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[コケモモのジャムは見当たらない。
足元の棚をあけると、薄暗い中に壷がしまわれていた。
手を伸ばしたところで、声をかけられ振りむく。
壷は開かれないまま、棚は閉められた]
カヌレ? ……俺あんま好きじゃな
……まあいいか
[やることもなし、食べるものもなし。
受け取ったところでジェフロイのイドがやってくる]
ジェフ、さんが鑑定師、ねぇ
なーんで名乗ったのかな
……ま、いいけど
[皿からカヌレをひとつとり、口の中へ放り込む。
甘いような苦いような。
独特の触感に眉を顰める]
ジェフ、さんが鑑定師、ねぇ
なーんで名乗ったのかな
……ま、いいけど
[皿からカヌレをひとつとり、口の中へ放り込む。
甘いような苦いような。独特の食感に眉を顰め]
んじゃ配ってくるよ
ブランのソマーリュさん、またねー
[ひらり手を振って今度は表口から厨房を出た]
― →屋上 ―
[皿を片手で支えつつ、イドからの情報により屋上へと足を向けた。
物見櫓の下、片膝立てて座り込み声をかける]
なあ、ジェフさん
………いる?
[逡巡の後、皿を上へと突き出した]
[「俺が鑑定師だったら、少なくともあんたは調べないね」
そんな軽口を叩いたのは、後にした厨房でだった。
疑わしきを見るか、信じたい者を見るか。
どちらにせよ、レトにそれを明らかにする術はなかった]
これ、あんま甘くないよ?
[甘いものが嫌いとは、ソマーリュを調べたのも含めやはり気が合わない。などと顔に出ていたかもしれない]
まあよくわかんないよね。それはわかる
[どうして、と問われれば。
確かに用がなければ来ない。
お互いにあまりいい感情を抱いていないことは、わかっていた]
俺、さぁ……
ジェフさんの名前、書こうと思って て
[妙な間は、過去形にしようか迷ってのこと]
俺、鑑定師ってのはずっと隠れてるもんだと思ってた
だって切り札なんだろ?
……なんで、名乗ったの
[こうして二人で話をするのも、もしかしたら初めてかもしれない]
お互い様かぁ……まあそうだよね
……うん、そっちのがいい
[皿をその場に置いて。膝に顎をのせる。
視線は合わせない。
遠くの空に浮かぶ雲を数えている]
そういや皆そんなこと言ってたらしーね
真剣に考えて、さ
まあ結局俺も他にすること……ない、から
こうしてつい来ちゃったんだけど
[書く気が変わった、とはまだ言わない。
溜息ついて、目を閉じて、ゆっくりとさらに言葉を紡ぐ]
ジェフさんにとって
一番美味しそうな人と一番不味そうな人
……誰か聞いていい?
[まっすぐ視線を向けたのは、屋上に来て初めてのこと。
紅茶色に染まった瞳は
嘲笑うように、探るように
僅かに細まっていた]
いつも暇で悪いねぇ
[強いて言うなら、書庫の整理などを地道に続けているのだが、それは誰にも――ベリアンが並び順など変わっているのに気づいてなければ誰にも――気づかれていないだろう]
吸血種で
[思案するそぶり。
けれど、ためらいながら口にした言葉は
常から考えていることだった]
…………一回、死んでみたいかな
ふはっ ……んだそれ
[続く返答にレトは大口開けて笑った。
乾いた空にひとしきり笑い声を響かせた後]
あー笑った、久々に笑った
……あ、でも
ギィ、さんのが美味かった、と思う
[クレステッドのは一口だけだったから、味がわからなかったのかもしれないけれど。
素直な感想を呟いた]
/*
っとはといきますので。
したがきー
……あんたに喰われるのは、ちょっと嫌だけど
[思い切り眉を顰め、すぐに緩め――首を傾げた]
……いや、違うな
大分、嫌だ
なんか想像したらすげぇ嫌だ
……あんたに喰われるのは、ちょっと嫌だけど
[思い切り眉を顰め、すぐに緩め――首を傾げた]
……いや、違うな
大分、嫌だ
なんか想像したらすげぇ嫌だ
つか好んで吸わないけど仕方なくって
[頭が軽いと言われれば、立ち上がり見下ろすようにして吐き捨てる]
……やっぱ、俺あんた嫌い
……あんた、いったい何がしたいわけ?
[吸血種としてしたいこと。
鑑定師としてしたいこと。
ただのジェフロイとしてしたいこと。
どれでもいいし]
どうでもいいけど、さ
[皿を拾いあげ、背を向けた。
聞きたいことは聞けた。
話したいことは特になかったが、話したくないことまで話しすぎた]
[振り向かずに階段を下る。
ジェフロイの言葉は実に彼らしく]
馬鹿馬鹿しい……
[正論で、返す言葉をレトは持たない。
書きかけの名前は消さずにきっとそのまま提出されるだろう]
/*
普通に呼べよwwwww>ギィ
それか餌付け(意味深
レトが生き残ったら、能力はあの兄弟に使うと思う
フェリクスさんには…どう、かな
まあ多分先にしぬけど
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