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[「儀式の間」にある魔法陣の本質は、召喚の陣である。
現世と異界とを繋ぐ門であり道。
それを開き、安定させる触媒が、人間の魂だった。
それが最も効率よく魂のエネルギーを高めるという理由で、生贄は恐怖のうちに命を奪われる。
こうした魔法儀式が、時折儀式の間で行われているのだ。
副産物として、珍しい魔物が召喚されることもある。
ただ今回は、最初から召喚が儀式の目的だった。]
[組み上げられた術式が空間を変える。
魔法陣が鳴動を始め、それはやがて地面へ、空気へと伝播する。
魔法陣の中央に現れた黒い染みは次第に大きさを広げ、底知れぬ深淵が口を開いた。
虚ろなる穴から最初に吹き出したのは、大量の海水。
吹き上がり降り注ぐ水の壁の中を、長大ななにかが海へ向かって奔っていく。
煌めく鱗の列は、ひどく長く続いた。]
……まあ、良しとするか。
[吹きあがる水の勢いがようやく収まり視界が晴れたころ、魔人はぽつり零しながら海を見ていた。]
/*
呼びかけた相手:悪魔としてのレヴィアタン想定。
けれども、イメージはだいぶヨルムンガルドに引っ張られてる。
呼び出されたもの:でっかいうみへび。
/*
トラップ配置しながらエディと遊んでみよう計画でした。
エディかわいいよエディ。
どうも揺らいでいるところを見ると可愛がりたくなる悪い癖が出ましたね。
[問いに返す言葉には、やや自嘲の響きが混ざる。
自分にとっては、まだこの程度…であった。]
あれは海の悪魔の化身たる、─── ただの海蛇だ。
残念ながら特殊な能力はないが、船をへし折るくらいはできる。
矢や刃程度でほとんど傷つかないのが取り柄だな。
敵味方を識別するほどの頭もないから、
ジルヴァーナ沖に船を出すときは気をつけろと布告しておけ。
[遠い海面に影が黒く長く見える。
おそらくは大きな船二隻分ほどの長さはあるだろうか。
暫くそれを眺めてから、踵を返した。]
/*
ちょwww
チラ見したらベネディクトが非道だwww
むしろ外道だwwwwwww
ごめん今酔っ払いだから笑いが止まらないwwww
/*
いちおー熱血村なんであれです。
ヒーロー側はあんまりにもひどいことしないといいなあとか思うわけです。
あとでカレルに怒られるといいよ!
/*
ああ、うん。
しみじみ見てもやっぱりひどいな。
これは王国サイドの落ち度として看過できないかな。
あとでつつかせてもらおう。(メモ
ベネディクト視点、無辜の助けを求めてきた民衆を虐殺しているので、それは他人視点でも同様なわけなんだ。
自分の目的のために他人の命を(ちょっと邪魔だから)消すというのは、それは魔軍の理論なわけで、それをやっちゃうとロードが拠って立つものが崩れるんだよね。
これは、ロードのために非情なこともする、の一線を超えているとしか思えないのでとりあえずベネディクトはあれだ。魔軍に来るといいよ!(勧誘)
だが、俺が復活したあの日におまえと再会できたことは、俺にとっては喜びだ。
まるで何もかも違う中で、おまえだけは変わらぬ姿でいた。
ちょっと透けてるくらいは、愛嬌だろう。
だから俺にとってはおまえは死んでいない。
それで十分だ。
― おぼろげな記憶 ―
[封印されていたこの数千年という歳月は、自分にとっては一夜の夢のようなものだった。
意識は昏睡と半覚醒を繰り返していたように思う。
記憶は霞み、時に呑みこまれ、あるいは深く眠った。
今は幽鬼となっているかの男が、幾十万回の日の出と日没を見てきたことを魔人は知らない。知っていても、想像のつかない時間に言葉を失うだろう。
言えることはただひとつ。]
おまえの労苦に報いるに、俺は俺の道を完遂することしかできない。
おまえの力、これからも当てにしている。
[なにかの折に、そんなことを言ったのだった。]
― 夢 ―
[封印されている間、いろんな夢を見た。
ほとんどは記憶に残ることもなく消え去っていく。
だが、稀に断片が記憶の隅に引っかかることもある。
たとえば、幼少のころの記憶。
魔物の家畜として飼われていたころのこと。
解放王を待ち望んでいた周囲の人間は次々と死に、結局自分は自力で逃げ出した。
そんな過去、彼に話しただろうか。
分からない。あるいは笑い話程度に話したかもしれない。
いずれにしても、思い出したくもない過去。]
/*
よし。ヴェルが目撃してくれた。
あとは報告してくれたら好き放題調理できる。
だれも見てくれなかったら無辜の市民に登場してもらう予定だった()
[最初はそれこそ夜盗まがいのことをしていた。
魔物でも人間でも、襲えるものはなんでも襲い、
奪えるものならばなんでも奪った。
そんな日々のさなかに魔術の師に捕えられ、人間としての知識とふるまいを一から教えこまれたのだ
感謝はしている。
自分に知という力を与えてくれたことを。]
[師のもとから出奔したのは、結局人間の持てる力程度では何もできないと悟ったからだった。
知識と経験は、人間ではどうあっても勝てない相手がいることを教える。
なにものにも負けない力。
何かに頼ることなく、身を守れる力。
自分の運命を自分で決めることのできる力。
求めたものは、人間の側にはなかった。]
[デーモンロードの軍勢に身を投じ、身に着けた魔術で成り上がった。
そこからは実に早かった。
人外の力をわが身に受け、世界が一変する。
魔物も人間も、自分の思い通りに従った。
世界さえ変えられる力を得たと感じた。
多くの魔を従えて大地を進み、敵対するものを容赦なく屠る。
魔軍の将が、そこに生まれていた。]
[かつての同朋たる人間に寛容などなかった。
家畜として飼われているものを、戯れに殺す程度は日常茶飯事のこと。
逃げ出さないのが悪い。
その程度の思考だった。
ただ、実際に逃げ出して戦おうとしたものには、時に庇護を与えた。
自分の運命を自分で掴むものには、なにかの支援があってもいい。
自分の経験から抜け出せないがゆえの情だったかもしれない。]
[人外となって思考が変わったかといえば、Yesだ。
取り込んだデーモンロードの力に影響されたのかもしれないが、なによりも自分の信じていたことが実証されたことの方が大きい。
自分の世界は自分の力で掴みとれ。
現状に不満があるのならば、力を得ろ。
そんな魔人の思想の根底は、そんな過去にあるのかもしれない。]*
[コウモリには、そのまま続けるようにとの手紙を持たせて返し、前線部隊からのさらなる報告を待つ。]
ペガサスは、この時代でもまだよくいるものなのか?
[自分が封印された時代では、ペガサス騎士団など多数飛び回っていたものだが。]
[思い立って、腹心の方に意識を向ける。
魔法やそのほかの連絡手段によって情報は手に入るけれども、やはり前線にいるのと後方で見ているのとでは把握できるものが違うな、と思いながら。]
クレス。
[声が届いたのは果たしていつ頃だったろうか。]
ハールト南の渓谷より向こうに賊軍が来ているようだが、おまえのところで把握しているか?
ペガサスに乗ったものを見たという報告もある。
有力な騎士のだれかかもしれないな。
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