人狼物語−薔薇の下国


525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜

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元首 カナン

― 本隊行軍中 ―

[駆けていく先に土煙が見え始めた。
交戦中のケファラス隊と見て間違いない。
重装歩兵の足ではもう少しかかるだろう。

そこへ、軽歩兵から敵兵接近の警告が発せられた。]


 来たか。
 数百規模か。寡兵だな。


[何が目的だ?と思案する。
罠か。兵力分散の誘いか。
半端に兵を差し向けるのはうまくないが、無視していい数でもない。]

(198) 2019/11/03(Sun) 01:30:41

元首 カナン

[フェリクスの隊は、動きの柔軟さでは軍随一だ。
戦況が不利になれば退くだろう。
相手が罠を張っているのなら、それを凌駕する力で当たるべきか。

そこまで思考して、麾下の兵とクレメンス隊に命令を伝えた。]


 全力をもって、新たな敵を叩く。
 行くぞ。


[号令一下、兵たちは南へと進路を変えた。
矢が降ってくれば盾を翳し、速度を落とすことなく駆けていく。*]

(202) 2019/11/03(Sun) 01:31:51

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/03(Sun) 01:35:09

【赤】 元首 カナン


 王弟殿下?
 あの目立つ優男か。
 確かにあいつがいたのなら、指揮権引き継ぎでもたつくこともないか。

 とすると大将自ら出てきたということか?
 思った以上に剛毅だな。


[ちょっと見直した、とばかりの鼻息ひとつ。]

(*17) 2019/11/03(Sun) 16:08:33

【赤】 元首 カナン



 ……ああ。落とせば崩せるな。

 ついでにお前が落ちたら、俺が無敵になれるな。
 なにしろ、お前以外には倒されないからな。


[お前を倒すのは…>>*3という相手の言葉を引きつつ、それが嫌なら無事に帰ってこいと、遠回しに告げた。]

(*18) 2019/11/03(Sun) 16:08:48

元首 カナン

― 平原南 ―

[南から攻撃を仕掛けてくる王国兵の中に、明らかに武装がまちまちの一団がいる。
あれが、義勇兵か、と目を細めた。
農民が武器を取るなど考えられないこと、と思っていたが、かつて己を助けた少年も、農民の子だと言っていた。
王国では自由民が田畑を耕し作物を育てるらしいと知ったのもその時だ。

少年とその家族の元で過ごした数日は、ゼファーでの暮らしとはまるで違っていた。
とりたてて裕福な家庭とは見えなかったが、食事には色とりどりの野菜が入ったスープが振舞われた。家の外で指導官の怒号が響くこともなく、1日の仕事を終えた夜には温かな一家団欒の光景を見た。
多少、居心地が悪かったのは、縁のない穏やかさだったからだろう。]

(223) 2019/11/03(Sun) 17:18:45

元首 カナン

[少年が纏わりついてきたのには閉口したが、恩人には違いない。
せがまれるままに、ゼファーのことを話して聞かせた。
男子はみな、お前くらいの年にはもう親元を離れるんだとか、1日中行われる軍事訓練だとか、食料を持たずに山に入って生き延びる訓練だとか。
物騒な話ばかりで子供の母親には嫌な顔をされたかもしれないが、聞かれるままに話した覚えがある。

動けるようになれば、ひとつだけ少年に技を教えた。
剣の持ち方と、人の殺し方だ。
本気で人を殺すつもりなら、剣を振り回すな。
低いところで構えて、切っ先を相手に真っ直ぐ向けて、身体ごとぶつかるつもりで貫き通せ、と。
それくらいしか、礼代わりにできることはなかった。]

(224) 2019/11/03(Sun) 17:19:14

元首 カナン

[今にして思えば、余計なことだったかもしれないと思う。
あの後、少年が武器の訓練などに目覚め、戦うことを覚えていたら、あの義勇兵の中に入っている可能性が上がる。
手に掛けることに躊躇いはないが、少年の親は嘆くだろう。

運命の女神はやはり皮肉が好きなのだなと、見えない神に唾を吐いた。]

(225) 2019/11/03(Sun) 17:19:40

元首 カナン

[弓矢や投石は、掲げた盾に弾かれる。
盾の隙間を抜けて身体に突き立っても、ゼファーの戦士は容易には倒れなかった。
致命傷でなければ、構わず進む。

隊列を乱さないことと駆け続けることがなにより優先だった。なにしろ倒れれば後続の味方に踏まれ、運が悪ければ命を落とす。
それでも何か所かに開いた穴は、後続が詰めて埋めた。

肉薄する前に相手の弓兵や投石兵は後退し、代わって前方に出てきたのが槍を構えた軽歩兵だった。
ぶつかろうという構えに、得たりと笑う。]


 押し潰せ!


[重装歩兵の最前列右端に自らを置いて、吼える。
肉と鉄の塊は、勢いを緩めることなく槍の壁に襲い掛かった。]

(226) 2019/11/03(Sun) 17:21:12

元首 カナン

[最前列の兵は剣を手に槍衾の穂先を斬り払い、二列目以降の兵は槍をもって突きかかる。五列より後ろの兵は盾を頭上に掲げて投射武器への防御としつつ、前方へとひたすらに進み、圧力をかける。
衝突の勢いは、青銅の槍をして鉄の盾をも貫く力となり、最初の衝突でいくつもの血の華が咲いた。幾人もが倒れ、同じだけの人数が後ろから押し出されてくる。

衝突する重歩兵の左右からは軽歩兵が、こちらは隊列を組まずに散開しつつ前に出て、敵兵を左右から包囲攻撃する動きを見せた。]

(227) 2019/11/03(Sun) 17:22:51

元首 カナン

[後退する敵歩兵の狙いがどうであれ、


   押して、押して、押しまくった。**]
 

(228) 2019/11/03(Sun) 17:23:20

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/03(Sun) 17:31:45

元首 カナン

― 回想 ―

[元首に選ばれてからほどなく、王国の使者がゼファーを訪れた。
元首就任を祝いにとの連絡は事前に受け取っていたから、こちらも歓迎すべく盛大な宴をひらくことにした。

とはいえゼファーの宴には歌も踊りもなければ女の影もない。
ひたすら飲んで食べて、政治や軍事の話をするだけだ。
興が乗れば即興でレスリングや剣戟が始まるし、大乱闘になることもある。

が、王国の流儀に合わせる必要は感じなかったので、普段の宴を通した。]

(236) 2019/11/03(Sun) 20:28:50

元首 カナン

[現れたのは女と見まごう程の長い髪と整った顔立ちの人物で、あいつは男として役に立つのかなどと下卑た噂も飛び交うこととなった。
だが一見嫋やかな言動と印象に反して、烈火のごとき熱情と鋭く長い刃を秘めているという見立ては、当時元首になり損ねた男>>0:44と同じだった。

その一端が垣間見えたのは、宴も進み、無礼講となり、あちこちで杯が飛び交い始めたころだ。
王弟の問いは、単純な好奇心からとも思えた。>>235
だがその奥に、国を負った矜持と意地のようなものを感じた。
なるほど。試そうというつもりか。

挑まれて逃げるのは、ゼファーの流儀ではない。]


  酔ってくると、無い、とは言えない。
  だが怪我人はめったに出ないな。
  良かったら、試してみるといい。


[肉切りナイフを押しやりつつ、正面に座る男を指す。]

(237) 2019/11/03(Sun) 20:29:55

元首 カナン


 彼は、バルタ・ザール将軍だ。
 もう流れが違っていたら、彼がここに座っていた。


[告げる声は、周囲にも聞こえていたはずだ。*]

(238) 2019/11/03(Sun) 20:30:42

【赤】 元首 カナン

― 回想 ―

 王弟閣下は芸をご所望だとさ。

[密やかなコエは悪戯な響きを含む。*]

(*19) 2019/11/03(Sun) 20:33:05

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/03(Sun) 21:10:15

【独】 元首 カナン

/*
しみじみおもうけど、うちの隊長連中ほんとガチだし容赦ないよなぁって。
らしくていいよね。

(-43) 2019/11/03(Sun) 21:19:52

【独】 元首 カナン

/*
今、やる気はあるけど暇なので灰が量産されるタイミングです。
王国の子たちみんな可愛い。若いっていいよねってフェリクスと一緒にしみじみしそう。
怖いおっさん連中が相手でごめんね、ほんとに。って気分になる。

(-44) 2019/11/03(Sun) 21:21:54

【独】 元首 カナン

/*
いまさー。全力で罠に引っかかるぞ!って気分なの。
(叢雲でやれ)

やー。叢雲をミヒャエル君にしたのはちょっと失敗だったよね。あの小部隊じゃ、罠に引っかかっても面白みがない。
もっとがっつり部隊動かせる設定にしておくんだった。

(-45) 2019/11/03(Sun) 21:24:22

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/03(Sun) 22:30:28

元首 カナン

― 平原南 ―

[倒れたものは敵味方問わず引き潰しながら、鉄と肉の流れは進む。ただ、駆け足ではなくなった分余裕も出て、生きている味方は助け起こされ、再び隊列に加わった。
たとえ怪我を負おうとも、動ける限りは戦うというのがゼファーの軍紀だ。

崩れたったように見える軽歩兵の向こうに、盾を構えた兵の列が見える。
二段構えの陣か、とみたが、さらになにかあるようにも思える。でなければ相手の部隊の統率が取れていないのだろう。
それほど、奇妙な陣立てだった。>>249]

(266) 2019/11/03(Sun) 22:59:52

元首 カナン

[無言のまま剣で前を指し示せば、無言のまま部隊が動く。
密集隊形を組んでいるため、要となる一人の動きで全体を動かすことができた。
そんな訓練も、日常的に繰り返している。

罠の危険を理解しながらも、直進する。
逡巡は死に直結する事も知っている。

新たに現れた敵へと肉薄しようとしたとき、相手が投石具を構えた。>>249
石に警戒して盾を構えたものの、飛んできたのは土くれや砂だ。盾の隙間から降り注ぎ、視界を奪う。
それでも前進する兵たちの足の下で、地面の感触が変わった。]

(267) 2019/11/03(Sun) 23:00:35

元首 カナン

[あるいは、しっかり見えていたら地面の変化に気づいたかもしれないが時すでに遅く、先頭のものは泥地に足首まで、酷いところは腰の近くまで嵌っていた。
それでも後続の圧力に押されて少しずつは進むものの、目に見えて速度は落ちる。

ここぞとばかりに繰り出される槍に応じるものの、明らかに対応力は鈍っていた。>>253
さらには矢が崩れた陣形に降り注ぎ、被害を増やす。]


  うろたえるな!
  落ちたものは肩を組め!頭を下げろ!
  道は作れっ!


[停滞した部隊の上に、一喝が響き渡った。]

(268) 2019/11/03(Sun) 23:01:03

元首 カナン

[泥に嵌って動けなくなった兵は肩を組み、肉の橋を作り出す。
後続の者はそれを乗り越えて進み、先で沼に落ちたものはまた道を伸ばした。

同胞の肉体を持って沼地を踏み越え、部隊は再び敵兵を押し潰すべく進み始める。*]

(269) 2019/11/03(Sun) 23:01:56

【独】 元首 カナン

/*
そして自分で橋をやってるカナンの図。
(いやいやないない)

(-50) 2019/11/03(Sun) 23:02:28

元首 カナン

― 回想 ―

[ナイフを勧められた王国の使者は、ためらわずそれを手に取り、投げた。>>260
切っ先が真っ直ぐ心臓を指していると気づけば、ごく一瞬視線が鋭くなる。だがバルタがそれを杯で受ける頃には満面に笑みを浮かべていた。>>271]


 どちらも見事な腕だ。
 素晴らしい。


[立ち上がって手を叩けば、周囲もそれに追随する。
宴の席の余興だと、誰も文句のつけようはないだろう。
向こうで様子を窺っている、いささか野心過多な古い方の元首もだ。

せいぜい貴方の甥と新元首は不仲だと思っていればいい。
その方が、まだやりやすいというものだ。]

(277) 2019/11/03(Sun) 23:50:54

元首 カナン

[王弟閣下のお気にも召したようで、感嘆の声が聞こえる。>>274
バルタへ興味関心を抱いたことは明らかだった。
連れ帰りたいという遠回しな要望を受けて、さあ、と肩を竦める。]


 彼は私のものではないので、私の一存ではなんとも。
 だが、わざわざ貴殿が訪れてくれた返礼はいずれ使節の形で送らせてもらおう。


[答礼の使節として彼を王国に送るのは、やぶさかではない、と敢えて使節の話として告げて、手放す気が無いのを匂わせた。
バルタが使節に加わるかどうかは、また別の話だろう。*]

(278) 2019/11/03(Sun) 23:51:41

【赤】 元首 カナン

― 回想 ―

 この猫の顔した虎は、そんな単純な男でもないだろう。
 向こうがそう思うならそれで、たいした相手じゃないってことだ。

[しれっと答えたあと、一拍の間が落ちる。]

 …それもお前が無事だったおかげだな。
 今度、なにか奢る。

[若干の謝罪と安堵の念がコエに漏れた。]

(*21) 2019/11/03(Sun) 23:52:04

【独】 元首 カナン

/*
う、ふ。
さすがに川まで行くのは、己の距離感的に無理ー。
ちょっと、なんか、罠があったから乗ってみたけれど、そこまでは許してw

(-57) 2019/11/04(Mon) 00:02:46

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/04(Mon) 00:32:12

【独】 元首 カナン

/*
赤がいっぱい増えてた!

(-61) 2019/11/04(Mon) 00:53:00

【独】 元首 カナン

/*
ベリアンも来たねぇ。良かった。

(-62) 2019/11/04(Mon) 00:53:55

元首 カナン

― 平原南 ― >>280

[橋となっている兵たちは、無論動けない。
だが戦えぬというわけではない。
ゼファーの兵は"ただで死ぬな、死ぬなら戦え"と叩き込まれているのだ。

両端になった兵は空いている手で盾を構え、仲間と己の身を護る。
盾の隙間からは、余力のあるものが槍を突き出した。とはいえほとんどめくら打ちだ。多少の牽制にしかならないだろう。

一方で橋を渡る者達は、高さの利を得て上から槍を打ちおろす。勢いのついた槍は、常以上の破壊力を持つだろう。もっとも、足元まで盾で守るのは難しいから、これも諸刃の剣だ。

本隊を援護するべく、両側面で遊弋していた軽歩兵を投入する。
隊列を組まず、散開して進む軽歩兵は左右にそれぞれ100程度。本隊を側面から攻撃している敵軽歩兵と、乱戦に持ち込むことを狙う。敵味方が入り乱れれば、矢も飛ばしづらくなるだろうと狙って。]

(303) 2019/11/04(Mon) 01:12:37

元首 カナン

[それにしても、面倒な場所に引きずり込んでくれたものだと、感心半分忌々しさ半分で敵陣を眺めていたら、後ろの方でひとつ頭が飛び出すのが見えた。>>281]


 あれか?
 あの辺に指揮官がいるな。


[面白いことを仕掛けてくれた礼をしようではないか、と笑みが浮かぶ。]


 敵の中核はあそこだ!
 他に構うな!進め!


[号令一下、兵の列は敵後方の一点に向かう。
周囲の兵より一段高いところに見えているその顔に、記憶のどこかが引っかかった気がした。**]

(304) 2019/11/04(Mon) 01:12:58

元首 カナン、メモを貼った。

2019/11/04(Mon) 01:35:47

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