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食いしん坊 アイリ の役職希望が 智狼 に自動決定されました。
[起きている意識と別のもうひとつの意識がある。
赤い世界を独り見渡す、赫い双眸。
重なる二つの平行世界を、同時に渡り歩いてるみたいな、そんな錯覚]
なにこれぱねぇ!!
ほんと魔法ってなんでもありだね!
ミラクルだね!!神秘!!!!
[現実世界と、自分一人だけほんのちょっぴりずれた赤い世界。
現実世界と、似て異なるこの赤い世界とを、同時に、そして別々に、動き回る二人の自分を繋ぐ一つの意識。
否、あちらの自分は余りここの自分を意識していないように思う。
ならばこちらが自身にとっての現実か…?
もしかしたらこの赤い世界が現に見る夢幻なのかもしれないし、
その境目は酷く曖昧だったけれど、そんな事は如何でも良かった]
[赤い意識で眺め直す>>#1画面の下に、更にもう一言、隠れたメッセージを見つける]
『君の役割はとっても重要だからね、やり方を教えてあげよう。
まずは私の元へおいで。
楽しいゲームにする為に、どうか手を貸して欲しい』
[夢でも良い、彼に期待されるのが嬉しくて、はにかむように微笑んだ。
スマホにキスをして、現実とは異なる場所へと身体が向かう。
ただ真っ赤な事が異なるだけで、あちらの世界と変わらず過ぎて行く時間と人の流れ。
けれど、あちらの世界の皆は、赤い世界を渡り歩く赫い目をした方の自身とすれ違ってもどうやら見えていないみたいで、ぶつかると思っても気にせずこの身をすり抜けて行く。
みんなが亡霊にでもなったみたいでなんだか面白かったけれど、なんとなく独りを感じて、少しだけ寂しさが胸に滲んだ*]
[カーディガン一枚分、寒さが骨身にしみる故に、肩に羽織っていただけの上着にきちんと袖を通して前を合せる。
寒い事は寒いけれど、耐えられない程の寒さでも無い。
遊ぶ様に、吐き出す息の白さを確かめながら>>灰色6兎の隣まで移動し]
…――やぁ。さっき吠えてたみたいな気がするんだけど、
何かトラブルかい?
[キラキラ眩いイルミネーションと、遠い夜景が生える暗闇の中では正しく彼の表情を窺い知る事はできなかったけれど、今は景色を愉しんで居る様に見える彼に対し、実のところそう心配している訳ではない。
故に後を追ってまで声を掛けたのは、ただの細やかな好奇心でしかなかった**]
― 甲板 ―
[>>39見目より…身長から想像していたより幼い雰囲気に、最近の子は発育良いなぁ、なんてぼんやり考えながら浮かぶ微笑ましげな笑み。
勝手に撫でた所為でちょっぴり曲がってしまったリボンを直してあげて手を放し]
お外は寒いから、ほどほどにね。
[それでも幻想的なイルミネーションが眩い甲板ではしゃぎたい気持ちは判らなくもないから、あまり強くは言わず、手を振って傍を離れた。
ほどほどで、自分がもう一度声を掛けてあげればいいだけだし、と。
そう考えていたけれど、>>24>>38大人が二人少女に声を掛けていたから、少女の事は二人に任せておいた]
[>>21近寄る途中、ノトカ―とイェンス二人の間で交わされる挨拶。
ノトカーの声だけ元気いっぱいに自分の元まで聞こえてきて、くすくすと小さく笑った。
>>22大広間で、そう言われて首を捻る。あの時彼を見ただろうか…?けれどすぐに、まぁいいか、と細やかな疑問を意識の端へと追いやって、差し出された手を両手で包み込む様握って上下にぶんぶん元気に握手を交わし]
ノトカーだね。僕はアイリ、こちらこそよろしくねーっ!
君もご飯食べた―?ローゼンさんちのごはんはおいしいよー。
もうガンガンいけるよ、ガンガン。
[何故だか、まるで自分の事の様に自慢げに語る。
もし食事が未だだと聞けば、>>0:2>>0:3スマホで案内ページを開きつつ、おすすめは2番!なんてサムズアップ付きで真剣な顔で説明しただろう]
[>>26目当ての相手は何だか憂鬱そうだ。
ぐったり策に凭れる背を元気付けようとばしばし景気よく叩く。
然したる強さでも無いので恐らく痛みはないだろう]
君が大声ってちょっぴり意外だったから、
僕の聞き間違いかと思っちゃった。
見たよー、見た見た。何か良く判んない事書いてあったけど。
これって流行のリアル脱出ゲームみたいなかんじなのかなぁ?
ローゼンさん「に」じゃなくて、ローゼンさん「と」一緒に遊んでるんだって、僕は思って居るけどね。
せっかくのパーティの催しだもん、楽しまなきゃ損だよ、損損。
[あっさり笑い飛ばして…けれど自分に送られて来たものより何か憂鬱になる事でも書かれていたのだろうかと、考え直し、何と声を掛けようか暫し悩む。
そんな困る事書いてあったの?
そう聞いてしまいたいけれど、ゲームの性質上他の参加者と話し合って良い事柄ではない気がする…多分]
[隣に並んで考え事を始めれば、不意に差し出される羽織。
きょとんとしてから、はにかむように微笑んだ。
このての”女の子扱い”は日常であまりされない故に気恥ずかしくて]
えへへ、優しいんだね。けど大丈夫だよぉ、大袈裟だなぁ…。
本格的に身体が冷えちゃう前に中に入るから、へいきへいき。
それに、今度は君が寒くなっちゃうだろ?
[そんな遣り取りを見たノトカー>>60が、今度はイェンスに上着を差し出したから、ぐるり移動した上着を視線で追い掛けてから、小さく吹き出し腹を抱えて笑った。
笑いながら結局、イェンスが差し出してくれた羽織はイェンスの肩に、ノトカーの上着はノトカーに返した。
流れる風は冷たかったけれど、優しい二人の気遣いにほんわか心の中が暖かくなった]
[甲板で笑い合う何時もの世界との平行線上で、ローゼンさんの部屋を目指す赤い世界の赫い目の自身。
すれ違う人はみんな赤い景色の一部として赤く染まり、自身だけが赤以外の色を持つ独りぼっちの廊下を駆ける。
気ばかり急くから、廊下が酷く長く思えた。
ローゼンさんも、もしかしたらみんなみたいに景色の一部みたいになって、本当にこの世界には僕一人になってしまったんじゃないか。
…なんて、そんな、不安がひしひしと胸に降り積もって、心の内で軋んだ音を響かせる]
[>>72ノトカ―の口から出た「探索」の言葉にはっとして、気付く。
船に乗ってから、食べて、寝て、しかしていない事実に。
それはそれでとっても素晴らしい過ごし方だけれど、それだけでは勿体無い]
Oh、僕は食べるのに夢中で探索の方をすっかり忘れていたよ。
あの後デザートも食べたけど、その位腹八分目だよー?
僕にとっては一人前だもーん。
よしよし、いこいこ。
[背を叩きノトカ―を促せば共に船内へと戻る。
道中「クレープみたいなやつ。小麦粉じゃなくてそば粉の」なんて簡単すぎるガレットの説明をしただろう。
大広間へ向かう彼とはぶんぶん元気に手を振り途中で別れて、ぶらりと探索を始め]
/*
うーん、ジークは睡狼匂わせだと思ったんだけど、
噛むのは止めておくか。
イェンスは恐らく相手選ぶ系の職だよねぇ。
わざわざキスしてるあたり、恋愛天使っぽいようなきがする…。
/*
恋狼目覚めさせるのはナシだよね、ナシナシ。
うん、もいっぴきの睡狼探そう。
さっぱり見付からないけどね!!!(ドヤァ
[閉めた扉を背に、びっくりした、声にせずに呟き零す。
如何やら見つかっていたらしく、>>90呼ばれる名に、びくり、思わず飛び上がったけれど、耳を引っ張ってぺたりと物理的に伏せれば聞こえない振り]
あの二人は、択ばない方がよさそうかなぁ。
[思い出した様に今は暗いスマホの画面を眺めて、ぽつり、小さく呟いた。
何故だか判らないけれど、なんとなく、ジークは味方の様に思っていたけれど。味方では無くなるのかもしれない、そう思った。
次は何を探したらいいんだろう?
…――誰を、探していたんだっけ…?
違う、見つけて欲しかったんだ。…ったような気もする。
吃驚した拍子にぐるぐる混乱しつつ、自室へと戻ろうとその場を離れ]
[やっとのことで辿り着いたローゼンの部屋の前、扉を開けるのが怖くて、冷えきって感覚の無くなった指がノブに絡んだ侭、悩む。
彼も、居るのに居なかったら、どうしよう。
ほんとうに独りきりなんじゃないだろうか。
不安と恐怖に押しつぶされそうになったその時、
――扉の向こうから、呼ぶ声が、聞こえた]
[弾かれるように顔を上げて、扉を開け放つ。
其処に居たのは、予想通りの赤い景色の一部と化した、彼。
けれど他のこの身をすり抜けて行った乗客とは異なり、自分を認識し、手を差し伸べて来た。
恐る恐るその手を取る。暖かな掌に強く握り返される。
たったそれだけのことに酷く安堵して、とうとう大声を上げて泣き出した]
[抱き寄せられる侭彼の胸に飛び込んで、わんわん子供の様に泣きじゃくる。
八つ当たりの様に何か文句を言ったかもしれないけれど、嗚咽で殆ど言葉には成らなかっただろう。
あやす様に頭を撫でる掌に心に積み重なっていた重石が、解けて、疲労となって圧し掛かる。安堵に誘われる様訪れた眠気に抗う事無く、次第に重くなる瞼を閉じた。
彼の声が聞こえる。
…それは何かの説明にも聞こえたし、子守唄の様にも聞こえた。
もしかしたら何かの呪文だったのかもしれない。
――ぷつり、途切れる意識。
その先の事は、覚えて、いない…]
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