人狼物語−薔薇の下国


238 奪還試験

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


闇の精霊 ルートヴィヒ

[じっと彼女を見つめるままに、揺らめかす指が掻く根源。
質量があるわけでなし、されど光に掌翳したような温もりが伝播。

生来なら互いの身を傷付けあうはずが、心を傍に置く真実の伴侶となったことで、訪れるはずの痛苦はじりじりと焼く焦熱に転じ、身を引き裂くような苛烈は、心臓を擽るような戯れへと変わった。
身体だけでなく、心までも精神までも交接重ねるよう、手背をゆるく摺り寄せ。>>276]

 ―――…、抱きしめながら、口付けて、
 繋がりながら、強請られるような……、そんな心地です。

[僅かな逡巡挟むが、唇を弓形に撓らせ告げる素直。

そうして、中指を緩慢に鉤型へ曲げれば、彼女の胸奥に、胎内に、甘い闇が広がりを見せ。快癒の兆しを見せる無数の闇を細く絞って、彼女を浸食。
根源に触れて次から次へと、舐める如く這い回り摩擦を繰り返す。接触の度に生まれるのは、心身を燻る淡い疼痛か。>>278]

(328) 2014/08/29(Fri) 21:00:54 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ


 ――…触れられている貴女は?
           今、どのような心地か、

 教えていただけますか、愛しい人。イングリッド


[彼女に向けた裸眼の眼差しの奥に、兆す欲望の仄暗さを抱え。
性質も性格も悪い伴侶が嫣然と微笑んだ。*]

(329) 2014/08/29(Fri) 21:01:51 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
ただいまさまです、皆さんもお疲れ様。
あと三時間なので、せっせっと愛を綴るよ!
いちゃいちゃしますよ![まずは嫁をはぐぎゅぅ]

(-600) 2014/08/29(Fri) 21:03:21 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ


[彼女に惹かれて、多くのものを手に入れた身。
その為に未熟だった幼さを、大望の為に育んだ。

辿り着いた暁に、全ての始まりである彼女に甘い言葉を囁かれれば、緩む口元を止められる筈もない。

小さく体内で円を描く指先は、彼女の心を掻き乱し、
強欲な掌に絡まる意識が、己の熱を盛らせた。

自身の先触れの通り、この身に焔を灯すのはやはり彼女の業。
体温の上がった肌は、湯を介しても情熱を伴侶に教え。>>333]

(337) 2014/08/29(Fri) 22:21:54 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ


 ―――…悦い、声です。

[恍惚の色を滲ませ、喉から絞る声は乾いていた。
抱くほどに色艶を増す愛妻は、どんな歌声にも勝る嬌声を奏でる。

五指が閃き、幾度も彼女の根源を包み込んで、柔く唆す。

―――核を他に任せるなど、本来、恐ろしくも背徳的な行為。
その上、魔手により直に嬲られるなど、神経を爪弾くに似た情交。]

 もっと、呼んでください。イングリッド。

[されど、希求は底を知らず、燃え上がる身体を一層寄せた。
嬲る指先が忙しなく、心を犯すとは正にこんなことだろうか。]

(338) 2014/08/29(Fri) 22:23:27 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ


 ――…ああ、本当に身体が熱くなる。
 恐ろしい方だ、貴女はいつも私を劫火で焼く。

[幾度も彼女の体内に手首まで沈め、
その度に妻を仰け反らせて、その首筋に接吻を打った。
頬を染める桜色が愛しく、境界を見失う交わり。>>334]

 私は貴女に灼かれ、焦がされ、燃え尽きることすら忘れてしまう。
 貴女の光は全く以って、容赦がない。

 漆黒に灯る光を―――共に囲わせたがるなど。

[肌を重ね、心を重ね、根源までも重ね。>>335

彼女は自身の孤独を拭い、寂しさを喜びに変える愛妻。
手に入れた光と沈む奈落の底さえ、自身には楽園のよう。]

(339) 2014/08/29(Fri) 22:26:53 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ


[そっと微笑むと、彼女の唇へ、甘い口付けが辿り着き。
一度、眼差しを重ねて音もなく笑みすら重ねた。]


 愛しています、我が愛妻。

       生涯唯一の――我が幸いイングリッド


[夜の静寂に迎暁差して、辿り着いたのは。
昼夜を忘れるほど眩い、―――拈華微笑の契り。**]

(340) 2014/08/29(Fri) 22:30:24 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
嫁が可愛すぎて、もう駄目だ!
もう、駄目だ!生きるのが楽しすぎる!(発作)

あ、おかえりなさい各所からありがとうございます!
反応鈍くて申し訳なくも、皆さんあと90分。
思い残すことないように、がんばってくださいませ!

(-617) 2014/08/29(Fri) 22:32:38 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ、魔族の花嫁 フレデリカをもふもふしつつ、お布団をかけた。無理をしてはいけません…!

2014/08/29(Fri) 22:37:58

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
お疲れの人、お疲れ様。
無理せず無理せず、緩やかに。

私は嫁が可愛くて大満足の日々です。

(-632) 2014/08/29(Fri) 23:11:05 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
>>-639>>-643
苛烈な愛だな、おい。

>>-641
最後の最後まで嫁が可愛くて堪らない旦那です。
三国一の幸せ者なんじゃないかとくらくらし通しです。

リヒャルトもお疲れさま、おかえりなさい。

(-646) 2014/08/29(Fri) 23:24:45 (momoten)

闇の精霊 ルートヴィヒ、実は私も心はピュアーなんですが…。


【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

― 闇の生まれた日 ―

[一片、揺影、それは全ての始まり。
大望と野望と、長い長いの恋の始まり。

夜明けを知らぬ森の片隅で闇から零れ落ちたのは意識一つ。
揺らぎから切り離された意識は、器も持たぬ最下級の精神体。
生まれて程なく、強大な夜に沈んで、自然へと回帰する。

―――――最初はそんな雫の一粒の筈だった。]

(-659) 2014/08/29(Fri) 23:38:56 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[時に身を任せる以上の自主性を持たぬ意識は、
生まれて程なく、誰かの声を聞く。
それでも然したる興味は生まれず、再び心を閉ざしてしまう。

されど、夜の森を騒がせるのは、闇の欠片より安寧を遠ざける。
じりじりと近づいてくる違和感は、闇の知らぬ光であった。

闇にとっての初めての陽は、実に弱々しく泣いていた。
実際に涙の雫を落としていたかは知らないが、
とても悲しげに、そして心細く、夜の狭間に響いたのだ。


 何故、そうも悲哀に暮れるのか。


自身の意識を起こしたのは、他愛無い疑問だった。
そうして初めて、何かを“見る”感覚。
“在る”だけを抜けた時、闇は知らぬ内に唯の一片から、
少しだけ特別な存在と変わっていた。]

(-660) 2014/08/29(Fri) 23:39:43 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[明かず森の中に漏れ日を落としながら彷徨うのは、
淡い髪の色した儚げな幼子だった。
幼態で生まれる精霊は、由緒正しい正統種だ。
寄る辺なくして、掻き消えそうな自分とは異質なるもの。

先ず、抱いたのは相違に対する興味ではなく、違和感だった。

光と違う自身に対する違和感。

遠くなる背中に、何故か惜しいと覚えて、
いつの間にか、彼女の背後を進む二本の脚が闇から生まれていた。

光の姿を投影するように、幼い両足。
自然と彼女の後ろを付いていく。

揺ら揺らと誘われるように。光の導く方へ。]

(-662) 2014/08/29(Fri) 23:40:21 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[ 何故、悲しみ続けるのか。


幼子の孤独は、自身に疑問ばかりを齎していく。
確かめるように自己を意識すると、
瞳が瞬き、次の瞬間、視界を手に入れた。
概念だけで捉えるのではなく、映像して結ばれる世界。

静かで冥い、死んだ夜の世界。

―――視力を手に入れた己は、確かに世界は寂しいと、
光から悟った想いを、飲み干して、また器と心が造られてゆく。]

(-663) 2014/08/29(Fri) 23:41:00 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[静寂を伴い、光の後をついていく足音は、
徐々に質量を増して、草を踏む音色に変わる。

   ―――パキリ、

足先で踏み砕いてしまった欠片の音が、光の肩を震わせた。
誰も居ないと思っていた場所で、聞こえてきた確かな音。
彼女の意識が此方へ向けば、己の存在は更に重くなる。

精神世界に漂っていた意識は、大地に引き寄せられ、
光に照らされて固着していく。
彼女の認識は、己の心を繋ぎとめ、初めて息を吐き出した。]

(-664) 2014/08/29(Fri) 23:41:27 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[咄嗟に振り返ったのは“少女”だった。

白皙の肌理に、暖かい陽色の髪。
不安げな眼差しは、何かを探しているようにも見えた。

しかし、彼女は勢いづいて体勢を崩し、ぐらりと身体が揺れる。
己は摂理を理解するより早く、彼女を護りたがる意志が生まれた。
思わず両の腕を伸ばし、細く幼く、頼りないまま突き出した。

急遽、彼女を抱きとめはしたが、衝撃に横転は避けられない。
彼女が傷付いてしまうと思った。
もっと、沢山の腕が欲しいと思った。

彼女を抱きとめ、支えられるような。
―――彼女を、捕まえておけるような。]

(-668) 2014/08/29(Fri) 23:42:30 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


 ――――ッ、

[二人で草叢に落ちて、月明かりが影を重ねて照らす。
瞬きふたつ繰り返し、彼女の顔を正面から見たときに、自身の顔も造られた。

美しいと思った金の煌きに添う銀色の髪と眼、
黙していれば光精にも見えよう容姿。

恐る恐ると彼女に手を伸ばし、何も知らぬ癖に、頭を撫でて慰める。
彼女を怯えさせぬように、見目で厭わせぬように。

――――彼女の傍に、居られるように。]

(-669) 2014/08/29(Fri) 23:43:16 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


 貴女は―――…、誰ですか?
 如何して、そんなに悲しんでいるのでしょうか。

[ゆるゆると身体を起こすと、既に己は意識体ではなく、
五体満足に揃える闇精と化していた。
けれど、それに驚くよりも彼女が気になった。

彼女の心細さに、自覚したばかりで脆い闇の腕が戸惑い、躊躇って、
肩だの頬だのを擦り擦りと、本能的に慰撫してみせる。]

(-670) 2014/08/29(Fri) 23:43:43 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[そうしえ、迷子だと聞けば、意味は判然としなかったが、
出口を探していると聞いて、安堵した。

彼女の要求の昇華はきっと、悲しみを癒してくれると思った。

彼女の悲しみが癒されたのなら、
この胸に覚える息苦しさも晴れるだろう。

元々、森の闇であった少年は彼女の手を取り歩き出す。
触れた指先が温かくて、ゆるく握りこんでしまったのは無意識の業。]

(-672) 2014/08/29(Fri) 23:44:18 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド

[―――けれども、器を伴った自身が招いたのは安息ではなく、
また新たなる感情の理解であった。
迷い子たる彼女を、森の始まる場所に案内すれば、
当然、どのような末路が待ちうけるかは分かるはずだ。

生まれたばかりの己以外は。]

(-673) 2014/08/29(Fri) 23:44:40 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


 ―――…あの。

[森の始まりには彼女を按じた光精長が迎えに来ていた。
当たり前のように回収されてしまう彼女に、今度こそ己は驚いた。

唐突に訪れた別れ際、なんと呼び止めれば良いかも知らなかった。
なんと言えば、彼女が帰らぬのかも知らなかった。

彼女との別離を、厭っている自覚すらなかった。

それでも、生まれたての心は素直に出来ていた。
何を本当は求めているのかを理解していた。]

 ―――…また、逢えますか。
 私は貴女に、また、逢いたいです。

[じろりと胡乱な眼差しを光精長に送られても、
ただずっと、双眸は彼女ばかりを見ていた。]

(-674) 2014/08/29(Fri) 23:45:07 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


 また、逢いにきてください。

 また、逢いに行きます。

[離れていく彼女に覚えるのは寂しさ。
大きな腕から奪えない悔しさ。

己を突き動かす歯痒さと、愛しさ。]

(-675) 2014/08/29(Fri) 23:46:18 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


 ―――…私の名は、ルートヴィヒ・レナトゥス。
 闇より生まれ、貴女に変わるもの。


[そして、貴女を変えて見せるもの。

  少年ははっきりと、未来を見据えて、胸に願望を抱く。] 

(-677) 2014/08/29(Fri) 23:46:35 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ > 【秘】 光の精霊 イングリッド


[闇から生まれた一滴。

不遜な一言を隠した別離より長い長い時を懸けて、
未熟な約束を永遠のものに変えるのは、まだ、先の話。



姓も生も同じくする未来の話は、

    きっと存外他愛無い―――*新婚物語。*]

(-678) 2014/08/29(Fri) 23:47:15 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
長々失礼!落としたら想像以上に長かった。
でも、これで全部!

(-680) 2014/08/29(Fri) 23:48:02 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
>>-682
私ならパンも米も麺も支持していますので、
お気になさらず、ガンガン挟まれてくださいな。
タイミングを測っていると私も入れないタイプなので、
じゃんじゃん挟まってくださると心が軽くなりまする。

(-686) 2014/08/29(Fri) 23:53:21 (momoten)

【独】 闇の精霊 ルートヴィヒ

/*
さて後5分切りました。

この度は好き勝手と遊ばせていただきましたが、
皆様の物語も百花繚乱素敵でした。眼福でした。

伴侶のeyesさんにはお世話になりっぱなしで、
本当に感謝が尽きません。毎夜、遅くまで有難うございました。
また、遊びましょうね。

皆様とも、絆村だけでなく、また何処かでお逢いできると幸いです。
その時は是非、突撃させてくださいませ。

お疲れ様でした!

(-693) 2014/08/29(Fri) 23:57:17 (momoten)

【独】 光の精霊 イングリッド > 【秘】 闇の精霊 ルートヴィヒ

[そっと指先を埋めれば、温かな闇に誘われ、漆黒に深く沈んでいく。
彼の根源、その真中に位置する懐かしい記憶。
全てを賭して寄り添うことを選んだ伴侶の、全ての、始まり。

漸く彼を知って、また思慕は深くなる。
突き上げる衝動のまま、彼の根源を宿す胸に唇を寄せ]


 ――…何処までも連れていって。


 ルート、何時だって私を導くのは、貴方だけ。

[自ら彷徨いこんだ闇に惑いながらも、手を引かれるままに辿り着いた夜の底。
二人で溺れる深淵は、悠久を費やしても遥か限りなく]

(-697) 2014/08/29(Fri) 23:59:34 (eyes)

闇の精霊 ルートヴィヒ




  * 永久に愛していますよ、私の可愛い人イングリッド *


 

(358) 2014/08/29(Fri) 23:59:45 (momoten)

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (14)

ルートヴィヒ
30回 残16346pt(8)
ゆるゆる嫁の隣オフ
アデル
64回 残13838pt(8)
どこかの森
イングリッド
23回 残16928pt(8)
旦那様の隣オフ
フレデリカ
27回 残17902pt(8)
魔王城 宴オフ
ベネディクト
20回 残18626pt(8)
扉の先オフ
リエヴル
35回 残17747pt(8)
灼熱の闘技場オフ
レト
73回 残13985pt(8)
どこかの森
リヒャルト
17回 残17663pt(8)
扉の先オフ
セルウィン
17回 残17494pt(8)
ベルティルデ
17回 残18140pt(8)
マレンマ
6回 残19226pt(8)
魔王城オフ
ジークムント
4回 残19437pt(8)
シュテルン
6回 残18868pt(8)
魔王城付近
ツヴィンガー
9回 残18835pt(8)
魔王城付近

犠牲者 (1)

(2d)
0回 残20000pt(8)

処刑者 (1)

(3d)
11回 残19449pt(8)

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




個別フィルタ




SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby