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3人目、碧華の精霊師 キアラ が参加しました。
碧華の精霊師 キアラは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
― ユウレン王宮 ―
はい?
風龍峡じゃなくて、水軍の演習に行け?
なにそれとーさま、どーゆーこと?
[思わず素が出た聞き方に、返されたのは拳骨だった。
ここでは精霊師長と呼びなさい、という突っ込みにはぁい、と返しながら事情を聞いて]
……えーと。
ナハティガルから来たお客人が水軍演習に参加するから、そのサポートに就け、ってコト?
まあ、確かに誰かがついてかなきゃまずいだろうけどそれ。
でも、イリィひとりで行かせていいの?
[一先ず聞いた事情を自分なりにかみ砕き。
それから、浮かんだ疑問をそのままぶつける。
イリィ――この国の第一王女である姫騎竜師のサポートを普段から務めるが故の疑問は]
え……?
コーちゃんが護衛に就くの?
…………じゃ、アタシいない方がいっか…………。
[別口から護衛が派遣されるとの話にあっさり解決していた]
了解しました、精霊師長。
『碧華の精霊師』キアラ・カマグィ、二国合同水軍演習にて、補佐の任務に就きます。
[居住まい正して命を受ける。
礼の仕種に合わせて、腰の帯にくくった鈴がちりん、と小さく音を立てた。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
おー、海だ海だ、ひっさしぶりー♪
[甲板の上、舳先の近く。
はしゃぎ声と共に鈴の音が響く]
イリィと一緒だと、こっちに来ることって滅多にないもんねぇ。
[それ自体は別に問題ではない。
姫騎竜師とは幼い頃からの付き合いだし、彼女が騎竜師の道を選んだ時にそのサポートをするというのはごく自然に選択できていた。
ただ、自身と相性がいいのが水の精霊という事もあり、海に来るとついテンションが上がってはしゃいでしまう、というのが実情だった]
まー、イリィの事も心配ではあるけど。
コーちゃんが一緒なら、無茶はしても無理はしないから、だいじょーぶでしょ。
[護衛として選抜された、こちらも幼い頃から見知った青年。
彼がいるならば、姫騎竜師は無理をしない、という確信がある。
自分が無理をしたら、あちらの無理を怒れないから自重する、というブレーキがかかるのだ。
多分、当人無自覚だが]
……ホント、世話焼けるよねぇ……。
[誰が、とは言葉にしないまま、落ちるのは呆れを込めたため息、ひとつ。**]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
[ため息ついてても仕方ない、と思考切り替え周囲を見回す。
今回の客分の一方は、旗艦の上空をゆくっりと旋回している]
とゆーか、そんなに珍しいのかなあ、水軍の船。
まー、中原じゃ水軍自体がないからなのかもだけど。
[出航前も出航後も、とにかく艦のクルーを捕まえてはあれこれ聞きまくっていた様子をふと思い出す。
なんというかその様子が好奇心できらきらしていたのは気のせいだったのか。
そこは気になるが、一応突っ込みは我慢しているところ]
んでっと、もうひとりの客分は……っと。
[呟いて、視線を甲板へ。
見回せば、鼻歌を歌う姿>>13はすぐに見て取れた]
と、いうか。
……なぁんで、水軍の連中って変なとこだけゆるいかなぁ……。
[もう一人の客分が今回同行している経緯を思い出して、はふ、と一つ息を吐く。
手合わせしたらとんでもない力量があったので気に入った、で乗せるとかどーなの、とか。
もうちょっと身元の裏取りなさいよとか言っても詮無い突っ込みは置いている。
ここらは色々が終わった後、宮廷精霊師長から軍務総括経由で突っ込みが行くだろう、と思うから]
にしてもあれ……あんなに着けてて、大丈夫なのかなぁ。
[突っ込みどころは置いといて。
気になるのは客分の装いの方。
身に着けた装飾品が単なる飾りではないのは気付いているが。
力を抑えるものを着けまくって大丈夫なのか、というのは。
初見時から抱いている素朴な疑問だった。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
ふぇ?
[疑問の赴くままにじぃ、と見ていたら声をかけられて。>>20
つい、上がったのは惚けた声]
ぁー、ぇー……別にそういうわけじゃなくて。
[何か用事があるわけではないから、早口に言い放ち、それから]
えーと、コリドラスさん。
それ、そんなに着けてて辛くないんですかぁ?
[どうせだったら、そのまま疑問をぶつけてやれ、と問いを投げかける。
悩む前に動く、は基本の気質だった。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
面倒?
[そっちなの? と、見開いた目に宿るのはそんな思い]
制限かけた方がいい……って、えーと、それってバランスとるために?
[強すぎるものには相応の枷がいる、というのは幼い頃から教えられているから、ごく自然に口をついたのはそんな言葉]
あ、えっと。
[苦笑いする様子に、どう返したらいいんだろ、となったのは短い時間]
きつくないなら、いーんです。
演習とはいえ、結構本気でやるから、ウチの水軍。
それで辛くなったらちょっとなー、って思っただけなんで。
ヘンな事聞いちゃってごめんなさい。
[疑問をぶつけたもう一つの理由を口にしつつ、ぺこり、と頭を下げた。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
うわあ……面倒って、そういう……。
[それは確かに面倒そう……とかちょっと思いつつ。
笑みと共に向けられた言葉>>32にきょと、と瞬いた]
あ、はい。
それはだいじょーぶです。
道踏み外してるようなヒマなんてないくらい、ちゃんと見てないとダメなのが身近にいっぱいいるんで。
[幼馴染連中は心配すぎるし、何気に宰相府勤めの兄も天然が過ぎて手がかかる、という認識で。
だから、そんな暇なんてないのだ、とけらりと笑い]
[こちらの思いを受け取ってくれた様子に、ほっと一つ息を吐く。
和まれているとまでは気付けていないが]
……あー、そう言えば。
コリドラスさんって、どちらからいらしたんです?
[何気にその辺りの報告は上がっていないから、というのもあるが。
純粋に、自分の興味も込めて聞いてみた。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
[楽し気な笑い声>>45には、こちらも笑顔で返したものの。
投げかけた問いへの反応>>48に、きょとん、と瞬いた]
……何百年も前に、って……。
そのぐらい長く生きる種族もいる、とは聞いてたけど、えー。
[西の方には長命の種族がいる、というのは聞いていたから、驚きはないものの]
妖以外でそんなに長く生きてる、なんて話、初めて聞いたなぁ……。
[ぽろ、と漏れるのは率直な感想。
それから、あ、と短く声を上げ]
あ、ごめんなさい!
アタシ、どーしてもイリィ……姫様の補佐に就くこと多いから、あんまり国の外の事って知らなくて。
他所から来た人から外の話とか聞けたらいーなー、っていうのがあって、つい……。
[眉を下げる様子に困らせた!? と思って。
誤りついでに早口で聞いた理由もばらしていた。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
[笑う様子に困らせたわけではない、と感じてほっと一息。
ついたのも束の間、続いた言葉>>71に表情が傍目にもそれとわかるほどにぱっと明るくなった]
ほんとーですかぁ!?
わぁぃ、ありがとうございます!
[しっかり覚えてイリィにも教えてあげないと、なんて思いつつ。
言葉と共に巡る視線を追い、帆柱に寄り掛かる姿>>65に、おつかれさまー、と呑気に手を振った。*]
― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ―
はーい、楽しみにしてまーす。
[そもそも、話を聞く事自体が好き、という事もあるから、書いて渡されるよりは話をしてもらう方が嬉しい派だった。>>88
文字の記録も嫌いではないから、それはそれで嬉しくはあるのだけれど。
なお、傍目のあれこれは多分、気にしない]
んー、大丈夫だよー。
こっちにはめったに来ないけど、アタシ、水場との相性は基本いいし。
……ていうか、ダフィさんは心配性に過ぎると思う。
[気を使ってもらえるのはありがたいが、なーんとなく、子ども扱いされているような気もしていて。
つい、こんな突っ込みがでてしまうのだった。*]
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