と─
[ リヒャルトからの伝言を告げれば
白狼騎士団の今後の処遇について告げられる
ドロシーが総督代理になったのを知るのは
また少し、先のこと。 ]
お心遣い、ありがとうございます。
[ 王子の心の裡を知ることはなく。
ましてや王子と外部とのつながりや、
ドロシーの策略なども知ることもなく。
純粋に、王子として。
今騎士団を守る方法といえば
総督の意志を継ぐことだけだと思えたから。
あたしは、一つ、お礼を言った後に
その場を去る。
王子の絞り出すような嗚咽のような声は
決して聞こえぬままに。 **]
/*
そう、こういうロル打つのは早いの……別に遅筆なんじゃないの……たぶん……でも、ごめんね、ドロシー先輩へのロルは1時間半かかった……。
─ 回想・要塞へと来る前@・物騒な話 ─
[ 世間で流布されている他愛もない噂>>57
王子には軽挙妄動を控えよと >>3:156
厳しく指摘されたのは当然正しいことなのだが
基本的に情報の乏しい軍の下部が
その噂に流されているのも事実で。
あたしがブライアン総督代理へ
書簡を届ける命を受けた時に
幾人かの先輩軍人がざわめいたのも 事実
ドロシーを英雄と見るものは当然多い。
しかし、尾ひれの付きすぎた噂は
当然ドロシーの虚像をも作り上げている。
『総督を撃つのに躊躇いもなかった』
『騎士団の内部分解・混乱を招くのが目的』
『実は凄腕の暗殺者』
『実は王も参謀も彼女の仕業』
当然全てが事実ではないだろう。
しかし、全てを嘘だとするには、
あまりにも、情報が少なさ過ぎた。 ]
[ 書簡を届けることが決まって
馬の準備をしている最中
幾人かの軍人が此方へと寄ってくる
『念のため、所持しておけ』
手渡されたのは1本のダガーナイフ。
どうして?という顔でそちらを見れば
流布するドロシーの噂話が根拠であった。
刃渡りの長く、重さもあるサーベルは、
万が一の有事の際に扱いが厳しい。
護身用に忍ばせるだけでもよいから、と
此方が「大丈夫だ」と言っても聞かぬ始末。
要塞までの道のりは短くも遠い。
その間、普段ならつかぬ護衛も4名つけて
ゾネス要塞へと馬を走らせることになる。
民同様、軍も、良からぬ噂と不安に
混沌の様相を呈しているのだ *]
─ 回想・要塞へと来る前A・墓参り ─
[ それは、総督の一件があった直後あたり。
あたしは、もう一度だけ高台の教会にいた。
”悔しかったこと”
“守りたかったこと”
守るだなんて烏滸がましすぎる願いも
心に想うだけなら赦されるだろう
決して実行などできやしなかった臆病者は
何もできなかった自分を恥じて嘲笑う
これから
どうしたいのかもわからない
どうしてゆけばいいのかもわからない ]
お祖父様
あたしは、どうしたらいいでしょうか
[ ぽつりと零す声にも、いまは、返事はない。**]
[ ゾネス要塞への任務は滞りなく完了した。
見張りの者が立ち去った後
改めて彼女から用件を尋ねられると
ほんのすこし、あたしは口籠る。
何を、どう、聴くべきか。
だけど、口籠っていても仕方がなかった。
こんな機会、今後滅多に訪れないだろうから。]
……どうして。
ドロシー先輩は。
アイリ総督を手に掛けたのですか。
他に、方法はなかったのですか。
[ 静かな声で問えば、彼女の口から漏れるのは
”国を守る軍人としての模範解答”か、
それとも、果たして。 ]*
/*
これドロシー先輩があくまでも良い人を貫くと、多分リーゼロッテは彼女を殺しにゆけない。すごく悩ましい。
かといってドロシー先輩の動き方も有ると思うので、どうなるんだろう、と表を見ている。
あたしはともかくとしてドロシー先輩はどうやって死ねるんだろう、ってなってる。
[ きっと何度も同じことを
軍や宮内の者に聞かれているのだろう。
ため息をつきながら彼女は言葉を返す。
どこか、それは挑発的な態度だったが
その言い分も頭から否定できるものではなく
進軍を止めるように言った、
確かにそれでは彼女は止まらないだろう。
総督の性格を考えれば明らかで。
だけど。 ]
………だけど。だけど、あの場で。
生命を奪う必要まではなかったと思います
突撃を止める方法は他にもあったはず。
[ 顔に滲ませるのは、やはり悔しさだ。 ]
馬や総督に怪我をさせるくらいでは
生ぬるいと仰いますか?
どうしても命を奪う必要がありましたか。
[ ここまでは、彼女の生命を奪った理由。
そしてここからは、ああ、
聞きたいことが山ほどありすぎる。]
それではなぜ、
王宮の門前まで来たタイミングで
彼女の生命を奪ったのでしょう。
ここから王宮までの一寸足りとも、
彼女を殺める隙も無かったのでしょうか。
王宮に刃を向けた時点で有罪は確定、
800の軍勢皆にも
同罪を課せられる可能性があった
ましてや城下に入って騒動を起こせば
今この時勢の中、さらに民が
混乱することも目に見えてるでしょう
どこかに止めようという気持ちがあったなら
門前で有った理由がわからない。
[ Who What Where When Why How
を徹底させよ。>>3:68
それは祖父と、総督が残した言葉。
本気で彼女を止めようと思っていたのなら
どこか違和感のあるドロシーの行動を。
今は責めるのではなく理解しようとして。 ]
あなたの正義は、どこにありますか。
[ と、問うた。 *]
[ フェリクス殿下だったなら。
お祖父様だったなら。
重ねて彼女はあたしに問う。>>104 ]
……納得しません。
たとえ王であろうと、祖父であろうと。
民の前で。軍の前で。
たどり着いて手遅れになったというその時に。
目の前で、自分の上官であり、
統率を取る総督という立場の存在を
殺める、という行動を
あたしは、納得しません。
[ そう応えよう* ]
/*
やーだって、ドロシーただしいんだもん( by PL )
困ったな困ったなって頭抱えてるどうしよう
煽られたけど、ううん、ううん、
[ 彼女が面倒そうに返してくる言葉は正論だ。
こちらから告げる納得のいかなさも本心だ。
そもそもあたしは彼女が
途中で合流したこと>>3:89を知らない
知っていれば、ほんの少しは
違ったのかもしれないけれど。
「でも」「どうして」
幾つかの反論をしながらも、
其れ以上は突き詰められぬまま平行線で
ぶつかり合うのが目に見えていて。
だけど。
続いた言葉に、一気に、頭に血が上る ]
勝手なことを言わないで!
[ 眉間に皺寄せ、侮蔑するような彼女を睨み
一歩近寄ればその胸倉を片手で掴む。
それ以上に手を出せなかったのは弱さ故か
アイリ総督への尊敬の感情はあれど
“そういう”下世話な感情は一切、無い。
だけどそれでも”悔しい”のは
今、国のことよりも。
彼女の言うとおり私怨で感情的になっているのは
間違いがなかったから。 ]
なにが言いたいの?
あたしがそういう感情をアイリ総督に
抱いていたとでも言いたいの?
確かにあたしはアイリ総督を大切だと思った
殺されて許せない、それは間違いじゃない
一番大切な人を味方になるって信じて戦う
そういったのはあなたでしょう
[ 震える。
感情を抑えようとして、震えながら、紡ぐ ]
…………だけど
そんな風に思われる筋合いなんてない
あなたはここの人たちを
”そういう目”で見ているの?!
[ 睨みつけ、『ああ、違う』と感じて
最後にこう、付け加える ]
……それとも。ああ。
”簡単に”
人を殺めてしまうことの出来るあなたには。
人の心なんてこれっぽっちも
わからないんでしょうね
[ 彼女の生きてきた道など
あたしには想像もつかない。 >>78
それこそ、本当に侮蔑を込めた目で
彼女を見つめながらそう言った ]*
!!!!!!!!!!!
[ 覚悟が足りない、そう言われて
問い返そうとする間もなく。
あたしの方に向かってきたのは
彼女が鞘から抜いた剣。
驚いて咄嗟に避ければ
その剣先を免れることはできたか ]
覚悟くらい…………あります!
[ そう言いながらも手は震え、
腰におろしたサーベルに手をかけて。 ]
あたしは、最後まで戦うって決めたんです
[ 抜いた曲刀を今度は此方から。
相手の腹部めがけて刺突した曲刀は
さて少しでも掠めることはできただろうか。
真新しいサーベル、
一度も勝てたことのない相手>>124
その力の差など、歴然としていたけれど、それでも。]*
[ 一撃。その場に斃れる。]
っぁあ、ぅ。ああ、あ……
[ 刺された所がドクドクと血を吹き
そしてあたしに後がないことを知る。
敵わないなんて、とっくに分かってた。
それでも、戦おうって決めたのは
他でもない、祖父や、アイリや、
そして目の前の相手の、言葉から得た力。
最後まで、大切な人を信じよう
その人のために戦おうって
あたしが、心に誓った願い。 ]
最後まで、……っ
最後まで戦うって、決め、た、
……ん、で、……す
[ それでも最後の力を振り絞り
音を立てずに、立ち上がり。
そして。彼女の背に、
懐に収めたダガーナイフを突き立てた *]
[ 突き立てたが最後、
あたしはその場に崩れ落ちる
その切っ先は本当に、
彼女の背に刺さっただろうか
致命傷に至る場所に、
きちんとあたしは刺せただろうか
動いたことで傷口は広がり、
助けが来なければこのまま出血多量で
生命を落としてしまうかもしれない。
もしかしたらさらにドロシーからの
追い打ちの一手もあったかもしれない。
それで即死ということも考えられる。
でも、それでも、
それでも。
最後に見せた顔は、
怒りでも、憎しみでもなく
どこか、穏やかな、表情で。 ]
ドロシーせん、ぱい
お手、合わせ、ありがとうござ、いました
[ 11敗目かな。
引き分けだったら、うれしい、けれど。*]
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