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― 中庭 ―
[見られてた!?と慌てる様子>>113には小さな笑み]
上手く連携を取っていたのが目に入ってね。
ついつい見てしまったよ。
[ね、と同意を求めるのは傍らの相棒。
『クア』と頷く様子から同じ思いでいるのは明らかだ。
問いの返答>>114にはもう一人の反応も見つつ]
捕まえる時に転んだりする場合もあるからね。
大事になってないか見て回っているんだ。
お菓子は食べなければ安全だし、魔法生物も凶暴なものはいないようだからあまり心配はしていないのだけれど、一応ね。
[イベントの主催教官としての責務なんだ、と簡単な説明**]
― 中庭 ―
[じっと青年>>123を見る]
……うん、今回は大丈夫みたいだね。
[怪我はない、と言う言葉に間違いはないことを確かめ、朗らかに笑った。
この青年、シメオンはちょっとした怪我を放っておくところがある。
大したことがなければ放っておく気持ちは分からないでもないが、治療出来る時にしておくこと、とあの時も手当てしたのだ。
ともあれ、二人共何事もないようなので安堵する]
シエルかい?
さっき運動場で会ったよ。
[シメオンからの問いかけ>>124にさらりと返す。
虹色のお菓子がシエルと似ているという話には、さてどこまで話したものか、と内心呟いた]
あのお菓子には精霊力が尋常じゃなく含まれているようだからね。
龍玉石から生まれたあの仔と雰囲気が似ているのは道理かもしれないね。
[そんな説明をしながら、敏い子達だ、と彼らを見遣る]
今回のことに関してはまだ調査中なんだ。
事の次第が分かれば説明があると思う。
そのためにもお菓子と魔法生物は回収しておかないといけなくてね。
数が数だったから、皆にもお願いしたというわけさ。
[今のところ言えるのはこのくらいだろう。
シエルの仕業だと伝えることは慎重にならざるを得ない。
話が広まって変な尾ひれがついたりしてもいけないだろうから]
ああそうだ、君達もシエルを見たらアルビン君……ヒッツェシュライアー教官に教えてあげてくれるかな。
シエルが遊び回ってしまっているようでね。
まだ遊びたそうならそのままで良いけど、帰りたがっているようなら連れて行ってあげて欲しい。
[探す手は多い方が良い、と考え、シエル捜索については話しておいた。
魔法生物とパレードをしている可能性もあるが、遊んでいる様子を見れば悪いようにはとられない、と思いたい]
お願い出来るかな。
[二人に視線を送り、微笑んだ*]
― 中庭 ―
ありがとう。
そうだね、怪我には気を付けて。
もし怪我した場合はちゃんと申し出るんだよ。
医療班や精霊師学科の教官でも良いから。
[説明を受けて、願いを受け入れてくれた二人>>133>>140に感謝を紡ぐ。
怪我に関しては、無理はしないように、と伝えると共に、万一があった時の対処法を伝えておいた]
それじゃあ回収の方は頼むよ。
捕獲数が多くなってきたら無理せず本部に提出するように。
[最後にそう告げて、その場を辞そうと。
カルモは二人の騎竜に『頑張れよ』と鳴いてローランドの後に続く*]
― 中庭 ―
[シメオンとアイリと別れ、巡回を続けていると]
……何だか、急に賑やかになったような?
[上空でのやり取りは知らぬものの、それを起点としたちょっとした異常が目の前で発生した。
魔法生物達の動きが活発になっている>>141。
それぞれ、ぴぃぴぃ、きゃいきゃい、と人前に出てくる数と賑やかさが増したのだ。
それらは総じて捕まっていない魔法生物達のようだ]
[魔法生物が集まる一画に近付いてみると、来たー、と言わんばかりに散開していく]
これは……本格的に鬼ごっこしなければいけなさそうかな。
『クアー』
[だな、と言わんばかりのカルモの鳴き声。
より一層賑やかになりそうだ*]
― 中庭 ―
さて、もう少し頑張ってみようか。
[今のところ、虹色のお菓子を1つ回収しただけ。
生徒達に張り合う心算は無いが、逃げられっぱなしというのも格好がつかない]
……と、また降って来た…?
[ぱら、と新たに落ちてくる虹色のお菓子。
空から落ちてきているが、空には結界が張っているはずで]
遊んで増やす、とは言っていたけれど……。
まさか結界内で増えている、とか?
[この手のことに関しては専門外。
見当外れかもしれないことを言いつつ、降って来たお菓子に手を伸ばした]
[一口大のダックワースを片手で掴み取る]
カルモ、袋……と、わっ、
[先程空になった鈴カステラの袋をカルモが持つ荷から取り出そうとした時、手の中でお菓子が激しく暴れ出した。
指の隙間からすぽーんと抜け出たお菓子は、抜け出た勢いのまま宙を滑り離れていく]
…お菓子も活発化しちゃったのかな。
[それとも自分が捕まえるのが下手すぎるのか。
慰めるように鼻先を摺り寄せてくるカルモの首を撫でて、ローランドは自嘲の笑みを浮かべた*]
― 中庭 ―
[気を取り直して、回収がてらの巡回を再開。
あちこちで、「向こう行ったぞー!」やら「任せろー!」やら元気な声が聞こえてくる]
盛り上がってはいる、かな。
[今回の騒動を訝しむ生徒もいるようだが、概ね楽しんではいるよう。
生徒が楽しみ、魔法生物も楽しんでいるなら、仔竜もきっと満足するだろう。
頭上を見遣れば、少し遠い位置に竜が空を舞う姿が見えた。
追いかけたり逃げたり、空でも鬼ごっこが開催されているよう]
あれは……イシュケか。
ミヒャエルが行ったんだね。
シエルがいたかな。
[わざわざ空を飛ぶとなれば、魔法生物ではない何かを見つけたのではないか、と。
そんな推測からの呟き。
捕まえに行ったのか、遊びに行ったのかは分からないが、鬼ごっこで満足してくれればそれに越したことは無い]
― 中庭 ―
[巡回しながら、足は人が疎らな方へ。
人が少ない場所こそ問題が起きても発見が遅れる可能性があるのだが、今回は特に問題は無かったようだ。
活性化した魔法生物も、鬼ごっこがしやすい、人がいる方に集まっているよう]
……ん?
[ならば次の場所へ、と踵を返した時、何かが駆けてくる音を聞いた。
ローランドはカルモと共に音のする方へと振り返る]
おおっと!
[煌めく水晶の塊が突進してくるのを、カルモと左右に分かれるようにして避けた。
目標を失った塊はローランド達の後方に着地し、がう、と鳴く]
…これはまた、他のより大きいね。
[向き直ると、そこにいたのは体長50p程の三つ首の犬。
背には少し大きめの翼もついていた。
魔獣であればもっといかつい感じになるのだろうが、この魔法生物は可愛らしくデフォルメされており、ローランドを見る瞳はキラキラしている。
明らかに鬼ごっこを期待されていた]
はは、これは勝てないなぁ。
それじゃあお付き合いしようか。
[仕方ない、と足に力を込める。
同時、三つ首の犬は一声鳴き、反転してローランド達から離れるように駆け出した]
カルモは上から追いかけて。
『クア!』
[ローランドは地上から、カルモは上空から三つ首の犬を追う。
三つ首の犬は地を駆けたり、空を翔けたりと楽しそうに動き回っていた]
― 武闘場 ―
[普段は戦闘訓練を行う武闘場だが、祭りの日は立ち入る人も少ない場所。
運動場と異なり建物であるために死角もあるそこに、三つ首の犬は逃げ込んだ]
っと……見失った、かな…。
カルモ! そっちは!?
[建物の蔭に入られると直ぐには見つけられない。
ローランドは上空を飛ぶ相棒に声を投げた。
返って来たのは、『上!』の声]
もしかして……屋根か?
[相手も飛べる以上、ずっと下を逃げ回るということもない。
カルモが空から追いかけていたのもあり、三つ首の犬もそちらへアピールに出たのだろう]
カルモ、相手してやれ!
『クアー!』
[指示は短く。
けれど思惑は通じ合っている。
翼を羽ばたかせ三つ首の犬へと急接近したカルモは、追い立てるような動きをし始めた。
つかず離れず、時折捕まえようとするような仕草も交えて。
三つ首の犬はその動きに合わせて、右へ左へと楽しそうにしながら駆け出した。
追い立てる先は、建物の屋根が途切れる場所]
― 武闘場 ―
『クアッ』
[屋根の際まで来た時、カルモが三つ首の犬目掛けて翼を羽ばたかせる。
少し強めの風を巻き起こし、屋根の端から飛び出そうとした三つ首の犬の体勢を崩させた。
身動きが取れない状態で、三つ首の犬の身体が宙に舞う]
よっ、 と。
[ぽーん、と放物線を描いて飛んだ水晶細工の身体の下に入り込み、膝のクッションを活かして三つ首の犬を受け止める]
っとと、
[大きさもあって、胸と顔で受け止めることになったが、辛うじて転ばずには済んだ。
捕まった三つ首の犬はローランドの頭の上で3対の目をぱちくりしている]
よし、捕まえた。
カルモ、お疲れ様だったね。
[改めて三つ首の犬を抱え直し、上空から傍らへと降りてきた相棒を労う。
両手は三つ首の犬で塞がっていたため、頭を擦りつけてくるカルモにこちらからも頭を擦りつけた]
しっかし、これは大物だなぁ…。
本部に預けよう。
[このままでは他の回収もままならない。
抱えられた三つ首の犬は大人しいまま。
三つの頭をローランドの左肩に預け、満足げに尻尾を振っていた。
尻尾の動きにクスリと笑い、ローランドはカルモと共に学園祭本部へと足を向ける*]
― 中庭・本部近辺 ―
[三つ首の犬を抱えた姿は流石に目立つ。
中庭へと戻って来て、生徒にその姿を見られると結構騒がれた。
主に可愛いという理由で]
確かに可愛いけれどねぇ。
[三つ首である辺りで、魔獣っぽいと思われたりもしているが、デフォルメされた姿とキラキラの瞳がそれを全部払拭しているようだ。
「本部に行くから通してね〜」と生徒を掻き分け進んでいく]
[本部近辺までやって来ると、空の鬼ごっこが良く見えるようになった。
クリフも加わって白熱しているようだ]
ああ、シエルもいるね。
[予想通りだ、と空中で何かをしている姿を見遣る。
仔竜が何をしているのかは、精霊力を感じ取れないローランドには気付けない。
万一があれば動く指示をカルモに出し、意識は別の方へ]
おや、アルビン君。
[空を見上げる姿>>217を見つけて声をかける。
ローランドの腕には三つ首の犬が抱えられたまま。
ぶんぶんと尻尾が振られているのがよく見えることだろう]
シエルの様子はどうだい?
[何か変化はあるか、と問いを投げた*]
― 中庭・本部近辺 ―
いやぁ、僕も驚いたよ。
でも性質は他の魔法生物と同じみたいでね。
捕まえたらこの通り。
[>>229 大人しいものだよ、と軽く笑った]
[シエルの状態が少々危険>>230だと聞くと、流石に笑みも消えて]
ふむ、精霊力を集めている、か。
シエルがどれほどの力を持つのかは分からないが…君が言うなら余計なことはしない方が良いのだろうね。
…シエルが何をする心算なのかは、聞いても?
[アルビンとシエルとの間に不和のような何かがあると感じていたため、言いたくなければ言わなくても良いというニュアンスも込めて問いを投げる*]
― 中庭・本部近辺 ―
[>>244 腕の中で大人しくしている三つ首の犬へ一度視線を向けつつ。
問いへの答え>>245を聞き、ふむ、と小さく唸った]
制限の緩和…。
つまり、ちょっと無茶をしようとしている、というところかな。
[話を聞いての感想は簡潔な言葉として出てきた。
シエルが不安げに尻尾を揺らした姿を思い出す]
シエルに会った時、”アルビン君にあまり心配かけないように”と言ったら、どこか不安そうにしていたんだ。
君と上手く行っていないのかな、と思っていたのだけれど…。
シエルはシエルなりに、君のことを考えているのだね。
あの仔、沢山出したお菓子を一番にあげたいのは君だと言っていたよ。
[聞き出していたことをアルビンへと伝えた]
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