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ん、俺もチェック終ったら他見て回ります。
……気を付けてくださいよー。
[他を見てくる、というカーク>>91に向けてこんな言葉を投げた後。
やっぱり乗っかったままの一匹にどーすんだあれ、と思いながらも向かうは深い青の愛機の元]
……さって、と。
[愛機の傍に向かいつつ、携帯端末を操作する。
撃ち込むのは、機体にアクセスするための特殊コード。
展示公開のためにかけた幾つかのロックを解除するためのものだ。
それに応じて、胸部のコクピットブロックが解放され、搭乗アシストのためのワイヤーがしゅるりと降りてくる。
それに掴まり、それなりの高さにあるコクピットブロックに飛び込もうとした矢先]
……う ご く な よ !
[低い声で言いながら、手を伸ばす。
その瞬間、淡い紫の火花のようなものがぱちり、と弾けて散った。
とっさにジャンプしようとしていた兎の動きが、不自然に止まる。
直後に伸ばされた手は、茶色のもふをがしっと抱え込んだ。
それと共にまた、弾ける火花めいたもの。
今度の色は、淡い緑]
……いよっし。
っていうか、お前はまだ大人しいよなあ、うさっこ。
[なんて言いつつ、コクピットブロックに潜り込む。
抱えたままなのも心配だが、捕まえたのを離すのもどうか、というのがあり、茶の兎も伴ったまま。
ちなみに、自分がちょっとばかしやらかしている事には、気づいていなかった]
[座り慣れたパイロットシートに収まり、素早くパネルを操作していく]
……メインOS、異常なし。
バトルスタイル……は、ロックされたまま、異常なし、と。
コード:フリューゲル、も、正常……と。
[一つ一つ確認した後、かちり、と機体を静止モードから索敵モードに切り替える]
フリューゲルの方が索敵精度は上がるんだけど、ここじゃ無理だしな……。
しっかしこれ、すげぇ状態になってんなぁ。
[ぶつぶつ言いつつ、周辺状況の確認と情報の確保と整理もやっておく]
……えーと、もふっこは無事、と。
ん、指示出ししてんのは、広報部か。
[基地本部との接続はできぬものの、ドッグのシステムとのリンクはできるようなので、現時点で得られる情報は一通り得て]
……取りあえず、こいつは空き倉庫に連れてきゃいい、と。
[確保した兎の預け場所も確認し、んじゃ再度ロックを……と思ったその矢先]
……あれ。
なんだこれ?
[モニタの一画に現れていた見慣れぬ表示に、首を傾げる]
……『Chronus Drive』?
こんなんあったっけ?
[なんて呑気に呟くものの、どうやらそれは操作を受け付けないようで]
ま、いいか。
後で、おやっさんに聞いてみよ。
[今はそれで割り切り、起動させたシステムを停止させ]
さて、と。
他に侵入者はいないみたいだし、まずはこいつ、どーにかするか。
[コクピット内を確認した後、機体を降りてまた元のようにロックする。
周囲にはまだまだもふの影はあるが、とりあえず抱えた一匹をどうにか、と。
歩みを向ける先は、収集場所、とされていた倉庫]
しっかしこれ、なんでこんなに増えたかなあ。
[歩きつつ、零れるのはこんな呟き]
なんかの弾みで、コピーデータが大量発生でもしたのかね……。
[だとしたら、何の弾みだよ、と思いつつ。
抱えた茶色の兎を覗き込む]
……お前ら自身も、そこらってわかんない……っぽいな。
[なにかしらー? と言わんばかりに見上げてくる円らな瞳に、滲むのは苦笑]
そこら、本体ならわかってたりすんのかな。
オリジナル……いるとすれば、多分……。
[あそこだよな、と。
言いつつ、視線を向けたのはオリジナルの生体ユニットたちがいた場所──つまりはふれあい広場の方]
お。
[視線を向けていた広場の方からやって来た三人連れ、その中に見知った姿を見つけて、一つ瞬く]
ああ、無事だったか……ん、まあ、色々と厄介な事になっちまってる、な。
[ひら、と手を振り返した後、キアラ>>161に頷き返し]
俺は、統合宇宙軍のメレディス・カルディナールロート少尉。
……片手塞がってるんで、略式礼で失礼するよ。
[キアラから紹介された二人には、片手に茶兎抱えた状態で一礼する。
動きに合わせて兎がちたちた、手を振った]
引き受け場所は、さっき確認した。
この場所の……っと。
[言いつつ、士官用の端末を引っ張り出し、先ほど集めて転送しておいたデータから、簡易マップを表示する]
ここの、空き倉庫に集める事になってる。
道具なんかも、そこで貸してもらえるかも知れないな。
[道順を示しながら、そう説明をして、それから]
俺も、こいつ連れてかないとならないし。
よければ、一度案内するよ?
[こいつ、と言いつつ、つつくのは、抱えた茶色のもふもふ]
危険はまあ、そんなにないだろうけど。
地元の皆さんの安全を第一に護るのも、リュフトヒェン基地の大事な仕事だからね。
[物言いは冗談めかしているものの、内容は冗談抜きだったりする]
ん、ならよかった。
[大丈夫、というキアラの返事>>177に、もらすのは安堵の息。
怪我していたりするなら、メディカル・ルームが先、となるのだがそんな様子もないようで]
うん、あの倉庫。
ここらは、広報部の判断らしい。
……こういう時はほんと、動き早いわ、情報部は。
[説明で理解したらしいキアラ>>179に軽く返し。
一緒に、という申し出が受けられれば、んじゃ、と軽く言って歩き出すのだが]
……ん?
[袖引く感触の後、向けられた言葉。>>180
緩く瞬いた後、ああ、と短く声を上げた]
いや、そっちの用事は後回しでも大丈夫だから。
どっちにしろ、こいつ抱えてたら、動き鈍るしね。
[こいつ、と言いつつ見やるのは、抱えた茶兎]
広場には、こいつらのオリジナルのユニットがいたろ?
あいつら早目に確保できれば、少し大掛かりな事もできるかな、って思ってさ。
[さすがに、愛機でどうこう、というのはナシではあるが。
作業用メカが使えれば、少しは楽になるかな、なんて意識も多少あった]
それに、オリジナル確保できれば、増殖分何とかする方法見つかるかも知れないしね。
[なんて、呑気に語る間に倉庫が見えてくるか。
ちなみに、先ほど見事な猫きっくを喰らった事もあり、道中の警戒は妙にきっちりしたものになっていた。**]
― 倉庫 ―
[たどり着いた倉庫で、抱えていたもふもふたちを担当に預ける。
それと共に、伝えられたのは]
……はい? 士官はリラックススペースに集合?
って……。
[なんかあったの? と問いかけかけて、でもそれはすぐに飲み込んで]
わかった、すぐに行く。
報せてくれてありがとな。
[軽い口調で言ってから、キアラの方を振り返り]
……てわけで、俺ちょっといかないとならないみたい。
って言っても、行く先リラックススペースだけどね。
[軽い口調でそう告げて。
行く先が一致するなら一緒に来るのも構わないし、行きたい所が別にあるなら、そこで別れる事になるか。
ともあれ、青年の向かう先は臨時招集先となったリラックススペース]
[集まった先での臨時会議には、突っ込み所は特にない。
このまま解決を待ち続けるよりは、ストレスもたまらないだろう、と。
そんな事を考えながら一通り内容>>217 >>218を頭に叩き込んで]
……先輩、相変わらず……。
[出店ブースで場を仕切るカークの様子に、零れるのはこんな呟き]
こーいうの、得意だよなあ。
[しみじみとしてしまうのは、色々と覚えがあるからこそ。
ともあれ一通りの説明の後、さて自分も動くか、と思った所に聞こえた声>>227に、そちらを振り返り]
…………。
[細かいやり取りまではわからない。
けれど、聞こえた声と見えた表情には、思う所があった]
……頑張れよ、うん。
[ああ、なんか入ったばっかりの頃を思い出すなあ、なんて。
ふと、過ったのはそんな事。*]
― 倉庫への道中 ―
[返された礼と名乗り>>242に瞬き一つ。
パーヴェル、の名には聞き覚えが微かにあった]
……あれ?
もしかして、家族の誰かが軍に勤務していたりする?
[以前、別基地との交流という形での演習で聞いた名乗りが記憶を過って問いかける。
家族が全員軍属である、という答えを得たなら、演習の時に世話になった事を伝えたりしながら、倉庫へと向かい]
いや、でも今は休暇中なんじゃ……。
[申し出に>>244に対し、言いかけた言葉は途中で止まった。
士官学校最高学年、となれば、軍属間近なはず。
それなら、非常事態での対応など、実地で触れておくのも悪くないのかもしれない、と。
文字通り、現場で鍛えられてきた思考がそちらに傾いて]
ん、わかった、一緒に行こう。
……人手はあって困らないだろうし、空気に触れとくのも悪くないから。
[途切れた言葉の代わりに返すのは、同行への是の回答]
[連れて行った先での臨時会議の空気は、サシャにはどう感じられたか。
ある意味では『リュフトヒェン流』とも言うべき現場対応は、もしかしたら困惑を抱かせるかも知れないけれど]
……さて、俺は尉官だし、指揮側に回るけど。
君は、どうする?
俺んとこに入ってもいいし、一般有志と動いてくれてもいいし。
[会議終了後、サシャに向けたのはこんな問いかけ]
あ、俺と一緒に来ると、もれなく機動兵器展示してるエリアがメインになるよ。
あそこでのトラブルに一番迅速に対応できるのは、どうしても限られるからね。
さて、俺らも動くか。
[垣間見えたなつかしいなぁ、と言いたくなる表情>>237に目を細めたのは束の間の事。
すぐに気を取り直して、自分のチームのメンバーに向き直る。
主な担当区域は、元々の現場──つまり、機動兵器が展示されている辺り。
あそこにあるものに何かあった場合、一番迅速に対応できるから、というのが主な理由だった]
は、いいけど……正直、単体追いかけてたらラチ開かないよな、あれ。
……いっそ、トライファングでも仕掛けるか。
[ふっと浮かんだのは、宙間戦闘時のフォーメーション。
内容は至ってシンプル。
二方向から交互に仕掛け、相手の回避起動が終わった所──ある意味では一番、不安定な所に最後の一機が斬り込む、というもの。
……タイミングが狂うと惨事発生するのだが、そこはちょっと置いといて。
やるだけやってみるのはありだろう、と思った。
特に、白い方にはその位やらないとダメな気すらしていた]
……しっかし、ほんと。
オリジナル捕獲できれば、少しは違うんだろうけどな。
[移動しつつ思い返すのは、キアラとのやり取り。
増殖した時の話>>254から、オリジナルの一本釣りはかなり難しいだろう、とうのは予想が出来ていた]
……そういや、ここら跳ねてる連中、喋らないよな。
[茶色の兎──ラヴィに対する一部からの愛称には、『おしゃべりうさ』なんてものもある。
オリジナルの疑似生体ユニットは、本当に良く喋るのだ]
まあ、プログラムに何か起きてたら、喋るどころじゃないかも知れないけど。
[なんて考えている間に、そろそろ持ち場に到着するか]
― 機動兵器展示ブース ―
[そんなわけで戻ってきた持ち場には、ゲーム大会の事もあって一般人の姿はなく。
茶と白のもふたちがのんびりのんびりくつろいでいた]
……とりあえず。
トライファングは置いといて、まずは、足場確保代わりに各個撃破と行きますか。
[口調だけは軽く言いつつ、視線を向けるのはのんびりほわほわした茶色のもふだまり]
[よし、行ける。
そう思ったタイミングで踏み切った──はずなのだが]
……って、ちょっ!?
[その絶妙のタイミングで、足元を白いもふもふが横切った。
突然の事に踏鞴を踏み、結果、タイミングは完全にずれる。
ついでに身体のバランスも崩れて前のめりになったが、どうにか転ぶのは免れた。
……なお、その間にもふだまりが散って行ったのは言うまでもない]
[反射神経と動体視力には自信はある。
のだが、今回は真白の方が上だったらしい。
一瞬視界に捉えた白は、ささっ、と茶の中に飛び込み、他のもふへと紛れ込む]
……っとに、これ、ほんとにトライファング試してみるべきかね。
[呟く声音は、結構本気の響きを帯びていた]
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