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[「おまえは私の大切でかけがえのない息子だ」と柔らかな声がしみてくる。 そういわれるのが、とても好きだ。
それから、しなやかな髪が、腕が、接吻けが優しく世界を覆った。
偽わりの仮面は失せて、ただひとりのかけがえのない血親がそこにいた。
肉欲の焔も影の枷も退いて、自由になった手でその人を掻き抱く。]
あなたが教えてくださったことです。
あなたこそ、俺の生きる理由。
[この人の場合、「愛がすべて」ではなく、「すべてが愛」なのだと思う。
その薫陶を受けて育まれた自分は、幸せだ。
噛み締めながら、睦み合う。]
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