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3人目、画家志望 マリエッタ が参加しました。
画家志望 マリエッタは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―洋館前―
ふわ……
[初めて近づいてみて、そのたたずまいに思わず声を上げる。
いつも遠くから眺めるだけだった洋館。
今日はなんだか、直接近くから、描いてみたくなって。
誰かが住んでいる――そんな噂は聞くものの。
本当に住んでいる人は見たことがない。]
でも、勝手に描くのもね……
ほんとに住んでいるのなら、挨拶しなくちゃ
[洋館のベルを探す。
ないようなら、大きな声で]
すみませーん
[声をかけてみるが、返事はあっただろうか。
返事がなくても、人の気配はあるようで、ドアに手をかけて、開けてみる――]
……もしもーし
[先ほどとは裏腹に、今度は小さな声で。
洋館の外観が目的だったはずなのに、中の調度も興味を引く。
普通なら、人の家に勝手に入るなんてしないのに。
なぜか、足が進んで。
ついつい、洋館の中に一歩踏み入れてしまった。]
わわわ!
[奥から男性の姿が見える>>5。
勝手に入った罪悪感から、必要以上に驚いて]
あ、あ…勝手にすみません
私、その。
お誘いいただいたわけではないんです。
でも、素敵なお屋敷ですね。
……え、と、いいのかな、お茶が好きです……
[うろたえつつも、歓迎されているような気配を感じて、図々しくもお茶を所望する。
茶菓子でも持って来ればよかった――と後悔しながら。]
[笑顔で迎えられ>>7、ほっとするやら、少しおびえるやらしながら、案内されるままに奥へ入る。
廊下の調度に目を瞠り、静物画も描いてみたいなんて思いながら]
あ、けっこうです。そのままで。
[ストレートで飲むと告げ、カップに注がれた紅茶の湯気を見る。
……その土地の食べ物を食べると帰れなくなる。
そんな神話の1パターンを思い出し。
執事よろしい男性の顔を見て。
でも、それならそれでいいか、どうせ私の絵なんて……と心が暗くなるのを閉じめるように息をのんで、紅茶に口を付けた。]
……おいしい。
お嬢、様?
[執事らしい男性>>13を見上げる。
やっぱりここ、人が住んでいたのね?]
あるじがいないのに、勝手に上がり込んですみません。
あ、私はその、マリエッタ・セザンヌです!
[ぱっと立ち上がり、名前を告げる。]
そうだ、私、絵を描いていて。あ、いや、画家ではないんですが。
それで、このお屋敷がきれいだなって思って、もしよければ、描かせていただけないかと思って、お邪魔したんです。
外から眺めるだけでよかったんですけれど……
上がりこんでお茶までいただいてしまいました。
[ぺこぺことお辞儀をしながらここに来たいきさつを話す。]
それで、あとで、外で絵を描いても、構いませんか?
お願いします。
は、はい、よろしくおねがいします。
あ、描くって言っても…ただの趣味で……
[と少しうつむく。歓迎、と言われてぱっと顔をあげて笑顔になる。]
ありがとうございます!
少し、お庭の方とか…お邪魔させていただきますね!
……あ…、いや、そんなお見せするほどのものは……描けるかわかりませんけれど。
[最後のウインクつきのお願いに、また声が暗くなる。
でも、描かせてもらうのだから、これくらいのことは、当然であるわけで。]
はい、喜んでいただけるよう、頑張ります!
あ、紅茶、とってもおいしいです。
これも、ありがとうございました。
[また座って、紅茶を飲む。これを飲んだら、庭から見せてもらおう、と考えながら。]
いや…趣味ってわけでも……
[>>23趣味、と相手に言われると、さっきとは違ってまた否定したくなる。
続くベネティクトの言葉に顔を上げて]
不思議なこと?
[ないしょ、の仕草にきょとんとしながら、はあ、と曖昧にうなずくと、突然カップが動き出した。]
はっ!?
ええっ!!??
[ただ落ちたのではない。
飛んで、流しに着陸した。
流しとベネディクトの顔を交互に見て、目をぱちくりさせて。]
……あの?
[よくわからなくて、立ち尽くす。]
しつけ……???
[ベネディクトの満足そうな笑い>>30にますます混乱する。
と、流しの方でひとりでにカップが洗われていく>>29]
ふ、あ……?
あの。ベネディクトさん、えーと、握手してください?
[幽霊なのでは…でも触っていいですか、も変だから…自然に触れる方法を、と考えて、握手を申し出てみる。
そっと右手を差し出すが、彼は受けてくれただろうか。]
はあ……厳しい……
[それ>>36って厳しいっていうのかー? と首を傾げつつ]
ベネディクトさんにもつらい思い出が……?
あれ、お嬢様はいつごろ帰ってらっしゃるんですか?
[握手は受けてもらえて、しっかりと右手どうしを握り合う。
さっき自分がつかめたカップを持ってお茶を給仕してくれたのだ。
そりゃあ、実体あるよなあ、なんて納得して]
あ、ありがとうございます。
あ、あは。
[笑ってごまかして、お礼を]
そ、それでは、さっそく、お庭で外観を描かせていただきますね。
[手を離すと、スケッチブックを抱え、部屋を辞した。]
ありがとうございます。
[時間は気にしなくていい、と言ってもらえて、ほっと安心して笑みを見せる。
でも、お嬢様が帰ってきたなら、ちゃんとご挨拶しないとな、と思う。]
はい、お茶、おいしかったです。
またぜひ、いただきたいです。
それでは。
[そう言って、先ほど入ってきた玄関からまた外へ出る。
後ろでベネディクトに苦笑されていた>>41ことには気づかず。]
あ、あー……
お化け屋敷なんて、噂、あったっけ……
でも立派な洋館。
これを生の資料で見て描けるのは、ありがたい、よなぁ。
[玄関から出て、一人こぼしながら、また振り返って洋館を見上げる。
さて、どの角度から描こうかと、庭をうろうろし始めた。]
―庭ー
[庭を歩いていると、後ろから何か気配がして、振り向くと、さっと箒が横をすり抜けていった>>53]
……は?
…………は??
[さっきのカップは、見間違いだったのかな、いや、ベネディクトさんの手品だったのかな、なんて思えてきたところで、今度は箒である。]
私、知らない間に異次元に飛び込んだとか、ないよ、ねぇ?
[それでもまだ、なぜかここを離れる気にはならず、角度のいい場所を探して歩く]
[と、箒の次にはまた女の子? が後ろから走ってきて>>55。
おばけ? こっちのセリフだ! という顔で]
い、いや、私もうろうろしててごめんなさい。
は?
違うわよ。
……あなたこそ、お化けなの? お化けの……お嬢様?
[ベネディクトの言っていたお嬢様とはこの人なのかな、と思って、そんなことを尋ねる。
いきなりお化けと言われ、こちらも少し、警戒していた。]
…………。
[ゴーストバスター! って。
幽霊ではなさそうだけれど、こう、一気に信用できる風でもない。
取り出したるは香炉。なぜそんなものを背中にしまっているのだ。]
その香炉…盗んだの?
[屋敷の調度が美しかったのを見て、そんなことを一言。]
ふつう…ええ、まあ。
普通じゃない人って?
消えた……?
[リーゼロッテの顔>>75に怪訝な顔をして首を傾げる。]
[お嬢様の言葉にピンとこない様子を見て]
あ、違うみたいね。
ここの、執事さんが、お嬢様は今はお出かけって言ってて。
あなたがそのお嬢様で、帰ってきたところなのかと。
私はここで、この洋館の絵を描かせてもらいたいってお願いして、OK頂いたところなんだけど。
……あなたは?
物置……
[弁解する少女>>87をじとめで見つめてみたりして。
でもすぐにそんな警戒は解いて、ただの不法侵入者だろうと検討を付ける]
怖い顔?
そんな人、見なかったけど………でも……
[カップがひとりでに飛んで行って、洗われたことを思い出して口をつぐむ。]
うん、ベネディクトって、執事みたいな人が、いたよ。
廃屋……?
誰だろう、私、さっきまで中にいたけど、ベネディクトさん以外には、会わなかったけど。
変なもの……
[それはいるかも、と一緒にあたりを見回す]
魔法使いって、そんな、怖いこと言わないでよ
ベネディクトさんに失礼………
でももしかして、彼が魔法使い……?
[家の中でお茶をいただいた時に起きた不思議なことを簡単に話して、リーゼロッテとは逆に、困った顔をした。]
[魔法使いがいたら楽しい。
そういう彼女>>99にきょとんとする。
ああ、子どものころは、そういうことも、思っていたかもね、なんて思って。
続けて発せられる大声に、びっくりして、またきょろきょろと周りを見回す。
誰かの迷惑にならなかっただろうか。]
う、うん、動いた、気がするんだよね。
でもほら、手品かも……? ちょっとおどけた人だったし。
[まだまだ不可思議な現象を受け入れられない自分は、何か種があるのでは、と思う。
なんのため、と言われたら、そりゃあ、わからないけれど。]
う、うん、勝手に入るより、あいさつしたほうがいいよ。
あ、私はマリエッタ。
リーゼ、ね。よろしく…?
[念のため。
実体があるか確かめたくて、また握手を求めた。]
(何を意気込んだんだろう)
[とその人に! と意気込んでいるリーゼ>>110を見て思う。
とっちめる! みたいに言われたら困るかも、なんて笑って。]
あ、うん、よろしく。
屋敷の中、行ってみる?
[握手をされて、ベネディクトと同じようにしっかり質量があり、人の肌の感覚。
きっとこの人は、「人である」ことについては信頼してよさそう、と思う。
いきなりベネディクトさんに香炉を投げつけても困る、と思って、挨拶に行くなら、私も行こうかと申し出て。*]
裏口?
玄関から出てきたつもりだけど。
あれ? なんで?
[玄関から出てきたんじゃない、と断定気味に言われ>>123、きょとんとする。
正面の入り口から入って出たが、あれが玄関じゃないのか?]
私が出入りしたのは、こっち。
[玄関の方を指さして]
いきなり裏口より、玄関から入ったほうがいいんじゃない?
[後ろのほうで、ぎぎぎ、とドアがきしむ音>>124が聞こえた気がして振り返る。
……きちんと閉めていなかったドアが、風で開いちゃうことは、ある、よね?
とリーゼをチラっと見て]
―裏口付近の庭―
リーゼが覗く前に、私が先に出てたのかも?
はっきりした時間は覚えてないや
騙すって、そんな。
[またリーゼのオカルト>>126に怪訝な顔をする。
後ろのドアを見て、誰かいるのかと問うの>>127を目にすれば]
か、風でしょ。
じゃなかったら、中から誰か出てきたのかも。
うるさくしすぎたかな?
[心配になって、そろり、と裏口に近づく。
普通なら、キッチンなんかにつながってるだろうか。
それなら、ベネディクトさんがまだいるかな、なんて思いながら。]
―キッチン―
[リーザ>>134に続いてつい、勝手口? から屋敷に入ってしまう]
い、いいのかなぁ……
[とリーザの背中から中を見回す。
と、青年……らしき人に声をかけられる。>>138
びくっとしていると、リーザがまた頓珍漢なことを言い>>140]
ちょ、ちょっと!
私は違うからねっ
[慌てて否定していると、なぜか肯定してくるベネディクト>>142。
リーザには、この人は執事さん、さっき私が話した人、と小声で伝えて。]
…もう、ベネディクトさんまで、リーザに合わせなくていいと思いますよ?
[リーザは屋敷内をフィオンという青年に案内されるという。>>149]
あ、あー……どうだろう、ベネディクトさんの、手品、かなーあはー……
[おかしな現象を見た、と証言を求められる>>150と、適当ににごしてしまう。
まだ、確信が持てないのだ。]
ん、私は外で、スケッチの続きしてくるよ。
リーザは……くれぐれも、中の物、壊さないようにね?
[どんな動きをするかわかったもんじゃない、と思いながら、一応、念を押して。
フィオン、とさきほど呼ばれていた青年には、軽く会釈をして、また裏口から庭に出て行った。*]
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