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>>10
3……
2……
1……
[まるで復讐に狂った鬼のように何も出来ないアイリを見て楽しむ、そしてカウント0を宣言する直前にこの手でフレデリカの首を掻き切る前に、『残念だったわね、お友達に見捨てられて』と言おうとして]
……えっ?
[自分が生死を握っているはずの少女から漏れたのは、恐怖でも怒りでもなく不敵なもの。何を言っているのかわからず一瞬戸惑った。動きが止まって、彼女を注視してしまった]
い、いやっあああああああああああ――――!?
[手の甲の目を見る。その途端に体全体に激痛が走って顔が、手足がずたずたになって。役者としての全てが崩壊する。その事に怯え続けてきたゾフィヤにとってそれは一瞬でも絶大の恐怖だった。怯むどころではない]
ば……ばけも、の……みないで……
[自分からフレデリカから離れて、尻もちをつく。そのまま逃げださんとする勢いだったが、体が動かなった。力を使いすぎ、ついには完全に精神の均衡を失ったが故に一時的に能力を使えなくなったのだ。操っていた人たちは戸惑った顔で周りを見渡し、支配が消えたのが窺がえるだろう。
――そしてゾフィヤは、自分の体を動かす事さえ能力に依存していた。今日能力を使った事で完全にその四肢は使い物にならなくなっている。這って逃げだす事さえできない。
演技も消え、能力も使えず。今のゾフィヤは完全に無力な状態でフレデリカに怯えていた]
人形使い ゾフィヤが「時間を進める」を選択しました
人形使い ゾフィヤは、盲目の少女 フレデリカ を能力(襲う)の対象に選びました。
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