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ー回想・星の夢
[ウェルシュとともに星の夢へと向かう彼をずっと見ていた。
ぼくをその手で星の夢へと落とした彼が、今まさに星の夢へ落とされようとしている。]
皮肉なものだね。今きみは何を思ってるのかな。
ぼくの最期の顔くらい、思い出してくれているのかな?
[ぼくの声は届かないけれど、ソマリに問いかけてみる。
彼の表情は不思議なくらい落ち着いていた。その手が少し震えていた理由はわからなかったけれど。]
大丈夫だよ。ぼくがちゃんとこっちに来れるように迎えに行くから。
それで、こっちでもきみが狂ったままなら、そのときはさ。
[ぼくは微笑む。]
そのときはぼくがこっちできみを、きみの心を殺してあげる。
だから安心して。
[星の夢へ堕ちていく彼の手を掴もうと差し出すも、するりと通り抜けていく。ぼくはその姿を見届けると、ソマリを探しに出かけた。彼の姿を見つけたら声をかけるだろう。**]
―回想
[しばらく館内を捜し歩いていたが、ソマリの姿は見当たらない。バグやバグの仲間は"こちらがわ"へ来られないとでもいうのだろうか。]
そんなのは・・・嫌だ。
[自分を星の夢へと落とした彼が、本当のソマリだったとは今でもどうしても思えなかった。ここで会うことができるのは本来の彼のような気がして。
なんとなくまた星の夢へと足を向けていた。闇の前に人がいるのが見えた。]
・・・・・・ッ!!
[その美しいブロンドの髪を見間違える筈がなかった。ふわりと彼に近づき、強い意志でそっと手をとった。]
・・・・・・ソマリ。また、逢えたね。
[なんと声をかけていいものか少し悩んだが、彼に向かって微笑んだ。彼はどんな表情をするだろう。まだ狂ったままなのか、それともぼくの知っているソマリなのか。手の震えを悟られないように彼の反応を待った。]
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というわけでこんばんは。
なんかオモテが殺伐としてきましたねぇ・・・。
TMMIルールについてはお前が言うななのでぼくは何も言えないwww(土下座
[ぼくの名を呼びながら振り返った彼は、ぼくに合わせて無理に笑おうとしていたようだった。その表情は、ぼくを星の夢へ落とす前の彼とは違う、ぼくの知っている彼のもののように見えた。]
まさかぼくも、死んでこうなるとは思ってなかったけどね。
また、逢えて嬉しい。
[また逢えて嬉しい、なんて言葉はもしかしたら彼を苦しめるだけかもしれないけれど、本音だった。まだ彼がぼくを殺したいと思っているのか、とかどうして嘘を吐いたのか、とか聞きたいことはあったけれど。彼の表情で言葉は必要なくなった。]
あのときのことはもういいんだ、ソマリ。
そのかわり、コーヒーでも奢ってもらおうかな。
[さっきより少し悪戯っぽく笑ってみせると、彼の手をとった。]
アデルやアイリ、カークもいるんだよ。
みんなのところにいこう?
[彼が受け入れてくれればともにアデルたちのもとに向かうだろう。]
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