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どこで知ったのかだなんて……噂ですよ。
では、やはり内密にされていたのですか。それだけ、疑わしい状況であると……?
[村長の話によると、旅人の遺体の様子からして、人狼に襲われた可能性は高いという。
しかしこの村に人狼が忍び込んだと決まった訳ではないし、皆が早まった真似をしないよう内密にした上で、結社に連絡をしたのだとか。]
そうなのですか……。ところで村長、旅人の遺体とやらがまだ埋葬されていないのでしたら、私が……あ、もう埋められたのですか。はい。
[放置しておける季節でもない。秘かに埋葬された後だったようだ。
せめてお祈りだけでもと頼み、村長と共に墓地へと向かった。]
― 墓地 ―
[自分が知らぬ間に増えていた墓。そこだと示されなければ分からないほどの、墓標も立っていない墓の前で、死者に対する祈りを捧げる。]
いつくしみ深い神よ
この世からあなたのもとにお召しになった
彼を心に留めてください
洗礼によってキリストの死に結ばれた者が
その復活にも結ばれることができますように
わたしたちの主によって Amen
[見ず知らずの、遺体すら目にしていない旅人。
彼は本当に、人狼に……?
そしてその人狼は。どこに、いるのだろう。*]
[しかし、人狼の話になると真面目な顔つきになり。
オットーが、まさかディーター信じてるの?>>289と言ったのを聞いて口を開く。]
本当に存在するかは解りませんが、居ないと断定するのは危険だと思いますよ。
先程、村長に聞いてきました。旅人の遺体は人狼に食べられた可能性が高いと判断して、“結社”に連絡したと。
……でも、まだそうと決まった訳ではありませんから。
用心しつつ、専門の方が調べてくださるのを大人しく待つのが良いかと……。
[そこまで話すと、言葉を切った。
もし旅人の遺体について尋ねられたなら、すでに埋葬済みであることを話しただろう。]
[反応を見ようと周りを見回して、ふとディーターに視線が留まる。
さっき、どこかホッとしたような表情に見えた彼。
今日会ったばかりだったはずだが、自分は何かしただろうか。
美人と言われはしたが……。いや、そもそも考えてみれば、“普通”の男性は自分を見て美人とは言わないだろう。
神学校時代のせいか感覚が少し麻痺していたのかもしれない。
……後で、何かしてみようか。そう思いついたら少し楽しくなった。**]
/*
誰に矢印向けよう!(今更)
端からだと、神父の矢印はどこを向いてるように見えるんだろう……。
動き方いろいろ失敗してる気がするるるるr
/*
信じてもらえないかもしれませんが、本当は、総攻めっぽい変態神父を演ろうとしてたんです……。
どうしてこうなった\(^o^)/
ええい、いいや。もうこの神父は、変な人なんです!真面目さと変態さが同居してる、変な人なんです!(ノ∀`)
/*
さっき、誰に矢印向けようと言ったが、それは半分ウソだ!
誰にとは書かないけど、内心ぐらぐらというか、うん、どうしようかな……!
― 宿屋・食堂 ―
[特に助けようとしたというよりは「それは違う」と思ったから口を挟んだだけなので、ヤコブの視線の意味には気づかない。>>347
ただ、同じ意見だと言われれば頷いてみせた。
そして、オットーの去り際の言葉を聞いて>>344]
そうですね。ちゃんと鍵をかけることにします。
ありがとうオットー。
[少し微笑んで、そう返した。
自分に対して苦手意識を持っているようなオットーがこちらを心配するような様子を見せたので、嫌われている訳でもないのだろうか……と感じたが、真実は解らない。
まあ、こちらを苦手とするような反応もそれはそれで楽しいので、どちらでも構わないのだが。]
じゃあ、出ましょうか……。
[ディーターの言葉に頷き、歩き出す。
まだ日も落ちていない内から宿の部屋というのは、さすがに人目につくような気がする。やはり外だろう。
食堂、そして宿屋の玄関から外に出れば問いかけた。]
そこの納屋と、教会。どちらがお好みですか?
[珈琲と紅茶、どちらが良い?とでもいう風な軽さで。]
/*
ディーターどこに住んでるか分かんないし、他の方が目撃しようと思えば目撃できそうな場所をチョイス。したつもり。
― 教会 ―
あっ…!
[中に入った途端、手首を掴んで引き寄せられ、小さく声が上がる。]
ん……っ、誰にでも……?
そうですね、誘いに乗ってくれる人、なら……誰でも。
[強引にされている上に耳元で良い声で囁かれるもんだからゾクゾクする。
ディーターの服の裾をギュッと握った。]
[しかし。
いいのか?と尋ねられると動きが止まり。ゆっくりと顔を上げて。]
…………どうして、そんなことを?
[僅かに震える手で、背中の布を掴むようにして抱きつき、顔を相手の胸に伏せた。]
こうしている間は……さびしくないんです。だから。
いいんです。
[そんな自分を相手にして、彼がどう思うのか。そこまでは考えられずに。]
…………シモンは、ユリウスではない……です。
[ディーターが、どうしてそんなことを言うのか解らない。
少し考えてから、見当違いの方向に思い至り。]
ああ……シモンの方が、あ、ふっ……長く一緒に居てくれ…んっ、 かも……と?
[背中に指を這わされると、熱い吐息と共に小さく声が漏れる。
壁にへばりつくような体勢のまま、その手に任せ。
どうされても構わないと思いながら、言葉の続きが口をついて出た。]
でも、彼は私を必要としない……きっと。
そして 貴方も、でしょう?
[妖しげな笑みを浮かべると、ディーターの後頭部に手を伸ばし。ぐいと引き寄せて口付けよう。]
ん…… っ、そう、でしょうか……。
[離した唇に吐息ひとつ。今のキスをもう一度味わうかのように唇を舐めた。]
……ありがとうございます。
貴方も、とても魅力的ですよ。……そうでなければ、誘いませんし。
[その精悍な顔に手を伸ばし、耳の下から頬の辺りを撫でた。
そして問いには。]
──……主の御許で。
[より罪深いと思った方を、選んだ。]
[重ねられた唇を吸い、その感触と熱を楽しむ。
徐々に、思考は熱に浮かされたようにぼんやりとし始めて。]
──…あぁ。
[演壇の上で首を反らせば、壁にかかった十字架が視界に入り。
酷いことをしていると思いながらも、却ってそれが興奮を呼ぶのだからどうしようもない。]
[深い口づけに舌を絡ませて応じていたが。彼がロザリオを外してカソックを脱がせる時になって、ハッと気づく。
いつも首から提げているロケットを、外していない──。
ズキリと胸が痛んだ。
どうして今日は忘れていたのか。その中には絵姿などではなく金の髪が入っているから、もし見られたら興醒めにも程があるのではないかと思い、焦る。
慌てて首に手をやり鎖の留め金を外し、あくまでもさり気なさを装いながらロケットを演壇の隅に寄せた。]
ひぁ。 ん、ふ……ぁ、あ……。
[ディーターが気に留めていないといいと思いながら、自分の肌に舌を這わせる彼の赤毛に指を差し入れる。
頭皮の、耳の周りを重点的に撫でながら、与えられる快感に震えた。]
気持ちいい……で、す。
もっと。もっ、と……ください……っ。
[捨てろという声に、もっと欲しいとねだりながら。脳は快楽に冒されていった。*]
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