情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン は、薔薇園芸家 ローゼンハイム を占った。
― 王宮内廊下 ―
[ミニ瀬戸大将を確保した後、その後をついて行っていた大皿等の大型瀬戸物を確保しようとしたが、紙に包んでいる間に逃げてしまったらしい]
ま、いっか。
これ運ぶのも結構骨だしな…。
[進路を道具倉庫へと向けて、重ねまくった瀬戸物を抱えて歩き出した]
っとと。
[若干危なっかしい]
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリンは、ランダム を能力(占う)の対象に選びました。
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリンは、ランダム を投票先に選びました。
― 王宮内廊下 ―
だぁっ!
あんたら足元走るんじゃなーい!
[ゆらゆらと、紙で包んだ瀬戸物を重ねて運ぶ最中、御幣がわさわさと足元を通り過ぎていく。
近くに幣六が居るようだが、荷運びの状態では探すのもままならなかった]
ったくもー、手が塞がってる時に限ってっ。
[足で掻き集めてやろうかと思ったが、絡まって転ぶ可能性を見てどうにか堪える。
今は一刻も早く倉庫へと向かうべきと先を急いだ]
― 道具倉庫 ―
[御幣を振り切って辿り着いた道具倉庫。
揺れる紙包みの中身が瀬戸物であることを伝えると、番をしていた同僚達が降ろすのを手伝ってくれた]
ありがとねー。
あー、重かった。
え? 割ってないよ、そんくらい気を付けてるって。
割物出したりなんかするもんか。
私の給料で弁償なんて出来っこないもん。
[同僚からの軽口に真顔で答える。
仕官1年目、下っ端の給料なんて高が知れている]
― 王宮内廊下 ―
待たせたな幣六覚悟しろ!
[来た道を戻り、御幣の動きを確認して、幣六の居場所を突き止める。
びしぃっ、と突き出した人差し指。
その先には柄に付いた御幣を振り回す人型の付喪神が居た。
声に気付いた幣六がこちらを向いた時、振り止めたロスリンの腕から薄い靄のようなものが飛び、どこかへと飛んでいく]
…………へぅ?
[少しして、ハズレ、なんて言葉が頭を過ぎった。
何が何だか分からず、ロスリンは人差し指を突き出した姿のまま、何度も瞳を瞬いた]
[動かないロスリンをじっと見ていた幣六が、じり、と後退る]
……はっ。
逃がすかっ!!
[今目の前で起きたことはひとまず置き、ロスリンは逃げようとする幣六に意識を戻した]
― 王宮内廊下 ―
[初撃は翳された柄付き御幣に邪魔され幣六には届かず。
勢いのまま幣六が居た場所を飛び越え廊下に着地する]
せぇいっ!
[着地で低くなった体勢のまま、接近のために床を蹴り、柄付き御幣を振りまくる幣六の傍へ。
下から伸びるように掌底を繰り出すと、御幣の奥で幣六の顎を掠めた]
たぁっ!!
[一瞬止まった幣六の隙を逃さず、片足を伸ばしてその場を回転、足払いをかける。
足を掬われた幣六は一瞬身体全体が浮き、後]
《ごいんっ》
[頭から落ちた]
ぴぎゃ!
[突如として幣六の姿が掻き消え行き、大量の御幣となってロスリンへと雪崩れかかって来た。
意表を突かれた形となったロスリンは迫り来る御幣を避けることが出来ず、その下敷きとなってしまう]
く、くっそぅ、油断した……。
[もぞもぞと這い出そうともがくも、上半身が出たと思ったらまた上から雪崩れて再度埋もれる。
しばらくはその行動を繰り返すことになりそうだった]
…てか、これ全部運ばないといけないのか…?
[抜け出すのに時間がかかりそうなこととは別に溜息が出た]
― 王宮内廊下 ―
そもそもっ、この御幣っ、どっからっ、来たんだっ!
[こんなにも大量に御幣を使うことがあるのだろうか。
そんな疑問を口に出しながら、ロスリンはどうにか御幣の山から這い出てくる]
どーすっかなー。
どう見ても袋か何か必要な量だろ、これ。
[もしくは人手を掻き集めるか。
幸い道具倉庫が近いのだし、と番をしている同僚を連れて来て倉庫に運ぶことにしたのだった**]
/*
あーそっかー、fortuneと違ってダイスだと()が出るんだった。
よし、裏振り。
3(3x2)袋!
― 道具倉庫 ―
どっせーい!
[同僚と手分けして、袋に詰めた御幣を倉庫へと運ぶ。
あの1体の幣六から出て来た御幣は大袋3つ。
それらは袋ごと倉庫の隅に鎮座することになった]
……最後の悪あがきとかそんなん…?
[あまりの多さに幣六が増やしたとしか思えなかった]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新