情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
/*
役職言い換え、なにがなんだかさっぱりだなー。
ヤンデレはもしや狩人なのか。
メガザラーなにものだ。あ。洗礼者!(役職一覧見てきた
夢見がちはなんなんだー。
/*
正月確かに時間があるようで、全然無いな。
飯食ってるだけな印象もあるんだが、そんなこともなかった。
/*
延長おつかれさん。ゆるっとだらっとしようぜ。
>>-12
胡蝶かー。夢かー。なるほど。
で、狙撃手の方かー。
/*
トールがおれの狼なら人外だが、別人らしいからな。
人外は2だと思う。
シメオンが人間かどうかは、そういえば知らない。
― 闘技場 ―
[散々迷った末に、それらしき場所にたどり着く。
某兎とはまた違った嗅覚の賜物だ。
つまり、面白そうな戦いの匂いを辿った末のこと。]
なるほど、こいつは見事なもんだ。
[空間の限られた地下(?)街の中に、開かれた場所がある。
軍団戦とまではいかないが、ちょっとした集団規模の戦いもできそうな円形の砂地を囲むように、観客席が並んでいる。
やはり人間、娯楽には力を入れるらしい。
眺めていたらちょっとそこの人、と声を掛けられた。
暴走牛に乗った人でしょ、とか、巨人倒したこともあるとか、などと聞かれる。
噂伝わるの早いな、おい。]
[あれよあれよという間に流されて、気付けば闘技場の真ん中に立っていた。
今日の大会の特別イベントになぜか参加することになったのだ。
なんでも、一年に一度迷い込んでくるものを鎮める、神事のようなイベントらしい。]
で。
その魔物を倒せって?
[「魔物じゃなくて、神の使いです」と訂正され、渡されたのはずしりと重い木製の鎚。
丸太のような鎚の頭は、一方だけが長い。
「それで、突きまくってください」
そう言われて、にこやかに送り出されたのが、ついさっきだ。]
しゃぁねえなあ。
[見慣れぬ武器で未知の相手に挑む。
どうしてこうなったのかは謎だ。
それでもつい口元が緩むのは、戦いに臨む高揚から。
見世物は好かないとトールに言ったものの、背に届く歓声も心地良い。
さあ来いよ、とまだ見ぬ相手を内心で誘った時、天井からしたたり落ちるようにして、白いものがぽよんと現れた。]
………は?
[えっ? こいつ?
思考停止する間に、その白い奴―――全体的に真っ白で、質感はすべっとぬめっともちっとしていて、ぽよんぽよん弾んだりうにょーんと伸びたりする一抱えほどの球体―――は、数度弾んだ後、勢いよくこちらの顔めがけて飛びかかってくる。
とまどいつつも、攻撃を受けて体は勝手に反応した。
何しろ、あれが顔に張り付いたらヤバい。多分死ぬ。]
っ、だぁぁ!
[やけくそ気味の気合い一閃、木槌を持ち上げて体をひねり、回転させて長い方の端でもちもちを横からぶっ叩く。
吹き飛ばされた白い奴はべちゃ、と潰れて地面に広がったのち、ぼよよんと球体に戻って再び跳ねた。]
[慣れない形の木槌は、振り回すにもバランスが悪い。
だが、重い鎚頭は、当たれば凶悪な威力だった。
全身を使って木槌を回転させ、振り上げ振り下ろし、白いもちもちを叩きのめしていく。
一撃入れるごとにもちもちの肌は艶やかにきめ細かくなり、粘りが増して木槌に張り付くようになる。
幾度めかの横殴りの一撃が白いのを捉えれば、それを張り付かせたまま木槌をぐるり回転させながら振り上げる。
そのまま真っ直ぐ下へ、中央に置かれた木の台の窪みに突き込めば、ぺたーんと高らかな音が闘技場に響いた。
しん……と挟まった僅かな沈黙の後、歓声が闘技場を揺るがす。
木槌を振り上げ、観客に応える顔には、清々しい笑みが浮かんでいた。]
/*
なんかバトルしてねーなー、って思ったら、謎の電波を受信したんだよ。
(書き逃げ)
[餅つき神事とやらが無事に終わった後は、観客も闘技場に降りてきての大宴会となった。
メインで振る舞われるのは、先ほど叩きのめした白いもちもちをちぎって丸めたものだ。食えるのかそれ?と頭に疑問符が浮かんだが、せっかくなので食ってみたら美味かった。
米の酒も振る舞われ、踊りや歌が始まる。
エキゾチックな宴には、混沌としたエネルギーが満ちあふれている。
こちらまで触発されて、踊り出したくなるような熱気だ。]
[神事の功労者ということで、いろんな連中からいろんなものをもらった。
食い物はその場で食べたし、ただの食材や金の類いなら気前よくその辺の連中に配ったが、いくつか手元に残したものもある。
この迷宮街で育てているという、クルミほどの大きさのリンゴと、今回の神事で使った木槌だ。
正確には杵というそれは、毎年新しいものを作り直すのだとか。]
それじゃ、おれは帰るとするか。
[杵を担いで立ち上がる。
そろそろ、という予感があった。]
黒鳳のトールにあったら、よろしく言っておいてくれ。
おまえと出会えて楽しかった。
いつかまた会おうぜって。
[言伝を頼み、闘技場の外へ向かう。
どこへとも決めず、足の向くままに複雑な路地をいくつも抜け、隘路をくぐり、建物の隙間を抜け、―――石橋を渡った向こうで、知っている顔を見つけた。]
[迷宮街で会った奴と似ているが、やはり違う。
あれこそ、おれの隣にいるべきもの。]
よう。帰ったぜ。
[愛馬と、愛用の武器を目にして、獰猛に笑った。]
それじゃ、行くか。
[次の戦が待っている。*]
/*
やあやあ、時間が掛かってしまった。
甘噛みやめい。
黒鳳の方は、やはりさっさと風呂に連れ込むべきだったか。
/*
行って帰ってくるまでがお仕事です。
城にまたリンゴの木を増やそう。
姫リンゴは確か料理用だったから、美味いアップルパイが作れるな。
/*
(おおかみわしわしなでなで)
なんだかんだ可愛いんだよなおまえ。
よしよし、美味い戦を食わせてやるからなー。
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新