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神父 ジムゾンは、楽天家 ゲルト を投票先に選びました。
──昨夜・教会の自室──
[狭い寝室には自分一人。
抱き枕にしている二つ目の枕に顔を埋めながら、思い返すのは数時間前の出来事。
戸締まりしろよと言われ、頷いて見送ったものの……
その背中が見えなくなっても、鍵をかける気には中々なれなかった。
もしかしたら戻ってこないかなと考えてしまったのは、きっと……夜が熱すぎたせい。
特定の相手を作る気が無かったから、これまでに誘った相手は大抵、村に立ち寄っただけの後腐れのない人物。
ディーターもそうだ。確か傭兵らしいし。本人も、すぐ居なくなるようなことを言っていた。
だから──。]
……はぁ。
[あまり思い出したら、また身体が熱くなってきそうだ。
無理矢理にでも眠ろうと、きつく目を瞑った。**]
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本当に申し訳ない……。
年齢制限を情報欄に記載していなかったのが一番のミスですが、本番と性器描写が無ければR15の範囲に収まると思っていたのも認識が甘かったと思います。
保険でR18にしつつ、実際のロールはR15以下に制限、にしておくべきだった……。
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>エピ入り後に参加者様の顔ぶれを拝見した上で
大多数がマイフレさんかフォロワーさんな気がしている&マイフレさんやフォロワーさんでRPPLの方は18歳以上の方ばかりだったはずなので、そこで判断できるかもと。
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>2013/06/22(Sat) 22:00:12
>激しい喘ぎ声や紛らしい擬音が入ると、どうしてもR18に見えてしまいますね…。
です、よねー…!orz(←喘いでた張本人)
― 朝・教会 ―
[人狼が出たと村中で騒ぎになっている中、神父は教会の掃除をしていました。
昨夜の証拠隠滅ではなく(そしてそれはもう済んでいる)、普段通り日課としての掃除だ。
水で濡らして絞った雑巾で長椅子を一つ一つ拭いて回り、木の床を箒で掃いていく。
ちょっと腰がだるかったり背中が痛かったりするものの、作業に支障がある程ではなかった。]
[そんな時、誰かが教会に入ってきた。
そう人口の多い村ではないから、ミサの時以外に人が訪れるのは珍しい。告解に来た人だろうか?]
おはようございます。……どうかされましたか?
[どこか怯えているような様子の老人に声をかけると。]
『神父さま、人狼じゃ。人狼が出たんですじゃ!
おお、主よ。我らをお救いくだされ……!』
[そんな、しゃがれ声が返ってきて目を丸くする。]
じ、人狼が……!?
本当ですか、それは。
…………わかりました。私も自分の目で確かめてきます。
[老人から話を聞き、教会を開けたまま外に出る。]
― 牧場へ続く道 ―
「人狼に喰われたような羊が見つかった」としか情報は得られなかったが、羊と言えばカタリナだ。
ひとまず牧場に向かっていたが、その道中でオットーからも話を聞くことができた。]
ああ……。
そうですよね。ご老人特有の呆けや勘違いなどでは無かったのですね……。
[片手で顔を覆って呻いてから、改めて牧場へと向かった。]
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しかしこれ、どうやってゲルトに追いつこうか……。
人狼を探して、というより、人間の犠牲者が出てるかも!行方不明者探そう!の方がいいかも?とメモ。
……なるほど、それは確かに仕方がないですねえ。
[満足げに笑ったが、ぽんぽんと頭を撫でられると目を瞬かせ。]
……ッ。そ、そうですか……。
[無事で良かったのか。そうか。
少しばかり動揺しつつ、現場へと向かった。]
― 牧場の現場 ―
これ……羊ですか……。
[その場には、どのくらい人が居ただろう。
無残に喰われた羊の死骸を目にして青ざめる。
(食事的な意味で)あまり肉食系ではないし、家畜の解体どころか生肉自体も触れる機会が少ない。少しキツいものがあった。]
……すみません。私には見てもよく、解らないので……お願いします。
[そうディーターに良いながら、口を押さえて横を向いた。]
[自分と羊の間に立つディーターが視界の端に見え、ふう、と少し安心した風に息を吐く。
検分してくれるのを待ちながら、どうして彼はこんなに優しいのだろうか……と、今までのことを思い返して胸がざわざわしていた。]
──そう、ですか。やはり人狼、で……。
……羊はおやつで、メインディッシュは人間だった……なんてことが無ければ良いのですが……。
[羊の死骸を見ただけで青ざめたくせに、あまり洒落にならないことを言った。]
……どうかされましたか?
[何かに気づいたらしきディーターに問う。]
[背後から聞こえた、守れねーだろ?>>240という言葉に口を曲げる。]
あっ。
[だが、手をとられると、引き寄せられるままに歩みが止まり。困惑混じりの表情で、すぐ後ろのディーターを見た。]
……自分でも、よくわからないです。
でも、少なくとも……私はかよわい女の子でもなんでもないですし。そんなに気遣っていただく必要はありませんから。
[昨日だってそうだ。「痛かったら言え」だとか……男を知らぬ少女どころか、誰とでもこういうことをする、と答えた男にかける言葉じゃない。
嬉しくなかったと言えば嘘になるが。
でも、物のように扱われるくらいが自分には相応しいのではないだろうか。]
……ディーターは優しすぎるので。
それが原因で死なれても困りますし。
昼間の人狼が人と同じなら尚更、一対一より二対一の方がいいと思います。私だって、後ろから殴りかかるくらいはできますし。
[殴れる、だなんて。人狼が誰なのか想像もついていないからこそ出る言葉だったが。
そして、目の前のディーターが人狼である可能性だってあるのだが。まだそこに思い至ってはいない。]
いえ……。
[ディーターが謝ることはないと思ったが、謝らせるようなことを言ったのは自分なので口をつぐむ。
困惑気味の顔を見れば、優しくしている自覚がないのかと思う。しかし、そこについて細かく述べていられる状況でもないだろう。
一人より二人という点で同意を得、進もうかとした所でディーターが別方向を見た。その視線の先を追うと。]
シモンとニコラス……?
[ディーターに掴まれていた手を無意識にパッと振りほどき、二人に向かって手を振る。
大声を出したら人狼が気づいて逃げてしまうかもしれない。もう少し近づいてから話を──と思った時だったか。
どこからか、「ゲルト」と呼ぶヨアヒムらしき声が聞こえた。]
[あの旅人が食べられたのは、いつだ?
確か、シモンとニコラスが、昨日村に来て……。ディーターは、一昨日だった、か?
人狼が旅人を食べてすぐ村にやってきたのだとしたら、ディーターはタイミングがちょうど合うような気がしてしまった。
旅人は、いつ食べられたのだろう。
もしディーターが、人狼だったら。]
…………。
[ごくりと息を飲み、ディーターに恐怖を含んだ視線を向け。すぐに逸らした。
もし彼が人狼であったなら、自分が何をするか。それを想像するまいと自分に言い聞かせていた。]
[しばらく歩いていると、進む方向と森の中の道にずれが生じて。]
音は……あちらからでしたよね。
このまま進めば良いでしょうか。
[一応足元や周囲に気を配りつつ、更に先を目指そうと。
村育ちではないので、道から外れることがどう危ないのかは他の者ほど理解していない。]
はい、気をつけます。
[声をかけてくれたニコラスとシモンに返事をする。
歩く度に、枯れ枝を踏みつけてぱきぱき音がしたり、木の根を爪先で蹴ってハッとしたりする。こんな所をヨアヒムは進んで行ったのだろうか。樹の上で眠れる彼だから十分可能なのか。
シモンが、向こうから音が聞こえると言う声を聴きながら、このままヨアヒムを見つけられないのではないだろうかという不安に駆られた。*]
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