情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[抱き寄せられ、頬を触れられればその心地に身を委ねて。その視線は外さないままに、真っ直ぐに彼を見つめたまま。]
そう、ね…
私もそう思っていた、うぅん、今も思ってる…多分。
[最後には困ったように眉尻を下げる。毎年、平気だったのに。何故今敢えて口にしようとしたのか自分でも分からなかった。クリスマスのせい、だろうか。]
勘違い?
何の勘違いかしら…文字通りよ?
[震える、好きだという言葉に下げた目尻から溶ける心が溢れるようにホロリと一雫。誤魔化すように、彼の背中に手を滑らせ、その胸に顔を埋めた。]
[彼女が毎年抱いていた想いは知らない。
男は相手の恋事に関しては、無関心を装っていた。いつか誰かを恋人だと紹介されたら、らしくもないが神に幸せを祈ってやっても良い、くらいには思っていたけれど]
……逃げ道を用意してやった心算だったんだがな。
[勘違い、を文字通りだと言われて嘯く。
彼女の頬を伝う雫に息を呑み、拭う前に顔は埋められる。
包み込むように抱きしめ返して、その額に頬を寄せた]
ヴィオ。
傍に居てくれ。
[囁きながら、腕に込めた力が少し強まる]
ずっとこうしていたい。
[壊れることは怖かった。
ただ、恐怖よりも愛しさが勝った]
[その温かい腕の中で、逃げ道、と口の中で小さく繰り返す。誰のための、と浮かぶ言葉は口にすることはなく、ふっと溢れる笑みに変わった。額に柔らかい感覚、それは小さい頃のそれのようで居て、それでもやはり違っていて。何となく擽ったくて、クスリと声を漏らす。]
傍に、いるわ。
ずっと……
[腕に籠る力が強まるのを感じて、それに応えるようにぎゅっと身体を押し付けた。暫くそうしていたことだろうか。その腕の力が緩む瞬間があれば、身体を少し離し、彼を見上げる──今までよりも一歩近い距離で。]
[朝の冷え込みは日に日に増しているようで。しかし、そんなことは気にもしないのだろうか、いつもと同じ時間に目覚めた彼女はいつも通り、ストールを羽織って朝ご飯の用意をする。]
今日は……
あのお店に行ってみようかしら…
[店の扉には「Close」のままの看板。支度をすれば、先日貰ったケーキ券を手に珍しく街へと繰り出す。]
[腕の中、笑みを零す彼女の想いも知らず。
ただ、ずっと傍に居ると言うその言葉に安堵する。口約束なんて曖昧なものだと知っているけれど。彼女の言葉なら、信じられる気がした。
心地良い温もりを堪能した後、僅かに彼女の身体が離れる。見下ろす視線は間近で交わる]
―――……変わらないと思っていたが。
君は、綺麗になったな。
[らしくない言葉だった。しかし事実、見惚れていた]
ヴィオ。
[愛している、と言いかけた言葉は声になることはなく。
そのまま、避けられなければ、
彼女の唇に触れるだけのキスをする]
[直ぐ傍にある彼の顔をじっと見つめその言葉を聞けば、ほんの少し照れたように笑う]
綺麗に…なったかしら…?
何も変わっていないつもりなのに、ね。
[クスリと笑い、そう呟くように言えば、彼の背にやっている手をそっと動かす。]
ギィの背中、こんなに大きかったかしら、って…
背も私より低かったのに。
[何となく間を繋ぐように随分と小さい頃の話をする。名前を呼ばれれば、なぁに?と小さく呟き、それを受け入れるようにそっと目を閉じた。唇に触れる柔らかく甘い感覚に鼓動は更に高く打つ。]
[街中がえらく賑わっている。途中、様々な人たちに声を掛けながら、その中をすり抜け、Cafe Moon Dripの前。躊躇することなくその扉を押す。この間、シクラメンを買った子はそこに居ただろうか。]
[店内に入れば、促された席に座り、ケーキセットのチケットを手渡す。メニューからケーキを選ぶようなのだが、メニューの写真を端から順番に眺め]
全部…食べたい……
[小さな声で呟いた。
本当はオススメを聞いたりしようと思っていたのだが、シクラメンの男の子は今日はお休みなのだろうか、休憩なのだろうか、メニューから顔をあげてキョロキョロしてみるも、此処からは姿を確認出来ない。
再びメニューに目を落とせば暫くの間、真剣にケーキで悩む姿。]
To オクタヴィア
From ギィ
Subject (無題)
体調悪いのか?
[店が休みと聞き、昨日の立ち眩みを思い出してメールした。
もし彼女がケーキを前に悩み抜いていると知っていれば、「太るぞ」という無粋な突っ込みを入れただろうが]
To ギィ
From オクタヴィア
Subject おはよう
昨日はごめんなさい、ありがとう。
体調?別に悪くないわよ?
でも困ってる。ケーキが決められないの。
[行間の説明のない返信。いつもこんな感じ。]
/*
お菓子に目がない
天然
文章打つの下手
空気微妙に読むほぼ読めてない
たまに大胆(天然故?
こんな感じなのだろうか。
ギィさん、お付き合いありがとうございます(へこへこ
To オクタヴィア
From ギィ
Subject Re;おはよう
店が閉まっていると聞いたから。
元気なら良い。
太るぞ、と言いたいが昨日の今日だし大目に見てやろう。
食べない分は持って帰ったらどうだ。
[大凡の状況を予測して返事をする。
後半の返事が少し甘くなったのは、体調は悪くないと聞いて安心したからか]
To ギィ
From オクタヴィア
Subject Re;RE;おはよう
ケーキチケットをもらったから今日はお休みにしたの。
それはいい考えね、さすが。
ギィも食べる?
>店が閉まっていると聞いたから。
>元気なら良い。
>
>太るぞ、と言いたいが昨日の今日だし大目に見てやろう。
>食べない分は持って帰ったらどうだ。
[ケーキを待つ間に届くメッセージに目を通し。なんやかんやで甘いものが好きなのだなぁとクスリと笑う。]
わぁ……
[ラテアートと愛らしいケーキが目の前に出されれば>>120、子どものような顔をして喜ぶ。どうせなら誰かとくれば良かったかしら、と思いながら、いただきます、と小さく手を合わせて、フォークをケーキに入れる。ケーキの上に乗るようにソースを掬えば、一口。トロリと口の中で雪のように溶けると同時に甘さと酸味が広がるレアチーズケーキ。思わず、笑みが零れる。]
美味しい…
それに可愛い…
[ラテアートに目を向ければその可愛さに口をつけるのも躊躇われた。繊細そうな彼が描いたのだと容易に想像がつく。もう一度、いただきます、と呟けば、ラテに口をつけ。甘さの広がった口の中に程よい苦味が丁度よい。
とてもよいカフェだなぁ、ツィスカちゃんにも教えてあげよう、と昨日からお手伝いに来てくれた子を思い浮かべる。今日休みだと伝え忘れたことは思い出さない。]
[店員さんを再び呼べば、メニューを広げ]
えぇっと………ベイクドチーズケーキと紅芋のモンブラン、ガトーショコラとオペラ……えっと、このフルーツバターケーキと…苺のタルト。
持ち帰りで。
[店員さんがキョトンとしたら、指でくるっと先ほどあげたケーキを示し、満面の笑みではっきりとした口調で言ったことだろう。]
これ、全部持ち帰りで。
To ギィ
From オクタヴィア
Subject Re;Re;RE;おはよう
はぁい\(^_^)/
もし鍵空いてなかったらいつものとこ。
>苺タルト。
[鍵が置いてあるのは裏口そばの植木鉢の下]
せっかくだから、花屋 オクタヴィア は 羊飼い ハンス に投票するぜ!
花屋 オクタヴィア は、なんとなく 怪しいおまじない ローレル を能力(食事)の対象に選んでみた。
花屋 オクタヴィア は、なんとなく 羊飼い ハンス を能力(食事)の対象に選んでみた。
To オクタヴィア
From ギィ
Subject Re;Re;Re;RE;おはよう
分かった。適当に寄る。
吊り<<耳長 エレオノーレ>><<羊飼い ハンス>><<墓守 シメオン>>
噛み<<耳長 エレオノーレ>><<羊飼い ハンス>><<羊飼い ハンス>>
/*
ラ神にも聞いてみようかな。
あら、雪………
[キッチンから窓の外を覗けば、微かに雪が降り始めていた。]
寒いはず、ね………
[部屋の中は暖かいが、思わず指先を擦り合わせる。久々に出掛けると疲れたらしい、小さく欠伸をすれば、目を擦り。
キッチンのテーブルに突っ伏して、眠りに落ちた。]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新