情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
……あ!!
[手の中に感じた手応えに声が出た。
捕まえられると思わなかった魚を思わずゲットできて、相好が崩れる。
これは夕飯のメインになるだろう。
明日の朝ごはん分の食料も確保しなきゃ、と再度トライしてみるがビギナーズラックは続かず、体が冷えてぶるっと震えた]
―――へくちっ………もう行かなきゃ…
[野草を包んでいたシャツで体を拭いて、再度シャツで食材を包む。
服を着てから太陽の位置を確認して、これはやばいと慌ててキャンプの場所に戻り始めた]
―キャンプ場―
ゲオルグさん、ただいま帰還しました!
[暗くなるまで食料を探してこい。それが命令だったから、ギリギリまで食べられそうなものを採集していた。
きのこに手を出さなかったのは、イマイチ自信がなかったから…。
早いところ火を起こさなければならないけれど、先ほど没収された用具は返してもらえるのかなぁ、などと考えながらゲオルグを探す]
あれ……?
どちらにおられますか?
[暗いけれど人の気配くらいはわかる。先ほど彼がいた場所に、人の気配はしない。
彼はどこに行ったんだろう……そう思いつつ、それなりの量を確保してきた食料を、どさりと足元に置いた*]
[至近距離、傍らに居ても顔が確認できぬ程真っ暗。
夜にはまだ少し早いが陽が沈むのが早く辺り一面は暗闇。
己を探している子猫の後ろにス、と立てばその身体を引き寄せてしまおう。
戸惑う子猫を力で抑え付けるのは圧倒的経験の差。
勿論己と気づかれよう声を殺し、そのまま下着ごとズボンをずり降ろす。
抵抗をする子猫の耳を甘噛みしながら、己が手は彼の屹立を捕まえる。
冷えている其処はまだ熱を持たぬまま。
ならば、と緩く上下へと扱き快感を与えようではないか。
なぁに周りが見え無くとも男の身体は正直なもの。
実際あの場でヌイていないのを確認済みなら熱が籠るのは時間の問題。
既に抵抗する事すら忘れているであろう子猫の声を聞けばこちとて興奮してしまうではないか。
首筋に舌を添わせて動かす手はグチグチっと淫音を響かせながら。
そのまま手に欲が吐き出されたのを確認すれば力の抜ける子猫の身体を地面へと座らせ、そっとその場を離れた。*]
――――っ!!??
[いきなり、強い力で引き寄せられた。
いや、力自体はそれほど強いものではない。ただ、体の使い方が全然違って、自分の技量と力では跳ね除けられそうにない]
やだ……っ
やめろ、やめてくれ………っ!!
[気づいたら下半身を丸出しにされていた。なにをされるかわからず怖くて暴れ狂う。
しかし、ぎゅっと屹立を握り締められれば動けなくなるのは男の常で。
熱い手で握り込まれて、恐怖でぎゅっと躯も目も縮こまる。
しかし、相手の手の動きの目的を察すると、慌てて首を振って、イくまいと唇を噛んだ]
ん……ふぅ………はぁ……
[声を殺そうとしているのに、自然と漏れる息遣いと声。
こいつ、ウマい……っ。こんな気持ちいいの、初めて…っ
大きい手で包み込まれるように扱かれると、腰から力が抜けていって、立っていられなくなりそうで。
ぴちゃ、と首筋を柔らかいもので伝われたら、ぞくっと全身の鳥肌が立った]
〜〜〜〜〜っ!!
[びくびくっと大きく躯を震わせて、濃い液体を男の手の中に漏らし、膝から崩れ落ちる。
その躯をやさしく相手が受け止め、そのまま、草むらに座らせられる。
離れていってしまった熱い躯に、少し残念な思いを抱いた自分を、張り倒したくなった*]
[そのまま呆然、と草むらに座り込んでいたが、カンテラの光に気づき慌てて衣類を整える。
幸い彼が来た時には、何事もなかったように立ち上がるのに成功していただろうか]
あ、あの……誰かいませんでしたか?
[>>44 現れた探し人に思わず震えながら声をかける。
先ほどあったことは言えたものではない。
もしかして、この人が―――?
そう、ちらっと思うがそれは即座に否定する。
彼がそのようなことをする意味がないし、誇り高き空挺部隊の教官が、セクハラまがいのようなことをするはずもないだろう*]
[>>54誰もいなかった…。そう聞けば、先ほどのはなんだったのかと狐につままれたような心地になって。
どうやって逃げたのだろう、まるで幽霊のようだと思えばぞっとする]
あ、はい!失礼しました‥……
[背を叩かれれば、ハッとして。だらしがないと自分でもそう思う。
さっきのはもう、忘れよう……そう必死に気持ちを切り替える。
彼についていくようにしてテントの傍に戻り、彼からの命令には正直ほっとした。
躯を動かしていた方が気が紛れそうだったから]
了解しました。
お任せください。
[固形燃料に火をつければ周囲が明るくなる。
慣れた手つきで愛用のナイフで魚を捌き、熱が無駄にならないように蒸しあげる。
先ほど採ってきた野草はカレーパウダーと一緒に炒めよう。それで味付けすればなんでも食べられるようになる…そう教えてくれたのは、誰だったろうか。
過去の一幕を思い出しながら、思わず口元に笑みを浮かべていた]
ゲオルグさん、できましたよ。いらしてください。
デザートに茱萸もあるんですよ。
[大仰な調理器具など存在しない野外実習。最低限のものしかないから、美味しいとは言い切れないだろう。
ただ、飢えをしのぐためだけの食事。命をつなぐためだけの行為。
それでも、少しでも彼が喜んでくれれば嬉しい*]
サバイバル……というか、父が好きで、軍に入る前は家族でよくキャンプに行きましたし、ボーイスカウトにも入ってました。
軍でも結構鍛えられましたし。
今日は天気が良くてラッキーでしたよ。じゃなかったら、即座に迷子でしたね。
[>>83彼の賛辞に嬉しくなり、思わず笑顔が出る。
彼が自分が作ったものを口に運ぶのを見て、しかめっ面をしなかったのにほっとした。]
…了解しました。明朝まで待機します。
出歩いたりしませんよ、明日以降、どれだけゲオルグさんにシゴかれるかわからないのに。
[明日までの自由時間と言われても、狼がいるのなら火の番をしながら交代で休むべきではないのだろうか、と思うが彼はそう口にしない。
狼が出るのはあくまでも噂なのだろうか。
彼が本を閉じるのを、なんとはなしに見ながら、口にされた言葉に表情が固くなった]
なにも―――…大丈夫です。
[一瞬、顔が青ざめ、その後で赤くなった顔色は、火のせいだとごまかすように逸らして。
答える声が自然と小さくなってしまったのは、仕方が無かっただろう]
僕……、水汲んできます………。
[ふたり分の食器を片付けるのに、そんなに時間はかからない。
本当は水は昼間に十分に確保している。
しかし彼が自分に対して気遣いしているだろう空気が重くて、その場を離れようという口実だった*]
― 水場 ―
[手に小さな簡易懐中電灯を持って歩くが、夜闇に慣れた目に光は眩しすぎる。
先ほどと違い、暗くなっているこの時間帯。水場というのは危険極まりないから慎重に歩いて。
持ってきた水筒を小川に浸して中を満たす。
ふぅ、と小さく息を吐くと暗闇の中から、また先ほどのあの男――…体格的に男としか思えない――が現れそうで、少し怖い]
なんだったんだろう……
[目的がわからないからこそ、逆に怖い*]
[その時、胸ポケットからかさり、という音がして、その存在を思い出す。
ふっと口元が緩むと、そこから1枚のグラビア写真を取り出して]
……やっぱり、カレンちゃん、いいなぁ。
[暗い中でもどんな風なのか手に取るようにわかる。
何度も見ているから彼女がどのようなポーズなのか、頬のふくらみや胸の谷間の影の位置まで覚えている。
周囲の目を盗むようにして、何度彼女にはお世話になったことだろうか。
こうして見るだけでも心がホッとする]
こんな綺麗なおねーさんに相手してもらえたら、最高なのにね。
[まだ女性の肌を知らないからこそ、そんな風に夢見てしまうのだろうか*]
[溜息を吐く姿を眺めれば、何やら一つの写真を見ているようだ。
―――嗚呼、子猫ちゃんは女の子に興味があるのか。
己とは違う。
でも大丈夫だよ、己が変えて見せよう。
女なんかよりも男の方がきっと興奮して感じる様に。
ゆっくり、ゆっくりと近づけば彼の手に取っていた懐中電灯を奪い即ざに投げ捨てよう。
驚く彼の身体を同じように引き寄せて、その首筋にまた舌を這わせる。
これは強姦ではない、既にミッション内容と言ったところだろうか。
まぁダッシュのミッションはまだ先なんだが。
どうやらこんなものを持ってきている子猫を躾けないといけない。
抵抗する身体を押さえつけるのは二度目。
慣れたものだ、全く無問題皆無。
服の上から胸の突起付近を撫でまわし押しつぶし。
ズボンは脱がせないまま布地の上からグッグ、と刺激を与え、
決定的な刺激を与えない。
その口から甘い声が零れればついついこちらの息遣いも荒くなってしまう。
だが、今度はイかせることなく、中途半端に熱の籠った状態で手を離し、
脱力している隙をみてその場から素早く立ち去った。*]
え……っ
[今度は違う。先ほどと違って警戒は解かなかったはずだ。
なのに、簡単に抱き寄せられて、首筋に感じる舌は夢じゃない]
何するんだよ…!!
やめろよ……変態……っ 痛……っ
はぁ……ぁん……っ
[服越しに揉み込むように力強く刺激される。
イヤなのに布地を突っ張らせて自身が固くなっていくのがわかる。
彼がなにをしているのだろう、と思っていた胸のあたりも、つきん、と痛みを覚えた辺りから、ようやく意図を理解し。
理解したら、逆に感じてしまって喘ぎを漏らす原因になってしまった]
え………
[最後までイカせてもらえる、といつの間に期待していたのだろう。
力が抜けた状態に放置され、一瞬呆けてしまう。
その隙に不審人物はいなくなっていて―――]
(どうしよう―――……)
[こんな状態で戻れない…。
かといって、こんなところで一人でシて、誰かに―――ゲオルグに見つかったりでもしたら、恥ずかしくて死ねる]
収まるまで、待つしかない……かな。
[興奮が収まるように、呼吸を整えて真面目なことでも考えようかと思っていたが]
げ、ゲオルグさん………
[川沿いに座り込んでいる自分を、ゲオルグが見つける>>88
彼が照らすライトから、さりげなく体の向きを変えて光を遮って。
彼は親切にも水を渡そうとしてくれるが]
いえ、結構です……っ
[手も伸ばさず、膝を抱えるように座り込んだまま、それを拒絶をした*]
[近くにあった写真を拾い上げ、それを彼の目の前に差し出そう。]
はは、若いのもいいが、こんなとこでヌいてたら他の奴に見られちまうぞ?
[半分苦笑しながら、此方を怖がっているのか警戒心が高い子猫に少しだけ息を吐き出して。]
俺先に戻るけど、ちゃーんと処理して戻って来いよ?
それとも俺が見ててやろうか?―――なんてな。
[ニカ、と冗談半分で告げながら。
今己の事を考えているんだ、そう思えば此方が興奮してしまうではないか。
何せ忙しい毎日を送ればこちとて欲求処理はご無沙汰。
そして彼の裸を見せられあんな無邪気な姿を見せられ。
甘い甘ったるい声を聞かされて勃起しないのなら男を止めていいだろうさ。
立ち上がり、彼の頭をぽふんっと一回撫でた。*]
…………。
[ああ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい〜〜
自分を心配して、優しくしてくれるゲオルグに対して、ごめんなさい、しか思い浮かばない。
反応している自分が恥ずかしくて見られたくなくて動けない状況だなんて……言えない。]
こ、これは違います〜!!誤解です!!!
処理って…見るって、な、な、なに言ってるんですかっ!!
[今、ここで勃ってしまって動けない自分が、なにを言っても説得力はないだろうけれど。
でも、自分の意思でこんなことになっているわけではないので……屈辱だ]
あ………。
[でも、彼はもう行ってしまうのか。そう思うと少し人寂しい気がした。
かといって、彼の前でオナニーするなんてこと、真っ平御免ではあるのだけれど*]
……そんなあからさまに悲しそうな顔すんなよ。
[立ち去ろうとする足を止め、隣へとストンと腰を降ろす。
その手をそっと彼の顎を捕えようか。
吃驚する顔を見せれば優しく笑みを零す。]
まったく…欲求処理位しっかりやれ。
いや、それともここの方が興奮するか――?
[まるで甘い毒を吐く様に、決して怖がらせないように。
彼の丸くなっている膝を伸ばさせて、その主張している熱に視線を落とそうか。
そっとその上へと手を添える。]
人に抜かれたことあるか?
自分でやるより興奮するんだぜ?
[決して声を荒げず焦らず、手は添えているまま。
ドクン、と脈打つ熱をその掌で感じた。*]
いえ……そんな……っ
[自分はそんなに人欲しげな顔をしていただろうか。
自分の隣に座ってきた彼に、慌てて首を振って誤魔化そうとしたが、彼が顎を捉えてくる。
え……?と思わず相手を凝視するが、その相手は優しく微笑むだけで]
ほんとに、違うんです……っ
[先ほどからよくわからない変質者がいて、自分をイカせようとしている…なんて言って、誰が信じるだろうか。自分なら信じられない。
しかし、彼が当たり前のように足を伸ばさせ、股間に目を落とし触れてくるのが……恥ずかしくはあっても、イヤではなかった]
人に抜かれたこと………
[あります、と震える声で答える。
ついさっき、強引にイカされて自分は感じてしまった。
あの時の快感を思い出して、彼が触れて伝わる熱に、期待してしまって―――脈打つたびに彼の手の中で固く育つ…でも]
手……放して―――っ
[ゲオルグは上官で、これからは同僚にもなる人で……これっきりの相手ではないのに、そんなこと頼めない。
空挺部隊に入るくらいのエリートなら、欲求処理も自己管理しなくてはならない、これも試練なのかもしれない。
それに…]
あの……ゲオルグさん……がその……されるというなら……お手伝いします…
[恥ずかしい姿を見せるのが自分だけでなく、相手もなら。
されるだけではフェアではない、という思いから、おずおずと声をかけた*]
へぇ…恋人にかな?
[分かっているからむず痒い。
其れでも歓喜で身体が震えあがってしまう。
この顔だ、この顔がとても悦い。]
俺―――?
そうだなぁんじゃーズボン下げて下着脱ぎ捨てて、こっち向きに俺の膝に跨ってみな。
[そうしたら考えてやるよ、なんて意地悪な事を言う
さて恥ずかしがり屋の子猫ちゃんはどんな反応を見せてくれるのやら。
子猫が見てわかる通り、此方も熱が籠り布地を押し上げている。
恥ずかしそうにする子猫の為にライトは少し離れた位置。
それでも互いが見える位置へと置いて。
出来るか?なんて変わらぬ笑みで子猫を見据えた。**]
ええ……まぁ……
[心持ち暗い顔をして、言葉を濁す。恋人相手だったらどんなに良かったことか―――。]
―――…っ!!?
[暗くて気づかなかったが、服越しでもわかるくらい、もう既に反応を示している彼自身を目にして、動きが止まる。
彼の言うことにも、かぁ……っと全身が朱に染まってしまって。
それできっと自分の不慣れさ、うぶさはきっとバレてしまっている。
ここは軍で、上司命令なのだから彼の言うとおりにしないといけない、と思っているのに…どうしても体が動かない]
すみませ………俺、できない……っ……
[お互い手で触れあって、抜きあいっこするだけだと思っていた。
だけど、彼の言うとおりにするなら、性器を擦れ合わせ…まるで擬似セックスするみたいで…そんなこと、恋人同士でもない人…しかも同性となんてとんでもない**]
それが、正解だ。
[断りを入れる子猫ににっこりと笑みを浮かべて、動かぬ身体をそっと離してあげよう。]
なにも全て上官の指示に従わなくていいんだ。
時には「イヤダ」と言う勇気が必要だよ?
[再びポン、と頭を撫で、近くにあったライトを彼に手渡そう。
そして己はその場を立ち上がる。
もう大丈夫だよな、そう告げて今度こそその場を去ろうか。]
しっかり処理。
してから来いよ?
[そう背を向け手をひらひらとさせながらテントのある位置へと戻った。*]
あ…………
[彼の笑顔に、すっと心が落ち着く。どうすればいい、とそれまでパニックしていたのに。
きっと彼のその笑みが、先ほどまでのものと違ったから。
試された―――?
いや、違う。彼はきっと、「人間であることを忘れるな」と教えてくれたのだ。
戦場で兵士は一個の道具と扱われる。そこに人の意思を介在することは、部隊の全滅を意味することもある。
普通なら、人間であることを忘れろと叩き込まれるはずなのに。
こんなブートキャンプで彼がわざわざ、逆を教えてくれたのはどうしてだろう。
長い軍隊生活で、そんなこと、忘れていたのに―――…]
自分で処理なんて…‥できない、よ………。
[彼の背を見送り、自分の欲望に向き直る。だけど。
人間性を排除する軍隊のための訓練場で、一番人間らしい行動をするなんて……。
先ほど彼に触れられた、その熱さがまだ体に残ってて。
自分の手指はそれとは違っていて。
彼の手を思い出して自分を慰めることは、彼を汚すようで―――できなかった*]
[>>149 彼の指示には従えず、そのまま鬱々とした表情で戻れば、彼は火を焚いた場所で本を読んでいて。
もしかして、自分で寝ずの番をするつもりだったのだろうか、と彼の指示がなかったことが腑に落ちた]
―――……
[どうしよう。
訓練の一貫として本当なら、彼と共に火の番をするべきなのだろう。
しかし、今日のミッションで自分も疲れ果てていて……彼の指示はテントで休めとなっている]
わかり……ました。
先に休ませてもらいます。
でも、ゲオルグさんも少しは休まないといけませんから、頃合を見て起こしてくださいね。
交代しますから。
[なんか疲れた……。もっと厳しい訓練を何度も受けたこともあったのに。精神的に疲弊した気がする。
それはマンツーマンで受けているから…?それとも―――。
目に見えぬ誰かの手を思い出しながら、ぎゅっと体を抱きしめ、寝袋の中で眠りについた*]
眠れない―――…
体は疲れているはずなのに、どうして――…
[しかし、うつらうつらでも眠れてはいたらしい。
見知らぬ誰かに触れられて、感じた浅ましい自分の体。
夢の中でも同じように誰かに後ろから羽交い締めにされて触れられていて。
きっと寝袋という狭い空間で寝ているのが、誰かに抱きしめられているようなものと、同じように感じたせいか……。]
ーーー!!
[夢の中で、振り返った時に見えたその顔が、ゲオルグだったことに気づいて瞬間、目が覚めた*]
― 朝 ―
[眠ることには長けているはずの体質だったのに、どうもこの島ではそれは発揮できないようで。
やや前日の疲れを残したままの目覚めとなってしまった]
おはようございます、ゲオルグさん。
[起きて朝の身支度をするが、彼の顔が上手く見られなかったのは、ゲオルグの責任ではなくて。
せめてとばかりに声を張り上げて、元気を装った]
じゃあ、行きましょうか。
[せめて、これ以上教官たる彼にみっともないところは見せず、この島での課題はクリアしよう。
そう決意しながら、彼に伴われるように野営地を出発した*]
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