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― 合流→コリルス帰還 ―
[何かあれば言い合いになる、そのパターンは変わらずとも。
嵩む疲労はどうしても言葉を減らし、結局最後は黙り込む事となる。
途中休息を挟みながらの帰還行の間は言葉も少なく。
コリルスに帰り着いて、影竜を竜舎に休ませて、自室に戻って──その先、記憶は曖昧になっているが、とりあえず記憶が繋がった時にはちゃんと寝かされていた。
少年が眠る間は褐色も深い眠りに就いていたが、それが同調の影響なのは、影竜の特性について話した事のあるキアラには察しもつくか。
感覚を重ねあわせて人竜一体となるが故に、一方の状態がもう一方にも大きな影響を及ぼす、という特性。
それが、影竜をも深い眠りに誘っているのだと]
……あんにゃろ。
[目が覚めたからと言って、すぐに動けるかと言うと、そういうわけもなく。
『強制休養』の名目で、そのまま自室に押し込められた。
さすがに、竜の世話はやらせろ、と主張して、それだけは通したものの]
休むときゃ休む、っつってんのに。
ここまですんなよな。
[しないとまずいと思わせる無茶をしたのは完璧に棚に上げて愚痴る様子に、影竜が呆れきった様子できゅぃー、と鳴いていたのはお約束。*]
― 交戦前日 ―
[作戦立案とか、用兵とか。
どちらかと言うと、そういうものとは縁遠い身、ではあるものの。
騎竜師の単体戦闘力の高さと機動性を盤面でどう生かすか、を見切る必要性から、会議自体には顔出しするのが常の事。
……中央に出向している団長からは、「お前は街の『守護者』で、ここに残る自衛団の代表みたいなものなんだから、ちゃんと出席しろ」と釘を刺されている、というのもあるが。
作戦聞いてなかった、で無茶しないように、という予防線的意図がそこにあるのは知られているかどうか]
河側からの強襲……か。
この霧じゃ、そっちから来る、とは中々思えないだろうし、アリだよな。
[この霧で船を出す、という発想にはそうそう至るとは思えない。
そこは隙としてつけるだろう、と思うから、反対する事はなく。
当事者が乗り気>>285なのもあって、大きな問題は感じなかったから]
そうなると、俺らの役目は遊撃かな。
霧が出続けるなら、俺は強襲・撹乱どっちもいける。
[すぐに思考巡らせるのは、空戦戦力の配置]
向こうも空戦戦力を出してくる可能性は高いだろうから、そっちの警戒もしないとなんないし。
上空警戒しつつ地上と連携、が基本、か?
……精霊師の援護が届く距離は、維持した方がいーと思うけど。
[基本単独行を好むのに、援護の事を口にしたのは、先日対峙した竜人の存在が頭にあるから。
あれは、騎竜師単独で当たるのは危険だ、と。
同調する事で感じた竜の本能がそう思わせていた。*]
/*
ちなみに、立ち位置的にでないとまずい、というのは、ついさっき気がついた!(ぉぃ
さてて、現在の目標はラートリーとの遭遇なわけだが。
対決に至れるまで、時間かかりそうなんだよねwwww
いろいろとフラグ昇華しないと吹っ切れないかもしんないwwwww
つか、気がついたらすげぇ根が深いよwwwww
あ、精霊師との連携関係は、うん。
血縁組がまとめて遭遇しやすくなるといいなあ、というPL視点の布石もあります、あります。
どーなっかはわかんないけどね!
/*
空戦盤面どう動かすか、と考えてたらー。
河側行かれてしまうと、接触するのが難しくなるんだが、さて、どっしよかー。
とりあえず、今はリロとキアラ宛を考えるか。
作戦主旨的に、戦場は限られるだろうし。
互いの位置を確認できる距離の維持自体は難しくない、とは思うけど。
ただ、俺の方は隠行入っちまうと術にも引っかかり難くなるから……。
俺が、リロの位置把握しとくのも必要、か?
[キアラの位置は、竜同士の感覚を辿ればわかるから問題ないが、リーゼロッテの方はそうもいかないから、と思案して]
それだったら、ルアルの羽一枚預けとく。
そうすれば、こっちからも辿れるから。
[そう言って、預けるのは褐色の羽、一枚。
勿論、こちらを補足する術があるなら、それもそれで受け入れる心算だけれど。*]
/*
うむ。
やーっぱ、ローの人の描写は好きだ。
武器の動きがね、すげーがっつり伝わってくるのよね。
……眠かったのに熱かったよなぁ、大鎌vs戟ばとる。
[しみじみ思い出してる場合ですか]
[せやかていいたかったんだも……!]
/*
脳筋でFAです。
……というのは、やっぱ埋めておくべきか。
しかし、うーん。
今回はバトルに入るまでが長くなっちゃったからなぁ……この後はこうは行かない、って思うとあれこれもんにゃりも出るかも知れないけど。
やりたいことできない、はやっぱり避けたいんだよにー。
あと、超個人的に、こんな眼福対決端折るの、端折っちゃうの!? っていう勿体無い思考もあったりするんだ……!
ま、何はともあれ……行くぜ!
[宣に重なるのは、甲高い影竜の声。
『月影』と銘の打たれた太刀が霧の漂う大気を裂いて抜き放たれる。
霧て霞む空からの高速機動による、強襲。
勢い良く突っ込んだ直後に太刀を大きく横に払う。
片手のみでの大振りの一撃は、多少正確さを欠くものの、触れた相手に浅からぬ傷を負わせるだけの威力を秘めている]
いよっと!
[横に振るった刃を引き戻しつつ、高速でその場から離脱する。
他属の竜のようにブレス攻撃を持たぬ影竜の戦い方が、一撃離脱の近接戦になるのは対地上戦でも変わらぬところ]
― 交戦当日:陸戦場・上空 ―
[崩れそうな所の援護や、固まっている敵への強襲。
そんな動きを繰り返しつつも、距離を保つ事は常に意識に置く。
ある意味、少年としては珍しい状態なのだが、それはそれとして]
……っ!
[幾度目かの上昇の後、淡い紅が細められる。
影竜が、きゅ、と鳴いた]
……わかるか、ルアル。
火の気配。
[幾度か話に聞いていた、緋色の気配を感じて。
漏らした呟きは、やや低い声]
……ぇ。
[取られた手に触れた、柔らかい感触に、淡い紅がきょと、と見開いた。
傍で見ていたキアラからは、相当間抜けに見えただろうが、そこまで意識は回らずに。
手が離されると、ぱっと引いてあらぬ方を向いたのは、どきりとしたのを隠すためだが、それは傍からどう見えたやら。*]
― 陸戦場・上空 ―
[感じ取った火の気配、それを放つものの思うことは知らず]
……なんにせよ。
竜に気づいてほっとくわけにゃあ、いかねぇよな……!
[空舞うものに相対するのは、同じく空にあるものだから。
そんな思いと共に感じた気配へ向けて空を翔け──ある程度、距離を詰めたところで、褐色を止めた。
記憶にある姿とは、異なる所もある。
けれど、あの時焼きついた緋色共々、見間違えるほどでは、ない]
……暁紅の騎竜師……。
[小さく、呟く。
首から提げた『お守り』が、微か、揺れた]
閃影の騎竜師 レトは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
閃影の騎竜師 レトが「時間を進める」を選択しました
あの時は、号のない見習いだったけど、今は、違う。
閃影の騎竜師レナートゥス・アイヒェ。
コリルスの『守護者』の任を預かりし者、だ!
[宣の後、右手の『月影』を握りなおす。
淡い紅の瞳が微か、紫紺を帯びた]
……騎竜師と接敵して、なんもしないで帰るってワケにもいかねぇしな……。
って、わけで!
閃影、推して参るっ!
[宣に重なる、竜の咆哮。
同時、褐色は一気に加速し、緋色との距離を詰め。
あえて真っ向から、横薙ぎの一撃を放った。*]
……え?
[風に揺れるその形──水晶の片翼は、見慣れたもの]
なん、で……!?
[戸惑い帯びた声が零れ落ち。
その瞬間、動きが止まった。*]
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