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>>-88
ししょーは、なにかあったのか?
結論がでたならいいけれど、言ってくれてもいいんだぜ。
いずれにしても肩揉むくらいはしておくな。
【見】ジラルダン帝国皇帝 オズワルドは、どんどこ太鼓を叩いてみた。どんどこ。
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そういや師匠の嫁さんだったか、あの子。
どんな暮らししてんだろうなぁとか想像すると面白いな。
商会で働いてるエンドもあったんだっけ。
[戻ってきたトールは、3頭の馬を引いていた。>>2:+10
その馬と、トールの言い分を聞いて、にやりと笑う。]
聞こえるか、トール。
今度の相手は、神だとよ。
剣の魔神と、どちらが強いと思う?
[問いながら、馬の背に跨った。
今なお戦場で磨かれている身体は、衰えを感じさせない。]
先導しろ、トール。
あいつの初陣だ。
華々しい勝利で飾ってやろうじゃないか。
[今や大きく口を開いている空間の歪みめがけて、ためらいもなく愛馬を駆けさせた。]
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忘れないうちに突入しておくぜー。
あとはトールがどっか連れてくだろ。
神様倒したらアルビンとこ行って、白銀さまグッズに爆笑するだな。
ししょーが戦ってるのも、できたら見たい。
息子と馬を並べて戦うかは微妙。
[トールの後に続いて次元の穴へと飛び込む。
浮遊感。世界が転変する感覚。
ぐるりと宙返りしたような心地を経て、
馬蹄が頑丈な石材を踏みつけた。]
ここは───
[眼下の激流と、白い傷刻まれた石橋。
見覚えのありすぎる光景がそこにある。]
[視線を先へと転じれば、トールが橋を渡り切ったところだった。
橋のたもとに突き立っている巨大な剣は、
かつて、自分がそこへ突き立てたもの。]
おいおい、両方持っていくつもりかよ。
[錆びた巨剣をトールが引き抜くのを見て、声を掛ける。
非難する調子ではない。むしろ、面白がるもの。
身長よりなお長い剣を二刀流に構える姿はさながら鋼鉄の翼もつ狼といった風情だ。]
[かつて───、約束を果たす前の自分だったなら、
この場所に深く根強い感傷を覚えたことだろう。
今は違う。
この場所は自分にとって、もはや通過点に過ぎない。
追悼を捧げるべき相手は、今こうして前に立っているのだから。]
おう。
戦いに遅れたとなったら示しがつかないからな。
[笑いながらハルバードを握る。
手に馴染んだ重さが心地いい。]
よし。行くぞ、トール!
遅れるな!
[一声吼えて、馬を駆けさせる。
先導を任せたことなどすっかり忘れて、戦場へと真っ直ぐに駆けていった。]
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見物人が先にダイス振るのもな、と思ったので、一旦止めてみる。
次は、堂々とダイスロールできる奴な。
[後方から、声が聞こえた。
周囲の異形たちをまとめて数体吹き飛ばしながら振り返る。]
おう、ヨアヒム。
遅かったな。
[息子の疑問にまったく答えず、返す刃でさらに数体を薙ぎ払う。]
初陣の相手が神とは、
さては女神に気に入られたな、おまえ。
[冗談だとばかりに笑って、ハルバードを掲げた。]
行くぞ。
あのでかぶつまでの道を切り開く!
[行く先だけを示し、再び前へ進む。]
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おれも攻撃するかなぁとも思うが、見てるだけでも大丈夫な気がしてきたな。
ダイス振らずに雑魚相手に無双してればいいか。
なあ、トール。
[たたかいの終わりを示す号砲とともに神が崩れ去る。
暫く空を見上げていたが、息子を狩りへ誘っているトールを見つけて、声を投げて寄越した。]
戦いが"全部終わったら"、
おまえ、どうする?
……いや、んなこと気にしてもしょうがねぇな。
[聞いておいて、すぐに考えるのを放棄した。]
俺にとっちゃ、こんな世界のたたかいよりも、
次の戦の方が重大事だ。
ヨアヒム。
次の戦にはおまえも連れて行くからな。
こんな初陣を経験したんだ。
どこへ連れて行っても問題ないだろう。
[言うだけ言って、あとは二人が出かけるのを見送った。]
お、うまそうなのができてるじゃねぇか。
なんだ、ヨアヒムが作ったのか? これ。
[狩りにはいかなかったが宴会場の設営が終わるころにはちゃっかりといて、さっそく料理に手を伸ばす。
茶を飲んでいるトールに近づけば、墓守をしようかなんて言葉を聞かされて、少し噴き出した。]
似合わねぇなぁ。
……けど、それもいいかもな。
おれ以上に、おまえに美味い餌をやれる人間なんて、そうそういねぇだろうし。
[自負と共に胸を張り、トールの肩をどやしつける。]
まあ、ヨアヒムをもう少し仕込んでおいてやるから、
少しくらいは期待してろ。
[あいつを任せた。
そんな意図をどこか滲ませておいた。]
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