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すれちがったかん
ちとだまる
あとさ、ずっとおもってたんだけどさ
車椅子って聞くとこう、上にのりたくな(削除されました(遅い
お茶会?
[ポケットに入れたコケモモを思い出し、うーん、と首を傾げる]
わかった、後で顔出すよ
――…優雅な茶会は楽園に相応しい
なんて、ね
[ひらひらと本を振って、二人を見送った。
見せなくていい顔、言わなくていい言葉を見せすぎた。言いすぎた。
後悔の溜息は、自室に戻るまでとっておいた]
― カシムの部屋、扉の前 ―
[コン、と乾いた音が廊下に響いた]
カシム
[ほぼ同時期に入った彼を呼ぶ。
返るのは、押し殺した泣き声と、押えきれぬ咳。
「帰りたい」
小さく聞こえた声に、レトは微かに笑った]
なぁカシムー
お前、さぁ
[息をひとつ吸う。
声は、開かれた唇からとうとう出てこなかった]
………
[コン、もう一度、扉が叩かれる]
お前さ、泣き声も咳もうるせぇからクレスさんに薬もらっとけよ
んで、寝ちまえ
ずーーーーーっと、寝ちまえ
[最後の音は、ゴン!くらいの強いもの。
足での一撃もお見舞いして、一方的にまくし立てるとようやく自室へと戻っていった]
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おまえほんとソロールすきな、って自分におもったけど
ほんとうはそんなにすき、じゃないというか
ひとりだとキャラ動かないから頭かかえる
ねえほんと灰たらない
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なんで連打したし
レトからみづらいなーーーーーーーーーーーー
なんか前、自分(他PC)が絡まなくても世界できてるように見える、っていわれたことが
PCの世界は他とのかかわりでつくっていくから最初はからっぽなんだよーーーーーーーーーーーーーーー
ねる!
― 中庭 ―
[レトが中庭に姿を現したのは、お茶会もたけなわといった頃だろう。
多くを苦しめた紅茶がなければ幸い、あっても薦められれば否やは言わなかっただろうが、さて]
お菓子、まだある?
[笑顔と共に見渡せば、その菓子を作っただろう人――オズワルドの不在に気づけば、再会した兄弟について誰かの声を拾った]
[菓子で渇いた喉を潤そうと、さっきは取らなかったカップに手を伸ばす。
一口、含んで]
―――…む、ぐ
[たっぷりの間をあけてからようやく嚥下する]
なぁにが、とっておきだよ
[フェリクスを睨み付ける目にはうっすらと涙が浮かんでいた**]
― 中庭 ―
[レトが表に出す、王子への感情は
良いものでも悪いものでもなく。
ただひたすらに、薄かった。
悪趣味、と笑った時。
視線を廻らせれば、ジェフロイの苦い表情がうつり
レトはことさらにっこりと、笑ってみせた]
ね、悪趣味だよね
[わざとらしく、繰り返す。
王子への反応。気軽に肌を重ねるという噂。
弁えた大人の態度。そして何より――リエヴルへの心酔。
ひとつひとつは瑣末でも、積み重なれば、それは明確な敵意に成る。
特に何をするでも、言うでもない。
ひそやかに、感情を向けるだけ]
[不味い紅茶は意地で一息で飲み干した。
そのまま、ジャムをたっぷり口にして、舐めたばかりの指がもうべたべただ]
何言われようと飲まない
……つーか、飲んでもいいけどあんたの前では飲まない
[騙されて飲まされそうになったり、酒たっぷりの菓子を渡されたり、色々あったが、多分、おそらくきっと、その後は醜態をさらしてないはず。
半年前の記憶は、王子の笑顔で途切れている――]
― 半年前、小さな宴 ―
『乾杯』
[グラスを掲げた王子は、それは素晴らしい笑顔をしていた。
それは、暴力だけでなく、実際に王子に身体を貫かれた初めての日。笑顔はそのまま、それでも肉体の疲労は著しく]
……乾杯
[同席していたソマーリュとフェリクスの名前も思い出せないような、酷い夜だった。
一口含んだのは、食前酒。
味も香りもわからない。
喉を通った熱さと、脳髄の痺れにきつく目を閉じ――]
― 悪夢のような ―
[カシャン、と銀食器が触れ合う音が響く。
傾いたグラスから、仄かに黄金に色づいた酒が滴り
真っ白なナプキンを濡らしていく]
……あ、ああ すみません
[丁寧な謝罪]
ねぇ、王子
私を痛めつけても、面白くないでしょう…?
[再び満たされるグラス。一息に呷り、再び閉じた眦からは一筋涙が零れ落ちる。
席を立った王子は、ことさらゆっくりと歩み寄り
レトの頤に手をかけると、二人がよく見えるよう持ち上げ、ネクタイを引き抜いた。
未だ白い軍服。ネクタイが去れば、胸元に、薔薇のよう赤い染みがじわりと浮き上がる]
[いくら裂いても、叩いても、抉っても、泣き言ひとつ言わぬ。
そう、王子が可笑しそうに呟く。
ドールから渡されたボトル。顔の上で逆さにすれば、薄茶の髪はしとどに濡れ
かきあげた前髪の下から、薄い割れ目――鈍い白が顔を覗かせる――が覗く]
[振りかぶられたボトルはそのままレトの頭に叩きつけられ、破片で衣服は裂かれていく。
それでも、うめき声ひとつあげず、むしろ薄笑いさえ浮かべていた]
ふ、 ……は、はっ
[否、"薄"くはない。
箍が外れた野犬は、押し殺していた笑いを、とうとう外に解き放つ。
赤と黄金が滑る肌を戯れに弄られ、息をあげても
それに飽いた王子がいつの間にやら姿を消していても]
はははははははははははは!!!!!
[亀裂のような哄笑は王子が開け放っていった扉から廊下を通り響いていく]
は、 ………疲れ た
[目にかかる前髪をかきあげる。その手は止まらぬ血に一瞬で染まり
ゆらり立ち上がったレトは、無残な状態もそのままに歩き出す。
手を出すな、と命じられたドール達は、ただ見ているだけ。
手を貸すな、と命じられたEs達がもし手を差し伸べても、押しやっただろう]
― 悪夢は廊下へと流れて ―
[ベルトを断ち切られ下衣も脱ぎかけ、上衣は袖をひっかける程度。
今朝の戯れの跡が、文字通り深く刻み込まれ、
どうしようもない酷い状態で、なんとか個室近くの廊下までたどり着く。
アルコールの匂いと、ぶつぶつと恨みを零す声。
ふらつき、とうとう床へと崩れ落ちる様。
悪酔いも此処に極まれり。
蹲るようにして泣き出した子犬を、部屋まで送り届けたのは誰だったか]
― そして今、記憶は戻らず ―
ぜん、っぜん覚えてないけど、もう聞かねぇ
[恨みがましい視線はすぐに逸らされ、紅茶(普通)を口にする。
ジェフロイの注意には鼻を鳴らしただけ。
紅茶に角砂糖をもうひとつ放り込む頃には
現れた兄弟にもの言いたげな視線を送り]
……甘い
[砂糖でじゃりつく舌を一つ鳴らし、席を立った]
[片付けはそれなりに手伝った。
傾いていく太陽。
遠回りの帰り道。仰いだ窓が、ぼんやりと明るくなっている。
厚いカーテンで遮られた、小さな窓]
……あー…
[今日はもう、何度も訪れた。
それでも今、もやもやした感情を静かにするのは、あの場所。
本当は一人が良いけれど、気に食わぬ相手が一人でいる、という状況もあまり好ましいものではない]
― 書庫 ―
[音ひとつなく開く扉。
最初は軋んだものだが、ドールに命じ油をさしておいたが故]
今日もお勉強か
[テーブルに、抜き出した本一冊置くと同時に先客へ声をかけた。
王子に心酔する、わけのわからぬ男。
それが、レトがベリアンに抱いている印象だった]
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てかそんな機能あったんですね
RP強めになるかなーそっちのが
むしろ逆かなーわからん
まあ、やり残しがない、なんてことはまずない
と思ってるので、まあ。むしろあったほうがたのしいし!
[本を愛することを、誰にも――特に王子には知られたくなかった。
たとえ、城内で王子が知らぬ事などないと知っていても。
最初は誤魔化した。
次は脅してみせた。
その次は――溜息をついて、本を読み始めた。
辞書やらなんやら、何処だと聞かれれば顔もあげずに答え、
話しかけられれば答えもするようになった。
溜息だけは、今でもついているが
それ以外は、諦めだ]
[書庫の多くは、吸血種に関するもの。
童話や寓話、恐ろしげな物語や恋物語。
そして、嘘か誠か分からぬ歴史まで]
嵐が、来るな
[一冊、二冊、三冊と積み上げ、数頁めくると次の山にうつる。
やがてベリアンに差し出されたのは、荒れ狂う海の前、両手を掲げる老人が表紙に描かれた一冊の本。
開けば、人物と台詞、ト書きが書かれ戯曲だと知れるだろうか。
問われれば、普通の小説とは違う、と説明をつけくわえただろう]
[自分からは話さない。
また、笑顔も見せない。
声も落ち着いて、動きにも無駄がなく。
書庫だけで見せる顔。
もしかしたら、ベリアンだけが知る顔。
好意的なものではないとしても、それは一種の特別かもしれない。
多くを語らず、別れも告げず
レトは静かに書庫を出る。
テラスへ続く扉は閉められていた。
風の音も耳鳴りも、区別がつかなくなる。
夢も、現も、分からなくなる――**]
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