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――疑わしい者を、告げる。
その人は、冷凍睡眠させる……。
……あの時、そうすることが出来れば……。
お父さんも……。
[一瞬過った姿を思い返し、全力で首を振り、検索用のコンピューターとホログラムを機動させました。
医務室を出てから一旦自室に戻り、軽く休息すると共に『人狼』が紛れ込み、可能性の高い人物を冷凍睡眠装置に隔離排除しろ、というスノウからの指示の期限が迫っていることを思い出したのです。
シルバー・メリー号の乗務員――ショッピングフロアの方も含め、彼らのことは皆人狼だと思わないし、考えたくありません。
でも寄生されたら、本人の意識とは関係なく破壊衝動を――……。
瞳を閉じ、あの時の記憶を振り払おうとしました。
振り払わずに、現実と向き合わないといけないのに。]
[となると、感染している一般客が入り込んだのでしょうか。
一般客の顔写真データと、記録等を引き続き確認することにしました。
シメオン、サシャは話したこともある上、共にとても感じの良い方です。この方たちも違うと信じたい。
名前は知らなかったですが顔は知っている……トールさん。この方もよく挨拶して下さった優しそうな方。
となると、他の方……。
引き続き顔写真を確認しながら、メモチェックにとペンを走らせ。
眼鏡を掛けた紳士然とした方、お人形さんのような女の子、桃色の鮮やかな髪が可愛い女……男の人?!
入力ミスではないかと何度も見返しましたが、本当に男性のようです。
そして、リストに残っていた最後の一名、名前はタイガ・シュヴァルベ。
――どのような人なのかしら。三十代前半の男性、と普段通りキーを叩くとホログラムは現れます。
彼のホログラムを見た瞬間、私は手に持っていたペンを落とし、暫く身動きをすることも忘れ、穴が開くほど見つめていました。]
……お、父、さん……?
[彼の姿は、私がまだ幼かった時。
三十代前半で時を刻むことを止めた、私の父に酷似していたのです。
「――すまない、ベル……母さん……。」
――目を背けてはいけないのです。
私は、人狼と会っていたのですから。
そして、殺さないといけないことも、分かっているのです。
母が、そうしたように。
でも、どうしても踏み切れない理由が――。*]
/*
お待たせしていてすみませんにゃん〜〜
襲撃役のタイガさんからのご連絡で、リアル事情保険込みで、
❶更新ぎりぎりの襲撃ロル➡ベルさんは墓下補完
❷23時くらいの襲撃ロル➡ベルさんは1回短文反応
❸22時くらいの襲撃ロル➡ベルさんは無理のない範囲で反応。
だと、❷>❸>❶の予定でお願いできれば〜とのことです。
ベルさんの方のご希望もお伝えしてあります(もふもふ〜
――第2エリア→データ資料館――
[私の動揺は収まらず、再び外に出ることにしました。
もう涙の痕は目立たなくなったのですが、今度は別のことに意識を持っていかれたのです。
今度こそ気分転換に明るい気分になりたい、美味しいものを食べたい、と思っていたのですが。
歩いている最中、背後から男性が私を呼び止める声が聞こえてきたのです。
データ資料館の場所はどこですか、と。
それはとても、落ち着いた優しい声でした。]
はい、それなら……――。
[普段通りに振り向くと、そこに“タイガ”さんが居たのです。
私は暫くの間、呆然と立ち尽くし、暫く何も答えることが出来なかったのです。
その様子は、不審者だと思われてもおかしくない位に。]
[彼の実物はホログラム以上に、やはり父に酷似していました。
でも声は似ても似つかなかった上、やや不真面目感があった父に比べ、生真面目そうな方。
決定的に違うのは、父はもうこの世に居ない上、生きていたとしても目の前の彼より、十歳以上年を重ねているのですから。
――それに、父が絶命する場面は、色褪せることなく幼い記憶に刻み込まれているので、同一人物であるはずがないのはわかっていたのです。]
タイガ……さん……?
[彼は私のことを知らないはずです。
しかし直前に資料を見ていた私は、思わず彼の名を出してしまいました。]
し、資料館ですか?
ならご案内します。どうぞこちらへ……。
[私は動揺を悟られないよう、彼の申し出に答えようと、普段通りに振舞おうとしましたが、どこかたどたどしく見えたでしょう。]
[一方、彼は私の持っている緊張感とは、また別の緊張感を持っているようでした。
一人で単独行動するのが怖かった、と照れながら答えた姿は、大の大人に向かって言って良いのか分からないですが、とても可愛らしかったのです。
同行しようという申し出も、どこか奥ゆかしさのようなものを感じられ、彼に対する印象は徐々に良くなっていきました。]
申し訳ありません、名乗るのが遅くなってしまいました。
私はベルティルデと申します。この船の乗員です。
わからないことがあれば、何でも言って下さいね。
[私自身も話している間にも「父」と「彼」が別物であると認識できるようになり、通常通りの態度を取り戻すことが出来たでしょう。
ただし、呼び起こされた「血の記憶」に関しては、最早押し退けるおくことは無理となりましたが――。*]
/*
了解です![スノウちゃんもふっ]
2では一応1回短文反応、と言ってましたが、出来るだけ反応はするつもりです。
そしてこちらでもフラグ建築をめきめきと建築中です(
資料室のホログラフや風景等の設定は借りさせていただくつもりをしています!
あ、あと数時間しかないとか……!
/*
>>314内装!wwwww
スノウちゃん伝えてくれてるのねwww
中の人の描写能力のなさが明るみに出ちゃうぜーふははー(
/*
って宣言きてたー!!!!
これだけしっかり言ってくれれば投票は来ないね!w
さあ頑張るぞ…(どきどき)
というか投票のも出さないといけないんだよねあああ時間ggg
――資料館への道→資料館――
こんな時だからこそ、過去何が起こったのかを知ることは大事だと思いますし、せっかく空いているのですから、お客様が来て下さった方が本も喜びますからね。
[私自身は彼の申し出――資料室へ行きたいということに何の疑問も感じなかったのです。
ベルショック(私命名)がそれ以上に大きかったのもありますが。]
あっ……! いえ、何でもありません……。
[名前を呼んだのが聞こえたのでしょうか。
彼の反応がまた不思議で、とても可愛らしかったのです>>312。
――面白くて、可愛い人。
これが、私の“タイガさん”の今の印象でした。
その後彼自身が自らの名を名乗り>>314、道中様々な他愛の無い話をしながら。
すっかり緊張も緊迫も解れた状態で、資料室に辿り着きました。
彼も何度も気さくに微笑んで下さり、「素敵なお客様と会えて良かった」と。
私の警戒心は、再び身を潜めてしまったのです。]
――資料館――
こちらになります。
防音対策は万全ですので、静かに集中して読書や視聴をしていただくことが可能になっています。
[私は普段の仕事の一環として、彼を案内し、扉を開け共に中に入りました。
普段なら担当職員が居るのですが、どうやら脱出に成功したのでしょう。ので資料館は無人状態。
私が担当職員の代わりに、彼の調べ物が終わるまで待つことにしたのです。
内部は運良くドロイドの襲撃も受けていなかったようで、荒れることなく整然と整っていました。
しかし、館内は薄暗く、途中で部屋の照明が何箇所か点灯していないことに気付きました。]
照明切れちゃってますね……申し訳ありません。
あ! そうでした。こんなのもあるのですよ?
[私は司書机の方へと移動し、下部に隠されていたホログラム装置のボタンを押しました。
押すと同時に室内に現れたホログラフは、天井がプラネタリウムのように星々で満ち、展望ラウンジにも負けない美しい景色を創り出したのです。
私自身も、この装置が動いているのを見たのはまだ数回しかないのです。]
タイガさんは、展望ラウンジから見える景色見られましたか?
今は見られないですけど、凄く綺麗なんですよ。
この船が通常運行再開した時には、是非見て下さいね。
[結果、館内は防音対策が為され、照明は幾つか消えて薄暗い状態になってしまいましたが。
私は彼を目的の資料のある場所まで案内し、その近くに座りました。]
[彼が暫く調べ物をしていた時でしょうか。
私は黙って彼の姿を横で見ていたのですが。
――黙っていると、やはり父の面影を重ねてしまうのです。
それ程までに、やはり見た目は似ている――。
出張先で感染した結果人狼と化し、私と、母を襲った父のことを。*]
――回想・自室――
[タイガさんの姿を見て暫く何も手がつかなかったのですが>>284、任務は終えておかなければなりません。
私が気になったのは――お人形さんのように可愛いらしい女の子・ドロシーさん。
まず、データが圧倒的に少ないこと。
その数少ないデータから見えたのは――不思議な言動。
かといえば防衛時には、その見た目からは信じられない戦いぶりを見せていたようなのです。
人狼は老若男女問わず存在するので、少女だから必ず人間、とはいかないでしょう。
逆に、少女の見た目を利用して、油断させる可能性もあります。
……寧ろ、その可能性のほうが高いのでは?]
……スノウちゃん。
私は、ドロシーさんだと、思います。
[スノウのホログラフに向け、まだ見ぬ少女の名を告げたのです。
――でも、彼女が無実だったとしたら? *]
新人乗員 ベルティルデは、謎の少女 ドロシー を投票先に選びました。
/*
そういえば父を最初第一希望だったジェフロイにしようかなと思ってたのですが、タイガとは似てないのでこの設定は消えた(
ちなみにジェフからこの子にしたのは。
別村でただぬる男子やってきたところだったのでただぬる女子がやりたかった(
最近男女ともただぬる系やってなかったので原点回帰ということで。
薔薇下は気を抜くと変顔ばかり使ってしまう(
やっぱRKベルティルデかわいいよおおおお
[天体ホログラフを点灯すると、タイガさんは予想以上に喜んで下さったらしく>>349、私も自然と笑みが零れました。]
でしょう? 喜んで下さって私も嬉しいです。
これ、持ち運びして人が多く集まる場所で点灯できたら良いのですけどね。
きっと皆喜んでくれるでしょうから。
[彼と一緒に、天井に浮かぶ仮初の星空を見上げながら。
その後、彼が読み出した人狼に関連する書物を>>350、私も横から幾度となく覗き込んでいました。
――お父さんが読んでいた難しい本を、内容どころか文字も録に読めないのに、隣で覗き込んでいたことが何度もあったことを。
平和な家族が皆存在した時を思い出しながら。
私の中から何時の間にか笑顔は消え、客観的には物憂げに見えたことでしょう。]
全然関係ないのですが。
私が最初タイガさんを見た時、驚いて固まっていましたよね?
……実は、タイガさん。私のお父さんとすごく似てるんですよ。
本当に、一瞬お父さんが生き返って、目の前に現れたのかと思ったほどにそっくりだったのです。
[気が緩んでいた私は、ぽろっとお父さんのことを零してしまいました。
ずっと脳内を占拠している、清濁併せ呑んだ記憶。
大好きだったお父さん。
でも、お父さんは何時の間にか、変わってしまった。
でも、お父さんはお父さんのままで。
――結果、私だけが生き延びてしまった。
きっと迷惑だろう、反応に困るだろう、と言ってから猛烈に後悔してしまったのですが。]
タイガさん……。
タイガさんは、人狼のこと、どう思いますか?
[父に似ている話題を反らそうと、唐突な質問を投げかけました。
緊急事態の内容や彼が呼んでいる書物や資料のことを考えれば、何も可笑しくはないものです。
彼は、人狼を見たことがあるのでしょうか。
二つのことを告げてから、優しく、真面目そうな彼の横顔をじっと見つめていました。*]
/*
>>363
ノトカアアアアア
そして過去回想入れようとしたら時間的に間にあわげほごh
あ、ちょっと>>351は微妙な確定ロールかも。
(>>334は自室での回想なので)
――爪の行方――
[思えば、お父さんが人狼となって、私とお母さんを襲おうとした時。
あの時も、星が煌く美しい夜空の下でした。
お父さんと似た人は、本当にお父さんそっくりでした。
――狼の姿まで。
――タイガさんも、お父さんと同じ、人狼だったのです。
本物と作り物の差はあれど、共に夜の帳の中、満天の星々が輝く下で。
十数年振りに、美しく、気高い獣の姿を見ることになりました。
ただ、あの時と決定的に違うのは。
獣の美しい毛並みの色と 振り翳した 爪の矛先 ]
[過去は、獣は自らの爪を 自身の首へと突き刺し 命を絶ったのです。
――人の心が残っている間に、人間のまま死にたい、と自害したのです。
今回は、獣は自らの爪を 私へと振り翳し 私の命を絶ったのです。
――目の前の、優しく親切だった男性だった獣には、人間の心は残っていたのでしょうか。
[私は、周囲の暗闇と同化した漆黒の獣に、朱で染まった腕を伸ばしました。
伸ばした腕が届いたかは、私は既に知ることは出来ません。
腕を伸ばすだけの力は既に無く、重力に負け音を立てて堕ちたのか。
例え届いたとしても、それは無慈悲に振り解かれていたでしょうか。
もしくは――――。
目の前が、見えなくなってきました。
もう、時間が無いのに。伝えたいことが、いっぱいあるのに。]
……さよ……う……なら……。
[どうして。
もっと言いたいことが、あるはずなのに。
眼前の漆黒の獣の下へと這おうとしたのですが。
もう、動かない。動けない。
私の生命が停止するのと同時に、天体ホログラフの灯りがふっと切れ、周囲は完全な漆黒と化したでしょう。*]
/*
スノウちゃん、色々と調整、連絡等々ありがとうございました!
しばらくお別れですが、青い世界で見守ってますね……![もふもふもふもふ]
墓下秘話あぁぁ……(あったら延々と墓下からスノウちゃんもふってそう)
タイガさんにも「本当にありがとうございました! 墓下で再び会える時をお待ちしています」とお礼伝えておいて下さいね(墓下へ狼を引きずり込もうとする村陣営の鑑)
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