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[リエヴルが力つきて膝を落とした横をすり抜けて、
ベリアンを追いかける。
すれ違う時にリエヴルに声をかけた]
私が追う、追い詰めたら連絡する。
[その言葉のみを残し、ベリアンたちを追撃する。
逃がすつもりはない]
[ベリアン達が艦の下部へ降りていくのを、
つかず離れずの距離を保ち、追跡していた。
ライナーが司令塔に向かう為に、
甲板から爆破現場までもどってきたとき、
艦の下部へ降りていく人影をちらりと見た気がし、
確認のためにそちらに向かう。]
[後ろ姿から副長と判断し、
声をかけると副長は立ち止まるとふりかえった]
シュタインメッツ中尉か。
現在敵の工作員を発見して追跡中だ。
中尉も協力してくれ。
情報交換は移動しながらやろう。
[そう中尉に提案すると追跡を再開した]
[司令塔から飛び出してきたベリアン他1名を追跡中。
彼らが味方なら私やリエブルに目もくれず逃亡する理由がない。
よって彼は工作員である目算が高い。
彼が工作員なら、カシム爆破は艦への残留の理由作りの一部と考えると違和感がない。
こういった事をライナーに現状として説明する。
そしてライナーから死亡者の話などを軽く聞いた。
ここで発生した事象については後回しとした。
やがて主計課倉庫の前にたどり着く。
そのタイミングで艦内放送を聞くこととなった、]
― 主計課倉庫前 ―
[ライナーと2人で追跡してきたが、
どうやらここに逃げ込んだらしい。
突入しますか?と目で問うライナーに、ここで待機、と伝える。
ライナーに頼んで応急セットに入ってたガーゼと包帯で
負傷した頭部の圧迫止血を行ってもらいながら、
通信機のスイッチを入れ、小声で話を始めた。]
こちら副長、クレマンソー大尉、先ほどの演説は見事だった。
曹長は主計課倉庫に潜伏した模様。
現在主計課倉庫入り口をシュタインメッツ中尉と監視中。
こっちに合流してくれ。
来る途中で煙幕代わりに使うから消化器を確保してきてくれ。
船舶用破蓋転倒式なら60秒は噴射可能だから制圧するには十分だ。
[そう指示を出すと、単身扉を挟んだ反対側に移動する。
中の人間からは足音が聞こえたかもしれない]
[少し考えてからクレマンソー大尉に返信を送る]
皮肉ではないな。
自らの想いを言葉にする、それが人間だろう。
職業軍人を長くやってると忘れてしまうがな。
相手が通常の逃げ場がない所に逃げ込んだ以上、
大尉が望む事をする時間はあるだろう。
他に潜伏している工作員がいないとも限らない。
注意だけは怠るなよ?
大尉にはまだなすべき事があるのだから。
通信終了。
[通信を切った後、これからの事を考えていた]
これだけの事態になった以上、責任を取る人間が必要になる。
軍隊とはそういう組織だからな…。
責任を取るために、部下を犠牲にしてでも生き残る。
自分で言ってて皮肉にしか思えんな…。
[シュタインメッツ中尉の顔色が変わり、伏せろという言葉が聞こえてくる。
頭で言われた事を理解するよりも早く身体が反応する。
彼の行動に逆らわず、床に伏せる。
その後方で投擲された手榴弾が爆発した。]
――クレマンソー大尉へ、こちら副長
現在主計課倉庫前にて別働隊からの挟撃を受けて交戦中。
シュタインメッツ中尉が一緒だ。
中尉の報告によると彼が確認した死亡者は、
砲術長、参謀、軍医の3名だ。
主計課倉庫にブルーム曹長とあと1名だから、
所在が確認できていないのはフィッシャー少尉、エーレンブルグ大尉の2名。
うち、フィッシャー少尉の声は少し前に聞いたから、
おそらく挟撃してきたのはエーレンブルグ大尉と思われる。
持ってきてもらった消火器は煙幕代わりに使う。
こちらはなんとか現状を維持するので、
そちらの分隊指揮は任せる!
[ライナーと共に通路脇まで待避した。
そのタイミングで通信が入ってくる。
手短に連絡をすませると通信を切って、
通路から主計課倉庫の入り口にまた2発ほど打った後、
マガジンを交換しつつライナーに話しかけた]
現在艦底部より味方が接近中。
クレマンソー大尉が一時的に指揮していて、
バルサミーナ少佐、ファベル少尉が同行している。
と、なると挟撃してきたのはエーレンベルグ大尉か…?
中尉はどう思う?
副長 ジャンは、主計少尉 ウェルシュ を投票先に選びました。
先ほどの通信ではあと数分、と言っていたから、
そろそろ到着するはずだ。
大尉達には消火器を持ってきてもらっている。
これを煙幕代わりにして突入するつもりだが、
何か盾になるようなものが欲しい所だな…。
[そういうと応急鞄の中に何かないか探してみた。
治療器具を乗せる小型のトレーが2つほどあった。
上着を脱いで、中にトレーを並べて仕込み、
ライナーに手伝ってもらって左手に巻いて、袖を握りしめた]
彼らが来たら消火器を噴射状態にして投下、
私が先頭で突入する、中尉は足を負傷しているからな…。
おそらくこれが最善だ。
[突入の準備をした所で発煙筒が投げ入れられた。
姿勢を低くして目を細め、咳き込みたくなるのをこらえる。
逃亡するなら後ろからでも射殺する。
こちらに向かってくるか…
そう考えつつ耳を澄ましていた]
[耳を澄ませていると後方から複数の足音が聞こえてきた。
クレマンソー大尉を先頭に階段を上がってくる。
大尉のほうに顔を向け、叫んだ。]
先に仕掛けられた!少し退がるぞ!!
[通信機から聞こえてきた声を聞き、
一瞬だけ待ってから、ライナーに手振りで3カウント後に身を伏せる用指示を出す。
頷くライナーと共に身を伏せる
その身体の上を銃撃が通過していった。]
― 現在の位置関係 ―
←階段 階段→ ------------------------------
ロル ジ
カ ラ ウ
------------出入口------------ コ
主計課倉庫
ジ:ジャン
ラ:ライナー
リ:リエヴル
ロ:ローレル
カ:カーク
ウ:ウェルシュ
コ:コンラート
― 現在の位置関係 その2(水平方向)―
|出|
|入|
|口|
ジ | |
& _____________
ラ /
リ /
ロ /
カ /
[ライナーと2人で身を伏せ、射撃をやり過ごしていた時、
2人の間を何かが転がってきて、階段の下へと落ちていこうとする。
手榴弾、と認識した時点で脳裏によぎったのは、
このまま下に落とすと全滅する、というただ一点のみ。
かろうじて出来たのは手を伸ばして手榴弾をキャッチし、
被害を最小限にするためにそれを身体の下に抱え込む事だった。
そしてボン、という音がジャンの腹部のあたりから聞こえ、
身体がビクンと震えた]
[手榴弾を抱え込んだ姿勢のまま、
ライナーに向かって最後の命令を告げた]
大尉の指揮下に入って奴らを追え。
軍人としての責務を全うするんだ、行け…。
[それだけを伝えると力つきた**]
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