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すまない、長くは語らっていられないんだ。
急いで用意しなければいけないものがあって。
…そうだ、これを持っててくれないか?
[そう言って差し出すのはシンプルな形をした指輪。
土台なしで指輪に埋め込まれた宝石は、オレンジ色をしていた]
これ、対になってる通信具なんだ。
宝石の部分に触れれば通信可能な状態になる。
[自分が所持する片割れを出し、宝石に触れて使い方の説明をする。
面と向かって使っても実感は沸かないかもしれないが、離れた場所でもはっきりと声を届かせることが出来る代物だ]
形はあんまり気にしないでくれ。
今手持ちがこれしかなくてな…。
[何が悲しゅうて男に指輪を渡さなきゃいけないんだ、とまでは思わないが、微妙な光景であるのは確かだろう。
苦笑しながら告げて、自分の分はチェーンを通して首に下げることにした]
…ダーフィトはこの後どうする心算だ?
[巻き込まれた形になるが、迂闊に飛行船を飛ばせば標的になりかねない。
それを案じるが故の問いかけ。
どんな言葉が返ったか*]
― 地下研究所 ―
[第二格納庫にコンラートを下ろし、その足で向かったOH-6地区。
王都の郊外に位置するその場所の一角、軍が管理する小型の施設に地下研究所の入口はあった。
既に部下が数名待機しており、入口を開けて共に地下へと下りて行く]
装甲・装備の強化、内部の改装が主になる。
居住関係は全部取っ払っちまえ、戦闘特化にする。
期限は1週間だ。
やれねぇとは言わせねぇぜ?
[無茶を言っている自覚はある。
だが相手も悠長に待ってはくれないだろう。
それは部下達も分かっているため、神妙な顔で頷いてくれた]
[研究所に併設された格納庫の扉を開けると、プロトタイプの宇宙船・トラオムングが現れる。
アンライエンほど洗練された形ではない、無骨ささえ思わせる形状。
夢と希望が託された、一番最初の形をしていた]
そんじゃあ言った通りにな。
[そう言うだけで部下達は作業へと取り掛かり始める。
ずっと弄ってきた宇宙船だ、その構造は皆熟知している**]
/*
とりあえず現在軸での接触は完了、かな。
後は過去回想……マレンマ分もだな。
玩具考えなきゃww
宇宙船で光の船まで行くのは確定だが、それまでの流れをどうするか。
やっぱラストになるのかな、宇宙船発射は。
あぁでも4dか5dには飛び立たないといけないかもしらん。
…うん、眠い。明日もっかい考えよう。
/*
それにしてもじいじありがたい……拝む。
体調不良が戻らないのが悔やまれる。
負担を案じられても仕方ない状況になってしまったでござる。
― 川岸 ―
はは、全くだな。
[ツメが甘い>>241と天使を評するのに可笑しげに笑う。
3年前の出会いは当初最悪だったと言って差し支えなかった相手。
だが直ぐにそれは解消され、今では気安く声をかけられるほどとなっている]
整備の時に急に来られても困るからな。
それで連絡入れてから来てくれ。
[通信機を渡す理由を付け加え、質草にならないと軽口を叩く>>242のにまた笑った。
彼らしい言い回しだと思う。
その裡にある意味を理解して、続く言葉には、そっか、と短く返した]
[問いかけに返る言葉>>243もまた、彼らしいもの]
そうか……分かった。
何か必要なものがあるなら言ってくれな。
[自国ではない場所では物資の調達も難しかろう、と。
固辞されるなら無理には言わないが、手を貸す意思を見せる。
指輪の対価、と言い指輪にキスするのを見れば、楽しげに口端を持ち上げた]
夢を抱く限り、ひとは走り続けられる。
希望抱く限り、心は折れはしない。
空が存在する限り、何度でも飛んでみせるぜ。
[ダーフィトから突き出される拳に合わせ、マチスもまた拳を突き出す。
握り込んだ拳を解いて手を振った後、マチスらは王都へ再度出発するのだった*]
― 雌伏の時 ―
[トラオムングの調整が進む中、国の中枢ではクレメンスが元帥へ一時復帰し、軍事行動を行う権限を獲得したと言う報>>250が届いた。
流石すぎる、やら、伝説の再来、やら部下達が色々言っていたが、上が混迷したままよりは余程良い。
物資や人員も多数融通してもらえたため、1週間という短い期間の中でも順調に事は進んだ]
小型化したタービンがあったよな?
魔力炉に繋いで呪具として使え。
船の推進力は全て魔力で賄う。
「例の永久機関化ですか?」
いや、そこまでは詰められない。
今からタービン動かして魔力を蓄積しとけ。
魔導砲のエネルギーもそっちから拾わなきゃいけねぇから、可能な限り詰め込めよ。
[物資や人員が増えても、開発という点では時間が足りない。
そのため、試作段階でも実用化が確実と思われるものを使うことになった。
魔法関係は魔法使いが主に携わり、必要な処置を施していく。
技術者はそれを受けて適切な箇所に装置を設置して行く。
マチスは全体を見回り指示を出しながら、トラオムングの調整完了を急いだ]
[その合間か、指輪が通信を示し、声>>270を届けてくる]
俺にしか聞こえないぜ。
そう言う風に作ったからな。
[デスマーチ中であるにも関わらず、返る声は至極明るいものだった*]
― 調整の合間 ―
大したもんだろ。
[賛辞>>277に自慢げに言い、手短に、と続いた言葉を聞いて少し間を空ける]
…現時点ではまだ動かない。
態勢を整えるのが先だからな。
だが全く動かないわけじゃない。
[そう続けて、トラオムングの調整が完了する日付を伝え]
その日が反撃の時だ。
合わせてくれるか?
[願うように問いを投げた*]
― 雌伏の時 ―
[王都を始め、国内の被害状況も逐一中枢から届く。
造船所や研究所はやはり狙われているらしく、物理的な被害は大きいが、クレメンスの指示により人的被害は軽微に抑えられているらしい]
地下に置いといたのは結果的に正解だったな。
気付かれりゃ真っ先に狙われてるぞ。
[休憩の合間にそんな軽口を叩いて、士気の回復を図る。
笑えば気力も沸いてくるというもの。
それ以外では飛行船は的にしかならないと言う話を又聞きしたりして、トラオムングの動き方の参考にしたりもした]
教会はどうなってっかな…。
[天使の標的が空を飛ぶものらしいと言う話を聞く限り、それに関わらない施設などは無事であるとは思うのだが。
時折訪れる天使の翼教会、その孤児院にいる子供達が心配になってくる。
怯えていないか、泣いていないかなどと考えていると、ある少年との出来事を思い出した]
― 回想・数年前 ―
[手元に溢れていく玩具を孤児院に寄付し始めていくらかして、孤児院出身であるコンラートがマチスを『大将』と呼ぶためか、子供達も同じように呼ぶようになっていた。
壁際で他の子供達の相手をするコンラートを眺めていた少年・マレンマ>>261もその一人]
なーに隅っこにいるんだよ。
皆と遊ばないのか?
[ポンとマレンマの頭に手を乗せて問えば、別に、と短い答えが返った。
どうみても寂しがっているか拗ねているかに見えるその様子に苦笑して、目の前に玩具をひとつ差し出す]
それは宇宙船って言うんだぜ。
[飛行船だと喜ぶマレンマ>>262に、少し違う、と簡単に宇宙船の説明をしてやる]
こいつはな、もっともっと高いところ、星がたっくさんあるところへ行くための乗り物さ。
今まで見たこともない場所へも行けるんだぜ。
[探究心を隠しもせず言い、並べられる質問に答えていく。
てんしさま、と紡がれたのには少し考える間が開いて]
そうだなぁ……天使が
[実在すら分からないものだったから確定的には言えなかったが、可能性はあると告げる。
宇宙船に乗って会いに行けるなら、それはマレンマにとって素敵なこととなるのだろう。
願いと可能性を狭める心算は毛頭無かった]
― 現在 ―
[マレンマに与えた宇宙船は、開発が始まる前に作った自分用の模型だった。
各所が動くように細かく作ったのは熱が入ったからに他ならない。
未だに壊れずに動く、と言うのは、ここしばらく訪れることが出来なかったために知ることはない]
天使か……。
[歯噛みするような声で呟く。
天使の姿をした侵攻者。
彼はどんな思いで今を過ごしているのだろう*]
― 雌伏の時 ―
[トラオムング調整の傍ら、マチスは自作武器の調整にも取り掛かった。
虎の子だったマルチライフル(銃身を換装することで1つの銃で複数の銃種を使える)がアンライエンと共に燃えてしまったのは痛い。
手元にあるのはクレメンスから渡された拳銃と、ふざけて作った特殊なブーメランのみ]
実戦化には程遠いっての…。
[ブーメランには蒸気機関が組み込まれており、起動させて投げれば普段より回転数が上がり打力が上がる。
蒸気機関の保護のために耐久強化の魔法は施されているが、銃ほど威力が高いものでもない]
……まぁ、意表突くぐらいは出来るかな。
[使える物は使う、を実行し、ブーメランも装備の中に加えた]
[その後、調整が繰り返される魔導砲をじっと見詰めた後]
……それもっと小型化出来ねーかな?
[思いつきを口にして部下を呆気に取らせてたりしている*]
― 調整の合間 ―
へぇ、向こうも軍隊みたいなもんなのか。
[天使についての情報を伝えられ>>291、内容を頭の中で反芻し、覚え込んだ]
話が通じない、はこれまでのことが物語ってるな。
分かった、他の連中にも伝えておく。
情報提供ありがとな。
[得られた情報はピンバッジを通じてコンラートへ、人伝にクレメンスへもつたえられることになる*]
/*
流石にこれ以上は……か。
間に合ってくれれば良いが、来ないとなれば仕方ないな。
折角の縁故だったのもあって残念でならない。
― 調整の合間 ―
はは、気をつけるよ。
[向けられた声>>297に笑いを返す。
所持者の音声のみを拾う通信機がほんの僅か、響く音を捉えたが、それはマチスが気に留めるほどの音にはならなかった。
声が届かなくなれば、マチスは再び為すべきことへと意識は逸れる*]
― 調整の合間 ―
[ピンバッジが受信を示し、コンラートの声が伝わってくる>>298]
コンラート……そうだな、俺も気になっていたところだ。
だが気を付けて行ってこいよ。
何があるか分からないからな。
[異変と言えるような話は部下を通じていくつか耳に届いている。
マレンマについてもそのひとつ。
マチスが孤児院を訪れることがあると部下が知っていたために、聞いた噂を伝えてくれた]
死をも引き離すコンラートの逃げ足、か?
[軽い調子の声>>299には、こちらも軽口めいた口調で言って笑い]
……あぁ、必ず戻って来い。
待ってるからな。
[コンラートだけを置いて行きはしない。
全員で掴み取るのだと言外に含めて、言葉で彼を送り出した*]
― 調整の合間 ―
おっかしーな、何でそんなに信用ねぇんだ?
[ダーフィトに言われたことと似た言葉>>308を向けられて、納得の行かない声を返す。
だが事実、コンラートの言う通りなのだから仕方のないことでもあった。
今回は部下達もいるため、完全に忘れるということはなさそうではある*]
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