情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
/*
お疲れマーティン、お疲れリュカ。
そしてログが全く読めてなくてすまん……。
ちょい忙しくてな。明日起きたら読むぜ。
[隊長からの無線の声を聴き。]
了解。
隊長、こちらに来たら話があります。
[とだけ返して、シロウは無線を切った。
任務は成功した、としても。
シロウはバグの動向をベースとした作戦自体は、変更しなければならないと考えていた。アリーセがバグではないならばバグの支援を視野に向けた作戦行動の続行が望めるが、そうでない場合が問題だった。
元々長期的な敵対行動は無理な状況なのだ。]
……。
[モニターからは、星の夢へと落とされたリュカの姿が目に入る。]
あれが出口、って可能性もあるのか……?
[バグはどうして、こんな事態を引き起こしたのか。
生きたまま星の夢へと至る事、と。ふと、シロウは思った。]
/*
詰めてくるねぇ、ローレル。
アリーセの立場なら誰よりもローレルが厄介だろうな。
フィオンは確かに一番疑える人物だと思うが。
[シロウは管理室の機械を前に、悩んだようだ。]
……。あれ、これどうやって開けるんだ?
何も書いてねぇからわからねぇな……。
[シロウは適当にぽちっと押してみた。
2(6x1)]
1.緊急事態発生のサイレンが鳴る。
2.扉は無事開いた。
3.<<部隊員 シロウ>>のいる一帯の明かりが消える。
4.トイレの明かりが消える。
5.館内放送のスイッチが入る。
6.扉にロックがかかる。
/*
流し読みだが、俺もアリーセがバグに見えるからなぁ。
吊りたいBOTになるのは分かるっつうか……うん、まぁ。
決定打になるのは「リュカが騙らなかったのは何らかの不都合があった」にアリーセの結論が固まったとこだな。
アリーセの視点からなら、アリーセを星の海に放り込むのを込みの作戦で"ハメられたんだ"ってぇ考えが来るんじゃねぇかってよ。
真実を話しているだけで嘘をついていないからこそ、疑われている、みてぇな感じに見えちまうんだよな。
アリーセがバグなら当て嵌まる見解の仕方ってぇか……。
これで他にバグがいるなら、良いSGが出来ちまったってぇとこか。
あまりにアリーセがSGとしてハマりすぎてて、アリーセには積極的に触れねぇ方が良いだろうな。
そいつは、……悪かったな。
[マリエッタに対して、罰の悪い顔で頬をかきつつ。
シロウはどうも、この後輩には頭が上がらないらしい。]
武力行使、ってのは危ねぇからよ。俺やダーフィトだけなら良いが、マリ坊にゃさせたくなかったんだよ。
[止めておいてシロウがとった手段はそれなりに強硬な方法だったが、主に気にしていたのはそこだからだったらしい。]
それ、ここで借りたのか?ローレルに似ているな。
連中がここに戻ってきたらマリエッタに対応してもらおうか。
……。
[帰りたい、と。
マリ坊が語った言葉に、シロウは頷いて。]
……そう、だな。
[モニターを見れば、シロウは眉を顰める。
そして隊長に話したいと言っていた内容を、シロウは話し始めた。]
バグを主軸の作戦行動は、取れねぇかもしれません。
俺ぁ旗色悪し、と見ています。
となれば、一旦は恭順。
……だとしても、長期的には脱出、帰還。
任務の達成……その為に。
回り道をしなけりゃならねぇんじゃないか、ってぇ考えています。
やっぱり、帰りてぇやつがいるなら。
いつか、を目的に。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新