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あー、でも脱落あるわけじゃないから、途中までやって後は間に合ったら、でも良いかな。
多分間に合わない気がするけど(
― 嵐通過後/八幡 統制室 ―
[私は嵐の通過を統制室で待つことになった。
嵐への対処は頼もしい船員達が行ってくれたし、何より八幡の艦長から「絶対出ないでください!」と言われたからだ。
私自身、自らの立場は理解していたから、何もしないもどかしさを抱えつつも統制室で大人しくしていた]
……だいぶ揺れは治まってきた、か…?
[あれだけ激しかった音も静かになったように思う。
統制室にある小窓から外を覗き込み、見える範囲で状況把握を試みる。
平行して船員に外の様子を確認させもした]
全艦、聞こえるか。
こちら八幡、嵐は過ぎ去ったと判断する。
八幡は船体にいくらか損傷を受けたが、航行に問題無い程度。
各船の状況を見てこのまま航行を続行するかの判断をしたい。
状況の報告を願う。
[統制室の通信機を介して、私は全艦に通信を入れた。
それぞれ返答がある中、いくつかの船からの通信が返らないことに気付く]
…通信可能圏外まで離れてしまったか?
仕方ない、精霊師に通達して探索を命じよ。
[『志那都』を始めとした船と逸れてしまったらしい。
逸れたとしてもそれぞれで連絡を取り合流するとは思うが、こちらとはどれだけ離れているのやら。
この広大な海で彼らを探し当てるには、恐らくかなりの時間を要するだろう。
いくつかの船と逸れてしまったと言うことは他の船にも通達しておいた]
― 嵐通過後/八幡 統制室 ―
[返信のあった船とお互いの位置を確認して、再び隊列を作り直す。
とは言え、数が減ってしまっているため、かなり小規模の船団となってしまったが]
通信可能圏内から外れた船が居ると言うことは、予定していた航路から外れてしまっている可能性があるな。
先ずは大まかにでも現在地の特定をしなければ。
[精霊による探索、あるいは騎竜師に辺りを見てきてもらう、または遠眼鏡による目視。
いずれか、もしくは全ての手段を用いて調べている間はその場に留まることになるだろう。
そうした中で齎される異変。
それはどこかの船が近付いて来ていると言う報せだった]
船だと?
……───っ、
あの紋章は……!!
[思わず低い声が出た。
南東群島連合、私掠艦隊───我がシンシャ王国とは因縁のある船だ]
面倒なことになったな…。
南西航路から大きく外れて南東に来ていたとは。
[数年前に御用船が彼の私掠艦隊に襲われて以来、我が国と南東群島連合の関係は悪化の一途を辿っている。
奴らが出てきたと言うことは、恐らく今回も──]
[予想通り、あちらから突きつけられたのは一方的な排除通告。
警告や話し合いなどと言う段階を取らない、横暴とも言えるもの]
武力行使しか頭に無い蛮族共め!
我がシンシャ王国の水軍の力、侮るなよ!
[通信を介して相手に伝えることはしなかった。
あちらはどうせ聞く耳を持たぬだろうし、無駄な労力を使う必要も無い]
全艦に告ぐ!
総員戦闘準備!
目標、南東群島連合私掠艦隊!
武力行使しか出来ぬ蛮族に遠慮は要らぬ。
我らの実力を見せ付けてやれ!
[通信機を介して告げるのは戦闘開始の号。
降り掛かる火の粉は払うが鉄則。
船団が縮小したとは言え、我らが卑劣な連中相手に遅れを取るなど、あるはずが無い**]
― 敵船遭遇前/八幡 統制室 ―
[呼びかけに対し返る声>>27。
シュタイフェ・ブリーゼも被害はあるものの、問題は無いようで私は安堵の息を漏らした]
航行続行可能了解。
…妙なこと?
[伝えられたことに疑問を返すと、原因は分からないが、ここではないどこかが見えると言う話を聞かされる。
ファサン殿にだけ見えているのだろうか?
彼も詳しい説明は出来ないようだったので、そこがどんな場所なのか判断することは出来なかった]
海の中に結界が築かれているらしい、か。
船員が居るとなると、捨て置けぬ話になるが…。
[如何せん、そちらにまで人手を回す余裕があまりない。
不確定な場所の探査は、どうしても後回しになってしまっていた]
― 敵船遭遇後/八幡 統制室 ―
[ファサン殿が言っていた『奇妙な場所』も気になるところだが、海の中にあるらしいとなれば精霊を頼るより他無く。
何故それが見えるのかなどを時折協議したりもしたが、結論は見出せず、その最中に敵船からの襲撃を受けた。
応戦の指示を出した後、私は甲板へ出て現場での指示を出そうと思ったのだが]
何故だ!
私とて武人の端くれ、前線に出ずして何とする!
[八幡の艦長や統制室が持ち場の船員に阻まれ、統制室へと留められた。
抗議するも、「御身の立場を考えなされませ」と言われ、私は一度意気を失してしまう]
……私は確かに司令官の立場だ。
皆の力も信頼している。
何も不安、不満などは無い。
だが、だからと言ってただ胡坐を掻き見物に回るなど言語道断!
現場を見ずして指揮など取れぬ!
そこを退け!!
[轟と吼えるように上げた怒鳴り声に、艦長以下船員達は慄いたよう。
その隙を逃すことなく、私は扉の前に立ち塞がる者達を押し退け、勢い良く統制室から出て行った]
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酒入った状態で状況把握して2キャラのレスはやっぱり時間がかかるな…!
何度か舟を漕いでいた(
後はこっち落として残りは明日にしよう…。
― 八幡 甲板 ―
[統制室を飛び出した私を追う者が居たが、待てと言われて待つ馬鹿は居ない。
私は早足で船内を通過し、そのままの勢いで甲板へと出た]
っ!
おい、戦況報告!
[統制室でのやり取りの間、入って来ていなかった情報を手近な船員を捕まえ報告させる。
突然のことではあったが、皆良く判断し、動き、相手を押し返しているようだ]
ユウレンの船も善戦しているようだな。
だがこれ以上長引いて船体に必要以上の傷を負わせるわけには行かない。
我々の目的は争いではないからな。
敵船の”足”を削ぎつつ、隙を見て戦闘区域から離脱するぞ!
[本当ならば完膚なきまでに叩きのめしたいところだが、我々には優先すべきものがある。
元より今回の船に戦闘用の資材は然程多く積んでいるわけではない。
航路開拓が目的であるため、最低限の防衛が出来る分しか積んでいないのだ。
その上、ここが南東群島海域となると、資材の補充は困難を要する。
今回は引くが上策だろう]
統制室に指示を回せ。
『全艦、引き際を見誤るな』と。
[追いかけてきた船員を捕まえ伝達を命ずる。
反射的に命を受け入れ敬礼した船員は来た道を戻って行った]
精霊師に命ずる。
狙うは敵船メインマスト。
”足”となる風を削いでやれ!
[私の命を受け、近くに居た精霊師が近くに在る敵船のマスト目掛けて火の精霊を嗾けた**]
― 八幡 甲板 ―
[敵船のメインマストに炎が燃え移る。
その光景は敵の動揺も誘い、接近状態から離脱するには十分な隙となった]
面舵!
精霊師は風と水を繰れ!
[私が飛ばす短い指示にも船員達は良く動いてくれた。
最初こそ緩やかな速度だが、精霊師の働きと、船員による舵取りや帆の操作で敵船との距離はどんどん離れていく]
― 八幡 甲板 ―
[敵艦隊との距離が十分離れ、船の速度は離脱時よりも減速する]
追撃は無しか?
……随分と諦めが良すぎるな。
[部下からの報告に私は首を捻った。
いつもしつこく突きに来る私掠艦隊。
離脱が功を奏した、と考えるにはあまりにも順調すぎた。
それが逆に違和を与えてくる]
彼が、ファサン殿がそう言うのならば手を割いた方が良いだろう。
追撃の件も、承知した、と。
そちらへの手を減らせるならば海中の警戒も増やせる。
[シュタイフェ・ブリーゼへの返信を連絡員へと伝え、船員には指示の変更を命じる。
甲板は変わらず慌しい様相を呈していた]
あぁ、それから。
敵司令官の撃破、感謝する、と。
お陰で離脱も思いの外容易に出来た。
[その言葉を伝えると、連絡員は敬礼し統制室へと。
シュタイフェ・ブリーゼへの返信と共に各船にも海中も警戒するよう指示を出した]
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