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― 断章 ―
「あなた、どこへ行くの?」
「何、そんなに遠くない場所さ。
豊穣の村、というんだがね。
そこの教会に、私の遠縁が住んでいるというんだ。」
「なるほどね……そこにあの子を……」
「ああ。……しかし、あの子が自分から神様に仕えたいと言ってくれて助かったよ。
そうでなければ、今頃は……。」
「お父様、お母様、何の話してんの?」
「ああ、なんでもないよ、ロベール。
ほら、疲れただろう。父様がおんぶしてやる。」
[一定の距離を保ちながら歩く少女には、彼らの話は聞こえなかった*]
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▼パメラ▲ヨアヒム
▼ニコラス▲フリーデル
▼シモン▲ヤコブ
▼オットーorディーター▲襲撃あるならアルビン
でジムゾン・カタリナ・LWの最終日を予想してみるのです
/*
ちょっともうジムゾンさん設定すてきすぎるんですが
と思うと同時に、わたしジムゾンさんの占い師希望を弾いてしまったのでは……?(震え
― 二階廊下 ―
[それはヤコブと別れた後か。
少しだけだるさの引いた身体を起こし、向かう場所はゲルトの部屋。
まだ、ちゃんと弔いをしていなかったから。
目的を同じくする人>>333と、廊下で会うことはあっただろうか*]
……神父様。
[ちょうどジムゾンと出くわし、少しだけ気まずそうな表情を浮かべつつも。
彼から目的を聞けば>>353]
わたくしも、そのつもりでした。
ご迷惑でなければ、お供します。
[目的は同じと知り、同行を申し出た*]
わかりました。
[死化粧を任されれば頷く。
正直男性の化粧は得意ではないし、レジーナの時のように縁の深い人にして貰った方が彼も喜ぶだろうとは思う。
けれど食堂でのカタリナの様子からするに、それは難しそうかも、とも。
ゲルトの部屋へ着く前に。
ジムゾンへ、小さく耳打ちした*]
占いの力のこと、黙っていてごめんなさい。
……いつか、ちゃんとお話しします。
[ずっと、ジムゾンを占おうとし続けていたこと。
彼の祖父から、占い師としての振舞い方や能力の使い方を教わっていたことを。
周りの人の気配がある今は、詳しい話はできないから、今は、これだけを。
いつか、がいつになるかなんて、わからないのに*]
――別にかまわんさ
占いの力は、”身内以外には教えるな”
じーさんの言葉だ。代々うちの家系はそうだった
それは異能者を護る為に大事なことだから
だから気にしてないし、
話すってんなら気長に待つさ
リミットは俺が狼に殺されるか
狼と疑われて死ぬまでだけど
[詳しい話とは何か――は、分からないが
気には止むなという俺が失望すらしないのは
彼女を家族と思っていなかったからだ
兄妹の様になりたいとは思っていても
彼女の壁に、触れても弾かれるそれに
諦念を抱ていたからだと、無意識に俺は
残酷に。身内と思っていないから、教えなかったのだろう
そう言っていたことにも気づかぬままの労りを口にする
真実そう、思っていたから*]
[彼の祖父から、血の繋がりについてまでは聞いていない。
ただ、儀式について知っていた、それだけのことで。
気にしないという彼だけれど、身内以外という言葉が引っ掛かり、――痛かった。
けれど、彼が自分を家族と思っていないならそれも仕方のないこと。
自分から、壁を作っていたのだから。
家族に捨てられたことを、認めたくないばかりに。]
……私、貴方とほんとうの――――になりたかった。
[肝心な部分は音にならず。
それ以上、耳打ちすることはなかった*]
[自分の父親は水見式。彼女は、タートザッヘに伝わるもの
違いはあれど、遠い血縁だからか触媒に血を使うことは、同じ
ディーターとパメラの様に、ゲルトとカタリナの、様に
家族を欲しがれど、その作り方もわからぬ幼子は
大人になった今でも。まだ、分かってなくて]
……ん?何か言ったか
[俺には彼女の言いたかった言葉は聞こえなかった
でも。彼女が占い師なら
此処に守護者がいない限り何時か死んでしまうかもしれない
其れより先に俺がくたばるかもしれない
だからこそ、彼女の顔は見ないままに小さく、呟いた*]
ずっと名前、呼ばれなくても
それでも。俺はじーさんと一緒に
妹
お前と家族になりたかったよ。リデル
[>>368カタリナに声をかけられた。
恐らくは、食堂へ向かおうとしているところか。
先よりは元気そうだけれど、――いや、元気なわけは、ないのか。
先にジムゾンが旨を述べれば>>370]
弔いの前に、お化粧も必要でしょう。
……カタリナさんは……
[彼女も化粧をする意思はあるかと、控えめに尋ねてみた。
ゲルトの死に顔を見ることはつらいことかもしれないから。
彼女が参列するというのなら、ゲルトの部屋へ。
>>369既にいたシモンに多少驚きはするも、彼もゲルトを見送るというのなら快く応じる。
カタリナがシモンに疑念を植え付けられたことを知らぬまま。
死化粧を終えたなら、鎮魂の詩を捧げるジムゾンの横で自身も祈りを。]
……ごめんなさい……
[段々と強くなる雪の音に掻き消えそうな声で、ぽつりと。
ゲルトへ向けられた声、それは誰かの耳に入っただろうか*]
[祈りが終われば、もう陽はほとんど落ちていた>>379
食堂、多分皆いる。
その言葉に、処刑対象を決めなければならない時間が近いのだと実感する。
カタリナやシモンはどうしただろうか。
ともあれ自分もジムゾンへついていかない理由はないため、重い足取りで食堂へと向かおうとするだろう。
もし呼び止められることがあるならば、応えるけれど。
食堂へ着けば、ジムゾンはヨアヒムと話をしているようだし、自分は厨房へ向かおうと。
処刑はとても大事なことだけれど、食事も摂らなければ皆倒れてしまうのだから。
ここへ来てから、自身はろくに調理をしていないし*]
パメラさんと……ニコラスさん?
[>>404呟きに、厨房へ向かおうとした足を止める。
「殺して」と言っていたらしいパメラ。
謝罪はしていたものの、納得していないように目を逸らしていた>>222パメラ。
ニコラスは――ニコラスは。
いつか、看病していたときに自分に言っていた。
私は、――――――と。]
……探しにいってきます。
[ざわざわと胸騒ぎがする。
食堂を辞して、二人を捜しにいこうと*]
……すみません、シモンさん。
わたくし、どうしても行かなければならないのです。
[制止しようとするシモン>>412へ、首を横に振る。
一緒に行くというのなら、止めることはない。
この行動は後に、旅人の暴走を止めようとした仲間の動きのように、思われるのだろうか。]
パメラさん。ニコラスさん。
[食堂を飛び出すようにして、廊下へ。
どこにいるかなんて皆目見当もつかないけれど、まず思い当たる場所はニコラスかパメラの部屋。]
お二人の部屋は確か……
[二階の西側だったはずだ。
駆け上がるように、階段へ。]
知って……
……わたくしからは、申し上げられません。
とにかく今は、お二人を捜さないと。
[>>433知っているのか。
問われて、口を噤んだ。
言えない。
彼女の重大な秘密に関わることだから。
ディーターも同行するようだ>>418
止めた方がよかったのかもしれない。
もしかしたら、彼にとって最悪の場面を見せてしまうことになりかねないのだから。
けれど今は、一刻も早く行かなければとの思いの方が強かった。]
ありがとうございます。
……パメラさんのお部屋へいきましょう。
[死への願望を口にしていたパメラを、ニコラスが――
だとしたら、場所は恐らくパメラの部屋>>435である可能性が高いと。
早く。早く。
焦る気持ちが足を縺れさせて、間に合わせてくれない*]
― パメラの部屋 ―
[扉を開けたのは誰だったか。
自分よりも先に、ディーターが開けたかもしれない。
だって彼はパメラの兄だから、誰よりもパメラを大切にしていたから。]
あ……あ、
[そうして、眠る彼女>>444を見て、蒼白になりながらへたりとその場に座り込む*]
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