人狼物語−薔薇の下国


469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜

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【恋】 魔王 カナン

[戯れる波動を指に絡ませる。
期待し、強請るさまは愛らしい。
何もなくとも、褒美仕置きをくれてやりたくなるというものだ。]


   それほど我に仕置されたいか?

  そんな悪い子には、特段きつい躾をしなくてはな。

 
[喉を鳴らすような、優しげな声]

(@14) 2017/02/02(Thu) 14:04:04

魔王 カナン

[それら戦うものどもの上を、竜は飛んだ。
変わり果てた兄弟らを斬る男の激情を嗤い、燃える宿営地の上を一度飛び越し、人間どもが立て籠もろうとしているモーザック砦の旗に影を落として旋回する。

夜空高く飛ぶ黒竜など人間には見えなかろうが、竜の背には魔の光纏う王が在った。
光に縁どられた竜の影絵は、地上からでも見えたことだろう。]


 怒りと恐怖の声が聞こえる。
 血と死の匂いを感じる。
 これは良い。実に心地よい。

 我の心まで躍るようだ。


[風の中で高らかに笑った魔王は、ナールに指示を下す。]

(212) 2017/02/02(Thu) 14:05:55

魔王 カナン


 我も少し遊んでやろう。
 あれだ。あの木偶がいい。


[高揚のままにナールを駆けさせた魔王は、森に潜む人間どもめがけて竜翼を鋭く急降下させた。
驚愕する人間たちを尻目に上空をナールは木々の上を掠め飛びながら、投石器を前脚でつかんで別の投石器に投げつける。あるいは尾を打ち振ってなぎ倒す。

幾本もの矢が射かけられるが、下から飛んでくる並の矢がナールの鱗を傷つけることなどできようはずもない。]


 良いぞ。
 次はあれだ。

[遊戯の感覚で、投石器を次々と破壊していく。]

(213) 2017/02/02(Thu) 14:06:28

魔王 カナン

[目につくところをひとしきり破壊して満足した魔王は、ナールを燃え上がる野営地へと向けさせた。
人間がほぼいなくなった場所に、いくつかの気配がある。

玩具が壊れて落ちているなら拾っておくかと、
───ついでに楽しみのひとつでもしようかと、
上空をぐるりと回って見下ろした。

そこにシメオンと、その僕と、壊れた人形と、
人形によく似た顔立ちの人間がいた。]


  ふん?


[興味を引かれた顔で鼻を鳴らし、ナールを降下させていく。]

(214) 2017/02/02(Thu) 14:07:21

【恋】 魔王 カナン


 あれだな?
 ひどく壊れたものだ。
 我以外の手で、こうまでされるとはな。


[声が不快を含んだ。
お気に入りの玩具を別の者に触られたときのそれ。]


 ───ふむ。
 もう少し、壊れにくくするか。


[真剣に検討する色で唸る。]

(@15) 2017/02/02(Thu) 14:14:42

魔王 カナン

[黒竜が舞い降りたのは、今まさに刃交わす魔と人間から少し離れた場所だった。
大人しく伏せる黒竜から降り、半ば溶けて崩れた人形の横に立つ。]


  無様だな。
  守りたいと願った人間に殺されるのは嬉しいか?


[呼びかけたのは、素体の記憶に向けてだ。]*

(215) 2017/02/02(Thu) 14:23:54

魔王 カナン、メモを貼った。

2017/02/02(Thu) 14:30:56

【独】 魔王 カナン

/*
そうそう。
書き忘れてたけど、ツィーアがラーグとか呼んでくるのも嬉しいよね。特別感。
兵器だなぁ。可愛いなぁ。むやみになでくり回したいなあ。

(-58) 2017/02/02(Thu) 14:33:34

魔王 カナン


 そうか。


[まだ、と言う人形に短く返す。
片足を上げ、爪先を人形の頭に掛けた。]


 ならば、死ね。


[押さえきれぬ喜悦が声に滲む。
爪先に──傍目にはごく軽く──力が加わり、
熟れた果物の潰れる音がして、人形の頭が弾けた。]

(222) 2017/02/02(Thu) 17:57:00

【恋】 魔王 カナン


 そうか。弱いのか。


[人形の頭を踏み砕きながら、声はまだ思案する風。]


  全て硬くすれば動きが悪くなるな。
  打撃に反応させて密度を増やすか。
  

[ぐずぐず崩れる流動鉱石を足先でかき回し、]

(@17) 2017/02/02(Thu) 17:57:25

魔王 カナン

 
    我が命じる

    我に染まれ
    然して立て


[言葉そのものが呪へ変じ、崩れた人形へ力が流れ込む。
魔光が聖なる光を凌駕しかき消して、再生を促した。]

(223) 2017/02/02(Thu) 17:59:10

【恋】 魔王 カナン


 ── 戦い方を書き加える、という方法もあるか。
 新たな素体を探して、記憶を抜き出すか。

 人形自身で死を増やせれば、効率もいいだろう。


[試してみようと言って弾む声は、ツィーアを改造していた時と同じだった。]

(@18) 2017/02/02(Thu) 17:59:32

【独】 魔王 カナン

/*
ツィーア人形は新しいプログラムをインストールするようです。

つ 戦闘技能プログラム

(-61) 2017/02/02(Thu) 18:03:31

【恋】 魔王 カナン

 
 仕置だと言っただろう。


[憮然とした声に返すは超然。]


  おまえが喜ぶばかりでは仕置にならん。

 

(@21) 2017/02/02(Thu) 22:33:15

【恋】 魔王 カナン

 
 好戦的なものか。

  ───そうだな。


[記憶の継ぎ足しに、ツィーアは興味を持ったらしい。
思い当たるものは、ひとつあったが]


  ……あれは、シメオンが殊の外気に入っているものだからな。

 寄越せと言ってもいいが、あの数寄者が結局あれで何をしたいのかは気になる。
 案外と便利にも使っているようだしな。

  そうだ。
  人形の素体を獲りに行かせたのもあれだったか。
 

(@22) 2017/02/02(Thu) 22:39:08

魔王 カナン

[頭を潰した人形が起き上がってくるまでの間、魔王の視線は別の場所へ流れる。
シメオンが遊んでいる、人形によく似た面差しの人間。]


 おまえがロシェとか呼ぶのがあれか?


[人形が再生した直後、稀に口にする名だ。
足元に問いかけるが、返事はない。
さきほど、自分で壊したから。]

(259) 2017/02/02(Thu) 22:49:54

魔王 カナン


  レオヴィルの王族か。


[人間などを一々個体識別することは稀だが、その人間は魔王の心を惹くだけのものを持っていた。
気に入って、人形の素体にまでした男に似ている顔は、太陽の加護を示すような色合いをしている。]


 シメオンに遣らずに、我のものとしても良かったな。


[戯れだ。きっと飽きてすぐに捨ててしまうだろうけれど。
シメオンの背から流れる魔に、暫し目を細めた。]

(266) 2017/02/02(Thu) 22:57:23

【恋】 魔王 カナン

[ツィーアの反応に、堪えられぬとばかりに笑いが零れた。]


  おまえは、本当に良く私を楽しませてくれる。


[くつりくつりと笑いの波動が暫く止まない。]

(@25) 2017/02/02(Thu) 23:04:09

【恋】 魔王 カナン


  そう拗ねるな。
  すぐにおまえにとっても楽しいことになる。

 そうだな。
 差し当たっては──あのあたりを一匹、使ってみるか。


[笑いを収めてから、とりあえず、と先のことを考える。
手頃なところに、いくつか近づいてくる気配もあった。]

(@26) 2017/02/02(Thu) 23:04:21

魔王 カナン

[響いた声に、再度視線を動かした。>>265

近づく者があることには気づいていた。
ここまでたどり着くにはもう少し時間がかかるかと思っていたが、どうやら炎を厭わず進んでいるらしい。
人間も、案外と丈夫にできてるものだ。]


 ナール。
 適当な奴を一匹捕えてこい。
 なるべく短気なものを、―――いや、どれでもいい。


[竜に、人間の見分けがつくかは微妙だ。
適当な命に応えてナールがのそりと頭を上げる。
次の瞬間には、翼のひと打ちと共に巨体が空に浮いていた。]

(273) 2017/02/02(Thu) 23:20:17

魔王 カナン


 一番良いものを獲ったら、あの半端者に恨まれようかな。


[翻る赤紅を視界の隅に捉えて嘯く。
気にしてみせるのも、ただの戯れだ。]

(274) 2017/02/02(Thu) 23:20:32

魔王 カナン

[跳ね起きた人形が、またあの名を口にした。

今まさにシメオンの力に囚われようとしている人間が、微かにその名に反応したのを見る。
逃げろという単語に反応しただけかもしれないが、それだけということもないだろう。]


 ロー・シェン。
 ロシェ。

 レオヴィルの、ああ。王子だったか。


[そうだったと思い出して頷く。]

(282) 2017/02/02(Thu) 23:38:28

魔王 カナン


 王が出ていないとしたら、
 あれが、人間どもを纏めていたのか。

 なかなかに面白い戦いであったなぁ。


[すでに過去のこととして戦いを振りかえる。
このあとは蹂躙するだけだろう。]

(283) 2017/02/02(Thu) 23:38:59

魔王 カナン


 行くぞ、ツィーア。
 おまえを改良しなくてはな。


[暫しの感慨にふけったあとは、すぐに興味を失くして人形を呼ぶ。
シメオンらに背を向けて、ナールが飛んでいった方向へ歩き出した。]

(284) 2017/02/02(Thu) 23:39:17

【独】 魔王 カナン

/*
来た見た帰る、の魔王様です。

(-84) 2017/02/02(Thu) 23:42:43

魔王 カナン

[闇に堕ちゆく王子からなんらかの魔力が飛んだような気がしたが、魔王は関知しない。気にもしていなかった。
背後に人形が従うのも当然として、確認もしない。

歩みゆく先では、狩りが行われていた。

ヨセフと共に炎を潜り抜けた騎士の一団。
任されて、盟主の元へと急ぐ彼らを黒竜が襲っている。]

(301) 2017/02/03(Fri) 00:07:24

魔王 カナン

[騎士たちはいずれも手練れで、勇敢で、献身的でもあったが、空を自由に舞う竜と渡り合える人間などごく稀だ。
奮闘も空しく、一人の騎士が竜の前足に捕らえられていた。]


 一匹で良いぞ、ナール。
 他に構うことはない。


[新たな闖入者に、騎士たちが息をのむ。
それを見ることもせず、魔王は乗騎を呼んだ。]

(302) 2017/02/03(Fri) 00:07:44

【恋】 魔王 カナン


 さあ?
 なにやら試したいことがあると言っていたが。

[シメオンの行う屍術には、魔王もさして造詣は深くなかったから、返答も曖昧なものになる。]


 ここで終わる程度の相手のことなど捨ておけ。
 人形がまともに動くようになれば、いくらでも狩れるぞ。
 

(@29) 2017/02/03(Fri) 00:14:04

【恋】 魔王 カナン


 我とて歩くくらいはするぞ。
 歩かねば太るらしいからな。


[上機嫌なツィーアに、返す言葉も冗談のようなもの。
太る、の意味は自分でも今一つわかっていなかったが。]

(@30) 2017/02/03(Fri) 00:17:42

【念】 魔王 カナン

[人間どもの砦の上を飛んだとき、騒がしい声が下から飛んできた。
双子が確かに仕事を果たしているらしいと、満足をひとつ置く。

悦びの気配に愛いものよと思ったが、言葉は掛けなかった。

褒美は稀少なのがよい。
──と思ったわけではなく、単に興味がそこへ留まらなかっただけだ。]

(!2) 2017/02/03(Fri) 00:26:12

【念】 魔王 カナン

[それきり双子から意識を外していたから、彼らが宿営地に戻ってきていることにも気づかなかった。]

(!3) 2017/02/03(Fri) 00:26:20

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