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お、おう……。
[シロウは曖昧に頷いてから。
耐えきれず笑った。ベネディクトなりの冗談と受け取ったようだ。]
くっ、あんたも冗談言うんだな。
ハッハッハッハ。
[シロウには大いにウケているようだ。]
いやまぁ、人としてってことならそうかもしれねぇがよ。
隊長は人柄が好いからな。
よう、ヴェルナー。
センセイが珍しくおもしれぇことを言うもんだからよ。
……っと、そういえば"そう"だったな。
[とヴェルナーの先ほどのCOを思い出して、気まずそうに眼を逸らしてから。
シロウは煙草を懐から取り出して、火を点けた。]
しかしまぁ、男が男をってのは俺ぁ理解できねぇと思うがよ。
男が男に惚れるってのは意味がちげぇだろう?
ただ、相手の姿が女だったらどうなんだろうなとは考えちまうな。
[それはカフェで話をしていた、シメオンのことを指しているのは察せるだろうか。
紫煙をくゆらせ、笑ったままに。]
成る程ねぇ。
俺の認識じゃあ女だ、ってぇ感じてのものかが焦点か。
ああ、そうだ。これな。
[シロウはそう言って、男性職員から話を聴いて得たマップを取り出した。
ヴェルナーの返答はこれも真に受けたようで、もうヴェルナーはその道の人と言う認識になっているようだ。]
[とん、と簡素なマップと指さしつつ。]
簡易の適当なやつだから、まだここの情報が全部載ってるわけじゃねぇけどよ。
どうやら俺たちの武器は、この保管室にあるようだぜ。
他にも色々と情報はあるが……。
[煙草を咥えたまま、建物の状況を話した。そこに載っている範囲ならば迷子にならずに歩ける程度の情報はあっただろう。]
ラボだの何だのはまだ行ってねぇから、名前だけで良くわからねぇが。ここじゃあ人間は機械から生まれるみてぇだぜ?
一日に1人まで生成されてよ。
遺伝子操作でどうたらこうたら、よく分からねぇことばっかりだったけど。そっちの専門はセンセイの分野だな。
[と真面目に話した。仕事は仕事で順調に進めているようだ。]
[そこから先は声を潜めて。]
後は現状、バグと協力して事の次第を大きくするってのが打開策だが。
会議室の状況に俺たちが介入するのは難しいんだよな。
そもそも誰がバグなのか、俺たちにゃ分からねぇ。
一応集音機器はつけてきたから、声は何時でも拾えるんだがよ。
[シロウはそう言って、簡易のマップで隠すようにしつつ。
無線機用のアタッチメントを取り出した。]
聴きたい時はそいつを無線機につけりゃ音が拾えるはずだぜ。
故障させてなけりゃあな。
誰がバグかってのはこっちにとっても重要事項だ。
気づいたことがありゃ俺らの方でも話し合いだな。
/*
3連投は控えるか。
ああ。だが、"まだ"その時じゃねぇと思うぜ。
[同僚の言葉に頷き、同意を示しつつ。
閲覧室で得た情報には、シロウは苦い顔をした。
予想通りではあったが、嫌な方の予想通りだったらしい。
そこから先は声を潜めて。]
現状、バグと協力して事の次第を大きくするってのが打開策だが。
会議室の状況に俺たちが介入するのは難しいんだよな。
そもそも誰がバグなのか、俺たちにゃ分からねぇ。一応会議室に集音機器はつけてきたから、声は何時でも拾えるんだがよ。
[シロウはそう言って、簡易のマップで隠すようにしつつ。
無線機用のアタッチメントを取り出した。故障していなければ、取りつける事でどこでも音が拾えるようになるようだ。]
ヴェルナー、"バグ"がバグたる所以はここのシステムに介入して歴史を変えられるからだそうだ。
最悪のケースは、バグが捕まった場合だが……。
ここの連中は俺たちを帰す気は無いらしいぜ。
良くて共存、一生飼い殺し。まぁ仕事は何かしらあるだろうよ。
力づくでいけるかどうかはまだ戦力が把握出来てねぇ。
技術の水準を見る限りじゃ勝ち目が無い可能性もある。
仕掛けるなら機を見てからじゃねぇとな。
まぁその辺の判断は隊長次第だろうが。
[と方針についてシロウなりの考えを話しつつ。]
……共存、ってのは。
ヴェルナーはどう思うよ。
ここのやつらは悪いやつらじゃねぇとは思うんだけどよ。
俺がいなくても、妹はそろそろ良い男を見つけて幸せになるだろう。
[シロウは2本目の煙草に火を点けて。]
ここまで、隊長に命張ってついていくつもりで来たけどよ。
俺は勝ち目のない戦いであの人を死なせるつもりはねぇよ。
ついでに言うなら、帰りてぇだのと私情で困らせるつもりもねぇ。
その覚悟あってここにいる。
どこまでも、あの人の判断を汲んでいくつもりだ。
だが、お前が帰りてぇって事を起こす気なら。
そん時ゃ、手ぇ貸すかもしれねぇ。
ダブスタついちまってるけど、どうするか考えちまってよ。
バグが捕まった最悪のケース、ってのは。
あんまり考えたくねぇな。
俺がいなくても、妹はそろそろ良い男を見つけて幸せになるだろう。
[シロウは2本目の煙草に火を点けた。
そして、まずは自分の考えから話すつもりのようだ。]
ここまで、隊長に命張ってついていくつもりで来たけどよ。
俺は勝ち目のない戦いであの人を死なせるつもりはねぇよ。
ついでに言うなら、帰りてぇだのと私情で困らせるつもりもねぇ。
その覚悟あってここにいる。
どこまでも、あの人の判断を汲んでいくつもりだ。
だが、お前が帰りてぇって事を起こす気なら。
そん時ゃ、手ぇ貸すかもしれねぇ。
ダブスタついちまってるけど、どうするか考えちまってよ。
バグが捕まった最悪のケース、ってのは……。
あんまり、考えたくねぇな。
[ヴェルナーと話しているうちに、マリエッタからの無線が届いたらしい。]
あー、こちらシロウ。
建物内の位置情報については簡易のマップがあるが、その前に作戦行動の目的を聴きたい。現在地、カフェより。どうぞ。
[シロウの観察が正しければ、ここの警備はあらゆる意味で薄すぎた。
施設の内容的に外部の人間との接触自体が想定されていないのかもしれない。
だがそれにしてはその外部の人間への見張りは少なく、かかる制限も少ない。警戒心はあってないようなものだ。
それは"それでも大丈夫"でなければ、そうした薄さは説明がつかないと考えていた。
安易に武力行動に走るのは時期尚早、と止めに入るだろう。]
[と無線に返している間に、ジャンが戻ったらしい。]
よう、ジャン。
口を割らせるにゃ酒が一番だからな。
[事もなげにシロウは生意気な後輩に返しつつ。
あまりやる気の無さそうなジャンに何か収穫はあったか、とは特に訊ねることもなく。]
ほれ。
[と無線機のアタッチメントをジャンにも寄こそうとした。つけて聴けば会議室の内容が入ってくるだろう。簡易のマップも広げたままだった。**]
/*
しかし、結構普通に"占い師"と言っているな。
俺の認識よりTMMIルールは甘いようだな。
存在を信じる、とかあったからもっと非協力的にやるのかと思っていたぜ。
/*
印象としちゃ昔の用語言いかえ村、って所だな。
んで、部隊のやつらが結構みんな物騒だよな……。
俺が穏健派になるってのもアレだが。
隊が割れるのもそれはそれで面白そうだ。
/*
目的が"情報を得る"なら、「何の情報を得るか」が重要だな。
武力行使を経た上での情報収集は、友好的な態度から得られる情報より価値があるかどうか。
一度敵対したら、もう取れない道ってのはあるからな。
安易な武力行使は悪手だ。特にこういう状況ではな。
バグがまだ生存しているうちに早い段階で行動を起こすのは悪い提案でもないとは思うんだが。
問題児が多いな……。
拠点を得ること自体にゃ賛成だな。
[ダーフィトからの無線と、血気盛んな新人にシロウは苦笑しつつ。
昔はすぐに腕にものを言わせていたのを思い出したようだ。]
マリ坊。カフェにいると迷惑だろう、っつって代わりに殴りつけて勝手に部屋を制圧する連中をどう思う?
目的自体は良い。が、手段は考えろよ。
[シロウは拠点に戻ったマリ坊を見て、煙草の箱をトントンと指で叩いて。]
こいつは何の変哲もない、ただの煙草だがよ。
[と話し出した。]
ここじゃあ貴重品だ。
何せこいつは"これまで無かったもの"だからな。
俺がわざわざここで煙草をふかしてるのは、何も意味がないわけじゃないんだぜ。あれが煙草かと興味を持ったやつはいるだろう。
こういうのが交渉に使えるんだよ。
[と話しているうちに隊長が戻ったのを見て、話を聴いた。]
扉のない管理室の存在、か。
[テーブルの中央に置かれた簡易の地図に、その部屋がありそうなポイントを記しておく。歩き回ったことで得た情報を付け加えたり、説明を挟みつつ。ついでに会議室の集音機器のことと無線機のアタッチメントのことも話したようだ。]
どうやって入るか、か。*
ヴェルナー。
俺ぁ忠誠だのは実を言うと誰にもねーのよ。
今の王については、護衛する気はあっても恩はねぇ。
そんなだから、俺も選抜されたんだろうがよ。
まぁ、腹は分かったよ。ありがとな。
[と同僚の言葉を聴いて、シロウも会議室からの音声の話題へと――。]
これ聴いていると、俺の勘でバグ臭くねぇのはシメオン、フェリクス、マーティン辺りか。
アリーセがちょっと歯切れがわりぃな。
フィオンが想定が妙に具体的でバグ臭く思えるんだがなぁ……。
他人がバグだった場合はどうしてくるかの想定はもっと曖昧になるもんじゃねぇかってよ。
あとローレルが若干気にかかるとこか。
[ヴェルナーの話に相槌を打って、シロウなりの意見を言いつつ。]
ま、何にせよ会議室の状況はまだ分からねぇな。
スキャナーの情報が入りゃもうちょい分かりやすいんだが。
へっ、こういうのは大方隊長仕込みですよ。
敵に回したくない、は隊長のことでしょう?
[と冗談っぽくシロウは言った。
が、それはある意味皮肉も入っていただろう。
有能であるがゆえに王に避けられたのだろう、と。]
武器についちゃ回収すれば警戒を高めます。
位置も把握できている現在、「あれはとても価値のあるもの」として連中に廃棄を留まらせる方向性で話を撒いておくってのはどうでしょう。
しかし、敵の戦力が目に見えてる範囲じゃ薄すぎる、ってぇのが気がかりですね。警戒に人員や労力を割いて無さすぎる。
見張りだってせいぜい1人、本についちゃ口うるさい割にはヴェルナーや隊長は触れている。
こっちが本気になったら軽く突破出来そうなことばかりだ。
武力偵察がてら、何かしら小事のトラブルを起こすのは相手の戦力を把握する上でどこかで必要になるかもしれませんね。
いざと言う時に知らなかった切り札が出てこられては遅い。
もう少し怯えてくれているくれぇだと、こっちに対処できねぇからだろうと積極的にいけるもんですが。
/*
面倒だから灰の描写を省いたが、突っ込まれてしまったか。
携帯灰皿くらいは持ってるんじゃねぇかな。
「村勝ちの場合」を考慮してるからあまり住人とは争わないようにしているんだが、どうすっかな。
PCの性格的にゃ結構物騒な方が性に合うんだが。
人員のバランス的にゃ歩み寄るやつがいた方が良い。
隊の中で割れるくらいまでやっちまうか。
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武力行使については1dにやるのは速過ぎだろ、と思ったんだが。
どうすっかな。今日忙しいのもあったが、表で動きに悩む。
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