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[メレディスとの会話の後は、端末を使い大会本部へと連絡を入れる。
原因不明の現象の正体については明かさず、ゲームと並行してプログラムの監視を行うことを告げた。
シェットラントの場合、身体を動かさずとも端末の操作が可能であるため、ゲームに参加しながら作業が可能だ]
随時データをそっちにも送るから、何か気付いたら教えて頂戴。
[とは言え、ゲームをしながら全てを見ることは難しいため、監視の一端を開発メンバーにも頼む。
大体がツールでの監視となるが、人の目で気付くこともあるだろう]
[いつものように蟀谷にシートを貼り、自分の視界に電脳世界を広げる。
ここにVR映像も重なるため、とても煩雑な視界になるが、もはや慣れたものだった。
状況に応じて視界の片隅に置いたりする操作も出来るため、常時不便というわけでもない]
監視ツール立ち上げ、同期、接続OK。
[電脳世界に現れたのは、シェットラントがいつも使用する電脳内のアバター『Unknown』。
男性とも女性ともつかない青いコートを纏ったそれに、監視ツールの役目を負わせた。
VR画面と同期してプログラムを可視化し、異常部分を探すと言う寸法だ。
これらの映像は開発メンバーの下にも送られることになる]
― 電脳世界 ―
[データの転送は”Unkwon”を介して行われている。
かつて電脳世界でドンパチした相手なのだから、白猫も見覚えがあるはずだ]
(にゃはー♪じゃないわよこのやろう)
[こんちくしょう、と思いはしたが、その感情までは転送されなかった**]
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