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[マリ坊の身の上話も聴きつつ、シロウは一つ一つに頷いて。]
……。
[開いた眼には、光と理性が戻っていた。]
[一回、乱暴に目をこすり。]
わりぃ。情けねぇ所を見せちまった。
ありがとうよ、マリ坊。
情けねぇとこを見せちまったな。
[こういう時に笑う、と言うのは難しい。
まるで口許に粘り気のあるような。
口がその形を取りたくないような硬さがあった。
それでも、立ち上がって。笑う。]
……何時の間にかに立派になりやがって。
[と、照れ隠しにグシグシとマリ坊の帽子を撫でた。
そして、気づかないうちにシロウの頭が1(6x1)にされていた。**
1.モヒカンっぽくされていた。
2.アフロっぽくされていた。
3.逆立られていた。
4.変装時のように縛られていた。
5.<<司書 フェリクス>>っぽくされていた。
6.短くいくつも編み込まれていた。]
おう。……もうマリ坊とは言えねぇな。
ありがとうよ、マリエッタ。
[マリエッタからの癒しを受け入れると、ダーフィトからガシガシガシと乱暴に撫でられ、笑いつつ。
笑いつつ。
……笑いつつ。
何故か執拗に髪の毛を撫でられていたので、流石にシロウは首を傾げて自分の髪の毛に触れた。]
……。
[妙にぴんと逆立っていた。まるでそれはモヒカンのような。
ぐしゃぐしゃぐしゃ、とシロウも何も言わずに髪の毛をいじる。
3秒後。
まるで見えない手でもそこにあるかのように、ぱっと直されてしまうモヒカン。]
……ダーフィト?
[ジト目。疑いの眼。シロウは口だけは笑顔だった。
ぴくぴくとひきつって。
一歩だけダーフィトの方に踏み出しつつ。
目は口ほどにも物を言う。"お前か?お前がやったのか?"とは言葉にしていないのに、シロウのひきつった笑顔からはその言葉が読み取れただろう。*]
誤解?そうか、元気づけようとしてだったか?
ありがとうよ、ダーフィト。
[自然と攻撃の構えをとって、楽しそうに笑う。]
礼に同じ形にしてやるぜ……。
それとも三つ編みにしてやろうか?リボンが希望か?
そういやぁ訓練生以来、手ぇ合わせたことはなかったが。
だれが世紀末覇者だっ!
[とダーフィトにアームロックを仕掛けようと追いかけ回し始めた。*]
[攻撃といっても本気さのない、ただのじゃれ合い。]
じゃあ、幽霊でもいるってのか?
何時の間にかに頭をモヒカンにする幽霊なんて聞いたことねーぜ?
[ぼうっとしていた時にリュカの姿をうっすらと見たような記憶はあるものの、まさかそれがそうとはシロウには思えず。]
へっ。今にお前も同じ頭に……って。
お、おい。ダーフィト、お前後ろ……。
[とシロウは驚いた表情でダーフィトの後ろを指さした。]
ア、アリーセ……?
[などと凄まじく古典的な手を使って。]
/*
表の状況見てるとフィオンが一番バグ臭いんだが。
そこまで分かりやすいのもどうか、と思うんだよな。
なんつーか、フィオンの主張はバグとして騙す気ならもうちょい上手い事を言えるよなっつうか。
一番卒のない事を言ってるのはシメオンじゃねぇかと思ってよ。
俺がバグならこの手の状況はシメオンの立ち回りが一番良いと思うが。どうだろうな。フェリクスの動きは一番バグでやりにくいが。
ストレートに疑ってアリーセ、で間違っていたからなぁ。
その辺、ちょいと考えもんだな。
[シロウはダーフィトに狼狽えて。]
なっ……!
お、俺の後ろにだと……!?
[自分で言っておいて、やり返されるのは予想外だったらしい。]
いやいやいや……まさかと思うがよ。
いや。しかし、まさか、な。
[嫌な汗がだらだらと流れ出てくる。シロウは割と苦手な方らしい。
幽霊は匂いがする、というのは確かに覚えがあることで。
倉庫の匂いがしたり、紅茶の香りがしたり。線香の匂いだったり。
誰かのような、死者の匂い……。
それが漂っている、ような気がしてくる。
そして、ダーフィトが振り返るのと同時。
シロウも振り返った。**]
/*
フェリクスだけバグに見えねェんだけど。
シメオンはまだ結論を表に出してないよな。ここでどう出すかだなぁ。
/*
シメオン→フェリクスからフェリクスの返答とか質疑を読んでいると、フェリクスに入れるかどうかは手応え微妙に思えるんだがな。
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