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[やがてジムゾンが口を開けば>>198]
異能については、わたくしも文献などで知りました。
霊能者……が、姿を見せないのは。
パメラさんが人であったか、既に亡くなっているか……どちらかだと思います。
最初に殺害されたゲルトさんは、恐らく人狼が二人いるという言葉を遺しました。
何かしらの力はあったのではと思いますが、霊能とは異なるものだと思います。
また、死を願っていたパメラさんがそうだったとは思えません。
残るはヨアヒムさんですが……
霊能者や……守護者だったとも、全く違うとも言えません。
ですが、あの方は一歩引いたところから広く物事を見聞きし、感情に流されない方です。
その冷静さを、人狼は邪魔に感じたのではないでしょうか……。
[実際、自身も彼に思ったことだ。彼が生きていればこの場所を平和に導いてくれるとも。]
[そういえば、話し合いらしい話し合いを全くしていない。
言わば言葉をぶつけ合うだけのドッジボールでただただ時間が浪費されていった。
そして、話し合いをしていないのは自分も同じなのだ。]
……申し訳ありません。
そうですね、今からでも話し合いましょう。
ヨアヒムさんを最初に発見したのはわたくしです。
床に倒れて、心臓を……中心に、部屋中に血が飛び散っていました。
人を呼んで……
わたくしの覚えている範囲ではアルビンさんとディーターさんとカタリナさんがいらして下さって、ディーターさんがヨアヒムさんをベッドの上へ運ばれて。
カタリナさんが他の方を呼びに行かれて、ニコラスさんが居ない事を教えてくださいました。
……すみません、呆然としていたもので、他のことはあまり覚えていないのです。
[何か情報になればいいのだけれど。
あまり役には立たなさそうだと考え、肩を落とした**]
……え?ええと……
確かに最初に発見したのはわたくしだと思います。
先に見つけてそのまま立ち去ったという方がいた可能性は無くはないでしょうが、人を呼ぼうとする方が自然だと思いますし……。
[>>230ジムゾンの問いに頷いて。
オットーのことを訊かれれば、はて、と首を傾いだ。]
……その時はあまり冷静ではなくて……オットーさんの声を聞いたような気もするのですが。
ああ……そういえば大事なことなのに失念していましたね。
鍵はかかっていなくて……すんなり開いたんです。
ゲルトさんの時も、そうだったのですね……。
どうして……どうしてなのかしら……?
[ジムゾンの疑惑にはまだ気づかぬままに、思い出したことを付け足した**]
― 少しだけ前に ―
そういえば、オットーさんの声を聞いたのは食堂へ向かっていた時だったかもしれません。
わたくしの記憶違いかもしれませんし……
あまりこの辺りの証言はあてにしないでくださいましね。
[>>241真剣に考えている様子のジムゾンへそう付け足した**]
[>>234ジムゾンに字を尋ねるシモンを、黙って見つめていた。
なぜ神父様だけに?と考えないでもなかったけれど、ジムゾンが書いたものならジムゾンへ尋ねるのが道理だと自己完結した。
“うらないし”と反芻する姿も見ていた>>260
その言い方には、自身もその文字を書く意思があると取れたけれど。
きっと自分でも議事録を書いてみるつもりなのだろうと、少しだけ穏やかな表情を浮かべた。]
[もう、投票しなければならない。
紙とペンはカウンターから拝借すればいいだろうが、投票箱になりそうなものはどこかにあっただろうか。
無ければ即興で作ることになったのだろうけれど。
“確実に人狼ではない”アルビンとヤコブ、“信じられる”ジムゾンとディーターをまず除外する。
そして――]
(……やっぱりニコラスさんの名前は書けない。)
[恐らくきっと彼女が処刑される。予感はあれど、嫌だった。抵抗したかった。
自分だけでもその瞬間まで味方していたかった。
感情的な面で言えばシモンだってそうだ。ゲルトが襲われる前に交わした会話に気になる言葉がなくはなかったけれど――それで疑わしいかと言われれば否だ。少なくとも、今はまだ。]
[カタリナは、一度に兄と親友を失い、表情と言葉の数が少なくなった気がする。
無理はないだろう。]
(私も、兄を失ったことを嘆ける人間であればよかったのに。)
[ただ、そういう立ち位置の者は疑われづらい。それを利用している可能性はなくはない。
けれど、それはあくまで無実の理由ではないだけで、疑う理由にもならない。]
[オットーは――どこまでも平常運転で、そしていつものオットーだった。
無理をしているのだろうか。
疑う要素は――……あるといえばある。
“ニコラスは人かもしれない”そう言いながら、ニコラスの処刑を煽るようなことを言っていた>>191
それだけでは疑う要素とは言えない。
皆、どこかで彼女を人かもしれないと思ってはいるのだろう。
人狼である確信なんて、余程のことがなければ持てないのだから。
けれど、“人であるのなら、人であるからこそ”とはどういうことなのだろう。
貴方は、人だと思いながら彼女を殺すの?
こんなものはニコラスへ投票しない為の強引なこじつけに過ぎないと考えながらも。
胸の奥にあるたった一つの引っ掛かりは、フリーデルに端正な字で紙に“Otto”と書かせた。]
[オットーが人狼だと思っているわけではない。
ただ、消去していった結果。それが心苦しかった。彼に受けた恩だってたくさんあるのに。
折りたたんだ紙を震える手で投票箱へ入れると、ジムゾンがどこかを見ていた>>282
その視線の先には、自身と同じような左手首の包帯。
そしてその主は――ニコラスだった。
彼女は占い師ではないのだから、手首を切る必要はないはずだ。
ならば、なぜ?]
――っ、オットーさん。
[考えていると、まさに投票した相手から声がかかり>>287、びくりと跳ねた。]
……ありがとうございます。
氷の十字……
美しいけれど、すぐに融けてしまうのが寂しいですね。
[処刑されることはないだろうと思いつつも投票してしまった罪悪感からか、素直に受け取った*]
[>>296あ、これはいつものオットーさんですね。]
え、ええ、少し驚いてしまって……。
…………すみません。
[投票したことへ謝罪はしたくはない。
なので、驚いたことへの謝罪ということにした。
なお丁寧に渡された時はいつものように若干引いた。
とはいえ、融ける瞬間までをじっと微笑みながら見つめていたけれど*]
[開票が終われば、やはり予想通りの結果が出たのだろう。
冷静であるべきなのに、涙を隠すことはできなかった。]
ばか……。
[それはひとりでパメラを殺めてしまったニコラスへか。
パメラを止めることができなかった自分自身へか。
わからないままに、弱々しい罵倒が漏れる。
せめて処刑には同席させて欲しいと願い出て。
彼女の命が尽きれば、ジムゾンと共に弔おう。勿論、ヨアヒムも*]
― 処刑後/2-2号室前 ―
……神父様。
[その日の夜。
深夜になる前に、周りに誰もいないことを確認してからジムゾンの部屋の前へ立った。]
そのままで構いませんので、聞いてください。
[彼からすれば、自分は人狼の可能性がある。逆も然りだけれど。
だから、扉越しでいいと、開けようとすれば止めただろう。]
既にご存知かもしれませんが。
わたくしの実家……タートザッヘ家は、占いの力に通じる家系です。
その昔には、わたくしなどよりずっと強い異能を持った方も、いたそうです。
そして……兄ロベールは、その方と同じように、人狼騒動でなくとも人狼を見つけ出せる、強い異能を持っていました。
わたくしは、――私は、力をほとんど持たない、できそこないだったのです。
強い力の代償だったのでしょうか。
10歳を前に兄は病気がちになり、ただでさえ貧しい家は困窮しました。
ある日の夜……偶然、私は両親の話を聞いてしまったのです。
「できそこないの方を“売る”しかない」と。
そう言っていました。
当時の私には、何の話か理解ができませんでした。
だけど、怖くて、恐ろしくて。
翌日に、私は自分から「神様にお仕えしたい、兄の体がよくなるようにお祈りしたい」と言っていました。
……そうして、兄の病院の帰り、私はこの村に来たのです。
ここへ来たのは自分の意思だと、そう思っていないと、父様が……家族が私を捨てたことを、認めることになりそうで。
私は、あの人達の家族だと信じていたくて。
そんな気持ちが、この村へ心を置かせないようにしていたのだと思います。
――本当は、あの人達から家族なんて思われたことはないと、わかっていたのに。
[そこまで言って、自嘲的な笑みが漏れる。]
― 回想/いつかの教会 ―
わかりました、お父さ――
――っ
[>>8男を人前で父を呼ぼうとした瞬間に、鬼のような形相で睨まれ、少女は言葉を切って誤魔化した。
その遣り取りは一瞬だったけれど、当時のジムゾンからは見えていただろうか。]
実は……教会にいた時、月に一度、15年間。
神父様を占おうとしていました。
結局、占うことはできませんでしたが……。
兄のような占い師になりたくて、父に認められたい一心で、したことです。
勝手なことをして、ごめんなさい。
[実験台にされるなんて、気分のいいものではないだろう。
けれどたとえどんな批難を受けようと、ちゃんと言っておきたかった。]
私には、もう家族はいません。
そして……貴方とも、家族になることはできませんでした。
[家族はもうない。友と思っていた女性も。
恐らく明日になれば、一瞬だけ心に触れられた気がする
孤独。
父のかけた呪いの通りだ。]
でも、フリーデルとして貴方と過ごした日々は、とても楽しかった。
フリーデルが、本当の私だと思えてくるほどに。
これは本心です。
ありがとう。
おやすみなさいませ。
どうか、貴方は生き延びられますように。
――ジムゾンにいさま
[聞こえてくれているといい。
聞こえていないといい。
相反する願いを持って、初めて彼を兄と呼んだ。]
― 15年も昔 ―
[聞こえていた。彼女の父が
父親と彼女が呼ぼうとした瞬間
彼女を睨んだことを]
(ああどうして、んなことすんだよ)
(子供だろう、大事な、愛されるべき)
(俺にはもうとーさんもかーさんもいない)
(若しかしたらずっと別れることに
なるかもしれないその子をどうして
そんな風に扱えるんだ。父親だろう、あんた)
[だからその時俺は決意した
何時か。この子がこの村を居場所にすればいいと思った
だからそのために何かできればって思って
色々話しかけようとするけれどそのたびに壁に阻まれる
はじめ俺が兄になればいいと思ったけど
この子の兄はあのロベールって呼ばれた子がいたし
なら。ねぇ。この村を何時か好きになってくれるかな
此処で育って。好いた人を見つけてさ
そしたら、その人と幸せな家庭を築いてさ
無表情だったその顔をずーっと幸せな笑顔になった頃
俺を兄さんって呼んでくれるかな
カタリナや、パメラがそれぞれの兄に呼びかける様に]
(だって俺は、ずっと)
君を、リデル――妹だと
呼びたかったんだよ?
[言い逃げなんて狡いじゃ、ないかと
ほろり、一筋涙がこぼれた*]
――――っ……
[>>319声は、届いていた。
自分に明日があるかはわからないけれど――
ちゃんと聞こう、そう思いながら自室へと*]
― 2-3号室 ―
[部屋に戻った後は、これまで通り儀式の準備を。
これまで通りにナイフを引けば、左手首からこぽこぽと零れる紅。]
――汝は、人狼なりや?
[もはや誰かの名を念じたところで意味がないと、考えるのをやめた。
十字を伝い零れ落ちた紅が示す名とその結果は――**]
― 2-1号室 ―
[処刑が終わり、部屋へ入れば。
事切れたニコラスの姿。]
……これ、あなたの形見になってしまったわね。
[尤も、それを持つ自分もいつまで生きられるのかわからないけれど。
蒼玉のブレスレットを大事そうに撫でると、いつかしたように彼女の額へ手を充てた**]
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