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このっくらいで、音ぇ上げてちゃね。
女の一人旅なんて、できないんだよっ!
[きぱっと言いつつ、距離を開けるのではなく、逆に詰める。
低い姿勢から近づいて、跳ね上がりながらの後方回転蹴り。
なお、蹴り脚は義体の右脚。
基本フレームにレアメタルを使っているから、当たるとかなり痛い。
もっとも、はっきり狙いを定めているわけではなく、奇をてらって隙を作り、距離を開けるのが主目的。
故に、当たる当たらないに関わらず、着地した後、大きく後ろへ飛びずさる。*]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
[距離を詰めての蹴りは狙い通り意表をついて、蹴り上げた足には相手を捉えた事を示す衝撃が伝わる]
(……あ、ちょっときつ)
[ほんの一瞬、過ったのはそんな思い。
戦闘用に調整されているわけではない以上、こんな使い方をすれば思わぬダメージを被る事にもなり得るのだが]
使えるものは、なんでも使わないとねー。
[文字通り、全部の力を使わないと、ここを超える事はできないから、と。
自身を鼓舞して距離を取る]
……っと!
[先の蹴りで受けた痛みと、自身の攻撃で残った衝撃は次の行動への反応を幾らか鈍らせる。
その間に落ちた槍が拾われるのは見ていたが、今は、狙いを定める事に意識を向ける]
……あんまり長引かせると、辛いから、ねっ……!
[元より、こちらは短期決戦型なのだから、と。
思いながら引き金を引いた。*]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
うにゃうっ!?
[放った一撃はオズワルドの首筋を掠めるものの、動きを止めるには至らない。
やば、と思った時には時既に遅し、槍の一閃が足を払っていた]
わ、と、にゃっ!
[どうにか受け身は取れたものの、すぐに立ち上がるには至らない。
やばい、と重ねて思いつつ、それでも離さずにいた銃のグリップを握り直して]
……ん、のっ……。
[槍がぐるりと回り、穂先が正面を向く。
立て続けの衝撃がまずかったのか、右脚が上手く動かない。
それでも、ただやられるか、との意思は下がるを是とせずに。
空色は、踏み込む姿を真っ向見据えて揺らがない。**]
/*
今回のラ神、素敵に遊んでるなw
……いや、今回も、かw
そしてペアバトル村でダイスランダムに勝てない記録を着々と更新しているボクである(
狙撃結果死亡記録とどっちが伸びるだろうか……w
蛍石の技師 クラリッサは、紫黄水晶の占師 メレディス を投票先に選びました。
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
[鋭い牙が間近に迫っても尚、空色は揺らぐ事はない。
この辺りは意地張り気質と──立つべき時には最後まで毅然としてあれ、という母の教えによるもの。
国を離れて流離う身となっても、一国の公女である事、その矜持は持ち続けなさい、と。
他国の王家から、変人の集う技術公国に嫁いできた母に言われた事は、旅に出てからも守り通して来た]
……逆鱗?
[傷を示しながらの言葉>>83に、小さく首を傾ぐ。
それの意味する所を教えられたなら僅かに目を伏せ、は、と小さく息を吐いて]
……そーだね、それは大分惜しかった。
銃身のブレ、もう少し補正しとけば良かったかなあ。
まだまだ、技術屋としても銃士としても甘いなあ、ボクは。
[ため息に続いて、こんな言葉を落として肩を竦め。
伏した目を再び上げる]
……しかしだね、相方殿。
この状況で、それを懇切丁寧に説明するってどうなんだい?
これでも、早撃ちには自信があるんだよ、ボクは。
[にっこり笑う、その右手には銃が確り握られたまま]
ここからきみが踏み込むのと、ボクが撃つのと。
どっちが早いか、試そうとでもいうのかな?
[こてり、と首を傾いで問う。
この場で求められているのが殺し合いでないのはわかっているが、突っ込みたくなったんだから仕方ない。**]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
……別の、理由?
[思わず投げた突っ込みに返されたのは、予想外の言葉。>>115
勿論、理由もなく己が弱点を教えるはずはないから、何かしらあるんだろう、とは思っていたが。
槍の穂先を返す様子に戸惑いつつ、膝をつく動きを空色で追って]
……ふにぇぃ?
[命を預ける、と。
告げられた言葉>>116に、最初に上がったのは惚けた声だった]
え……え?
ちょ、ちょとちょっと???
[ちょっと待て何言いだすんだ、と。
言いかけた突っ込みは、続けられた言葉>>117に途切れて。
空色はしばしぽかん、と頭を下げたオズワルドを見つめていた]
……まい、った、なぁ。
なんで、きみは、そう。
ボクにとっての『あり得ない』を容易くやってくれるのさ。
[間を置いて、ため息と共に零れ落ちたのは、ぼやくような言葉]
大体、きみはボクを持ち上げ過ぎだ。
ボクよりも遥かに大きくて、力強くて。
物凄く、強い意志を持ってて……そも、ボクが並び立てるような存在じゃないだろうに。
……知っての通り、ボクの身体は自然なものじゃない。
『機』の力を直接身に宿した……ある意味では、摂理を捻じ曲げた異端の存在だよ。
自然を象徴するような存在の……龍の命を預けられるに足るとは、自分ではちょっと思えないんだけど。
[僅かに目を伏せ、ぽつりと告げる様子は、珍しくも自信なさげで。
何事か、迷うような気配も色濃く漂う。
命を預ける、魂と共に在る。
そんな言葉に安易に応じてはならない、と思ってしまうのは、そこに籠もるものの重さを知るが故。*]
……そもそも、だね。
ボクは、きみにとって、『何』なんだい?
[絆石の縁が関わりないと言うならば。
余計にそこがわからない。*]
俺にとっての、お前、か?
[ 心に落とされた問いに、男は暫し、言葉を選ぶように、沈黙して ]
この世で一番大切なもの、だな。
[ 返したのはやはり、素直な答え、と、 ]
俗に言っていいなら、惚れた女だ。
[ するりと、そんな台詞を付け加えたのは、そろそろ色々誤摩化し辛くなってきたからに他ならない* ]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
……あり得ないんだよ、ボクにとっては。
今まで、そんな事言われた事一度もないんだから……。
[首を傾げながらの返答>>133に、はふ、とひとつ息を吐く。
真顔で言われた言葉には、どこまでも素だよね、なんて逃避込みの思考が過ったりもしたが]
……ふぇ?
そー……なの?
[自分の中でも虚竜は生物カウントされてないから、傷をつけた事がない、という言葉に惚けた声を上げる。
更にきっぱり言い切られ>>134、伏していた目を僅かに上げた]
…………。
[『機』の属と、それを宿す者が創り出すものを自然、と認める言葉。
素直な声音が綴るそれは、すとん、と内に落ちる。
古き種と新しき種、対極にあるもの。
対極だからこそ、対となった、と言われると、それはそれで納得できて。
そこに、更にひとつ、密やかに要素が積み上げられ]
……ふぇ?
[ぽそりと投げた問い。
それに返ったのは、物凄く素直な答え]
あ、え、と。
…………え?
[今何聞いた、何言われた!?
そんな困惑を宿したコエが零れて落ちる]
大切、って…………ていうか、惚れた……て。
……ぁぅ。
[一生言われる事はない、と思っていた類の言葉をさらっと言われて、困惑が先に立つ]
ぁー……もう。
だからなんでそーやって。
こっちの予想を簡単に踏み越えてくるのっ……!
[想定外だ。色々想定外過ぎる。
言われた事も想定外だけれど]
……嬉しいじゃないか、ばぁか。
[そんな言葉がするっと出てきた自分にもちょっと──いや、かなり驚いた]
……あー……ちょ、ごめ。
真面目な話なのに、ごめん……。
頭、オーバーヒートしてきた。
[それだけ告げて、ば、と膝に顔を伏せた。
ちょっとこれ無理、言葉が出せない。
そうやっていると、オーバーヒートしているのが頭だけじゃないのもわかって。
あ、なんかもうこれ色々ダメだ、と。
過ったのは、そんな思考。*]
[ 男はどこまでも、自分に正直に心を伝えた。...が、本人もとい龍としても、これは初めての経験だった ]
(......親父の気持ちがようやく解ったな......)
[ 龍の身で、人の娘を妻にするために『命懸けで求婚した』と言った先代に、しみじみと共感したのも、仕方がないところ ]
......嫌がられたらどうしようかと思ったぜ。
[ どうやら、気持ちは違わず受け止められ、受け入れもされたらしいと、解って、心底から安堵の吐息をついた ]
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