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[続いてオズワルトがもどり、報告をしてくる。
それに対するリヒャルトの言葉の後を引き取った]
臨時の任務ご苦労だった。
まず自室に戻り、士官用のシャワーを浴びて軍服を着替えてくるといい。
それくらいの身だしなみを整える位の時間はあるだろう。
ここを逃すと次にいつ着替えられるかわからんぞ?
それまでにこちらで出来る事はやっておく。
[そう言葉をかけてオズワルトを送り出した。
しばらくするとリエヴル・カサンドラ両名がやってきた
カークとリヒャエルが話をしているのを横目に見ながら話だした]
わざわざすまないな…。
まず現状だが、艦内統制のために艦内放送の復旧をそこの2人にやってもらっている。
それと、別系統の通信手段も使ってみたが本国と連絡がつかない。
おそらく電波妨害がなされている、と思われる。
電気配線的な切断ならそもそも動かないし、
周波数を変えて平文で打電しても届かないようだしな。
現状を打破する最も最短の手段は本国との通信回復だ。
そのために我々が出来る事があれば2人から何か提案してもらいたい。
通信回復が無理となれば、動力の復旧の後に航行再開。
もしくは次に来るであろう輸送艦もしくは曳航船の奪取という乱暴な手段になる。
[周囲の意見を聞き、考えをまとめた]
艦内に妨害装置があるらしい、か。
だがそれを見つけるのは困難。
であるなら必ずいるネズミを見つけるのが一番早いな。
幸い指は両手両足あわせて20本はある。
スパイには条約は適用されないので5本も吹き飛ばせば吐くだろう。
そのあたりは荒事が得意な人間を集めて実行しよう。
バルサミーナ少佐は修理ご苦労だった。
艦内に残っている人数は一度確認する必要があるからな…。
機関士や技術士の数、か…。
幸い艦内放送は復旧している。
艦内放送を使い、
「機関士や技術士はバルサミーナ少佐の指揮下に入り復旧作業をせよ」と指示してしまおうか。
何人残ってるかはさすがにわからんが…。
もし誰も残ってなくて復旧に7日かかるようなら復旧はあきらめよう。
別の手段を執るほうがおそらく解決は早い。
[そうローレルに提案してみた]
ふうむ…工作員は現在外部に通信できるのだろうか。
外部に通信できないのなら、
「通信が回復した、まもなく本国から増援がくる」と、
通信長がここへ連絡し、それを参謀が艦内放送で全体に伝える事で、
工作員が動くのを誘発する事が可能かもしれない。
その場合、囮になるのは私だろうな。
艦の運用機能を停止させたいだろうから。
どう思う?
[周囲にいる人間に確認を取ってみた]
[リヒャルトの退室を認めながら(>>158)、
カークの報告(>>155)に「わかった、参考にする」と返答し、
ローレルの提案(>>156、>>162)について思案する。
そしてカサンドラの修正案(>>152)になるほど…と頷いてから考えをまとめた。]
まず私が責任者になったこと、機関室の修理が手伝える者は少佐の指揮下に入り修理に回る。
その上で、修理にかかる日数が3日より短縮できない人手しか集まらないようなら、
部品の共食いで対処するようにしよう。
それ以外の人員はどこか集合場所を決めて集める。
情報を小分けに…は今のところ案が浮かばないな。
それじゃ大雑把に役割を決める。
バルサミーナ少佐はリエヴル大尉、カーク特務少尉、リエヴル大尉とともに機関室に移動、
1時間ほど人員が集まるのを待った後に修理を開始。
何気にコンラート大尉もある程度はエンジンなどは扱えるんじゃないか?
教練課程に航空機の長期飛行などに備えてエンジンのメンテナンス講習があったと記憶している。
通信長は通信機能をここ、司令塔に一本化。
参謀と共に全体監視を頼む。
フィッシャー少尉はこれ以降通信長の指揮下に入れ。
私ともどってきた砲術長は食堂に移動し、残存者をここに生存させる。
これでどうだろう。
各自の持ち場は暫定のものとし、各自の判断で移動してもかまわない。
もし司令塔が無人になるようなら私に連絡してくれ。
艦内放送を使ってもかまわない。
[コンラートにふと思った事を質問してみる]
そういえば大尉、君の飛行機は今どうなっている?
この艦は今回は航空機は搭載されていないが、
艦尾には仮設カタパルトが存在している。
まだ艤装が完全ではなかったのだが整備すれば使えるはずだ。
使えるようなら使用許可を出すが。
艦内放送の内容はこんな感じで頼む。
参謀と通信長のどちらが放送してくれてもかまわない。
私以外の上級幹部も認めてる、という事実が欲しいからな。
[そういうとメモに走り書きで放送すべき内容をまとめた。
現在艦長不在につき、副長が総指揮を執っている。
艦内残留者は全て食堂に集合せよ。
並行して破損した機関室の修理も行っているので、
技術者は機関室に行って、バルサミーナ少佐の指揮下に入る
以上が伝える内容]
それでは私は砲術長が戻ってきたら、
彼と共に食堂へ向かい、残留者が集まるのを待とう。何かあれば伝令をよこして欲しい。
[そういうと一息ついた。
これからは狩りの時間だ…**]
うん、察しが良くて助かるよ。
現状で誰が味方かわからないし、
確実に連絡が取れる大尉と私は別れて行動したほうがいい。
と、なるとこういう構図かな、と。
状況的に考えて、コンラート大尉は飛行機の通信機器のみではなく、
機体そのものも破損されているから白だと思っている。
彼が黒なら通信機器と一部だけやられた、と言えばいいかな、と。
報告優先で頼む。
荒事が苦手なのに無理に拘束するよりは、
泳がせておいて情報にした方がいいと思う。
ある程度人数を集めて拘束する方がおそらくいいだろう。
――こちら副長、感度良好。
なるほどな…思ったより根が深そうだな、この案件。
そこまで周到だと、今から部屋などを探しても証拠物件は残ってなさそうだ。
やはり相手から動いてもらうしかない、か。
[ここに来た時にいた3人について考えてみる。
所属も階級もバラバラな面子である。
主計科の兵卒、衛生科の下士官、見張要員の下士官。
まあそれを言うなら、他に見かけた面子もあまり共通性は見当たらないか…。
しかしなんというか…緊張感というものが抜けていくやりとりだな。
と、タラクト主計兵を見ていてそんなことを考えていた]
――こちら副長、大尉、聞こえるか?
こちらは現在3人を確認している。
主計科のシュテラ・タラクト一等兵、衛生科のベリアン・ブルーム曹長、見張要員のライナー・シュタインメッツ中尉。
あとは軍医のアレクシス少尉だ。
そちらに合流したものはいるか?
了解、司令塔に残った人員と、先ほど伝えた人員。
そしてそちらにいる人員以外を暫定的に敵として認識する。
負傷などで動けない場合はその限りではないが、
そのつもりで対応して欲しい。
[アレクシスが3人を連れて行く所を見送った後、
通信機で何かのやりとりをしていたが、
砲術長に向き直った。]
砲術長、機関室のほうは現時点で誰も来ていないようだ。
司令塔に残してきた人員以外はここに集まっている人間が残留人員とみていいだろう。
負傷している、などで移動出来ない人員以外を見かけた場合、敵性勢力として認識すべきだと考える。
どう思う?
バルサミーナ少佐に関しては「白である」という前提で動かざるを得ない。
機関部の修理をするなら彼女の技能は必須であるし、
黒であるなら修理不能と告げればいいし、我々はそれを検証する手段を持たない。
という風に考えると、白であるという前提で動くしかないと思うのだが…どうだろう。
対策は監視下におく、しかないのだろうな…。
方針を機関部の修理に一本化して人員を増やすべきなのだろうか。
だが機関部だけに人を集めると、外部からの干渉に対して無防備になる。
そちらに戦闘要員を1,2名追加するか…?
全ての果実を拾うのは無理だな…。
敵であっても動くのは修理が終わった後、と割り切ろう。
黒であっても我々にとって不利な行動は単独ではできないだろう。
人員追加が必要と考えるなら予備人員は司令塔に集中させる。
通信長とは伝声管で連絡が取れると思うので、そちらに要請して欲しい。
健闘を祈る。
副長 ジャンは、技術少佐 ローレル を投票先に選びました。
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